ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-04-28 Fri 03:47
バルサ×ミラン
改めてだけど、カンプノウの雰囲気はいつ見ても最高だ。ピッチの話をすれば、広くてスペースが多く生まれるし球脚も速い気がする。一生のうちにこういう最高の舞台での最高の選手の試合を生で見てみたい。

準決勝の2戦目。1戦目と同じく展開が速くて時の経つのが速く感じる試合だった。全体的にクリーンな試合だったし本当に最高の試合。

<バルサ:4-3-3>
FW:ロナウジーニョ-エトー-ジュリ
MF:イニエスタ-デコ、エジミウソン
DF:ファン・ブロンクホルスト-プジョール-マルケス-ベレッチ
GK:ヴィクトール・バルデス

<ミラン:4-4-2>
FW:シェフチェンコ-インザーギ
MF:カカ、セードルフ-ピルロ-ガットゥーゾ
DF:セルジーニョ-コスタクルタ-カラーゼ-スタム
GK:ジーダ

ミランは得点が絶対必要という状況だったから序盤から積極的に攻撃に出てきた。両SBの攻撃意識にそれがうかがえた。
バルサもアウェーゴールで勝ってきたとは思わせないほど攻撃的だった。
結果として0-0で終わったのが不思議なくらいだ。

ミランのDFはエトーを捕まえ切れなかった。ネスタの欠場の影響が少なからずあったかもしれない。それでもジータを中心としてギリギリのところでよく抑えてた。この守備には集中力を感じさせられた。

エトーは左右に流れることが多いので2列目からの飛び出しが重要だっていうことは今まで書いてきたとおり。デコが帰ってきたことで1戦目よりはその辺がうまく回ってた。デコはいい場所でファールをもらうことの多かったし、やっぱり重要な存在だ。

この試合ではイニエスタも積極的に攻撃参加をしていた。前回の試合後にもっと前線への飛び出しが欲しいと書いただけに、このプレーは素直に評価したいと思う。イニエスタは1戦目のように守備面での貢献や効果的なボールのちらしも見られた。最近の成長は目覚しいものがあると思う。
そう考えるとW杯でスペインが怖い存在になってくる。若手の台頭が見られる。イニエスタ・Fトーレス・ファブレガス・・・。これにラウールとかが絡んでくるとかなりいいとこ行きそう。戦力的には申し分ないけど、今回はあまり注目されてない気がする。

ジュリの運動量には驚かされる。縦への動きに加えてFW同士のポジションチェンジで横への動きも多い。
ただ、ジュリへのパスがつながらないシーンが少し目立った気がする。つながれば一発でチャンスという厳しいボールが多いのも事実だけど、パサーの意図とジュリの意図がかみ合わない場面もあった。今シーズンは先シーズンほどコンスタントに出場してなかったから、コンビネーションの部分に少し問題があるのかもしれない。

ロナウジーニョについて。この試合も魅せてくれた。この大舞台でノールックパスをするなんてどんな心臓をしてるのかと思う。囲まれても簡単にボールを失わないし1対1は基本的には勝てる。それに今さらだけどシュートの振りが速い。相手はタイミングをずらされると思う。
ロナウジーニョのパターン化されたチャンスメイクがある。ファン・ブロンクホルストがロナウジーニョにボールを預ける⇒ファン・ブロンクホルストが一気にオーバーラップ⇒おとりに使ってロナウジーニョがフリーになる⇒逆サイドのスペースに速いボール。ブラジル代表ではファン・ブロンクホルストをロベカルに変えるだけでいい。日本代表は気をつけるべきだ。

バルサのつなぐ意識はチーム全体に統一されてると思った。ゴール前でのクリアーも基本的にはつなぐ。これでセカンドボールが相手に渡るのを防いでいる。技術的にすぐれてなければできない芸当だ。ただ、バルサでも前線へロングボールを蹴りこむこともある(だいたいつながるんだけど)。この辺の状況判断も的確だと思う。

バルサの事ばっか書いてきたからミランについてもちょっと触れとく。

イタリアのチームらしく守備の統制はしっかりしていると思った。最終ラインの4人とその前のボランチ3人のラインの距離感やバランスが絶妙。映像を見てみるとわかるけど、本当に等間隔で並んでる。

終盤の両チームの選手交代は色々な思惑が見えてきて面白かった。

ミランはロナウジーニョの裏を突くという意味でカフーとルイ・コスタを入れてきた。これに対して、ライカールトの采配は見事だったと思う。まず、ジュリに代えてラーションを投入した。走り回っっていたジュリの運動量を考えるっていう意味もあったと思う。
とにかくFW陣は右にラーション、左にエトー、真ん中にロナウジーニョっていう形になった。左右のWGはポジションを低くして、基本的に攻撃はロナウジーニョにたよる形。攻撃に移るときも一気に攻めないで中盤でボールをポゼッションしつつ相手を下げて味方の上がりを待つというものに変わった。カウンターのリスクを減らすための作戦だと思う。ついでに、SBのオーバーラップも自粛気味にした。

結果は0-0だったけど、内容の濃いかなり面白い試合だった。0-0でこれだけ面白い試合はあまり見られない(EURO2004のスウェーデン×オランダがこんな感じだった)。かなりいいものを見た。
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2006-04-22 Sat 13:49
ミラン×バルサ
<ミラン:4-4-2>
FW:シェフチェンコ-ジラルディーノ
MF:カカ、セードルフ-ピルロ-ガットゥーゾ
DF:セルジーニョ-ネスタ-カラーゼ-スタム
GK:ジーダ

<バルサ:4-3-3>
FW:ロナウジーニョ-エトー-ジュリ
MF:イニエスタ-ファン・ボメル、エジミウソン
DF:ファン・ブロンクホルスト-プジョール-マルケス-オレゲル
GK:ヴィクトール・バルデス

全体として激しい当たりやつぶし合いが見れた。攻守の切り替えがはやく、展開がはやくて面白い試合だったと思う。そういう意味で高い位置でボールを取ると相手が上がりかけてバランスが崩れていてチャンスにつながりやすい。危ない位置でのミスは命取りとなるだけに両チームの選手の集中力もすごかった。

前にも書いたけど、ロナウジーニョがボールをキープするとファン・ブロンクホルストがすごい勢いでオーバーラップをしていく(ちなみに、ミラン側ではセルジーニョがファン・ブロンクホルストと同じような質の動きを繰り返していた)。こういう形も含めて、バルサはロナウジーニョの左サイドから攻撃を組み立てることが多い。
これを考慮してアンチェロッティはスタムを右のサイドに使ったのかもしれない。ロナウジーニョがボールを持つと、スタムとガットゥーゾが体を寄せて対処していた。

この激しいマークをはずすためにロナウジーニョはポジションチェンジを繰り返した。その動きに連動してまわりの選手もポジションを変えてスペースを埋めていた。
ポジションチェンジの中でエトーがサイドに流れるケースがいくつかある。いつもは逆サイドの選手が絞って、2列目からの飛び出しが見られる形だ。この試合ではデコが出場停止ってことで中の枚数が少なくなってしまった気がする。イニエスタは守備面でかなり効いていて守備ではデコの代役としての役割は十分果たしていた。ただ、上の例も含めて攻撃面ではもっと前線への飛び出しがほしい。

結果として0-1でバルサが勝ったわけだけどミランのほうが決定的なチャンスは多かった。
前半のシェフチェンコのヘッド。これは、あいてDFの死角から入って、相手の前であわせるという理想的な動きだった。
この試合でシェフチェンコはすべるシーンが目立った。この試合に先立って芝を張り替えたらしく、それとフィットしなかったのかもしれない。
もう1枚のFWのジラルディーノは決定的なチャンスをいくつかはずした。まだCLで得点がないらしく、その辺を意識していたのかもしれない。シェフチェンコと比べて精神的にもフィジカル的にも“強さ”が足らない印象。成長に期待したい。
バルサのDF陣はいくつかの決定的なチャンスを作られてけど、大部分では出足がはやくインターセプトをいくつもしていた。

ミラン側の攻撃ではカカに注目した。
前半はカカは右サイドに流れることが多かった。バルサのファン・ブロンクホルストが前がかりになってたからそのスペースを利用したってことだと思う。
後半は逆に左サイドよりにプレーしてセルジーニョとの関係性で攻撃を組み立てた。その後、マルディーニの投入でセルジーニョが前目になってカフーも入ると本来の真ん中でのプレーが目立つようになった。
ミランの中盤は真ん中に絞り気味だから、中のスペースが少なくて外に流れていたんだと思う。それが選手交代でサイドが厚くなってマークが分散されて中でのプレーが出来るようになったってことだろう。
アンチェロッティの選手交代は守備的だという批判がでているようだけど、インザーギがいないとかの攻撃陣の苦しい台所事情の中ではしょうがなかったとも思える。

バルサの得点シーンについて。
ロナウジーニョがガットゥーゾにフィジカルで勝って出したラストパスから生まれた。ジュリも難しい体勢からダイレクトでよく決めたと思う。
ロナウジーニョは去年はフィジカルが弱点だって言われてた。でも、ガットゥーゾの勝ったってことでその辺の不安は払拭したように思う。今年はテリーを吹っ飛ばしてゴールも決めてるし、本当に完璧な選手になってきてるかもしれない。

バルサがアウェーゴールで勝ったってことで2戦目がかなり楽しみになってきた。得点が欲しいミランは積極的に攻撃的に出てくるだろうし、バルサがホームで守備的にくることは考えにくい。2戦目はかなり面白くなりそう。
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2006-04-19 Wed 22:44
ボルトン×チェルシー
ボルトンはいつもの4-5-1のシステム。ボルヘッティが1トップに入ったりファイをCBに入れたりと4連敗の悪い流れを断ち切ろうという布陣に見えた。

チェルシーは先発メンバーも。
GK:チェフ
DF:ギャラス、ジェレミ、テリー、デル・オルノ
MF:ランパード、エッシェン、マケレレ、ジョー・コール
FW:クレスポ、ドログバ

この前の試合からチェルシーはクレスポとドログバを併用している。
モウリーニョがインタビューで相手チームが研究をしてきてるから、それをかわす手立てを考えたいみたいなことを言ってた。そういう意味もあるんだと思う。それに、最近勝ちきれない試合が多かったから、ボルトンと同様に流れを変えたいってのもあるかもしれない。
この2トップの大まかな役割分担としては、ドログバがポストになってクレスポが裏を狙うって形だと思う。

MFの配置について。
解説の清水さんはランパードがトップ下で、右にジョー・コール、左にエッシェン、底にマケレレのダイヤモンド型だって言ってた。個人的な印象だと、トップ下にジョー・コールで他の3人がボランチの役目を果たしてるようだった。だから、ランパードの位置が低かったんだと思う。
ジョー・コールはトップ下というより1・5列目って感じ。クレスポとドログバと2トップ1シャドーの形(3トップ気味)を作っていた印象。積極的にゴール前に飛び出してたし、2トップの1枚がサイドに流れたりすれば、最前線にはってたりもした。

どちらのチームもある一定の場所を越えると激しいプレスをかけてて見ごたえがあった。横パスが動いてるうちは、ある程度自由にやらせておいて、たてパスが入るといっせいに囲んでつぶしに行く。チェルシーは相手のプレッシャーに対して、周囲の選手が動き回ってパスコースを増やしていた。守備面でも、カウンターの危険があるときは前線からでもつぶしにかかってその芽を摘む。この辺はバルサにも見られる特徴だけど(というか、強いチームはみんなそうかもしれない)。

チェルシーの守備はさすがに堅い。
上のように前線から守備もしてるし、ゴール前での安定感は抜群だ。GKのチェフの安定感がすごいだけにDFも安心してられるんだと思う。ゴール前のボールに対してクリアをするときはしっかりとサイドに蹴りだしたり、前線に大きくクリアしたりする。こうすることで危険なところで相手に取られたり中途半端なプレーでピンチになったりすることは防げるんだと思う。
ただ、この試合に関してはボルトンのロングスローの守備があたふたしてた気がする。
それから、ロングボールを蹴る時としっかりつなぐ時の区別もしっかりしてる。相手のFWがプレッシャーをかけてくれば大きく蹴りだして(大抵ドログバを狙う)危険を回避するし、プレッシャーが弱ければしっかりつないで攻撃への準備をする。

ボルトンがクリアボールはチェルシーに取られる場面が多かった。ボルトンの1トップと2列目の間に広大なスペースがあって、そこをチェルシーの選手が埋めてセカンドボールは大体拾われていた。
この試合では、ボールが収まるという意味ではチェルシーの2トップよりボルヘッティのほうが上だったと思う。ただ、上のようにトップとMFの間が広すぎて押し上げができず、ボルヘッティへのフォローが間に合わなかった。
後半は、点を取らなければならないってこともあって2列目が押し上げて前の人数を増やしてきた。特に、サイドはWG気味になってサイド攻撃に重点を置いてきたようだった。

得点シーンについて。

1点目。
セットプレーから生まれた。前半はあまりいい流れじゃなかったチェルシーがここで得点を取れたのは大きい。問題は前半の終了間際という時間帯。前にも書いたが、ボルトンは最近この時間帯の失点が多い。集中力の問題だと思う。この場面も、ボールに競った2人に加えて、ニアでも1人フリーになってた。ボルトンの選手は完全にボールウォッチャー。
ちなみに、その直後ボルトンにも同じような位置でFKが与えられたけど、チェルシーはキッチリはねかえした。

2点目。
ランパードが基点となって、さらに得点を決めた。パスを出した後、長い距離を走って(その間にクレスポがためる)スペースに飛び込んできた。これだと相手は捕まえきれないと思う。中ではジョー・コールがおとりとなってランパードの飛び込むスペースを作った。

チェルシーの交代について。

ロッペンとクレスポの交代。
2トップがあまり機能しなかったってことだろう。2人にボールが収まらなかったし、関係性がうまくいっていないようだった。普段のトレーニングなんかでコンビネーションが鍛えられてくると、また怖いオプションが増えることになる。
ロッペンは個人的に好きな選手だから、見れたのは単純にうれしかった。とことん自分のスピードを信じて相手を抜いてくドリブルは気持ちいい。
この交代でチェルシーはいつもの形に戻ったわけで、バランスがよくなった。それから、ランパードが前めでプレーするようになった。

ジョー・コールとパウロ・フェレイラの交代。
デル・オルノを一枚上げて、パウロ・フェレイラがDFラインに入ったんだと思う。単純な守備固めってことでよさそう。

フートとドログバの交代。
CBとCFを交代するのはモウリーニョらしいというか、なんというか。フートは後半終了間際で投入される場面をよく見る。時間稼ぎって言う意味もあるだろうし、相手のパワープレーの対策とも思える。
この試合の最後でチェルシーは完全に5バック状態だった。

興味深いことを1つ。解説の清水さんの言ってたセットプレーの球質について。
ボルトンが使ってるような弱くてフワリと上げるセットプレーは、相手のクリアが跳ね返しにくいらしい。そしてそのセカンドボールを狙うそうだ。そういう見方もあるってことを知っときたいと思う。
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2006-04-17 Mon 22:50
ミラン×インテル
ミラノダービー。インテルのサポーターがCLの結果に抗議して、応援をボイコットするという異様な状況で行われた。

軽くメンバー紹介。

<ミラン>
GK:ジーダ
DF:カフー、ネスタ、カラーゼ、マルディーニ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、セードルフ、カカ
FW:シェフチェンコ、ジラルディーノ

<インテル>
GK:ジュリオ・セザル
DF:ザネッティ、コルドバ、ミハエロビッチ、ブルディット
MF:フィーゴ、ザネッティ、カンビアッソ、スタンコビッチ
FW:ピサーロ、アドリアーノ

ミランはDF陣が戻ってきた。まだ、カラーゼがCBをやってるけど。インテルは相変わらずアルゼンチン人が多い。

アドリアーノは最近不調だって言われてる。ちょっと注目してたけどやっぱり微妙な感じ。強さとか巧さで局面を打開する力は見せ付けたけど、最後のところを決めきれない。FWは最後のところの結果(得点)で判断されるので、評価が上がらないんだろう。これは最近のイブラヒモビッチにも言える。

フィーゴのプレーは久しぶりに見た。相変わらず縦への動きはすごかった。ただ少し精細が感じられない気がした。フィーゴ自身が衰えたのか?それともイタリアの守備に手間取ってるのか?
ただ、最後の部分での精度はすごいものを持ってる。これはカフーとか他の多くの選手に言えること。中が1枚でもあわせる技術は武器になる。

ジーダのボール処理には不安が感じられた。最近は安定感のなさを見せることは少なかったけど悪い癖が出てきたかもしれない。マイアミの奇跡の時はジーダのミスもあって得点を取れたわけで、日本代表としてはいい情報かもしれない。

この試合はイタリアらしい守りのサッカーになった。ミランがトップに当てると、インテルはとことんつぶしてた。セットプレーの中でのポジション争いも見ごたえがあった。ただこういう試合こそ1つのミスが命取りとなることも実感させられた。
ミランはカラーゼが一瞬フリーになったチャンスを見逃さずに得点を決めた。

結果はミランが1-0で勝ったわけだけど、ミランの攻撃には連動性が感じられた。
例えば、カウンター時はカカがドリブルでスペースを埋めて周りが同時に上がる、ポストにあてて(この試合はつぶされてたけど)押し上げる、サイドバックのオーバーラップ、などなど。
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2006-04-15 Sat 11:09
W杯の注目チーム:ポルトガル代表
かなり前にイングランドをW杯の優勝候補に挙げたんだけど、今日は個人的に好きなポルトガルについて書いとく。

<ポルトガル代表:4-5-1>
FW:パウレタ
MF:フィーゴ-デコ-Cロナウド、マニシェ-コスチーニャ
DF:カネイラ-アンドラーデ-カルバーリョ-フェレイラ
GK:リカルド

攻撃陣は、欧州予選得点王のパウレタを筆頭にフィーゴとCロナウドという生粋のドリブラーをWGに配置。それをトップ下のデコが操る。
守備陣もマニシェ、コスティーニャというヨーロッパを制したボランチに、同じくポルトの一員だったカルバーリョとフェレイラがいて実はかなり期待できる。
このメンバーに監督が前大会の優勝監督フェリペだから豪華キャストだ。

グループもメキシコ・イラン・アンゴラと同じグループで比較的楽。少し気になるのは、隣が“死のグループ”ってことぐらいか。決勝トーナメントの進出は確実だろうから、ベスト16を勝ち抜けば案外上も狙えるんじゃないかと思ってる。
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2006-04-14 Fri 17:53
モウリーニョ②
戦術面について。

・私が監督をしてる間は、選手がボールを持たないで走ることはありません。練習は1日に2回行いますが、すべてグラウンド内でやります。
・両サイドの幅が30メートルほどの四角いスペースを作り、その中に2チームを入れ、一方のチームがボールをキープし、もう一方のチームがボールを奪いに行くというゲームを行った。そして、サイドの幅を10メートルまで縮めていくんだ。そうすれば選手同士のフィジカルコンタクトが必然的に激しくなり、より攻撃的で積極的な練習ができるようになったんだ。


上がモウリーニョの方針。
そういったボールを持つことを基本とした練習で選手の精神面やフィジカル面を鍛えるためにさまざまな工夫したトレーニングをしてるらしい。その1例が下の文章だ。
ファンタジスタって漫画の19巻でもだんだんとコートの大きさを小さくしていくトレーニングがあった。そこでは“基本をつかんでコンパクトなサッカーを心がけるため”って説明されてる。



モウリーニョが率いてヨーロッパを制したポルトについて。

・ディフェンス陣
攻撃的なプレッシングをかけ続ける。各ラインをタイトに保ち、特に最終ラインは、出来るだけ中盤のラインに近づけるようにして、FWが相手ディフェンスにプレッシャーをかけられるようにした。つまり、DFは常に後ろに約40メートルほどのオープンスペースを作ってプレーするように指示を出していた。

・攻撃陣
トライアングル形式にし、デコには決まったポジションを与えず、自由な動きをさせた。攻撃はボールポゼッションを重視し、持ちすぎてもいいぐらいの指示を与えていた。


どんどんと手法を変えていく監督だけに、今もこういうサッカーをしているかは分からないけど、チェルシーの試合を見るときには注意してみたいと思う。
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2006-04-12 Wed 20:04
モウリーニョ


前に言ってた本が読み終わった。やっぱりこっちの方が本人の言葉がまじえられて面白い。ただ、バルサを出てからポルトでのCL優勝まで(チェルシーに関してもちょっと)しか無いから、もう一冊のほうが“人”としてのモウリーニョを知るにはいいかも。

というわけで興味を持ったこととか感じたことについて。

発見への手引き(監督であるモウリーニョが手がかりを与え選手が答えを出す)


つまり自分で状況判断をして最善のプレーを選択する能力をつけるってことだと思う。こういう面は、選手の自主性を重んじるジーコと通じる部分があるんじゃないかと思う。

フットボールチームという名称は、レギュラーか控えにかかわらず、選手が勝利を追求している集団にだけ許される


これは、サッカー(フットボール)だけじゃなくてプロスポーツには全て当てはまるんじゃないかと思う。ただ、控えも含めて一方向に選手を向けるということは容易じゃないと思う。というか、それができたチームが上に行けるってことかな。

シーズンの途中から監督が就任した場合、新監督は常に2つの選択を迫られる。1つは心理的な手法だ。だが、私はそれを信用しない。もう1つは、実践的なアプローチだ。前者は純粋に監督の交代劇による効果が期待できる。ただし、精神面だけの効果なので、短期間しかもたない。選手が新監督に自分をアピールしようとする間だけ有効で、先発やベンチ入りするメンバーが徐々に決まっていくと、効力が失われる。その時点で、監督は再び決断を迫られる。状況に安心して何も変えないか、反対に長期的効果をもたらすため、実践的なアプローチを用い、戦術の変更を行うかだ。後者の決断を下せば、練習方法がかわり、理想的な戦い方が見えてくるようになる。


これを読んで思い出したのが去年のJリーグトリニータ。いわゆる“シャムスカマジック”ってやつ。たぶんあの時点では、“心理的な手法”ってことだろう。今年“実践的な手法”がとれるかどうかで大分の成績が変わってくるかもしれない。

プレッシングサッカーはフィジカル(体力)的に厳しい→ボールを持った休憩


ボールを持った休憩ってのは、ボールを持つことによって自分たちのペースで試合を進めるってこと。そうすれば、ゆっくり攻めるときは相手にプレッシャーをかけるときより楽になるってこと。プレッシングサッカーは現代では取り入れてるチームが多いけど、圧倒的にボールを支配できるチームじゃなきゃ辛いってことかもしれない。

・選手のコンディションをフィジカルぼ部分だけで判断するのは間違い
・チームのコンセプトはどんな1選手より重要だ
・お気に入りの言葉は《忍耐とは美徳である》
           ・
           ・
           ・


この他にも注目したい言葉はたくさんあったけど、このぐらいにしとく。次の機会には戦術面で注目したことについてコメントしたい。
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2006-04-11 Tue 19:21
リバプール×ボルトン
リバプールのシステムはスタンダードな4-4-2。
中盤の右にシセを置いてるのが面白かった。セカンドストライカー的存在で中に入っての仕事も期待できる。純粋なサイドのプレーヤーを置かないのは個人的にはあまり好きじゃないけど、注目してみる価値はあると思った。結果としては後半にシセ→ルイスガルシアの交代があった通り、あまりベニテスの意図どおりに行かなかったかもしれない。
ベニテスはクラウチをアウェー要因だって言ってたけどホームでも使ってる。信頼してるってことだろう。

ボルトンのシステムは4-3-3。これは今まで何度か紹介してるけど、4-1-4-1という形でラインを2本並べるものだ。

試合内容について。

どちらもいい意味でも悪い意味でも“プレミア的な”サッカーをしている印象だった。
ロングボールを多用するだけに、攻守の切り替えが早くてスピーディーな試合展開になる代わりに、日本人受けするような中盤でのパス回しなんかはあまり見られない。プレミアリーグのチームはこういうサッカーを好む傾向にある(上位陣はそうでもそうでもないけど)。だから、中盤でゲームをつくる中田のような存在は何人も必要ないということになる。ボルトンの中盤はオコチャが仕切っている感じなので中田は控え要員ということだろう。

こんな感じで同じような戦術で戦っていた2チームだけど、リバプールが優勢に試合を進めたのは攻撃のオプションの数の差だと思う(ホームということもあったと思うけど)。
ロングボールでも①真ん中のクラウチを狙う形②スペースに蹴りこんで左右のMFの足を使う
③サイドチェンジで揺さぶる④シセが中よりに入ってウラに一発などなど。
事実、得点はロングボールをクラウチがためて落としたボールをファウラーが決めるという形で生まれた。
ただ、クロスは完全にクラウチを狙ってた。おとりに使って別の選手を狙う形があってもいいと思う。
対するボルトンはCFの孤立が目立った。2列目からの飛び出しも少なくて(守備でそれどころじゃなかったかも)全くボールを前に当てられなかった。

得点は上のような形で入ったけど、時間が前半のロスタイムだった。ボルトンは前の試合でロスタイムに失点してアラダイスがかなり怒ったらしい。この辺の時間帯の集中力に問題があるのかもしれない。

リバプールは出足の速さでセカンドボールをことごとくとった。さらに前線から囲んでボルトンの選手に楽をさせなかった。こういう姿勢が失点の少なさを生んでるんだと思う。

ひとつ注目したのがロングスロー。
ボルトンはもともと使ってたけどリバプールも使ってた。こないだのCLでユーベも使ってたし流行ってきてるかもしれない。ロングスローを投げられる選手がいれば、ひとつのフリーキックと同じ効果が期待できるから面白いかもしれない。

ところで、日テレが散々騒いでたキューウェルについて。
確かにスピードとかドリブルとかに注意することも重要。ただ個人的に注意したほうがいいと思ったのがキューウェルのポジショニング。前半の終わりには右サイドでプレーしてたし中に切れ込むこともあった。キューウェルに誰がつくか?とかマークの受け渡しとかは試合前に確認する必要がありそう。
それから、リバプールはキューウェルのフォローが少ない印象だった。左サイドを空走りする選手がいれば、もっとプレッシャーが減っていいプレーを見せそう。この辺はサイド攻撃を重視するヒディングが抜かりなくやってきそう。注意する必要がありそうだ。
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2006-04-08 Sat 14:34
セルティック×ハーツ
セルティック×ハーツ。どちらのシステムもスタンダードな4-4-2。
俊輔は中盤の右ってことだったけど、中よりでプレーしたり後半は左よりに位置してたから結構自由にやらせてもらってるのかもしれない。

移籍当初から俊輔はチームの中心だって報道されてたから楽しみにしてたけど、期待はずれだった(この試合に限ったことかもしれないけど)。それに俊輔の加入でパス回し中心のチームに変わったとも報道されてたけど、どこが?って感じだった。

セルティックの攻撃はロングボールをトップのハートソンに当てて、周りが拾うという形。セットプレーなんかでも基本的にはハートソンを狙う。得点もGKからのロングキック1本。
これは、ハーツにも言えること(どちらかろいうとハーツのほうがパスで崩そうとしてたけど)なのでスコティッシュプレミアリーグの特徴なのかもしれない。

試合を見た感じでは、スコティッシュプレミアリーグはイングランドプレミアリーグのサッカーと似ている。全体的にスペースが少なくて当たりが激しい。だから、中盤を省略するサッカーを選んでいるんだろう。それに中盤の選手も守備を求められる(ボルトンで中田が言われてるように)。ただ、中村に対する守備の要求はあまり高くないかもしれない。

ロングボールからの攻撃が多いだけに、DFは前からのボールを跳ね返す力はかなりある。ただ、ドリブルとか足元の技術で仕掛ければ簡単に崩せそう。代表がキリンカップでスコットランドと戦うはずだから、その辺を仕掛けてみれば面白いかも(玉田とか)。これは、クロアチアのDFにも言えることだからいいテストになりそう。

セルティックのGKは低いボールに対する処理の安定感がない。高いボールは無難に処理するんだけど・・・。危ない場面が結構あった。

試合結果は1-0でセルティックが勝って優勝を決めた。これで来季のCLの出場権を獲得(バルサかミランが優勝すれば予備予選なし)これからは、俊輔が移籍するかが焦点になりそう。
セルティックとしては、俊輔が抜けたらかなりの痛手ってことはなさそう(この試合ではそう感じた)だから、移籍金に折り合いがつけば移籍もありそう。
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2006-04-07 Fri 19:56
バルサ×ベンフィカ
バルサは前回のメンバーにキャプテンのプジョールが帰ってきて、ケガのモッタが抜けた形。
精神的支柱&守備の要のプジョールが帰ってきたのは大きい。
対するベンフィカはジオバンニをサイドにおいて、前回の試合でリズムを変えたミッコリをCFにおいた。バルサのDFラインはかなり高い位置を保ってるから、裏を狙えるミッコリは効果的だと思う。

ロナウジーニョが試合開始早々のPKをはずした。ロナウジーニョにしてはコースが甘かったように思う。枠の外とかポストに当ててはずすのはともかく、ロナウジーニョがあれだけ完璧にとめられるのは珍しい。いつもならサイドネット近くに低くて速いボールを蹴るんだけど、ロナウジーニョにも緊張やプレッシャーがあったのかもしれない。この試合ではいつものキレる技も少なかったように思う。

今までイニエスタは攻撃的な印象しかなかったが、イメージが変わった。普段はマルケスが入ることの多い中盤の底で十分機能してたように思う。あまり目立たなかったが、守備ではピッチ全体をカバーしてたし、攻撃でも要所要所でボールをちらす役割をつとめていた。見えないところでのプレーだったが、貢献度は高いと思う。

チームへの貢献度という意味ではデコが1番だろう。それだけに、次節の出場停止は痛い。デコは献身的な守備で貢献しているし、いい所でファールをもらうことが多いように感じる(個人的に)。

1点目について。
バルサの1点目はエトーがえぐってクロスをあげ、それをフリーのロナウジーニョがつめる形で生まれた。カウンターを仕掛けようと前がかりになったところでのミスでボールを奪われたこともあるかもしれないが、ベンフィカのDFは完全にバランスを崩していた。数的には5対3と守備側が有利だったわけだけど、広いスペースを埋めきれずロナウジーニョとラーションという危険な2人が完全にフリーだった。
この場面もそうだったが、ベンフィカのDF陣はサイドからのボールに対してボールウォッチャーになる場面が多かった。
ただ、そういうところ以外はバルサの猛攻を最後のところでよくとめていたように思う。

バルサの3トップについて。この3人の特徴は3人のドリブルによくあらわれている。
エトーはスピードと体のバネを活かした急停止・急発進で相手を抜いていく。
ラーションはパワーで相手をふっ飛ばしながら進んでいく。
ロナウジーニョは見てのとおり、足元の技術で相手を抜き去る。

この試合ではこの3人のポジションチェンジが激しく行われていた。マンマーク気味の相手のDFを混乱させるという目的があったのかもしれない。やはり、これを見るとバルサのFWにはCF的要素とWG的要素が必要だと分かる。そういう意味では、アンリの獲得は的を射ている。他には、シェフチェンコあたりがよさそう。

こういった、ポジションチェンジはFWだけに見られるわけではない。
代表的なのは、ロナウジーニョとファン・ブロンクホルストの関係。ロナウジーニョがボールをキープするとファン・ブロンクホルストがすごい勢いでオーバーラップを仕掛ける。これは、ロナウジーニョはボールをとられないという自信の上に成り立っているように思う。
このように、バルサはポジションにとらわれない“全員攻撃・全員守備”のサッカーをしているように思う。このへんはさすがオランダ人監督のライカールトだ。攻撃時は連動性を持って選手が次々とスペースに入っていく。守備時は前線から積極的に守備をして(時にはファールで)相手の攻撃の芽を摘み取る。

結果は試合の主導権を完全に握ったバルサが2-0で勝利。
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2006-04-03 Mon 10:37
ボルトン×マンU
両チームの布陣は省略。
ボルトンが4-5-1でマンUが4-4-2だと思われる。

Cロナウドは持ったら、まず仕掛けるという姿勢がいい。この試合でも持ちすぎでつぶされたけど、以前から見たらマシなほう。
それにしても、ロナウド自身はレアル行きを希望してるらしい。あのプレースタイルは、プレミアよりスペースの多いリーガの方が生きそう。ただ、マンU&Cロナウド好きとしては残ってほしい。

ギッグスは最近左の真ん中よりでプレーしてるらしい。個人的には左サイド専門でやってもらいたいという気持ちもあるけど。その中で、左右のウイング(ギッグスとCロナウド)の関係性を見てると面白い。
それから、ギッグスのセットプレーはいい。単一のボールじゃなくて、いろいろな球種を蹴れるというのは武器になる。

マンUの2トップはサハとルーニー。
基本的には、サハが真ん中にいてルーニーが衛星的に動く形。
サハは得点も決めたようにかなり調子がいいらしい。ただ、調子のよさではサハ>ファンニステルローイでも怖さではサハ<ファンニステルローイの気がする。サハが出てるときは、周囲の選手が普段よりきついプレッシャーを受ける気がする。前半は、ルーニー・ギッグスは完全に消え、Cロナウドはつぶされた。

後半の途中にファンニステルローイを投入してからは、マークが分散されてスペースができた(相手の疲れも考えられるが)。
さらに、前の枚数を増やしたことによってマンUらしい波状攻撃が生まれた。
この交代は、MFとFWの交代だった。ゲームメイクもできるルーニーのユーティリティー性が示された。

マンUの守備は前線から積極的にいくというより、最後のところでとめるという形だった。そのおかげで、後ろから飛び出してくるオコチャをとめ切れなかったんだと思う。オコチャは完全にボルトンのチームの軸となっていた。中田はつらい。

マンUは後半の前半リズムが悪い時間帯はロングボールの多用が目立った。前半にボルトンが前線からつぶしてきたから、その対策だろう。
ボルトンは4-1-4-1の形で明確にラインを2本作って前線からプレッシャーをかけていた。マンUはダイレクトでパスをポンポンつなぐチームじゃないから、狙いやすかったんだと思う。

スルーパスやロングパスで狙う場所がすごい。これはどちらのチームにも言えた。ロングボールなんかは、相手のDFの頭を越えて味方に通すという形が何度も見れた。スペースが空いたら、すぐにそこを使うパスを出す。失敗も多いが、通れば1点もの。これを通すのはパサーの技術もあるけど、そこに“走る”ということが必要だ。チャンスをつくるには労を惜しんではいけない。

結果は2-1でマンUの勝ち。チェルシーが引き分けたため、勝ち点差が7まで縮まってきた。
まだ優勝を狙える位置だ(厳しいけど)。
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