ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-11-13 Mon 19:42
U-19:日本×北朝鮮
某テレビ局の放送の仕方は甚だ疑問。ここまでの試合はしっかり放送してきて決勝だけは番組内でダイジェストってどういうことですか?とりあえず、そのダイジェストを見た感想でも。

<日本:4-4-2>
FW:森島-青木
MF:梅崎-森重-柏木-田中
DF:堤-福元-青山-内田
GK:林

韓国戦と同じく開始直後に失点。この試合でも失点シーンまでほとんどボールを支配されてしまっていた。全体を通して守備の勝負に不満が残るけど、この時間帯は特にボールに対するアプローチが甘い。

失点シーンはここまでの欠点が現れてしまった。まずクリアがしっかり前線につながらずに相手に拾われてしまうってこと。ここまで言ってきたとおり守備がきっちりと攻撃につながるっていうシーンが少なすぎる。それから中盤での寄せの問題。しっかりとプレッシャーをかけてはいるんだけど、そこがハッキリしないだけに強い相手にはあまり効果的でない。仕事ができるぐらいのスペースは与えてしまっている。シュート自体は運が悪かった部分もあったけど、それを打たせてしまうまでの過程がよくなかった。

守備面では後ろからの飛び出しに対する対応にも不安があった。韓国戦でもかなり見られた部分だけど、それは相手の攻撃が鮮やかだったからだと思ってた。ただこの試合でも見られたから弱点ってことになりそう。
確かにどんなに守備がいいチームでも後ろからの飛び出しに対する対応が甘くなるのは事実。ただ、あまりにもフリーにしすぎる。ラインが引きすぎて中盤の選手が吸収されることで、相手の2列目の選手につく選手がいなくなってしまうのが問題。

相変わらず攻撃面は柏木。序盤はいつもより低い位置でボールを持ってゲームを組み立てる側に回ることが多かった。ただ、得点シーンを見て分かるとおり柏木が直接ゴールにつながるような位置でボールを受けたほうがチャンスになる。途中からはいつものようにゴール前への積極的な飛び出しが見られた。

ボランチの相方の森重。前回はその展開力をかなり評価したけど、今回はあんまりそういうシーンが見られなかった。
で、目立ったのが守備面。相手の仕掛けに対してファールで止めるシーンが目立った。1つの見方としては球際を激しく行くいいプレーだってことも言えるけど、やっぱりファールが多すぎる。守備面ではやっぱり最終ラインに入っても仕事ができる青山の方が上。

青木のスタメン起用は失敗だったかも。戻ってきての守備とかで貢献度も高かったけど、青山のドリブルとか後ろからの飛び出しは後半の相手のスタミナが切れてきたとこのほうが使える。前半に河原が色んなところに顔を出して相手のDFを動かすことでさらに効果的だと思う。

後半はハーフナー・マイクを投入。高さを生かすというよりも足元でしっかりと収めるプレーが目立った。低い位置でしっかりと起点を作れてたと思う。

この試合は右サイドからの攻撃が目立った。田中と内田の連携が試合を重ねるごとによくなってきた印象。特に田中は守備もしっかりやるし、サイドでのチャンスメイク、ゴール前への飛び出しとかなりの運動量を見せてくれた。この試合に関しては逆サイドの梅崎よりもよかった。その梅崎も積極的にポジションを動かしてのプレーがよかったと思う。

最後に大会を通しての林のプレーについても。将来的にはキャッチングの精度を上げていってもらいたい。雨の試合が多かったこともあって、はじく場面が多かった。はじく判断とか場所とかはよかったけど、やっぱりキャッチングをしたほうが相手の可能性を消せる。キャッチするかはじくかという判断は今のままにキャッチの数を増やしていって欲しい。

結果的にPK戦で負けて準優勝。今まで書いてきたとおり、色々と課題が多いチームだと思う。それだけに来年の本大会までの伸び白が多いともいえる。大会を通して運動量がガクッと落ちる時間帯がなかったのがこのチームのいいところ。結構話題になってる内田、梅崎のほかにも柏木、青山、森島あたりは上の世代に入れる力はあると思う。この世代からの底上げも期待したい。
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2006-11-11 Sat 19:41
U-19:日本×韓国
開始直後に失点。一連の韓国のプレーの中で、日本は一度もボールに触ることができなかった。この辺が前から書いてる守備の勝負どころの問題だと思う。前線からしっかりと複数枚でプレッシャーをかけてるんだけど、どこでボールを取るかっていう勝負どころがはっきりしない。相手のレベルが低ければ、プレッシャーかけるだけで勝手にミスをしてくれるけど、韓国は複数枚に囲まれても冷静に打開してた。だから、プレッシャーがかかるだけでボールを奪えずに押し込まれてしまう。

やっぱりしっかりとした勝負どころをなるべく高い位置で作るようにすべき。そうしないと、せっかくの前線の守備が無駄になる。
それから、このシーンではゴール前で人数的には足りてたのにフリーになってる相手選手が多かった。確かに開始直後でマークの確認がハッキリしてなかったってこともあるかもしれないけど、全体を通しても目に付いた。特に前に書いた大外をフリーにさせてしまうっていう状況がまた出てた。

何度も書くようだけど、柏木の攻撃参加がチームの攻撃を活性化させる。この試合でも結果として2得点とも柏木が絡んでた。柏木が攻撃に出てくると、チーム全体の連動性が増してうまくパスが回るようになる。

この柏木の攻撃参加の裏に青山の守備での貢献が大きいってのもいつも書いてる通り。この試合では槙野が退場した後は最終ラインに入って守備をしてた。そこでも無難に仕事をこなしてた印象。タイプとしてはオシムが好きそうな感じ。だからこそ似たタイプが多いだけにいきなりフル代表ってことはないかもしれないけど、U-21に呼ばれる力は十分に持ってる。そこをステップに上を目指してもらいたい。

11人だった間の攻撃はうまく相手のウラを使えてたと思う。攻撃面ではよさを見せてた韓国も守備面ではかなり不安な印象だった。特に2トップの抜け出し方が上手くてフリーでゴールに向けるシーンが多くなった。それだけに決定力のところに不満が残る。

得点シーンについて。

1点目は森島のファーストタッチで決まった感じ。それまでのプレーから相手はゴールに背を向けてボールを受けると予想したと思う。うまくその逆をついた。後は冷静に決めたけど、見てるほうとしてはやっと決めたかっていう印象。

2点目は評価できる形。10人で延長に突入してかなり引かされてたけど、この場面では疲れてる中で多くの選手が前線に出てきた。特に青木は最終ラインの高さで守備をしてたとこからゴール前までかなり長い距離を走った。途中出場でスタミナ面で他の選手より余裕があったとは言っても評価できる。それからこの攻撃の起点は青山のボール保持者に対するプレッシャーだったことも忘れられない。

はっきり言ってほとんどの面で韓国の方が上を行ってた。というわけで韓国についてもいくつか。

森島に対するロングボールがほとんどチャンスにつながらない日本に対して、韓国のトップへのロングボールはしっかりと収まる。トップの選手が浮いたボールもしっかりとコントロールするし、こぼれても周りにしっかりと選手が配置してるだけに韓国ボールになってた。
それに守備から攻撃に行くときもしっかりとトップの選手を狙ってる。槙野が退場になったシーンもトップの選手に当てた形から。抜け出した選手が2列目からすごい勢いで飛び出したことを考えても、クリアがたまたま行ったわけじゃなくて狙った形だったと思う。

中盤でのパス回しもうまい。多くの選手が連動して動いてパスコースを増やしてる。しかも個々の選手がしっかりとキープしてタメを作れるだけに周りの選手が自由に動くことができる。

連動性って意味だと2列目からの飛び出しも積極的。ゴール前に後ろから飛び出してきて余ってシュートを打てるっていうシーンが目立った。日本としてはそういう選手を捕まえ切れてなかった。

個々の技術の高さも見られる。囲まれた場面でも1人で抜け出す打開力がある。日本の守備がまずい部分もあるけど、ドリブルでかなりながい距離を持ち上がるシーンも多い。

こんだけいいとこがあって、2点どまりだったのは決定力の低さのせい。これ本当に深刻な気がする。下がぬかるんでた影響もあったかもしれないけど、決定的チャンスの場面は本当に多かった。日本からしてみたら助かったわけだけど。

ほとんどの部分で上を行かれて、しかも10人になったのに勝ちあがったことは勢いにつながる。それに自信にもつながる気がする。PK戦で勝ったって意味では運も日本に味方してたかも。この勢いで優勝まで期待したい。
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2006-11-08 Wed 00:21
U-19:日本×サウジ
<日本:4-4-2>
FW:森島-河原
MF:梅崎-青山-柏木-田中
DF:堤-福元-牧野-内田
GK:林

攻撃面にはかなりの改善が見られた。前の2試合は森島の高さとか梅崎のドリブルとか個が目立つ場面が多かったけど、この試合はいい意味で2人が消えていたと思う。もちろん、仕事ができなかったって意味じゃなくてチームの中での個として機能してた印象。

森島への徹底したロングボールっていう戦術はほとんど見られなかった。あれは高さがないタジキスタン用の戦術だったってことかも(タジキスタンに高さがないかどうかは知らない)。今日の試合の森島はしっかりと足元に収めてキープしてタメを作ってる場面が多く見られた。そこでタメができるぶん少し低めの位置で受けた森島を後ろの選手がどんどん抜いてくシーンが多かった。いくつかあった高いボールで森島が競るシーンも、しっかりとウラのスペースに河原とか田中が走りこむことで有効に使えてたと思う。

梅崎も孤立してる感じがかなり解消された。タジキスタン戦のときは本当に孤軍奮闘っていう感じでボールを持ったら必ずドリブルで仕掛けていった。それがイラン戦では簡単にはたくプレーが目につき始めて、この試合では周囲の選手がそれに連動してきていた。
梅崎の近くで味方がフリーランニングをすることで、いろいろな選択肢が増えた。その中からドリブルっていう選択肢を選んでも、味方がフリーランニングをすることでスペースを作ってくれていた。

梅崎をフォローするフリーランニングに代表されるようにチーム全体として攻撃に連動性が見られるようになってきた。今までの試合だと、思い切って自分のポジションを捨てて出て行くのは柏木の攻撃参加だけだった。それが色々なところで見られた。

まずは田中と梅崎の思い切ったポジションチェンジ。この2人が真ん中に入ってくることはあったけど、それはあくまでも自分のポジションを基本に中に切れ込んでくっていう形だった。この試合みたいな思い切ったポジションチェンジは相手のマークを混乱させるのに効果的。それに右利きが左、左利きが右に行くことで生じるメリットもある。この辺は1つのオプションとして確立してほしい。

ポジションを動かす意味ではSBの攻撃参加もいつもより多かった。内田の攻撃参加は魅力だったって言われてたけど、この試合では本当によさを見せてくれた。
日本の攻撃は意図してたと思うぐらい右サイドからのものが多かった。そこでキーになったのが内田の攻撃参加。右サイドで厚みを作ってうまくチャンスメイクができてた。サイドからのクロスも高さのある相手に対してグラウンダーのボールを上げたり速いボールを上げたりと工夫が見られた。

河原もこのサイドの攻撃に加わっていた。交代するまで真ん中にいるだけじゃなくて、色々なスペースに飛び出してボールを引き出す動きを見せた。

SBという意味では逆サイドの堤もいつもより多かった。上に書いたとおり梅崎をフォローする動きを見せていた。

柏木もサイドの攻撃に厚みを加えるのに一役買っていた。いつもはゴール前に飛び出してくることが多いけど、この試合ではサイドに出てきてチャンスメイクするような場面も目立った。もちろんいつものようにゴール前に出てくることも。2点目のゴールにもしっかり絡んでた。
今日の試合だと本当にトップ下の選手のイメージ。中盤の形はダイヤモンド型っていう味方でもいいかも。

こんな感じで全体として攻撃の連動性に改善が見られた。選手がフリーランニングを多くして1つのボールに対しての選択肢を増やしてくから、今まではあまり見られなかった中盤でのパス回しも増えた気がする。1つのシュートに多くの選手が絡む理想的な攻撃ができてたと思う。

それに攻撃の組み立て方もよかった。ショートパスが続けばロングパス、横パスが続けば縦パスみたいな感じで攻撃が単調にならないようになってた。
特にサイドチェンジの多さに好感。まだまだ精度に不満が残るけど、やろうとしてることはかなりいいし、通ればチャンスに直結するようなパスも見られる。上の世代ではサイドチェンジに時間がかかるのが不満だから、一発でサイドを変えようって言う意図はかなりいいと思う。

1点目につながったようにセットプレーには工夫が見られた。上に書いたサイドからのクロスにも見られたように、相手の高さっていう長所を徹底して外してた。GKに向かって速くて低いボールを蹴ることによって何が起こってもおかしくないようなシーンが多かった。
それに田中のボールはなんか異質な感じがして面白いと思った。急激に落ちてくるボールでチャンスにつながるボールだと思う。

守備面でもある程度の改善が見られたと思う。

前線での守備と後ろの選手とのギャップが少なくなった。この試合でも前線ではしっかりとプレッシャーをかけてた。FWの選手がサボらずにチェイシングをかけるし、2列目の選手もユニフォームを真っ黒にして守備をしてた。

で、前の試合でできたギャップを埋めるのに貢献したのが青山。前回の試合だと中盤の4人は横並びになることが多かったけど、この試合では1枚下がった位置で前線とDFのつなぎ役として働いてたと思う。前線とDFラインの間にできるスペースを担当するだけにかなりの運動量が要求されるけど、しっかりとピッチ全体をカバーできてた。それから内田とかが上がったあとのスペースのケアとかもしっかりやってたと思う。

個人技に対する対応はまだまだ不安。現に相手のFKがバーに当たった場面は、相手のドリブルに不用意に飛び込んだことによってファールをして取られたFKだった。それでも個人技での勝負を仕掛けられないような守備をしてた。相手の縦パスに対してはしっかりと体をぶつけて前を向かせないようにしてスペースを消して対応した。おおむねはそういう守備がうまく行ってたと思う。相手を前に向かせてしまっても、しっかりと複数枚で対応して1対1の局面を作れなられないように対応してた。最終的には1対1の対応でも強さを見せて欲しいけど、現状はこの戦術で抑えられそう。

守備から攻撃へつなげる所ももう少し精度を上げてもらいたい。攻撃に移るときにしっかりとつなげずに相手にボールを取られてしまうから、1度相手の攻撃が始まると波状攻撃になってしまう。それに押し上げが間に合わずに相手に中盤のスペースを与えてしまう結果も生んでしまっている。

結果は2-1で勝利。同点に追いつかれた後も勢いが衰えなくて、しっかりと決勝点を奪った辺りにはメンタルの強さを感じた。いろいろあった改善点も克服してるように見えるし、本当に成長が感じられる。
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2006-11-04 Sat 01:08
U-19:日本×イラン
<日本:4-4-2>
FW:森島-青木
MF:梅崎-青山-柏木-田中
DF:柳澤-柳川-槙野-内田
GK:林

柏木の攻撃参加が効果的だった。前回のタジキスタン戦のときにも書いたとおり、このチームの攻撃のキーは柏木の飛び出しにあると思う。
得点シーンも柏木の攻撃参加から。前線で相手選手3枚を引きつけて、スペースに走るこむ梅崎にスルーパスを出した。
長い距離を走ってゴール前に出てきた梅崎のプレーも評価したい。
得点につながらなかったシーンでも柏木が後ろから出てきたことでチャンスにつながる場面が多かった。

その柏木の相棒はこの試合では青山。攻撃面では森重よりも魅力的だった。機を見た攻撃参加でフリーでゴール前に出てきて決定的シュートが2本あった。

タジキスタン戦で目立ってた森島へのロングボールは相手に研究されてた印象。序盤は前回と同じように森島へのロングボールを狙ってたけど、それがうまく対応されてるって分かった後はうまく工夫してたと思う。単純に人を狙ったボールをあげるわけじゃなくて、スペースにロングボールを出すような場面も見られた。
そこには青木とか2列目の選手が絡んでくことが多い。青木は低い位置からのドリブルでの持ち上がりに魅力を感じた。野洲高校出身らしくテクニックはある。
森島も真ん中で待ってるばかりじゃなくてサイドに出てってボールを引き出したりと工夫したプレーが見られたと思う。

このチームの攻撃面での特徴はやっぱりサイドからの攻撃だと思った。左の梅崎、右の内田が看板みたいな言い方をされることからも分かる。効果的なサイドチェンジも多くて、いい形でサイドを使えてる印象。

この試合の前半は梅崎が簡単にはたくシーンが目立った。だから前半はゴールこそあったもののあまり目立たなかった印象。それに対して後半は積極的にドリブルで仕掛けてくようになった。ベンチからの指示か?

守備では前線からのプレッシャーを積極的にかけてた。まず2トップのチェイスがうまく効いてた。1枚後ろでは中盤の選手がしっかりとラインを形成してブロックを作ってた。
ここまではいいんだけど、この前線での守備と後ろの守備にギャップができてた気がする。前線の選手は積極的にプレッシャーをかけてく割りに、後ろのラインが低すぎる場面がある。だから中盤とDFラインの間にスペースができてしまっていた。そこをうまく使われてしまっていた印象。

守備面だと前回も書いた後手後手に回ってしまう守備も相変わらず。相手に個人技で仕掛けられると守備の勝負をかけられずにズルズル下がってしまう。それでもうそれ以上下がれない場所まで来ると不用意に飛び込んでしまう。タジキスタン戦のときはそれがファールにつながったわけだけど、イランはテクニックがあって不用意に飛び込むと簡単にかわされてしまった。同点ゴールも3人の選手が不用意に飛び込んだことでゴール直前の位置でフリーっていう状況を作られた。相手に個人技で仕掛けられるとテレビの画面を通しても選手があたふたしてるのが分かる。

あたふたしてるって意味だと、左SBに入った柳澤はなかなかゲームの流れに乗れなかった。ドリブルが長くなって相手にカットされたり、簡単に背後を取られたりっていうプレーが前半は目立った。それを見てイランは右サイドで厚みのある攻撃を仕掛けてきたんだと思う。それでサイドにCB柳川が引き出されてしまうシーンが目立った。そういうときはボランチの青山がうまく対応してたと思う。

試合全体を通してみると、フィジカル面でイランと決定的な差があったような気がする。イランの2点目はセットプレーからだったけど、この場面以外のセットプレーも競り負けることが多かった。森島へのロングボールっていう形がうまく機能しなかったのも、相手との競り合いで負けてしまっていたから。
途中交代のハーフナーマイクもうまく活かしきれなかった。フィジカルで分が悪いって言うのは仕方のない部分だから、いかにそれ以外の土俵でサッカーをするか?っていう工夫が求められる。

結果は1-2で逆転負け。決勝T進出を決めたわけだけど、不安点は多い。特に守備面での修正は必要だと思う。それから前回も書いたような守備をいかに攻撃につなげるかっていうところも改善して欲しい。
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2006-11-01 Wed 18:07
U-19:日本×タジキスタン
こないだの北朝鮮戦は見れなかったので、U-19の試合を丸々見るのはこれが初めて。一部の選手を除いてほとんどが全く知らない選手だから、そういう意味では変な色眼鏡無しで見られたと思う。

<日本:4-4-2>
FW:森島-河原
MF:梅崎-森重-柏木-山本
DF:堤-福元-牧野-内田
GK:林

序盤のイメージとしてはサイドから崩す意図を持ってるんじゃないかと思った。中盤でパスを回して真ん中から崩すっていうシーンはほとんどなくて、サイドへボールを出してから個人技に頼るっていう攻撃が多かったと思う。

ただ、時間が経つにつれてサイドから崩す意図を持ってるんじゃなくて、サイドからしか攻撃の術がないんじゃないかって思ってきた。
システムは4-4-2だったけど、このシステムはいわゆるトップ下の位置に選手を置かない。この試合の前半に関してはボランチの攻撃参加がほとんど見られなかったから、中盤の前目にスペースが空いてしまっていた。だから真ん中から崩すような攻撃ができなかったんじゃないかと思う。

サイドから崩す攻撃以外で目立ったのが、ターゲットの森島にロングボールを単純に集める攻撃。これもある意味では中盤を省略した攻撃だって言える。森島が競り合ったこぼれ球があまり味方ボールにならなかったことを見ても、トップ下の位置に選手がいないことで、いい距離感が保ててなかったことが分かる。

この森島を徹底して狙うのはチームの戦術として確立されてた。ゴールキックはほとんど森島に行ってたし、河原は森島が競ったウラに走り抜けるっていう仕事を任されてたと思う。チームの戦術として使おうとするなら、もっと他の選手がこぼれ球を拾える位置にいるべき。この辺は改善の余地がある。

こんな感じで中盤の真ん中にスペースができてたから、前半の途中から梅崎が中に入ってきてプレーするシーンが多くなった。そこでミドルを狙うってことが目立ったと思う。サイドでの仕掛けもいつものようにキレてた。1点目の起点になったクロスもサイドで仕掛けてえぐったところからだった。

ただ、今日の試合はいい意味でも悪い意味でも梅崎中心だったような気がする。梅崎にボールが渡るとドリブルで相手を抜けるだけに、チームメイトがフリーランニングを怠るって状況ができてた。チームとしての連動性って意味だと北朝鮮戦の方が上だったと思う。

梅崎とともに逆サイドの山本も豊富な運動量を見せてくれた。この両サイドは攻撃参加はもちろん、守備のときはかなり低い位置まで戻って仕事をしてた。梅崎は前半に飛ばしたこともあって、後半途中からあまり目立たなくなったけど(結局途中交代)山本は90分通して走り続けてた。梅崎が目立たなくなってからは逆にゴール前に出てったり左サイドで起点になったりで、山本が目立つ場面が多くなってた。終了間際に逆サイドまで守備をするようなシーンも見られたし、梅崎ばかりがピックアップされる中でも貢献度は高い。

前半は上に書いたとおりトップ下の位置のスペースが不満だったわけだけど、後半は柏木の攻撃参加が目立ってその辺がうまくまわり始めたと思う。
3点目は柏木がゴール前まで出てきたシーン。そこにいたるプロセスもかなりきれいだったけど、柏木がそこにいたって事実の方に注目したい。たぶん柏木が思い切ってあの位置まで出てきたのはこの試合が初めてだったと思う。これをきっかけにそれから後の時間は柏木が高めの位置でボールをさばくシーンが多くなってパスが回るようになった。

それに伴ってゴール前に出てく選手の数も増えてった。4点目の森重のシュートもゴール前に選手が多くいったことで相手DFラインを下げた結果生まれたとも言える。前半は2トップだけがゴールの近くで孤立してたことを考えると、かなり変わった部分だと思う。

北朝鮮戦のゴールを見ても柏木の攻撃参加は武器になるし、FWだけをゴール近くに置くのは効率的じゃない。もしかしたらこの試合はやや守備的に入るっていう指示が出てたかもしれないけど、ゴールのシーンとかトップ下の位置にできてしまうスペースのことを考えると柏木の攻撃参加は必須。

で、この柏木を支えるもう1枚のボランチが森重。個人的にはこの試合を見た中で一番収穫だったのが森重っていう選手を知れたこと。森重は中盤の底でうまくバランスを取ってたと思う。前目での厳しいプレッシャーとかDFラインのすぐ前でのブロックは、最近日本代表の試合を見るたびに取り上げてるから詳しくは書かないけど、そういう役割をしっかりこなしてた。

それ以上に注目したのはボールの散らしの部分。森島へのロングボールを正確に何本も上げてたし、サイドに散らす視野もある。それからウラのスペースに決定的なボールも送ってた(河原のトラップがうまく行けば決定的だったと思う)。FKのキッカーを任されてることを見ても、キックの精度は高いんじゃないかと思う。この選手は注目しといて損はない。

ここまでは攻撃面を取り上げてきたので、守備面。こちらは課題が山積み。

まずは相手にかなりの数のシュートを打たれたってこと。

このチームは前線での守備の意識はある程度高い。相手がDFラインで回してるときはそうでもないけど、縦パスが入れば厳しく当たってくってシーンが目立った。

この縦パスに対する守備はそんなに悪いとは感じなかったけど、問題は相手がドリブルで持ち上がってきたとき。どこで当たるかってことがあいまいでズルズルと下げられてしまう。そうやって相手にスペースを与えたままミドルシュートを打たれるシーンが目立った。

ズルズル下がることで味方ゴール近くでの相手のFKを増やしてしまったってことも気になった。取り所がなくて下げられてしまったけど、ゴールに近くなったから止めなくちゃならない、って場面でファールを犯してしまうってことが多い。ある程度前線で守備の勝負に出ることも必要だと思う。

それから、セカンドボールを相手に拾われてシュートを打たれるって場面も多かった。相手は早めにトップにボールを上げるっていう戦術をとってきた。早めに上げられるとターゲットについてDFラインがある程度下げられてしまうのはしょうがない。ただ、問題は下げられた後のスペースをケアしてなかったこと。中盤から前の選手はDFラインに吸収されるか、前に残ってるかで完全に分断してスペースを作ってしまっていた。

安易なプレーが多いのも問題だと思う。特に前半は目測を誤った状態でスライディングをして完全に抜けられそうになるシーンが多かった。ボールを奪ったあとのプレーも安易だったと思う。特別プレッシャーを受けてる状態ならともかく、ある程度時間があるのに前線に適当に蹴るってことが多かったと思う。

だから、守備を攻撃につなげられない。攻められてるシーンが多かったのにもかかわらずカウンターにいけることがほとんどなかった。トップに森島っていうターゲットがいるわけだから、そこを狙うっていうだけでも攻撃につなげられるんじゃないかと思った。

最後に細かいところだけど決定的場面につながる可能性のある部分。相手がボールを保持してるところから一番遠いサイドがいつもフリーになってる。それは流れの中でもそうだし、セットプレーの場面でも。これは本当にすぐに対処しなきゃならない部分だと思った。

結果は4-0で勝ったけどそんなに差があった試合じゃなかった。タジキスタンも球際を激しくやってきたし、なにより遠目からのシュートの精度の高さには驚いた。

日本で気になったのは判断力って部分。上に書いたクリアのときみたいに自分の置かれてる状況を考えて、とにかくクリアしなきゃならないか?味方につなげる余裕があるか?っていうときに判断力が問われる。攻撃面でも、遠目からシュート狙う積極性も必要だろうけど、より確率が高いのはどこかっていう判断ができてない印象。
上に挙げた課題と違ってすぐに鍛えられるものではない。こういう国際舞台での経験の中での成長を期待したい。
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