ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-03-31 Fri 10:50
ベンフィカ×バルサ
下馬評ではバルサが圧倒的に有利なこのカード。ただし、ベンフィカも昨季王者のリバプールを破ってきているだけに侮れない。前にも書いたが、ベンフィカがポルトガルサッカー特有のテクニックとスピードの攻撃サッカーを見せればかなり面白い試合になりそうな予感がした。

<ベンフィカ:4-3-3>
FW:シモン-ジオバンニ-ロベール
MF:マヌエル・フェルナンデス-べト、ぺティ
DF:レオ-アンデルソン-ルイゾン-リカルド・ローシャ
GK:モレット

<バルサ:4-3-3>
FW:ロナウジーニョ-エトー-ラーション
MF:イニエスタ-デコ、ファン・ボメル
DF:ファン・ブロンクホルスト-モッタ-オレゲル-ベレッチ

ケガのメッシの代わりにラーションを使ってきた。国内リーグを見る限り調子がよさそうなので、全く見劣りしない。そして、やはり3トップはWGもCFもできる選手を並べた。ライカールト監督の方針だろうか?

DF面では、キャプテンのプジョールの出場停止。さらに、マルケスとエジミウソンがケガってことでかなり苦しい台所事情。それもあって、少しドタバタ感もあった。

試合内容について見てみると、今さらだけど、これだけレベルの高い試合になると狭い場所でのプレーに差が出てくることを感じた。特にロナウジーニョとかデコのプレーを見てるとそれを感じる。

そのロナウジーニョ。何度見てもやばい選手。
相手を半身に背負って、バックパスのような体勢から前線へピイポイントパスを供給(言葉じゃうまくあらわせないのが歯がゆい)スルーパスなんか見てると、テレビの視聴者とか観客と同じ目線で位置関係をみているようだ。
でも、一番すごいのは基本のとこのプレー。トラップなんか見てると違いが明確。

バルサの3トップはかなり低い位置まで下がってきてた。清水さん(解説の)が言うように、相手のマンマークを混乱させる狙いがあったのかもしれない。
低い位置のラーション・ロナウジーニョをSBの2人が追い抜く。同じくエトーが自由に動いてデコ・イニエスタが追い越す。デコの決定的なチャンスを見ても、後ろからの飛び出しは有効ってことが分かる。

さらに、これだけ前がかりになるとカウンターが怖いけど、その芽も前線からの厳しい当たりで摘んでいく。チーム全体に守備意識がなければできないことだ。
逆に自分たちがカウンターを仕掛ける場合は、ドリブルで前のスペースを埋めていく。その間に、後ろの選手も押上げをはかる。

ベンフィカのGKモレット。かなりファインセーブもあったが、凡ミスも多すぎ。負けていたら完全に戦犯だっただろう。

ベンフィカは後半ミッコリを投入して攻撃の形がはっきりした。前半は苦し紛れのミドル(それでも、得点につながりそうだったけど)ばかりだったが、後半はミッコリが裏を狙うというオプションができた。

バルサはキャプテン不在でのアウェーの引き分けという結果は上々だろう。ただ、あれだけ決定機があったらアウェーゴールを取っておきたかったのが本音かもしれない。それにしても、この攻撃的チームが2戦連続無得点。気にならなくはない。

ベンフィカとしては、バルサの攻撃陣を0で抑えたことが自信になると思う。立場上は不利だけど、バルサはホームでは結果以上のものも求められるから付け入る隙があるかもしれない。

せっかく日本代表の試合を見た直後だったし、いくつか比較しておく。

・展開の速さ(攻守の切り替え)
・シュートレンジ・パスレンジ
・周囲との連携(追い越すプレーなんかに表れる)
・前線からの守備意識
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2006-03-30 Thu 22:01
日本×エクアドル
日本のシステムは3-5-2。DFに坪井、FWに玉田が入った以外は予想通りの布陣だった。
対するエクアドルは4-4-2。金田さんが言ってた通り3トップ気味だったけど。

ファーストシュートが福西の飛び出しによって生まれたとおり、2列目・3列目からの飛び出しが目立った。玉田が後ろに下がったり、サイドに流れたりしてボールを受けて、そのスペースに小笠原とか小野あたりが飛び込んでた。練習試合では玉田をトップ下に置くシステムも試したらしく、これは1つのオプションとして面白いと思った。

サントスは良かった。得点シーンもサントスから生まれたし。やはり、3-5-2のシステムではサントスの攻撃力がかなり生きる。
サントス→久保のラインはピッタリだった。
逆サイドの加地があまり目立ったなかったこともあり、攻撃のサントスと守備の加地という大まかな役割分担があったのかもしれない(後半は加地の攻撃も見れたけど)。
あとは、日本の攻撃がいきずまったときに局面を打開する働きを期待したい。いまはチームとしての勢いが落ちると、サントスの勢いも極端に落ちてしまっている。日本代表に数少ない1人で打開できる選手だけにがんばってほしい。

小野は期待するほど目立ってなかった(個人的なボーダーが高いのもあるかもしれない)。それでも、DF面での貢献(いつファールするかという見極め)や要所要所でのボールのちらし、裏への1本のパスなんかはさすが。

DFはクリアするのかパスにするのかはっきりしないプレーが目に付いた。この位置でボールを取られることは、失点につながるだけに気をつけてほしい。ただ、これは後半には修正されたようだった。
それから、エクアドルのミドルシュートに対するケアが甘い気がする。このチームは鋭いミドルが特徴みたいなもんだから気をつけてほしかった。

今日の試合で1番目立ったのはロングパス。
前に書いたとおりやべっちFCの中田の特集でやったばっかだったから目に付いた。最終ラインからロングボールを前線に蹴りこんで、FWが競り合って、こぼれ球を2列目が拾う。こういうパターンがよく見られた。中田が言ってたとおりプレッシャーを受ける場面でロングボールを蹴りこんでたから、DFラインでのパス交換とかバックパスの多用がなくて攻守の交代が早い試合を見ることが出来た。それに、ロングボール1発で裏を狙ってチャンスが生まれてた。

流れの悪い時間帯は、「ボールが収まらない」「攻撃の仕掛けどころが無い」「守備の取りどころが無い」「セカンドボールを取れない」という悪循環だった。サントスのところにも書いたけど、そういう局面を個人で打開できる選手がほしい(具体的に挙げろといわれても微妙だけど)

ジーコについて。
選手交代はもっと積極的にしてもらいたかった。前にも書いたとおり前線の選手を増やして点を取りにいくみたいなパターンも試してよかったと思う。
それから、通訳と一緒にテクニカルエリアに出られないルールになったんだから、今のうちからシュミレートしてほしかった。

試合結果は1-0ということで、勝ったということは評価できる。試合内容も、これまでの国内組の試合より数段良かった。個人個人でアピールするという気持ちがあったんだろう。
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2006-03-28 Tue 09:12
ミラン×フィオレンティーナ
このカードは去年も放送されていて見たけど、そのときは一方的な試合展開だった。
ミランはスクデットを狙うためにはもう負けられないし、フィオレンティーナもCL出場権がほしい。それで去年よりは面白い試合が見れそうだった。
試合開始時はピッチに足を取られる選手が目立って、ピッチコンディションが悪そうだったのが気になったけど。

ミランのシステムはおなじみの中盤がダイヤモンドの4-4-2。
ジラルディーノがベンチスタートということで層の厚さを感じた。たぶん、インザーギの調子の良さとCLリヨン戦をにらんでの采配だろう。
ただ攻撃陣の層の厚さに比べて、守備陣は高齢化が深刻だと思った。ケガの選手がいることもあるけど、急造4バックという感は否めない。失点シーンも含めて、セットプレーなどではマークのズレが目立った。

カカは相手のプレッシャーもあってかいつもの仕事ができていなかった(相手がまのびしてスペースが出来始めてからは、自由にプレーしてたけど)。そんな中でも得点を決めるあたりは流石だなと思った。
この得点シーンはシェフチェンコとインザーギが前に進んでDFを引きつれ、その後ろに出来たスペースに2列目のカカが飛び込むことで生まれた。

個人的には両SBが目に付いた。
左のセルジーニョは積極的なオーバーラップが目立った。ピッチの縦の長さを何度も往復するセルジーニョの運動量はすばらしい。セルジーニョがもともと守備的選手じゃないだけにサントスにもああいうプレーを期待したいが、あれはチームがしっかりポゼッションできるチームじゃないとつらいかもしれない。
右のコスタ・クルタもすばらしい運動量だった。さらに右のサイドからは何度も単純なアーリーが上げられて、フィオレンティーナのDF陣は嫌がっていたように思う。

フィオレンティーナは4-5-1。
フィオレンティーナの試合は中田がいたころ以来見たけど、かなりチームが変わってた。
前のチームは監督が元GKだったこともあって完全に守備偏重だった。攻撃はミッコリ1人にまかせる感じだった。
このチームもトニに攻撃の大部分は任せているが、それはFWの質の違いか?
トニは1トップとしては最適な選手だ。ポストになってボールが収まる。あとはマークを引きつけながら、周囲の上がりを待つ。

1トップに適した選手としてエトーみたいなタイプも上げられる。スピードで相手の最終ラインをかき回しスペースを作って2列目の選手がそのスペースに飛び出す。
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2006-03-25 Sat 23:06
マリノス×レッズ
今季、非常に調子のいい2チームの対戦となった。しかもシーズン序盤戦ということもあって、累積やケガ人がなくベストな布陣の対戦だった。まだ開幕5試合目だけど、この試合が後々優勝争いに影響しそうな気がする。そういう意味では重要な試合であったといえる。試合内容もファールギリギリのプレーで倒れこむ選手が目立って、厳しさを物語っていた。

マリノスのシステムは3-5-2。
去年、4バックを試してからチームが調子を落としたこともあって現状ではこのシステムが一番あってると言えそう。マリノスの松田-栗原-中澤の3バックは平均身長が184cmもあるらしい。個人的には理想的なタイプのCBだ。

レッズのシステムは3-6-1。
ワシントンは1人で大概のことはこなせるし、優秀な中盤の人材がそろってるからこのシステムは効果的だ。このシステムで中盤はかなり流動的だ。1例を挙げれば、ポンテがFWの位置に飛び出し、小野と長谷部がポジションチェンジを繰り返し、トゥーリオやサントスの上がった穴を鈴木が埋める。

試合結果は3-1でレッズの勝ちだったがスコア以上に力の差がはっきりしていたように思う。普通“スコア以上に”という言葉は1-0の時とかに使うんだけど、今日は本当にそう感じた。

マリノスについて。

高さを生かそうという試みが先走りすぎたイメージ。セットプレーも流れの中のセンタリング・ロングフィードも高く上げすぎだった印象。
その方針を転換したかどうかは分からないけど、得点は低くて速いクロスから生まれた。

中澤はらしくないプレー(いい意味で)をした。オーバーラップでサイドを駆け上がり、右のアウトでフリーの奥にピタリ。中澤があんなおしゃれなプレーができるなんて驚きだった。

レッズについて。

1得点目。トゥーリオ(?)がニアに走って2枚を引きつれ、後ろで山田の前にぽっかりスペースが生まれてた。こういう試合はセットプレーが重要だってことを認識させられた。
セットプレーという視点では、ターゲットのそろったマリノス×キッカーのそろったレッズって構造だった。

2得点目。
ワシントン1人で取った。ゴール前での冷静さは日本人ではマネできないだろう。懐が深いからDFも飛び込めない。それでワシントンには時間ができる。

3得目を決めた長谷部について(代表にまた呼ばれたので意識的に見ていた)。
長谷部は海外の選手で言うとカカにプレースタイルが似ているように思う。共通点は長いドリブルだ。カウンターを仕掛けるときなどは、前に開いたスペースにドリブルで突っ込んでいく。スピードとかテクニックのドリブルというか、パワー(?)で前へ前へ長い距離を進むドリブルをしている。この部分は本当に似ていると感じた。
カカと違う部分はプレッシャーの受け方。ミランとブラジルのトップ下ではたらくカカは相当なプレッシャーを受けている。レッズでの長谷部は、後ろから飛び出してくるのと小野・ワシントン・ポンテがマークをひきつけてるのでプレッシャーは軽減されていると思う。今日の得点シーンも他の選手にマークがひきつけられていたし、ミドルを打ったシーンもフリーだった。
それでも長谷部は将来的にチーム(代表でも)の中心となれる選手だと思う。そのとき、プレッシャーを受ける場面でもこれまでどおりのプレーを期待したい。

それにしてもレッズは強かった。このチームなんでも出来る。個人でキープ・チームでキープ・カウンター・サイド攻撃・魅せるプレー・・・。さらに、これだけタレントがそろって守備もちゃんとする。前線からプレッシャーをかけているし、最終ラインは3バック+鈴木+WB。ケガ人とかでなくてチームがうまく流れればかなりいいサッカーが期待できそう。
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2006-03-24 Fri 09:23
エクアドル戦希望スタメン
<日本代表:4-4-2>
FW:久保-巻
MF:小笠原、小野-福西-遠藤
DF:サントス-中澤-宮本-加地
GK:川口

CBは宮本と中澤。宮本を4バックの中で使うのには納得いってないけどもう新しい形は試せないだろうし、この2人のCBで成熟させてほしい。

同じ理由でSBはサントスと加地。サントスよりも駒野派だし、前に書いた通りアンチサントスが多いのも分かってる。でもサントスは最近調子いいし、守備を成熟させる意味で4バックはこのまま固定でいってほしいので。

中盤はダイヤモンド。
トップ下の選手が小笠原しかいないけど4バックで戦ってほしいっていう個人的な欲求を満たすにはダイヤモンドの中盤を使ってもらうしかない。この中盤の配置は、1度ジーコの中でブームが来たっぽいけど最近は忘れ去られてるから厳しいかも。

2トップは久保と巻。
久保の軸は異論ないだろう。
巻は前に書いた通り。走り回ってスペースを作る+前線のターゲットの役割を期待したい。
一発で打開するパスを出せる選手が少ない以上しかたない。

昨日も書いたとおり、この試合はボランチ最終テストの性格を持ってる(と勝手に考えてる)ので積極的な選手交代に期待したい。
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2006-03-23 Thu 09:18
エクアドル戦招集メンバー
エクアドル戦のメンバーが発表された。

GK:川口能活、土肥洋一、楢崎正剛
DF:田中誠、村井慎二、宮本恒靖、加地亮、三都主アレサンドロ、坪井慶介、中澤佑二、茂庭照幸、駒野友一
MF:遠藤保仁、小笠原満男、福西崇史、小野伸二、長谷部誠、阿部勇樹
FW:久保竜彦、柳沢敦、巻誠一郎、佐藤寿人、玉田圭司

ガンバ勢はACLの関係で辞退するみたいなことが言われてたけど、結局選ばれた。さすがに、この時期でサプライズもなく普段どおりのメンバーといった感じ。
ただ、長谷部の招集は驚いた。前回はケガの今野にかわっての招集だったのに、今回も呼ばれるとなるとジーコの目に留まったんだろう。海外組が合流すれば本大会に選ばれるのは厳しいだろうけど。

MFの招集のしかたはよく分からない。
ジーコは、小野はボランチが適任って言ってた気がするんだけど。そうすると、トップ下は小笠原しかいない。なんでここにきて本山の招集をやめたんだろう?海外の稲本と中田×2もいれるとボランチ候補が多すぎる。逆に考えると、今回が国内組ボランチの最終テストになる気もする。

メンバーを見る限り、今回は3-5-2かな?
上にもあるとおりトップ下が小笠原しかいない。4バックにするなら相方は小野か長谷部。ボランチは福西が軸で3バックなら小野、4バックなら遠藤でいいだろう。

2トップは久保と柳沢で順当でいいと思う。個人的には、巻を使う気がしないでもない。
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2006-03-18 Sat 12:19
アーセナルとマンU


友達に薦められて↑の本読んだけど結構面白かった。
ちょっと前の本だから監督が変わったチームとかもあるけど、それぞれの特徴が分かりやすく説明してあるしためになった。

この本の4章が『威張ったサッカー、威張らないサッカー』って題名でアーセナルとマンU(ベンゲルとファーガソン)の違いが示されている。
この本によると、マンUは威張ったサッカーでアーセナルは威張らないサッカーをしているらしい。ちょっとニュアンスが変わるかもしれないけど個人的に噛み砕いてあらわすと、マンUはスペシャリストのチームでアーセナルはユーティルティープレイヤーのチームっていうイメージ(これは本の内容と自分で試合を見た感想をあわせて)。

というわけで、この2チームの比較でもしてみる。
ちなみに個人的好みはマンU>アーセナル。というか、クラブならマンU・国ならポルトガルが一番好き。こう考えると“威張ったチーム派”なのかもしれない。

本題に戻る。

アーセナルのシステムは4-4-2
最終ラインはかなり高い位置をキープしている。
基本的にこのシステムは左右のMFが中に絞り込むことが多いけど、アーセナルの場合はウイングのような縦の動きが多い。選手は流動的に動きながら選手間の距離を縮めパスコースを増やそうとする。

マンUのシステムは4-5-1
アーセナルと同じような4-4-2のシステムを採用することもある。
単純に言えば、ルーニーがFW的かトップ下的かというだけ。このチームの特徴は左右のウイング。Cロナウドとギグスは1人で状況を打開する能力がある。他にも1人で状況を打開できる選手がそろっているだけに、1人1人の長所を活かした戦術になるようだ。

この戦術にもそれぞれ欠点がある。
アーセナルのほうは1度手詰まりになるとパスをまわすだけで決定的場面を作りにくくなる。
マンUは個人の力に頼る場面が多いだけに1人の選手のコンディションがチーム全体に影響を及ぼす可能性を秘めている。

アーセナルとマンUの違いについてはこんな感じ。
今期は両チームともヴィエラとキーンというチームの柱の放出もあって低迷している。ほんとはこの2チームを抑えてトップをひた走るチェルシーについても書こうと思ったけど、モウリーニョについては結構書いてるから妥協した。

最後にCロナウドは注目に値すると思う。
彼がマンUの“7”をベッカムから引き継いでから注目しているわけだが最近はCMにも登場するから結構有名になってきてうれしい。去年の夏に日本遠征に来たときに実際に見たけどヤバかった。今年のW杯では確実にブレイクすると思う(というか、ポルトガルのためにブレイクしてほしい)。
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2006-03-11 Sat 17:44
3バック
3バックについての興味深い記事を見つけた。


 3バックは難しい。チームや選手、監督を選ぶシステムだ。優秀なDFがいるだけでなく、正確な判断が出来る監督がいなければ、このシステムは決して機能しない。
 サイドバックを置かず、幅70メートルのピッチをたった3人で守るためにはどうすれば良いのか。まずは最終ラインを高く保つこと。そして、ボールのポゼッションに応じて流動的に配置を修正することがポイントとなる。つまり、常に試合を支配できるチームでなくては、このシステムは機能しないということだ。
 ボールは高い位置でキープし、ピッチの味方側では絶対に奪われてはいけない。守備の基本と言えるが、3人の場合はこれが非常に難しい。
 最近では、このシステムを使うチームは少ない。また、使用しても失敗するケースがほとんどだ。きっと監督の研究が足りないのだろう。過去の例を見ても、3バックで成功したチームはヨハン・クライフが率いたバルセローナ、あるいはルイス・ファン・ハールが指揮したアヤックスくらいしかないだろう。そう、このシステムは「チームや選手、監督を選ぶ」のだ。ちなみに、イタリア人が得意とする古典的な3バックは、実質的に5バックであり、守備の人数を増やしただけの単純なシステムだ。...

『World Soccer KING(№26)勝利の方程式』より抜粋



というわけで、ファン・ハールのアヤックスのシステムを調べてみた。

     ⑨
⑪       ⑩
    ⑧
  ⑦   ⑥
    ⑤
       
  ③ ② ④

    ①

①ファンデルサール
②ブリント
③Fデブール
④ライツィハー
⑤ライカールト
⑥セードルフ
⑦ダーヴィッツ
⑧リトマネン
⑨Rデブール
⑩フィニディ
⑪オーフェルマルス

これはが94-95シーズンにヨーロッパを制したアヤックスのフォーメーションだ。クライフが取り入れたシステムも似たようなものだった。
このシステムではCBの外側にスペースが空いてしまう。
これは、上の文章でモウリーニョが述べていることと同じだ。
このスペースを埋めるのはボランチ(ライカールト)の仕事となる。ライカールトはオールラウンダーとしてあらゆるポジションをこなせる選手だった。
しかし、このためにはポジションチェンジを繰り返して空いたスペースを埋めなければならない。
このため、チームは全員攻撃・全員守備のいわゆるトータルフットボールを取り入れた。
ちなみに、日本代表の取り入れる3バックは“実質的に5バックであり、守備の人数を増やしただけの単純なシステムだ。

先日のアルゼンチン×クロアチア。
ジーコが言うにはアルゼンチンは3-3-1-3のシステムを実験したらしい。このシステムは上で挙げたシステムとよく似ている。
さらに“トータルフットボールの母国”オランダも以前、このシステムをテストしていた。
この2チームがこのシステムを採用してくると、W杯で“本当の”3バック同士の試合が見れるかもしれない。そのためには、両チームとも3戦目で勝たないと決勝トーナメントに進めないような状況が必要だろうが・・・ 
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2006-03-10 Fri 11:17
アーセナル×レアル
アーセナルとレアル。どちらも素晴らしい戦力を要しながら国内リーグでの成績はいまひとつだ。

レアルに関しては近年イマイチだからいいとして、アーセナルの今シーズンの成績はひどい。これが2シーズン前に無敗でプレミアを制し、昨シーズン2位にいたチーム(イマイチではあったが)とは思えない。
やはり、ヴィエラの抜けた穴は相当大きかったようだ。チームの中心として攻守に重要な役割を果たしたヴィエラの後継者を、若いファブレガスに託すのは、まだ早かったように思う(個人的にはファブレガスにはかなり期待している)。
さらに、来シーズンはアンリがバルサに移籍するという噂もあるしベンゲルが日本代表監督になるなんて話も聞く。

こんなアーセナルだが、なぜか昨シーズンまでとは違ってチャンピオンズリーグでは絶好調だ。グループリーグでは余裕の1位通過だった。
これはレジェスやファンペルシーの成長によって、“空を飛ばないオランダ人”ベルカンプへの依存度が減ったことが大きいように思う。ホーム&アウェー方式のチャンピオンズリーグにおいて、中心選手がアウェーでは出場しないというのは痛すぎた。

対するレアル。
一応、リーガでは2位にはつけているもののバルサの勢いを見ると優勝には?マークがつく(10ポイント差)。さらに、ペレス会長の電撃辞任やロナウドの発言もあってチーム内はゴタゴタだ。

こんな2チームだけあって、どちらもチャンピオンズリーグに対する意気込みは相当のものであったと想像される。

弟1戦は、レアルのホームサンティアゴ・ベルナベウでアーセナルが1-0で勝利した。そして弟2戦。上のような事情も合ってどちらも集中した面白い試合だった

<アーセナル:4-5-1>
FW:アンリ
MF:レジェス-リュングベリ-フレブ、シウバ-ファブレガス
DF:フラミニ-センデロス-トゥレ-エブエ
GK:レーマン


<レアル:4-4-2>
FW:ロナウド-ラウール
MF:ジダン-グティ-ベッカム、グラベセン
DF:ロベカル-ラウール・ブラボ-セルヒオ・ラモス-サルガド
GK:カシージャス

ジダンはかなりコンディションが良さそうだった。
全盛期に比べて体力は落ちたが技術は落ちていないことを見せ付けてくれた。ジダンはコンディションがよいと運動量が多く自由に動き回る。それによって開いたスペースはグティが献身的に動いて埋めていた。
レアルの全盛期(最近の)は、ジダンが自由に動き回り攻撃に集中して、そのすぐ後ろでマケレレが守備をしていた。マケレレはジダン専用のボランチのような存在だった。
単純に数字で表せば、ジダンの攻撃力は2で守備力が0.5。マケレレは攻撃力0.5で守備力2。この2人が同時に動くことによって、攻撃力2.5で守備力2.5のプレーが生まれたというところだろうか(こんなに単純ではないだろうが)

いまのレアルで守備という面ではグラベセンの担当だがやはりこの面子に入ると技術が劣ることは否めない。単純なミスが目に付いた。

ジダンのコンディションのよさに対してロナウドはコンディションがよく無さそうだった。とにかく動きが重くてボールが足につかない。なぜ最後までロナウドをひっぱったのか分からない。

さらにこの試合に限れば、ベッカムも調子はよく無さそうだった。相手からプレッシャーを受ける場面ではほとんどプレーができていなかった。ポジションも右サイドに張り付いたままで、プレイスキックの精度も欠いていた。

左右のSBもいつものような上がりを見せられず、普通のSBのようなポジション取りになっていた。これは、選手のコンディションの問題というよりレアルの守備力に問題がありそうだ。

こんな状況もあってか、レアルの攻撃はロングボールが目立った気がする。好調時のレアルは中盤を支配して1タッチ2タッチでパスをつなぐのだが、そういった場面が見られなかった。これには、スペースを作りにくいハイバリーの特徴(?)も関係していたのかもしれない。

これに対してアーセナル側はアンリのすごさを改めて実感した。
この試合ではアンリの1トップ気味の布陣をしいたこともあって、攻撃に時間がかかった印象がある。アンリにボールを入れてから周りの上がりを待たなければならない状況が生まれていた。つまり、アンリが孤立する場面があった。
しかし、アンリは1人で状況を打開する力を見せ付けた。これで守備の布陣が出来るまえに速攻を仕掛ければ、レアルの守備力を考えると簡単に点が取れた気がする。

アーセナルの真ん中のポジションはリュングベリとアンリが担当していたわけだがどちらもサイドに流れてのプレーが目立った(もともとどちらもサイドの選手)。真ん中にスペースがあっただけに単純に中から崩してもよかったような気がする(この2人がサイドに流れたために真ん中にスペースが出来たともいえるが・・)。

試合結果は0-0だった。どちらも決定的チャンスがいくつかあっただけに、それを決めきれないあたりが今シーズンの不調を物語っているような気がした。
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2006-03-08 Wed 11:24
ロシア×ブラジル
<ブラジル:4-4-2>
FW:ロナウド-アドリアーノ
MF:リカルジーニョ-カカ、ゼ・ロベルト-エメルソン
DF:ロベカル-フアン-ルッシオ-シシーニョ
GK:セニ

<ロシア:4-5-1>
FW:ケルジャコフ
MF:アルシャービコ、ジルコフ-スメルチン-アルドコニ-ロシコフ
DF:アレクセイ・べレズツキー-ワーシリー・べレズツキー-イグナシェビッチ-アニェーコフ
GK:アキエンフェーエフ

ブラジルの試合内容は褒められたものではなかった。決定的なチャンスはロシアのほうに多かった気がした。-10℃以下の気温やピッチが最悪だったこともあってしょうがないのかもしれない。逆に言えばそんな中でも勝ちきるブラジルの強さあ見れたといえるかもしれない。

ロシアがチャンスを作った場面を見てみると、高い位置でのカットから裏を狙うというパターンが目立った。ブラジルの左右のSBは高いポジショニングを維持しているし最終ラインも非常に浅く保っているから、前線でカット→裏を狙うという攻撃パターンは即決定的チャンスへとつながる。
ただし、前線でのカットをするためには相手のミスを待つかチーム全体で意思を統一したプレッシャーが必要だと思った。中途半端なプレッシャーは簡単に否されてしまう。
この試合の前半でもロシアのプレッシャーに対して、個人の力で抜いていったりパス&ゴー(特にワンツー)で手数をかけずに少人数で打開していた。

ブラジルは中盤でのポゼッションではロシアを圧倒していた。左右からロベカル、シシーニョが加わって攻撃に厚みを増していた。
ただし、最後の部分でのつめの甘さが目立った。これはロシアがよく抑えたというより、ロナウド・アドリアーノのコンディションの問題のように思えた。

ロベカル・シシーニョの両SBは相変わらずポジショニングが高い。
この両SB前線に上がったスペースはエメルソンとゼロベルトのダブルボランチが対処してCBがサイドに引き出されるリスクを負わないようにするようだ。前線の選手+両SBが比較的自由にプレーするだけに、このチームではダブルボランチのバランサーとしての役割が重要である。そういう意味では、総合力では世界トップ(だと思う)のボランチ・エメルソンが効いている。

メンバーの字面だけでもブラジルは他国を圧倒している。ただし主力メンバーが自クラブでも主力として活躍しているだけに、コンディション調整がうまくいかなければ付け入る隙もあるように思えた。
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2006-03-06 Mon 19:18
アルゼンチン×クロアチア
<アルゼンチン:3-4-3>
FW:テベス-クレスポ-メッシ
MF:リケルメ、カンビアッソ-デミチェリス-ポンシオ 
DF:サムエル-プルディッソ-コロッチーニ
GK:アボンダンシエリ

<クロアチア:3-5-2>
FW:プルソ-クラスニッチ
MF:クラニチャル、バビッチ-モドリッチ-コバチ-スルナ
DF:トマス-トゥドゥール-シミッチ
GK:プレティコサ

基本的にクロアチアのセットプレーは高く蹴ってくる。自分たちの持ち味である“高さ”を最大限利用しようとしていた。

クロアチアのWBは比較的高いポジションを保っていたから裏ががら空きだった。3トップ相手にこのポジション取りは危険極まりない。

アルゼンチンの1・2点目を見て、クロアチアのドリブルに対する対応の甘さが目立った。というか、メッシの前にあれだけのスペースを与えたらやりたい放題やられてしまう。基本的にクロアチアのDFはエリアの中で守ろうとするので、ミドルシュートやエリアの外でのドリブルに対するプレッシャーは弱そうだ。
解説者も日本も参考にすべきだと言っていたが、果たして日本のどこにメッシのような選手がいるのか?
それにクロアチアはRコバチという守備の核がいなかったわけで、この問題は本番までに解決されそうな気がする。

アルゼンチンは前線からプレッシャーをかけていたし、あの中盤の支配力はいつ見ても惚れ惚れする。1タッチ2タッチでパスがつながるし、選手もポジションを流動的にして動き回る。
それに、リケルメにボールが入ったときには前線の選手がいっせいに走り出す。
クロアチアのラインの裏に抜けるスルーパスが何本も通っていた。
この辺は日本にも裏にぬける選手とスルーパスをだせる選手がいるだけに参考になるんじゃないかと思った。

この放送では、クロアチアの右サイドのスルナの素晴らしさが強調されていた。紹介VTRを見る限りいい選手っぽかったから、またサントスのサイドに不安材料が増えたことになる。

と、ここまでが前半を見た感想だったわけだが、クロアチアは完全に後半に修正を加えてきた。まず、メッシにさんざんやられた左のトマスを交代。前線からのプレスを徹底して、特にメッシ・テベスには厳しく対応するようになった。

他に気づいたことは、プルソのポジション取り。
これまで、プルソはポストプレーヤーだと思っていたがサイドに流れてチャンスメイクをしていた(もちろんポストプレーもするけど)。クロアチアの2点目も、プルソが左サイドをえぐって生まれた。ポストプレーヤーというイメージは変える必要がありそうだ。

後半途中でアルゼンチンはアイマールを投入してきた。リケルメ・アイマールのダブル司令塔。豪華すぎる。ただどちらも守備をあまりしないだけに、本番でこの併用が見られるかどうか・・。そういう意味で、ここでテストしたんだろう。

試合結果は3-2でクロアチアの勝ち。
クロアチアの後半へ向けての修正は素晴らしかった。前半とばし気味で後半勢いの衰えたアルゼンチンとクロアチアの修正があわさって逆転劇が生まれたんだと思う。

最後に、メッシは凄かった。ボールを持ってすぐにしかけるプレーは見ていて気持ちがいい。バルサでは近くにロナウジーニョという手本がいるし、もっと成長していきそう。
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2006-03-05 Sun 10:57
ガンバ×レッズ
Jリーグがいよいよ開幕した。と言っても、毎年そんなに注目しているわけではないからそんなに大ニュースではないけど。

というわけで、開幕戦のガンバ×レッズについて。
この試合は、全然真剣に見てないからえらそうなことは言えない。

ガンバの右サイドの加地とレッズの右サイドのサントス。日本代表の両者が同じサイドで対面したわけだ。構図としては、加地が攻撃してサントスが抑えるという形だった。
全体としてはサントスはよく守っていたと思う。ただ、ガンバの得点は加地から生まれている。

レッズは前線から積極的に守備をして効果的なパスカットが何度も見れた。メンバー的にも今年のレッズはずば抜けてるんじゃないかと思う。アジアCL・トヨタカップにも期待したい。

ガンバは1週間まえにゼロックススーパーカップで1-3と惨敗した反省として、3バックを4バックに変えてきた。たぶん、1トップ(ワシントン)に対応するためだろう。この変更で守備に関してはバタバタ感が減ってきた気がする。

ただ攻撃はいまいちピリッとしない。
アラウージョの必要性を実感してるんじゃないだろうか。ただ、マグノ・アウベスもいいFWだから周りとあってきたら怖い攻撃が生まれると思う。

さて、今年はどのチームに注目しようか?と考えている。
去年はFC東京に3バックの流行を断ち切ることを期待していた。
3-5-2のシステム同士の対戦はかなり戦いやすい。3-5-2では基本的にはどちらかのWBが上がればバランスをとって逆サイドのWBは下がり目の位置にいることが多い。そういう形を両チームがとると非常にしっくりくる。
ただ、これだけ3-5-2のチームが多いと3トップや4-4-2でサイドから攻撃するチームはかなり有利になるはず。逆にそのようなチームで強豪が現われれば、相手はそれに合わせるように3-5-2を変更する必要がある。
その役割をFC東京に期待していた。ただ、結果は見ての通り(大物食いは多かったが)。

FC東京はバルサのようなサッカーを目指していた。そのチームで重要な役割を担う石川の故障が痛かった。
とりあえず、FC東京は監督が変わって今年はどういうサッカーをするか分からない。新監督が去年のサッカーを引き継ぐようなら今年も注目してみようと思う。
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2006-03-04 Sat 09:23
日本×ボスニア・ヘルツェゴビナ
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦は、W杯のメンバー発表前最後の国際Aマッチデーだったらしい。というわけで、国内組と海外組があわさる最後のチャンスだったわけだ。

この試合の先発を見て残念だったことが2つある。1つは小野がベンチスタートだったこと。もう1つは、ボスニアににサリハミビッチがいなかったこと(ボスニア代表で唯一知ってる選手だった)。
小野に関しては、国内組になったことでいつでも使えるという考えと、直前のゼロックススーパーカップなどの過密日程を考慮したんだと思う(そうじゃなきゃ、小野<小笠原とは到底思えない)。
サリハミビッチの欠場理由は知らない。

試合の中でまず目立ったのは、中田のロングパス。
これまでの、日本代表ではサイドチェンジをほとんど見られなかったので、このプレーはよかったと思う。世界の一流国は1本のパスで局面を変える選手がゴロゴロいる。際たる存在はベッカムだろう。彼はワンステップで逆サイドの味方にピンポイントでパスを送れる。
ではこれまで日本はどうしていたかというと、サイドを変えるためにわざわざDFラインまでボールを下げていた。これが攻撃が遅くなる原因の1つだったと思う。
ただ、日本人のキック力や精度がめちゃくちゃ他の国より劣っているとは思えないから、プレッシャーの中でいかにそういうプレーができるか?という違いだと思う。
中田はボランチに下がったことでプレッシャーが弱まり、自分の周りのスペースが広がったんだろう。
ボランチ中田はいい意味での影響を多く見せてくれそうだ。ミランのピルロもトップ下からボランチに下がって新境地を開拓したらしい。中田と中村の関係について、ゲームメーカー中田・チャンスメーカー中村という言葉をどこかで聞いた(読んだ?)がこれには納得させられた。

試合は後半の終了間際まで1-2で進んでいったわけだけど、この時のジーコの対応には?マークがついた。この試合で本当にW杯を想定しているのなら、あのような対応でいいのだろうか?
選手交代は久保→柳沢、高原→大黒、小笠原→小野、福西→稲本だった。
これまでも思ってきたことだがジーコはリスクチャレンジを全くしていない。この試合がW杯だとすれば、絶対に得点が欲しいはずだ。
それなら、FWを1枚増やすとか中澤をあげてパワープレーをするとか何かしらの方法があるはずだ。海外組が一緒にプレーする最後のチャンスでこのようなことをしなかったということは、本番で同じような状況になっても点を取る布陣にしないのか?
アテネ五輪で本番になって急に違うシステムを導入して、ああいう結果になっただけに少し気になる所だ。
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2006-03-03 Fri 22:21
日本×フィンランド
この試合は完全に“親善試合”だった。緒戦のアメリカが結構本気で来ただけに、この試合(というか、フィンランド)のだらだら感が気になった。こんなんで、本当に仮想クロアチアなんて言えるのか?

スコアは2-0だった。1点目は評価できるが、2点目は交通事故。

この試合、アメリカ戦の失敗を活かしたかどうかは分からないがシステムは3-5-2
2トップは巻+久保だった。これまで1トップ+1シャドーを好んでいたジーコがこの組み合わせを使うということで何か新しいパターンのテストかと思って注目してみた。でも結局は、“1人が動き回ってボールをもらう+1人が裏を狙う”といういつものパターンだった。たぶん、単純に相手の高さに対抗するために巻を選んだ(久保は軸)ってことだと思う。

中盤の布陣では“サプライズ人事”が行われた。ジーコジャパンで最も多く出場してるらしいサントスに変わって、村井が先発だった。
それにしても最近“アンチ・サントス”が目立つような気がする。そもそも、サントスは攻撃的な選手(日韓のトルコ戦が本来の姿だと思う)で、WBやSBに必要な守備能力をのぞむのは酷だと思う。
ジーコはその欠点を補えるだけの攻撃力を買ってサントスを使っているように思う。それなのにサントス自身が自分のサイドばかり狙われているのに気づいたらしく、最近は守備もしようとしている。そのせいで攻撃も守備も中途半端な選手になっちゃったんだと思う。

さて、村井について。
個人的には、この試合での村井の評価は保留。積極的に攻撃参加していたのは評価できるが、プレーが単純すぎた。相手が高さを武器にしているだけに、普通のクロスだけではチャンスは生まれない。切れ込んでシュートとかギリギリまでえぐるとか低くて速いクロスとか、別のパターンも試してもらいたかった。
守備能力も判断できなかったし、村井の“特徴”が見せられなかったことがドイツ遠征の落選を生んだ(その証拠にサントスより守備ができて、両サイドできるという特徴を持つ駒野は残った)。

ここで初代表組について振り返っておく。

佐藤寿人
大黒とプレースタイルがかぶっているだけに、本番での代表入りは厳しい気がする。Jで去年以上の活躍をすればわからないけど。

長谷部
無難にこなしたかな?っていう感じ。
まだ若いし、ここで代表を経験できたのは大きいと思う。フェイエとかバイエルンが注目しているって噂もあるし、将来的には松井と2人で代表の軸になってそう。

巻(初じゃないけど)
個人的の評価は“背の高い中山”これから先は、鈴木みたいな役割になると思う。つまり、海外組が召集できないときに呼ばれる。この理由は、“キラーパス”を出せる選手がいないっていうこと。鈴木とか巻は目標になれる選手だから、中田とか中村みたいな一発で崩すパスが出せないときは必要な存在になると思う。
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2006-03-02 Thu 20:19
日本×アメリカ
<日本代表:3-6-1>
FW:久保
MF:小笠原-小野、サントス-遠藤-福西-加地
DF田中-宮本-中澤
GK:川口

久保の1トップはもともと見たいと思っていただけに、素直に期待してみた。
残念だったのは、相変わらずの3バック。アメリカはサイドから徹底的に攻撃することが有名(?)なはずで、サイドを押し込まれて5バック的になってしまうことは予測できたとおもうのだが・・・。ただ、国内組だけだと4バックにしたときの中盤の人材がいないのかもしれない。

試合前はこんな感じで期待と不安みたいなものが交錯していたわけだが、試合開始直後は“期待”の部分が見えた(気がした)。小野・小笠原と久保の連携もよかったし日本ペースで進められるんじゃないかと思った。

ただ、これはほんと数分であとは“不安”の部分ばかりが見えてきた。
案の定、相手のサイド攻撃で両サイドが押し込まれた。さらに、アメリカの攻撃の厚さに驚いた。サイドにボールが渡ったとき、何人もがゴール前に飛び込んできていた。このため、ボランチと司令塔×2も下がる必要性が生まれ久保が孤立した。

ジーコはこれを見て前半で1トップをあきらめてしまった。そして、後半はそれなりのサッカーをして(相手の運動量が落ちたのもあると思う)結局スコアは2-3。いつも思うことだが、内容が最悪の試合でもスコアが“それなり”に落ち着くのがジーコジャパンの特徴だと思う。

とにかく、2トップに戻して結果が出てしまった事実は1トップ推進派の自分としては複雑だ。1トップを2トップに戻したからマシになったとは思わないが、日本のマスコミによって“1トップが悪い”という既成事実ができあがってしまったと思う。
さらに、選手も3-6-1というシステムに逃げ場を作ろうとしたが、昨年のバーレーン戦などではうまく機能していたと思う(選手の質が違うが・・)。レベルの低い相手にできて、高い相手にできないのは“実力”の問題ではないだろうか?

ちなみに、1トップを押す理由を挙げておきたい。
単純に、日本代表の中盤の層の厚さ+FWの層の薄さということだ。
点のとれないFWを2枚つかうなら、チャンスメイクのできる中盤を一枚増やして、それを確実に決めるFW(個人的には久保だと思う)を1枚おいたほうが効率がよい。

あと、これまでずっと世界と戦うために4バックにすべきだと思っていたが、もう3バックでもいいかな。と思い始めてる。これは、W杯の相手関係を見てだけど。
クロアチアは3-5-2だから、こっちも3-5-2のほうが戦いやすい。
オーストラリアはヒディングのチームと考えれば、ヒディングの韓国と3-5-2で 戦えたんだから大丈夫なはず。
ブラジルはシステムとか関係ないだろうし。
日本が決勝トーナメントに行って(行ければ)戦うであろうイタリアは、絶対にサイド攻撃なんてしない(そういうお国柄)。
そう考えたらもう3バックでもいいや。と思う。ただ、今回の対戦国がたまたまこうなっただけで、“世界と戦うためには4バック”という姿勢をかえるつもりは無いけど。

最後に、アメリカについて書いときたい。
個人的に、アメリカのサッカーかなり好き。サイド攻撃派の自分としてはW杯でちょっと応援しようかなっていう気持ちになった。ただアメリカのグループは“隠れ・死のグループ”だからつらいかな。
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