ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2007-03-08 Thu 21:45
アーセナルとローマとレアル
3チームともシステムとしては4-5-1の形を取ってる。さらに2列目からの飛び出しを重視してるっていう点も似てる部分。

守備では引いての守備が目立つ。そのときに最終ラインの1つ前にスペースが空いてしまうのも似てる場面。

そして一番似てる部分はいいサッカーをしてるのに勝ちきれないっていう試合が多いこと。

原因の1つは得点力不足。上にも書いたとおり2列目の得点力がかなり求められる。そこで決めきれないってことが多い気がする。流動的にやっていい崩しをするのに最後の決定力のところに問題がある。

それは純粋なFWの数とチャンスメイカーの数。流動的にやっててどちらも専業の選手がいないから、そういう仕事に特化した選手がいない。結果としてギリギリの精度のズレが生じて、決めきれない状況が生まれてる気がする。

ローマは0トップって言われるようなFWの問題。アーセナルはアンリがチェンスメイクに回る場面が多いことで、ローマと同じ問題を抱える。レアルは逆にいいボールが供給されないんだと思う。それは2列目にも本来FWの選手を置いて、変則4トップの形を取ることが多いから。こっちはパサーが不足してる。

原因の2つめは守備面から。こちらも上に書いたとおり引きすぎる場面が目立つ。そうやって相手に中盤のスペースを与えてしまう。結果として自分達が攻撃に時間がかかるし、相手にペースを握られてしまう。3チームとも強豪チームだけに明らかに押し込まれることは少ないけど、攻められたときに高い位置でボールを取れない。相手の攻撃に対して、予想以上のもろさを感じる。
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2007-02-04 Sun 12:48
セントラルMF論
今週発売のWorld Soccer Kingから。ちょっと興味深い特集だったからピックアップ。


■ベンゲルのインタビュー記事から。
○攻撃面ではゲームの組み立てが最も重要な役割
・スルーパスやゴール前への飛び出しは副業
・前線の味方をパスやコーチングでうまく操りながら、相手を揺さぶる

○守備面では幅広いプレーが求められる
・1対1、カバーリング、クロスやセットプレーへの対応など
・さらに状況に応じたプレッシングも仕掛けなければならない

○アーセナルでの役割
・セスクは自ら仕掛けるように指示
・ジウベルトには底の位置からあまり動かず守備に重点を置くように指示
・フラミニにはバランスを重視するよう指示
・ジュリオ・バチスタには攻撃的プレーを求める
・CMFとしてのウォルコットの力量に注目

○リーグや国籍によるスタイルの違い
・イタリアのCMFは守備能力に長け、戦術理解力の高い選手が多い
・スペインではワイドな展開のための中長距離パスの精度と視野の広さが求められる
・イングランドではフィジカルが求められる


■CMFに必要とされる8つの資質
①ゲームを組み立てる能力
・くさびのパスやダイレクトパスで攻撃のリズムをコントロール
・ロングレンジのパスでサイドへ展開し、攻撃のバリエーションを増やす
・ドリブルやオフザボールの走り込みで攻撃のテンポを加速させる

②攻撃の起点となる能力
・守備から攻撃の切り替えの中で後方からのパスをフリーで受ける体勢をつくる
・サイドや前線の選手との連携を軸にパスやドリブルでゴールへの道筋をつくる

③状況を判断する能力
・ボールを受ける前に周囲の状況を察知し、フリーの味方選手を判別できる
・試合の流れを見極め、攻勢守勢のタイミングに応じた正しいプレー選択をする

④相手の攻撃を止める能力
・タイミングよくボール保持者との間合いを詰め、ファールを犯さずにボールを奪う
・プレーの展開を的確に読み、周囲との連携でスペースをつぶす
・中盤エリアだけではなく、時には最終ラインまで戻ってピンチを防ぐ

⑤チームを統率する能力
・ピッチ上の指揮官として攻守の方向性や緩急をメンバーに伝える
・試合の状況に応じたコーチングで、中盤や守備陣の位置取りを確認する

⑥強靭なフィジカル
・90分ピッチを駆け回り、攻守両面のプレーに積極的に関与する
・空中戦や激しいコンタクトに負けない競り合いの強さ

⑦チームへの強い影響力
・代えの利かない絶対的な存在としてチームのパフォーマンスを左右する
・何事にも屈しない精神力と闘志溢れるプレーでメンバーの士気を高める

⑧ゴールを演出する能力
・ミドルシュートやゴール前への飛び出しでゴールを狙う
・前線でフリーになった選手に決定的なラストパスを供給する
・精度の高いクロスやプレイスキックからゴールやアシストを狙う

■システムの中でのCMFの役割
○4-4-2(B)
・2トップ、SMFにパスを散らし、攻撃を組み立てる
・機を見て攻撃に参加し、ゴールに絡む働きをする
・2ボランチで攻守の役割を分担しつつ、互いをフォロー

○4-3-3
・両サイドの攻め上がりを促し、サイドアタックを演出
・3トップにパスを供給し、タイミングを見計らって攻撃参加
・MF間の距離を一定に保ち、ボール支配率を高める

○4-2-3-1
・タイミングのいい攻め上がりで1トップをフォロー
・パートナーとの連携で中央からの進入を着実に防ぐ
・中盤の数的優位を活かし、積極的に相手のボールを奪う

○4-3-1-2
・機を見てサイドに流れ、ワイドな攻撃を促す
・攻守の切り替え役として着実にトップ下につなぐ
・3CMFで連携して、攻撃の起点をおさえる

○4-4-2(D)
・MF間の距離を広く保ち、サイドを起点にして攻撃を展開
・ワイドに開いた配置を生かして、効果的にスペースを埋める
・相手の攻撃を遅らせ、中盤の底での数的不利を回避

○4-1-4-1
・攻撃の舵とり役として1トップ、両サイドにパスを散らす
・タイミングのいい攻め上がりで、前線で数的優位を作る
・CMF陣の連携で手薄な両SMFの後方をカバー


ここまではWorld Soccer Kingの内容。あとはワールドサッカーシステムからセントラルMF論に関係するコメントをピックアップ。

カペッロ
「現代サッカーにおいて最も重要な役割を担うポジション、それは中盤だ。中盤を制すものは全てを制す」

サッキ
「イタリアのサッカーは、ある種我慢比べに似たものがある。勝負どころでもあるペナルティーエリア付近は、相手も最も警戒しているので実に激しい攻防が繰り広げられている。自由にボールを持ってプレーすることは不可能に近い。したがって、起点を創ることなど現代のサッカーでは不可能だ。ならば、プレッシャーの比較的緩いディフェンスラインの前に長短の正確なパスを出せる選手を起用すれば、効果的な攻撃を展開できる可能性が拡がる。仮にピルロからのボールを警戒し、彼に対して厳しいプレッシャーをかけようとすれば、今度は逆にペナルティー付近ではスペースが生まれる可能性も出てくる。もちろん、このポジションをこなせる選手じゃボールキープに相当な技量が求められるけれどもね」

モウリーニョ
「彼(マケレレ)のポジションは守備と中盤のつなぎ役だから、チームの中でもっとも重要だ。ボールを奪い返せる能力と、パスの展開力。マケレレは生まれてこのかたずっと、あのポジションでプレーしている。一夜漬けで学べる類のものではないよ。」
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2007-01-21 Sun 18:33
06’ベストイレブン
uefa.comで発表された。

<4-4-2>
FW:エトー-アンリ
MF:ロナウジーニョ-カカ、セスク-ジェラード
DF:ラーム-カンナバーロ-プジョール-ラーム
GK:ブッフォン

ついでに個人的ベストイレブンも。いいプレーをしたか?っていうよりもどれだけ印象に残ったか?で選んでるけど。

<3-4-3>
FW:トッティ
MF:ルーニー-リベリ、本田圭-デコ-ハーグリーヴス-エッシェン
DF:テリー-マルケス-センデロス
GK:チェフ


システムは3-4-3を基本としながらも場合によっては4-4-2、4-5-1、5-4-1にも変えられる柔軟性が売り。

チェフはいうまでもなし。無理はして欲しくないけど1日も早い復帰を願ってます。

3バックはマルケス、ファーディナンド、センデロス。マルケスはリベロとして積極的な攻撃参加もできる。攻撃面にもセンスがある選手だし、下からのフィード力もある。4-3-3の中盤の底に1枚上がることも可能だし。テリーは安定感とタフさ。センデロスはW杯でのプレーから選出。

中盤は4枚。フラットに並べてるけどイメージとしてはデコが前でハーグリーブスが後ろのダイヤって見方もできる。

ハーグリーブスはDFラインの前での攻守の起点の役割を期待。やや攻撃に偏ったチームのバランサーとしての役割も。1ボランチ気味でも対応できる強みがある。ユーティリティー性も評価した。

デコは攻撃的面ではラストパス、散らし、それからトップを抜いて出てくプレーも。守備面でも貢献度が高いし。基本的にチーム全体に守備の貢献度を求めた布陣。ネドベドとどっちにするか迷ったけど、ポルトガルから1人は入れときたかったから。

両サイドはエッシェンと本田。

エッシェンは攻守に運動量が必要なサイドには最適な選手。このチームだとやや守備に追われることが多いかもしれないけど、攻撃面での積極的参加もほしい。

本田は去年個人的に一番のサプライズだった選手。もっと攻撃に偏ったエゴイスト(悪い意味で)だと思ってたけど献身的な守備に感動。このチームだと場違いっぽいけど入れときたかった。セットプレーを考えても必要だし。今年は海外移籍のサントスに変わってA代表でポジションを取ってほしい。

3トップはトッティ、ルーニー、リベリ。

トッティは今までもしつこいほど言ってきたけどCFに入っての安定感が抜群。守備時は引き気味になりそうなチームだからそこから攻撃に移ったときの起点として最適。引き気味にポジションを動かして、ルーニーとかリベリが中に入ってきたり、2列目からデコが出てきたりするのも促進できる。

両WGは守備面での貢献を重視した。ルーニーは最近、低い位置、サイドでのプレーが目立つし低い位置まで戻っての守備も多い。リベリは昨日書いたとおり上下の運動量が豊富。

なんかベストイレブンって感じじゃないけど、去年1年を表すとこんな布陣になるってことで。
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2007-01-11 Thu 09:18
『野洲スタイル』


今年は結局野洲のサッカーを見れずじまいだった。結構楽しみにしてたんだけど。その代わり(?)に山本監督の本の感想を書いとく。

http://www.youtube.com/watch?v=80EKCU7l8iQ

↑とりあえず、この本の中でも何度か触れられてる去年の鹿実戦の決勝点。本の中でも自画自賛って感じだけど、本当に色々な要素が詰まったいいゴール。いくつか箇条書きしてみる。

・出足の速さからのインターセプト(通れば相手が決定的)
・スペースを埋めるドリブルを含めた2人の短いパス交換での持ち上がり
・短いパスからの大きなサイドチェンジ
・ドリブルの仕掛けとヒールパスのアイディア(パスの出し手は止まらずにゴール前に)
・一番近いサイドをフリーランニングする選手(フリーでボールを受けられる)
・ゴール前の人数(押し上げの速さ)

延長の後半にこれだけの濃いゴールが奪える。テクニックが強調される野洲のサッカーだけど、根底にはやっぱり運動量がある。

ここからは単純に本の感想。

高校サッカーはフィジカル重視の、守備重視のリアクションサッカーだって言われてる。やっぱりトーナメント一発勝負ってことでリスクを犯さないサッカーをしてくるらしい。今大会の中では桐光がそういうサッカーだったと思う。一回戦の感想で“百姓一揆サッカー”って紹介したのがリアクションサッカーのこと。山本監督も言ってるとおり、そういうサッカーが悪だってわけじゃないけど

そのフィジカル重視のサッカーとは180°異なる“セクシーフットボール”(唯一の目標は静学だったらしい)で全国を制したのが野洲高校だってのは知っての通り。そのためのトレーニングはとにかくボールを触り続けるってもので、最初に叩き込むのはドリブル。その後のプロセスの一例として、冬の新人戦では「必ず1人抜いてからパスを出せ」と指示し、春はドリブルを封じてボールをとにかく動かす、最終的にそれらを融合させるっていうものが紹介されてた。

とにかく野洲のストロングポイントは技術であるということを意識して、それを伸ばす内容。なぜ“技術”かって言えば、足の速さとかフィジカルとは違って、練習すればするほど巧くなるものだから、とのこと。

この本の中では“ストロングポイント”ってことが何度も取り上げられている。個であろうがチームであろうが、ストロングポイントを持つことの重要性が書かれている。個の部分では自由にサッカーができる最後の世代である高校世代は、短所の修正よりも、自分の発想を試したり得意なプレーに磨きをかけることに労力を注ぐべきってことを言ってる。育成年代はシステムは関係なく、個々の育成が大切であるってのは前にフジで放送された中山・風間対談の中で言われてたことと同じだった。さらに今の選手は技術は高いが個性がないってのもその対談で言われてたことと同じだった。

チームとしては日本代表のスタイル(=ストロングポイント)のなさが触れられてた。トルシエが監督ならばトルシエスタイル、ジーコが監督ならばジーコスタイルであって日本スタイルがない。監督の人選に統一性がないってのは前にここで書いたかもしれない。

日本代表については06W杯を見た上で、いろいろなことが書かれていた。日本のパス回しを“爆弾ゲーム”と表現してるのはかなりしっくりきた。プレッシャーの中でのプレーの質の低さ(プレッシャーなしと比べて)、をよくあらわしてると思う。前にも書いたけど、日本人の技術が強豪国と比べて著しく劣ってるとは思えない。
要は相手がいるという状況の中でどこまで自分のプレーができるかってことの差なんだとう。

さらに観戦する方にも、行間を読む観戦をして欲しいってことだった。確かにW杯前にもマスコミが散々煽ってたし、それに国民の多くが乗っかってたのも事実。そうやって結果とか得点にばかり気を向けずに、自分の目で試合を見ることの必要性を改めて考えさせられた。

サッカー自体のことについては、いかにフライングをするかが重要っていう言葉があった。
この言葉は今後使わせてもらうことになりそう。単純なスピードというよりも、判断の速さとか相手を出し抜く速さで勝負することで、いかに速く見せるか?(相手を遅くする)ってことが重要だって言ってる。

最後に、指導っていう面について。この部分はかなり参考になるところが多かった。ここでキーワードになってたのが“プレイヤーズファースト”って言葉。何か言葉を発するときは、一度聞く側の立場に立たなければならないっていう意味。いろいろ挙げられてる具体例を見ても、ちょっとした言葉までかなり深く考えてるっていうのが分かった。その中で生徒の中に“小さなプラス”を積み重ねていく。

結構いっぱい書いちゃったけど、おおまかにはこんな感じ。読みやすさもあって一気に読めちゃった。この本は今までのサッカー本の中では一番のおススメかも。
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2006-10-14 Sat 20:07
決定力不足について
インド戦のときに書いた決定力不足について。

まずはクライフの言葉を紹介。
「チームには、ゲームメイカーとディサイダーが必要。」
ゲームメイカーってのはボールキープを第一に考え、ゲーム展開の軸になる選手、ディサイダーってのはどんなリスクを冒してもゴールに向うそ指すらしい。

ジーコジャパンのときを考えてみると、ゲームメイカーが豊富だったけどそっから作られる決定的チャンスを決めるディサイダーが足らなかった。こういう状況が決定力不足ってことなんだと思う。

オシムジャパンはどうかっていうと、ゲームメイカーの方に問題がある気がする。印象としてはジーコのときよりチャンスの数は明らかに減ってると思う。
圧倒的に格下だったインドは別にして、ガーナとかサウジとやったときに決定的チャンスがいくつあったか?そう考えると決定力不足っていう言葉はニュアンスが違ってる気がする。
インド戦のときに風間さんが言ってたけど、今必要なのは「いくつゴールを決められるか?よりもいくつチャンスを作れるか?」だと思う。決定力不足を問題にするのはゴール前のシーンをより多く作れるようになってから。
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