ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-05-31 Wed 07:50
ドイツ×日本
<ドイツ:4-4-2>
FW:クローゼ-ポドルスキー
MF:シュバインシュタイガー-バラック-ボロウスキー
DF:ヤンセン-メツェルダー-メルテザッカー-シュナイダー
GK:レーマン

<日本代表:3-5-2>
FW:高原-柳沢
MF:中村、サントス-福西-中田-加地
DF:中澤-宮本-坪井
GK:川口

これがオーストラリア戦の先発になるらしい。3バックの右は田中がケガしてるから、直れば変わる可能性もある。と思ってたら、田中はケガで離脱したらしい。んで茂庭が追加招集。

中田と宮本が守備のことで対立したってことが報道されてた。中田はDFラインを上げて、全体をコンパクトに保ちたいって主張。宮本はDFラインを下げて守りたいって主張。
個人的には中田の考えに賛同できる。
全体をコンパクトに保つことで、守備面では相手にスペースを与えないし、攻撃面では切り替えが速くなるとかパスが回るってメリットが生まれる。ただ、この方法を90分持たせるのはかなりキツイ。
それを考慮したのが宮本の主張だったと思う。

で、実際はどうだったかというと可もなく不可もなくって感じだったと思う。相手に押し込まれてるときは引くし、攻撃に転じればラインは高くなる。当たり前の状態だった。
気になったのが相手の攻撃を跳ね返した後の押し上げの遅さ。押し上げが遅くて、こぼれ球を拾えないしすぐに攻撃の形に持ってけない。
それからDFラインとボランチの間のスペースも気になった。このスペースを相手に使われてる。特にドリブルでスペースを埋められると危ない展開になる。
でもこれはこの試合に限らず、いつもそうだから宮本と中田のこととは関係ないかも。日本のボランチには攻撃的な選手が入ることが多いからだと思う。
逆に言えばそのスペースを埋めるのに中田はDFラインを上げることを要求したんだと思う。

この試合で2得点を決めた高原だけど、今日は序盤から積極的なプレーが目立った。
ファーストシュートはいつもなら後ろに落としそうなとこだった。それに2得点目は完全に1人でとった点だ。
前半は押し込まれてたこともあってボールが回ってこなかった。それでボールを貰おうとして下がってボールを受けに来た。
柳沢にもそういう傾向があるし、どちらかは我慢して前線に人を残したほうがいい気がする。FWが低い位置から持ち上がるのは効率が悪い。

中田はいいプレーをした。一枚下がった位置でのプレーになれてきたみたいだ。全体が見える位置からサイドにボールを散らした。
この試合で日本は1タッチ2タッチでのパス回しを狙ってた。でも相手の前線からのプレッシャーが強かったり、ピッチコンディションの問題とかで最初はうまくいかなかった。
そういった中でのロングボールでリズムを変えたプレーは効果的だったと思う。
中田と福西のダブルボランチは連携がよくなってきた。攻撃に出る中田と、その後をケアする福西って役割分担。福西はいい出足で効果的なパスカットが多かったと思う。

対して中村はあまりいいとこがなかった。カゼをひいてたらしいからコンディションが万全ではなかったと思う。1人だけ試合のリズムに乗り切れなかった。そんな中での低い位置でのボールのキープは勘弁してもらいたい。いつもみたいに運べるならばいいんだけど、今日みたいな状態ならシンプルなプレーを心がけて欲しかった。

守備面について。

良かったこと。
相手が真ん中から攻めてくるときは3バックの間隔を狭めて、相手のパスを入り込ませないようにした。基本的に出足が早くてパスカットも多かった。サイドに対してはWBとボランチがケアする。そのとき逆サイドのWBはDFラインに入る。

課題もいくつかある。
まずはセットプレー。2失点がどちらもセットプレーだったし、この辺に課題がありそう。失点シーン以外にもマークが微妙にずれるシーンが目に付いた。
2失点目は後ろから入り込む選手に誰がつくかはっきりしてなかった。それにファーではバラックがフリーになってた。
1失点目は宮本個人の課題が見えたと思う。“強さ”という面では世界レベルに達していない。

加地のケガは心配。
縦の動きでいいプレーが見えた。守備で貢献して、フリーランニングもきっちりこなす。
ここでの離脱は痛い。いままでこのポジションのバックアップを育てなかったツケが来たかも。交代ででた駒野は今日のプレーができればいい。というか、今日だけなら加地より上だったと思う。それで相手の右サイドを低い位置に追いやった。あとはコンスタントにパフォーマンスを出せるか。

WBつながりで。サントスはやっぱり守備面での不安がある。不用意に飛び込むときがあるし、攻撃時の球離れが悪い。相手のレベルが上がると今までのような形は難しい。
ドイツのボロウスキー→オドンコールの交代は完全にサントスの裏を狙ったものだった。サントスの裏のスペースにスピードのあるオドンコールを走らせてチャンスメイクをした。

攻撃は今までがうそのようだった。

全体に連動性が見られた。最初の決定的なシーンは、中田の後ろからの飛び出しからだった。マークがつききらずにフリーでシュートを打てた。こんな感じでフリーランニングが色々なところで見られた。

カウンターも1つの形として出来上がったと思う。1点目のシーンがその典型だった。中村が溜めて、その間に押し上げる。そこからは1タッチプレーで一気にゴールまで。ああいう効率の良い速攻はどのチームにも有効。

サイドからの攻撃も形になってた。途中出場の駒野からいい形が生まれたと思う。ただ、中の枚数が少なすぎる。2列目以降からもっと飛び出しがほしい。
例えば、後半終了間際の中村からのクロス。このときにはエリア内に4枚飛び込んで、結果的に決定的なチャンスになった。枚数が多いほうが確率があがるのは当たり前。

セットプレー。
高めのボールが多かった。高さのあるドイツあいてにそういうボールはあまり意味が無い。どちらかというと、ドイツがやってたみたいな低くて速いボールが欲しかった。たぶん中村に蹴れないことは無いだろうから、本番に備えて温存したと思いたい。

日本の交代では大黒が持ち味を見せた。DFラインとの駆け引きで常に裏を狙ってた。そこにパスが出るとチャンスになる。中田からのスルーパスで決定的なチャンスが生まれた。このプレーは中田の真骨頂だったと思う。


いろんなとこで言われてるけど、2-0勝ちきれなかったのは痛い。それでもドイツと引き分けたことを自信にして本大会に臨んで欲しい。
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2006-05-29 Mon 15:07
グループH
【スペイン:4-5-1】
基本的にはサイドから相手を崩す。

FWは個人的に押してるFトーレスとスペインの至宝ラウール。
この2トップは横の関係じゃなくて縦の関係。レアルをはじめとしてスペインでは結構はやってる形。もしかしたらビジャが出るって事もありえるかも。今季の得点王争いでは、エトーに次ぐ2位。コンディションが微妙なラウールよりはいいかもしれない。ビジャとFトーレスの関係性なら横になりそう。

中盤はレジェス、ルイス・ガルシア、デラペニャ、セスクかなと思ってる。
このメンバー見ても国際経験が少ない。

若い中盤に対してDFラインは安心できる。デル・オルノ、プジョール、セルヒオ・ラモス、サルガドでGKはカシージャス。

レジェス、セスク、Fトーレス、セルヒオ・ラモス、イニエスタ・・・。かなり若いタレントがそろってる。今後のサッカー界を引っ張ってく人材が多いだけに注目したほうがよさそう。今回はあまり注目されてないけど若い選手に対してプジョールとかラウールがリーダーシップを取れればいいとこ行きそう。

【ウクライナ:4-4-2】
守ってカウンターってのが形。前線はシェフチェンコとスピードのあるボロニン。後ろはしっかり守って、あとは2人で何とかしてって感じ。

【チュニジア:4-4-2、サウジアラビア:4-4-2】


■結論
普通にウクライナとスペインが上がる。というか、スペインが抜けすぎてて見所もなさそう。
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2006-05-28 Sun 12:40
グループB
優勝予想のイングランドがいるB組

イングランド
システムは4-4-2。
ルーニーが使えるのが決勝トーナメントからっぽいので4-5-1もありえそう。

2トップなら現状はクラウチ、オーウェンか。
オーウェンはB代表の試合でいい動きをしてたらしいので、ケガ明けからコンディションを上げてきてる。
クラウチはターゲットとして計算できる。

中盤はJコール、ランパード、ジェラード、ベッカム。
世界で一番安定した中盤だと思ってる。
エリクソンが言うには、ジェラードをセカンドトップとして使う案もあるらしい。
ランパードとジェラードの横並びの関係はあまり機能してるとは言えないので、いい起爆剤になるかもしれない。
ジェラードを前で使うとなると、オーウェンの1トップになりそう。

DFはAコール、テリー、ファーディナンド、Gネビル
ここにも死角が見当たらない。
Aコールはケガ明けだけど、CLではいいプレー見れたし心配してない。
このDF陣がGKの不安をどこまで払拭できるか。

一応、詳しくは前に書いてる。
http://himajin0112.blog101.fc2.com/blog-entry-2.html


【スウェーデン:4-4-2】
このチームもメンバーはそろってる。
2トップはラーションとイブラヒモビッチ。どちらも高さがあって足元もしっかりした選手。お互いがマークを引き付けるだろうし、2列目から飛び出せばチャンスが生まれそう。
攻撃面で他に注目する選手はリュングべリ。CLの決勝ではかなりキレたプレーを見せた。
スピードも全盛期に戻った気がする。でも、この試合でもケガしてたらしい。何とか間に合わせて欲しい。
守備面でも組織力でしっかり守ってくる印象。

【パラグアイ:4-4-2】
守備からリズムをつくってくチーム。守備陣はコンビネーション面での不安が無いし、強さに秀でてる。
攻撃陣はドイツでプレーする選手を中心とした攻勢。中でもドス・サントスに注目したいと思う。バイエルンではバラックの後釜として期待されてる。W杯でのプレーが将来を決めることになるかもしれない。

【トリニダード・トバコ:4-4-2】
去年のプレーオフのバーレーン戦を見た印象。徹底的に引いて守って、ボールをとったらヨークに渡してなんとかしてもらう。ヨークはマンUでプレーしてただけあって、このチームの中では抜けた存在。


■結論
ここは順当にイングランドとスウェーデンでよさそう。ただ決勝トーナメントでドイツと当たるかそうでないかがかなり重要になってくる。だから他の組よりも“1位”が欲しいかもしれない。
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2006-05-27 Sat 11:03
グループD
個人的に注目してるポルトガルの組。

【ポルトガル:4-5-1】
前に紹介してるとおり。
http://himajin0112.blog101.fc2.com/blog-entry-22.html


【メキシコ:3-5-2】
攻撃としてはショートパスをリズム良くつなぎながらサイドに展開して相手を崩す。

攻撃をの核はボルヘッティ。ポストプレーヤーとしてボールをさばく。問題はボルトンに移籍後、出場機会がほとんど得られなかったこと。試合勘という部分で不安を残す。

守備の中心はマルケス。バルサでもCBとしてプジョールと組んだり、1ボランチに入ったりしてる。安定感はあるし、相手としては崩すのは難しい。

【イラン:4-4-2】
ドイツでプレーしてる選手が多いことを考慮してか、ブンデスで流行の形を取り入れてる。
個人的にはダークホースになる可能性のある国として期待してる。
前線にはダエイを中心にして、ドイツでプレーするハシェミアン、カリミ、ザンディ、マハダビキアとタレントが豊富。特にカリミはバイエルンでも信頼を得てる。
こういった前線のタレントが多いにもかかわらず、戦術は堅実。まず守備から入るというもので、徹底的に結果至上主義を貫いてる。

【アンゴラ:4-4-2】
情報はほとんど無いけど、ポルトガルは旧宗主国ってことでモチベーションは高いかも。


■結論
ポルトガルは期待込みで順当に上がって欲しい。
2位争いはイランとメキシコ。普通に考えればメキシコが上がるのが当然だけど、イランに期待してみたいと思う。
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2006-05-27 Sat 03:52
04-05カーリングカップ決勝:チェルシー×リバプール
この試合はモウリーニョが“お静かに”のポーズで退場になったことで有名な試合。さらにモウリーニョ率いるチェルシーとして、最初のタイトルをとったって意味もある。

<チェルシー>
GK:チェフ
DF:パウロ・フェレイラ、リカルド・カルバーリョ、テリー、ギャラス
MF:ヤロシク、マケレレ、ランパード
FW:Jコール、ドログバ、ダフ

<リバプール>
GK:デュデク
DF:フィナン、ヒーピア、キャラガー、トラオレ
MF:キューウェル、ルイス・ガルシア、ジェラード、リーセ、ハマン
FW:モリエンテス

試合開始早々リバプールが先制点を取った。
リーセがモリエンテスからのクロスをダイレクトでしっかり抑えて蹴りこんだ。
チェルシー側からすれば、あまりにもリーセをフリーにしすぎたと言えるかもしれない。このゴールにつながる直前のプレーから、逆サイドにいたリーセはずっとフリーだった。チェルシーの4人のDFが中に偏り、両サイドに大きくスペースが空いてた。ボールのあるサイドはマケレレとランパードがケアしてたけど、逆サイドはがら空きだった。
チェルシー側は開始直後で浮き足だってた。

両チームともCFを1枚置くって意味では攻撃面では似ていた。基本的にDFラインから一気に押し上げるときはCFにくさびを入れる。その間に中盤から前線へ飛び出す選手がいる。
CFがサイドに流れてプレーするときは中には2列めの選手が飛び込む。それから、CFがポストプレーで落とした球を拾うために選手の距離感が狭まってる。これが特に表れてたのがドログバとJコールの関係性だった。

Jコールはこの試合では目立った存在だった。ドログバとの関係性もよかったし、個人技も要所要所で見せた。ポジションを左⇔中⇔右と変えていいプレーを見せてたと思う。

攻撃パターンとしてはサイドのスペースにロングボールを蹴りこむ形も見られた。どちらかというとWGを置いてるチェルシーの方が多く使った形。

CFに当てるにしても、サイドのスペースに入れるにしても(他には大きなサイドチェンジとか)ロングボールの精度がかなり高い。スペースの少ないプレミアではちょっとボールがずれると味方につながらない。そういうことからも精度の高さが必要となって来るんだと思う。

守備面に関しては違った戦術をとってた。
チェルシー側は選手間の距離を縮めてスペースを消し、ボールに対しては複数の選手が前線からプレッシャーをかけていった。チェルシーがこういう戦術をとるのはカウンターが怖いからだ。チェルシーの中盤は事実上3枚(ランパードが上がると2枚)しかいないわけで、ボールを取られると一気にゴール前まで運ばれてしまう。そういう危険性を減らすために前線から守備をして相手の攻撃を遅らせる必要がある。その間にバランスを元に戻している。

対するリバプールはボールを失うと一気に引いて守る形をとった。守備時は2本のラインをコンパクトに保ってチェルシー側のパスのスペースを消した。

こんな感じどちらのチームもしっかり守りを固めた。結局、延長までいったこの試合で守備陣が集中力を欠いたのはリバプールの1点目の場面だけだったと思う。
それから両チームのGKも安定したプレーを見せてた。特にリバプールのデュデクはよかったと思う。ファインセーブも何度も見せたし、判断も良かった。この試合のあとCLでもPKをセーブしまくるわけだけど、その後は冷遇される。夏に移籍してきたレイナによってクラブでベンチ要因となり、それが原因で結局W杯のメンバーからも落選した。
この試合のプレーを見ていると信じられない。ポジションが1つしかないGK特有のことだと思う。
とりあえず、DFとGKを中心に集中力が途切れない試合だっただけに締まったいい試合になった。

試合の焦点は狭い狭いスペースでいかに崩すかということになった。両チームともフリーランとかパス&ゴーなんかを使ってパスコースを作ろうと努力した。
それでも結局はリバプールの1点目以外は全てリスタートからの得点だった(スコアは3-2)。緊迫した試合の中でのリスタートの重要性がわかる。

前半を0-1で折り返したチェルシーは後半の頭からグジョンセンを投入した。2トップにして、単純にゴールに近いとこでプレーする選手を増やす狙いだったと思う。
さらに時間が進むとDFのギャラスとFWのケジュマンを交代させて3-4-3の形にして点を取りに来た。その後同点ゴールが生まれた。

同点ゴールはセットプレーからだった。この試合でチェルシーは低いボールを入れまくってたんだけど、それが実を結んだ。
GKに向かうボールにリバプールの選手3人が重なってジェラードの頭に当たったボールがゴールに吸い込まれた。
この得点の直後、チェルシーはJコールとグレン・ジョンソンを交代させて4バックに戻した。モウリーニョのしたたかさが伺える。

選手交代ってことでは、リバプール側がモリエンテスに代えてバロシュを投入。でもバロシュにはボールは収まらないし、ボールを持っても球離れが悪くてつぶされるしでいい交代とは言えなかったと思う。

で、1-1のまま90分経過して延長に突入した。

チェルシーの逆転ゴール。
この得点はロングスローが1つのオプションになるってことを示した。ロングスローはコーナーキックに匹敵する効果がある。得点を決めたドログバも、前がブラインドになったりスペースが無かったりする中でしっかり止めて冷静に決めた。

チェルシーの3点目。
起点はランパードのFK。直接ゴールに向かう速いボールを1度はデュデクが良く止めた。そのこぼれ球がグジョンセンのところに行って、グジョンセンがシュートを放った。そのシュートがアウトかかった難しい弾道でデュデクはこぼしてしまった。そこに運悪くケジュマンがいた。
って形(言葉にするとわかりずらい)。

リバプールの2点目。
これもセットプレーから。最後は高さで押し込んだって形だった。

上にも書いたとおり集中力が途切れない試合で、さすがチェルシーのベストマッチの1つだと思った。
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2006-05-25 Thu 10:01
グループC
死のグループ

【オランダ:4-3-3】
3トップの頭はファン・ニステルローイ。これはファン・バステンが明言してた。高さがあって足元の技術もしっかりしてるってことで、イブラヒモビッチとかアドリアーノと共に一番好きなタイプのFW。
それからこのポジションだとマカーイが落選した。結構冷遇されてたし(理由は分からないけど)順当だったのかもしれないけど、見たかったってのもある。

左右のWGはロッペンとカイト。ロッペンはとにかくケガに気をつけて欲しい。スピードにのったドリブルは相手にとって脅威になると思う。
ここのポジションだとカイトとファン・ぺルシーにも注目。これから先のオランダを担ってく存在になると思う。

中盤はコクー、ランザート、ファン・デル・ファールトになりそう。大まかな役割は攻撃的なファン・デル・ファールと守備的なコクー、中間的なランザートってことになりそう。このポジションは当初からセードルフとかダーヴィッツが冷遇された。これが吉と出るか凶と出るか。
今のところは成功してると思う。

守備陣は若さが目立つ。オランダも経験が問題となる可能性がある。それをベテランのファン・デル・サールがどう扱うかがってことになってきそう。

オランダのサッカーは見てるほうはかなり面白い。ただ現代のサッカーは守備重視になっていることも事実だ。この大会でオランダが好成績を残せば、バルサのCLとあいまって攻撃的なサッカーが征することとなる。それでも、まず守備ありきの戦術の流行は収まらないだろう。
バルサとかオランダは個人としての能力に優れた選手が多いからこそ可能なわけで、大部分の中小チームには難しい戦術だ。それに対してチェルシーのような(チェルシーが守備偏重っていう批判ではないけど)サッカーは、レベルの高低を考えなければどのチームでも目指すことは出来る。

【アルゼンチン:3-5-2】
2トップはクレスポが軸。相手は、メッシのケガの具合がわからない状態なのでテベスってことにしとく(メッシは情報が無いから心配)。
この2人は1トップ1シャドーの形が明確。大まかに分ければ、ポストプレーヤーとスピードとドリブルを備えた選手という組み合わせ。バランスはいいと思う。
それにクレスポはポストプレーだけじゃなくて裏に抜ける動きも得意。

中盤は5枚。中盤の人数を多くして、持ち味であるパス回しを最大限に活用したポゼッションサッカーをしてくる。
司令塔の位置にはリケルメ。リケルメは古いタイプの司令塔で、真ん中でプレーして守備はほとんどしない。
守備という面ではアイマールもあまりしない。そういう意味で2人の共存が難しいんだと思う。
WBの位置には運動量豊富なソリンとLゴンザレス。カンビアッソとマスチェラーノ(かな?)が底を支える。

DF。最近の布陣からアジャラ、サムエル、コロッチーニが組んでくると思ってた。でも、なんとサムエルが落選。どうするのか?
サネッティとかデミチェリスも落ちた。サムエルに限らずサプライズが多かった気がする。

アルゼンチンは試合中に3バック⇔4バックを併用してくる。それからシステムに関してはオプションが豊富。
攻撃時の3-4-3とかアイマールとリケルメの併用とか。手詰まりになるってことがなさそう。
ペケルマンがユースから育ててきた選手だけに使いやすいんだと思う。

【コートジボワール:4-4-2】
今大会最大の惑星。謎の多いアフリカ勢では一番計算できるチーム。何もこのグループに入らなくても・・・。
といってもそんなに情報があるわけでもない。
チェルシーのドログバ。アーセナルのコロ・トゥレ、エブエのようなビッグクラブでの経験をつんだ選手が目に付く。カメルーンを破って本大会に進出してきたってのも怖い。

【セルビアモンテネグロ:4-4-2】
堅守のチーム。ゴール前だけ固めるという戦術じゃなくて、前線からプレッシャーをかけてく。攻撃はケジュマンを中心に走力で攻めてくる。


■結論
死のグループだけあって4強といってもいい。個人的にはオランダとコートジボワールに上がってもらいたいんだけど、どこのチームが上がってもいいパフォーマンスを見せてくれそう。
このグループはチェルシー対決なんて言われた。クレスポ、ドログバは現在在籍中で、ケジュマンは昨季までいた。それから、チェルシーはテベスも狙ってる。こういう視点で見ても面白そう。
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2006-05-23 Tue 18:28
グループG
【フランス:4-4-2】
FWはアンリとトレゼゲの2トップ。名前だけ見ると破壊力抜群の2人。ただ現実はそううまくは行ってない。
最大の原因はアンリの国際舞台での弱さにあると思う。プレミアでは何度も得点王になってるんだけど、イングランドを出るとどうも弱い印象があった。これがアーセナルがCLで勝てなかった原因だったと思う。ただ今季のアーセナルはCLで準優勝。アンリも目立ってたし不安は払拭されたかもしれない。

中盤はリベリー、ジダン、マケレレ、ビエラ。ボランチの2人は世界最高峰の技術と経験をもってる。それに、ジダンとマケレレは一時期のレアルを支えた2人だし、メンバーは凄い。
ただ、このポジションも名前だけで判断できなさそう。

とくに問題なのは高齢化。中盤だけじゃなくて、フランスはまたしても若返りに失敗。前回W杯やEUROと同じ状況になってる気がする。
とくにEUROでは省エネサッカーに終始してた印象がある。予選もジダンをはじめとした代表引退組が復帰して通過を決めた。つまり、そういうベテラン選手にチームの命運がかかってる。ベテラン選手がコンディション調整に失敗すると危ない。
それでも経験という面は大きいと思う。コンディションさえ整えば“今大会は”大きな仕事をしてもおかしくない。
このベテラン陣の中で、ジダンはこの大会での引退を発表。プレーをしっかり目に焼き付けておきたいと思う。

ジュリの落選は驚いた。メッシのケガのあとはバルサでもスタメンをとってコンスタントにいいプレーをしてたように思う。

ピレスも落選。占星術で決めたって噂もあるらしい。本当かどうかは分からんけど。

【スイス:4-4-2】
予選もフランスと同じ組で0-0、1-1の全くの5分。
このチームでは(スタメンは微妙だけど)フォンランテンに注目したい。EUROの最年少得点記録を持つスピード豊富な選手だ。

【韓国:3-4-3、4-3-3】
個人的なは好きなタイプのチーム。
いわゆる“ハマると強い”チーム。ハマった時は、パスがポンポンつながってサイドのオーバーラップも積極的で、かなり面白いサッカーを見せてくれる。

注目の選手は、マンUのパク・チソン。それから、パク・ジュヨンにも注目したい。このパク・ジュヨンを筆頭に韓国は4年前ベスト4のチームと若手が上手く融合した。世代交代もうまく行ってるし、これから先も楽しめそう。

【トーゴ:4-4-2】
アーセナルのアデバヨールがいるチーム。予選ではセネガルを破ってきた。これぐらいしか知らない。


■結論
フランスには抜けてもらいたい。順当に行けば楽に抜けるだろうけど、なんか不安。
もう1チームは韓国を押したい。スイスはちょっと若すぎる気がする。ただトーゴの未知の魅力も怖い。
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2006-05-22 Mon 13:49
グループA
開催国ドイツの入ったグループA。

【ドイツ:4-4-2】
形としては昨日紹介したチェコと似てる印象

最大の焦点だった正GKはレーマンに決まった。前にも書いたとおり個人的には信頼できない。精神的に弱く、好不調の波が大きすぎるように思う。さらにこないだのCLの退場もあって不安は募るばかり。

守備面ではCBの人材も問題かもしれない。若いメンバーが多くて大舞台の経験が少ない。
DFは経験によるところも多いと思う。ただ、自信を持てば強いという一面もありそう。どちらに転ぶかが問題だ。
この守備陣の評価は、前まで自分がアーセナルに対して持ってたものとかなり似てる。アーセナルのように鉄壁の守備という方向に転ぶ可能性もある。

不安を残す守備陣に対して中盤は面子がそろってる。ダイスラーの不出場は残念だけど、バラックを中心にバランスのとれたメンバーといえそう。
ボランチのフリンクスが底の位置でバランスをとってボールを散らす。シュバインシュタイガーのドリブルもチャンスにつながる。
右はダイスラーの変わりにシュナイダーを使うってことになりそう。
そしてトップ下のバラック。チャンスメイクが出来て得点も取れるってことで個人的にはこのポジションの理想の選手。

FW。
軸はクローゼ。今季は得点王にもなってコンディションはいい。
相手はポドルスキになりそう。1トップ1シャドーの形で役割分担される。
クラニーの落選は驚いた。ケガの復帰からまだ調子が戻らなかったのかもしれない。

グループはかなり楽だし、開催国のアドバンテージもあって決勝トーナメント出場は確実だろう。

【ポーランド:4-4-2】
ここについてもあまり情報がない。ただ予選ではイングランドをグループで苦しめる存在だった。
このチームで驚いたのはデュデクの落選。昨季のヨーロッパを制したリバプールの正GKだった。今季はレイナの控えに回っって出場機会が減ったのが落選の原因ということだ。

【エクアドル:4-4-2】
一応日本戦を見たはずなんだけどあんまり印象に無い。たぶんミドルをガンガン打ってくるようなチームだと思う。
それから南米には珍しく、個人技に頼らず組織プレーで戦ってくる。一応予選でブラジルとアルゼンチンを倒してるけど、この国はホームの利がかなりあるのであまり参考にならないかもしれない。

【コスタリカ:4-4-2、3-5-2】
このチームは本当に分からない。一応去年のトヨタカップのデポルティーボ・サプリサのイメージを持っとけばよさそう(それもあまり覚えてないけど)。


■結論
ドイツは鉄板。
2位抜けもエクアドルかポーランドのどちらかに絞られると思う。ポーランドは地元の利(ドイツの隣国)も生かせるだろうから、こっちを上にとりたい。
ここのグループは見ないと分からないチームが多いだけに、実際に試合を見たらなにか気づくことがあるかもしれない。
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2006-05-21 Sun 10:49
グループE
今回は日本の隣のグループE。

【イタリア:4-4-2(D)】
システムはミランから採用してる。

2トップはジラルディーノとトニ。トニはここでブレイクの予感。セリエAの得点王の実力を見せてもらいたい。ジラルディーノは調子がどうなのかっていう疑問がある。思い切ってインザーギでくる可能性もある。

トップ下にはトッティ。
足首が曲がっちゃいけない方向に曲がったのを見たときは、W杯どうなんだ?と思ったけど間に合った。EUROでトッティの出場停止でチームが酷いことになったし、チームの核ってことは間違いない。

ミランと同じような3枚のボランチ。底にピルロを置いて両翼のガットゥーゾとデ・ロッシがカバーする。特にガットゥーゾとピルロは1セットと考えていい。ピルロから左右に散らす効果的なロングパスが出てくるはず。ピルロとトッティの縦のラインは理想的だ。

最終ライン。イタリアの最終ラインは固いって伝統。それでも今回は攻撃を重視した代表だから見方を変えたほうがいいかもしれない。何にしてもDFリーダーはネスタ。

GKはブッフォン。今季初めのケガの影響がどうでるか?それからユーべがらみの事情聴取を受けたってのも気になる。

ブッフォンに限らずイタリア代表はユーべのスキャンダルがらみでゴタゴタだ。どう影響してくるか?

【チェコ:4-4-2(4-1-3-2)】
ネドベドとコラーが代表入りしたのは大きい。コラーはケガでシーズンを棒に振ったけど戻ってきた。どこまで体調を戻せるかが焦点。ネドベドはEUROの悔しい思いをぶつけてほしい。

改めてメンバーを確認してみると実は凄いってことに気づく。ロシツキ、ポボルスキ、ガラセク、ネドベドの中盤は安定感抜群。前線にはターゲットのコラーとEURO得点王(その後は微妙だけど)のバロシュ。守備もGKチェフを筆頭に堅いイメージ。問題は高齢化か?

【アメリカ:4-4-2】
特に誰が凄いってわけじゃないけど(いや、凄いけど)しっかりしたサッカーをしてくる。徹底的にサイドから攻撃を仕掛けるサッカーは個人的にはかなり好き。大物食いを期待したい。

【ガーナ:4-4-2】
エッシェンの国って言ったほうが分かりやすいかも。試合を実際に見たことは無いし、情報もほとんど持ってない。個人的には実際に見るまではなんとも言えないから、あんまり言及しないでおく。


■結論
アメリカはチェコかイタリアのどちらかを倒して上がってくる可能性が高そう。どっちかっていうと、監督がここで変わるんじゃないか?(リッピは昨日事情聴取を受けた)なんて話が出てるイタリアが危ない気がする。
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2006-05-20 Sat 19:14
グループF
今回は日本が入ったグループF。

【ブラジル:4-4-2(B)】
監督は初戦にロナウジーニョ、ロナウド、カカ、アドリアーノを使うことを明言した。

ロナウドのコンディションについての情報が全く聞こえてこないのが気になる。
ついでにシーズンのプレーを見るとアドリアーノも心配。結局いいとこなしのシーズンだった。

不安な2トップに対してカカとロナウジーニョは調子良かった。問題は疲れってことになってきそう。

コンディションの問題で言うとカフーは全く心配ない。ミランではほとんどプレーしてないしここにきて調子を上げてきてる。ベテランだけにW杯でベストに持ってく方法は熟知していると思う。

逆サイドのロベカルもあんま心配しなくいいと思う。問題はロベカルのバックアッパーがいないこと。ケガとかは勘弁してもらいたい状況だろう。

ボランチの2人。おそらくエメルソンとゼ・ロベルトがスタメン。ここはジュニーニョとかジウベルト・シウバが控えてる。

CBはフアンとルシオ。ポゼッションを高めて攻撃に偏るだろうから、ボランチと共にカウンターに備えることが必要となってきそう。

GKはジーダ。最近は安定感があまりないのが気になる。

おそらく2戦2勝で日本戦を迎えることになるだろう。少しでもメンバーを落としてくれるとありがたい(個人的には本気のブラジルとやってもらいていけどそんなことは言ってられない)。

【クロアチア:3-5-2】
3-5-2のシステムはWBが引いて守ることが多いんだけど、クロアチアはサイドから積極的に攻めてくる。

キープレーヤーを何人か挙げとく。

右サイドのスルナ。
日本にとってはサントスのサイドってことになる。これは弱点になるし長所にもなりえる。スルナの裏のスペースはがら空きだからサントスが積極的なプレーをすればチャンスはある。同時にオーストラリアではキューウェルと同じサイドになるのでスルナ×キューウェルのサイドの攻防は見ものだ。

プルソ。
見た目の第一印象は真ん中でどっしり構えるポストプレーヤー。でも、実際にプレーを見てみるとサイドに流れてチャンスメイクもする。足元もしっかりしてるし注意が必要だ。

クロアチアの弱点は3バック。左右のWBが高い位置をとるだけに左右にスペースが空く。それをカバーしようとDFの隙間が空くから、そこを突くのがポイント。それにスピードに乗ったドリブルで仕掛けられると弱い。日本は玉田を使って行きたい。

【オーストラリア3-4-3】
ここも注目選手を。

ビドゥカ。この人は完全にポストプレーヤー。高さと懐の深さを持っている。日本のDFはどう対応するか。
基本的には攻撃時はまずビドゥカを狙う。そこから左右のウイングなどにボールを散らしくる。

キューウェル。左サイドを担当してる。ただヒディングの研究で、日本戦はキューウェルを右に使ってサントスとぶつけてくるような気がする。


■結論
1位はブラジルってことで鉄板。
2位は順当に行けばクロアチアだろうけど、敢てオーストラリアを上げときたい。それぐらいヒディングは怖い。
日本は結構厳しい。1負2分が順当だと思う。
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2006-05-18 Thu 04:52
05-06CL決勝:バルサ×アーセナル
<バルサ:4-3-3>
FW:ロナウジーニョ-エトー-ジュリ
MF:デコ-ファン・ボメル、エジミウソン
DF:ファン・ブロンクホルスト-プジョール-マルケス-オレゲル
GK:ヴィクトール・バルデス

アーセナルのアンリとリュンべりが左に流れてプレーすることが多いだけに右に守備的なオレゲルを使ってきた。
3トップは発表だと3トップの頭がエトーで左ロナウジーニョになってる。でも試合に入ってみると中にロナウジーニョで左がエトーの形になってた。これはシーズンはじめにバルサが使って、成功したとはいえない形。この試合でも機能したとはいえないと思う。

<アーセナル:4-5-1>
FW:アンリ
MF:ピレス-リュングベリ-フレブ、シウバ-ファブレガス
DF:Aコール-キャンベル-トゥレ-エブエ
GK:レーマン

ここにきて戦線離脱の守備陣が帰ってきた。もともと記録を作るほどの堅守だったけどこれで磐石になったかもしれない。

試合内容について。

予想ではバルサが攻撃的に入ってアーセナルがそれを受けるという形だった。
この予想に反して序盤はアーセナルが攻勢に出た。

序盤の決定的場面。
アンリのファーストシュート。DFの死角から一瞬で前に出て一番打ちやすいところにトラップ。次のところで一番シュートを打ちやすい場面に置く。
このアンリのプレーもそうだけどエトーとかアンリのプレーを見てるとトラップ時のボールの置き所が上手い。
アンリのプレーはトラップまでは完璧だったけどVバルデスはよく出た。この試合はアンリとバルデスのタイミングが合っちゃってた気がする。
アーセナルの時間帯が終わって試合が落ち着くとポゼッションはバルサに移った。

アーセナルの守備の決まりごととしてはロナウジーニョには複数枚で当たるってことが徹底してた。そういう意味でロナウジーニョが中でプレーするとスペースが少なくてプレッシャーがきつく“らしい”プレーが見られなかったように思う。

いくつかバルサの攻撃で目立った点。
マルケスが左右にロングボールを散らす。
デコ~ジュリのライン。
ロナウジーニョとファン・ブロンクホルストのライン(これはロナウジーニョがサイドでプレーするようになって機能した。エトーがサイドだとファン・ブロンクホルストはあまり上がれない)。

予測できなかったこととしてレーマンの退場を挙げときたい。そこまでは安定したプレーを見せてたし、序盤で10人になったことはアーセナルにとって大きなマイナス要素。
このレーマンのプレーを誘発したプレーはやっぱり(というかなんというか)ロナウジーニョとエトーのラインだった。
エトーのスピードは相手チームにとって脅威だ。ロナウジーニョが下がって、サイドのエトー(またはジュリ)が中に切れ込んでくる。ロナウジーニョからそこへ徹底的にスルーパスを狙うって形が何度も見れた。
形としては3トップの頭が中盤に吸収されるという変則的なもの。ロナウジーニョが自由に動くように指示されてるからこそこういう形になったんだと思う。

ここでGKが退場になったってことでピレスに変わってアルムニアが入った。アルムニアは途中出場のGKにしては試合の流れに乗って安定したプレーを見せてたと思う。
ピレスが変わったことで中盤が減ったことはアーセナルにとって痛かった。

バルサにボールをキープされることが決定的になって守備的な布陣に変更した。
形は4-4-1で2本のラインはコンパクトにまとまってスペースを消すように努力した。この試みはほとんどの場面で成功だったと思うし、アーセナルの選手の集中力はすごかったと思う。

これだけ守備的になってアーセナルの攻撃はアンリ+1(基本はリュンベリ)に任せる形になった。アーセナルはこういう状況でもいくつかの決定的チャンスを作り出した。
リュンベリのスピードには驚かされた。最近は衰えてきたと思ってたけど、バルサのDFはファールじゃないと止められない状況だった。
レーマンの退場後はバルサが攻めてアーセナルが守ってカウンターって構図になった。

得点シーンについて。

10人のアーセナルが先制した。
セットプレーは人数が関係ないってことが表れた場面だった。確かにピンポイントのいいキックだったけどキャンベルをフリーにした守備は微妙。バルサの守備はこのシーンだけじゃなくアンリとかリュンベリあたりにはやられっぱなしだったし、アーセナルが11人だったら本当に分からなかった。
この失点後バルサはエトーとロナウジーニョのポジションを元に戻した。

バルサの同点ゴール。
エトーは攻撃の起点になってフィニッシュにも現れた。トップスピードでゴール前に走りこんでいるのに冷静にニアに蹴りこんだ。ラーションから1タッチのパスでエトーがオフサイドラインギリギリを飛び出した。2人のコンビネーションの良さがうかがえる。
このゴールは簡単な1タッチ、2タッチのパスで生まれた。シンプルなプレーの大切さを感じる。

バルサの2点目。
バルサが一気に畳み掛けたって言えるだろうし、失点でアーセナルの集中力が切れたともいえると思う。DFのベレッチが後ろから飛び出したことによって誰も捕まえ切れなかった。角度の無い中からきっちり決めたベレッチの技術も認めたい。
このあと1点をリードした状態のバルサは厄介だった。ボールをキープできる選手が多いだけに相手はどうしようもなくなる。

選手交代について。

バルサから。

エジミウソン⇒イニエスタ
最近は守備面での成長が見れるイニエスタを中盤の底で使うのは間違ってない。それに攻撃という面から見ればエジミウソン<イニエスタは明らかだ。左右の散らしや前線への飛び出しでチャンスを演出した。

ファンボメル⇒ラーション
ロナウジーニョを1枚下げて左にエトー、中にラーションの形に変更。結果としてラーションは2得点を演出したわけだから大当たりってことになる。

オレゲル⇒ベレッチ
これも攻撃的な交代。ついでにこの交代も当たり。

アーセナル。

ピレス⇒アルムニア
省略。

セスク⇒フラミニ
1点を守りに行った交代だった。

フレブ⇒レジェス
これは上の逆。点を取るための交代。

最後にロナウジーニョについて。この試合では終始低めのポジションでのプレーが目に付いた。相手のプレッシャーを避けるという目的があったんだと思う。
引いたロナウジーニョから何本もスルーパス試みられた。それから引いた位置からのドリブルもあった。その場面ではボディーバランスのよさが目立ってた。

こんどこそ本当に今季最後の締めくくり。
本当にいい試合を見させてもらった。
あとは心置きなくW杯に集中できる。
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2006-05-16 Tue 19:10
FA杯決勝:リバプール×ウエストハム
結果は3-3のPKでリバプールの勝ち。放送時間の関係で延長戦はほとんど見てない。
試合展開を見てると去年のCL決勝にそっくりだった。このチームはなにかついてるのかもしれない。リバプールは今季はCLの予備予選から戦って、間にトヨタカップをやってここまで来てる。このチームのフィジカルとか精神面の強さは相当のものだと思う。

<リバプール>
GK:レイナ
DF:リーセ、ヒーピア、キャラガー、フィナン
MF:キューウェル、シャビアロンソ、ジェラード、シソコ
FW:クラウチ、シセ

ウェストハムはあんま知らないから省略。

試合開始時はジェラードは低めの位置をとった。多くボールに触ろうっていう意識があったと思う。
ボールを持つと前線にフィード。クラウチの高さを使ったり、スペースに蹴りこんでシセを走らせたりする形。それでくさびを入れたけど、そういう攻撃に偏って真ん中ばかりの攻撃になってしまった。
後半はそういうこともあって左右いっぱいに選手を張り付かせて攻撃を組み立てた。モリエンテスが入ったこともあるし、縦からのボールより横からのボールの方が高さを生かしやすい。

ウェストハムはボールを取ってからの切り替えが速かった。ロングボールを前線に蹴りこんで一気にチャンスを作ろうとした。

ウェストハムの1点目。
結果的にはリバプールのオウンゴールだったけどいい攻撃だった。サイドへ後ろから飛び出しフリーでボールをあげた。サイドの効果的なオーバーラップは随所で見られた。DFとGKの間にボールを通すことによってDFがゴールに向かって守備をしなければならなくなった。結果としてこれがオウンゴールを生んだ。
このシーンに代表されるようにウェストハムは徹底的にグラウンダーの低いクロスを使った。高さがないのを補うためだろうけどそういう徹底した戦術はいいと思う。

ウェストハムの2点目。
リバプールのDF陣が混乱してた。相手にフリーの選手が多くて捕まえ切れてない印象。1点目もウェストハムの中の選手はフリーだったしそういうシーンが多かった気がする。集中力の問題だったかもしれない。変なパスミスも目立ったし(それが1失点目につながった)、レイナも安定しているとはいい難かった。

リバプールの1点目。
シセの絶妙の飛び出しとパサーのタイミングがばっちりあった。後ろからのボールをダイレクトで決めたシセの技術もすごかった。この得点の前後からリバプールは中盤でボールが回り始めたけど畳み掛けることが出来なかった。
ちなみに、DFラインからボールを回してゆっくり押し上げるリバプールと一気に前線に蹴りこむウェストハムの違いが印象的だった。

リバプールの2点目。
クラウチがしっかり自分の役割を果たしたシーンだった。クラウチとモリエンテスの高さを狙ったクロスもピンポイントで合ったし、それをきっちりスペースに折り返したクラウチもいい仕事をしたと思う。
リーグが始まった当初と違って、最近のクラウチは足元もしっかりしてきたしサイドの流れて仕事もするようになった。それでも一番求められる仕事はこのシーンのようなものだろう。

ウェストハムの3点目は交通事故。
それでもこれで一気に形勢逆転となった。ウェストハムはほとんど全員が引いて、リバプールは攻め手がなくなった。

こういう状況の中で終了間際にジェラードがロングを叩き込んだ。膠着した試合展開を変えるには積極的に打ってくことが必要ってのは定石だけど、足を引きずった状態であのシュートを決められるのは他にいないかもしれない。昨季のCLの予選の最終戦でも似たようなことがあった。やっぱりジェラードはリバプールに欠かせない存在だと思う。

このまま90分は同点で終わって延長に突入した。
上でも書いたけど延長は省略されちゃったからあんま見てない。ラスト3分ぐらいを見た感じでは両チーム倒れる選手が続出して満身創痍って感じだった。ヨーロッパでも日程が厳しいプレミアでシーズンの終わりにこれだけの試合をすればしょうがないと思う。そんな状況の中でもいい試合が見れた。

結果はPKでリバプールが優勝。このチームはPKに強い印象しかない(というか、GKが当たりまくる)。何度も書くようだけど締めくくりにいい試合を見れた(まだCLの決勝もあるけど)。
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2006-05-15 Mon 17:05
W杯メンバー発表
GK:川口能活・土肥洋一・楢崎正剛
DF:田中誠・宮本恒靖・加地亮・三都主アレサンドロ・坪井慶介・中澤佑二・中田浩二・駒野友一
MF:中田英寿・遠藤保仁・小笠原満男・福西崇史・小野伸二・稲本潤一
FW:高原直泰・柳沢敦・巻誠一郎・大黒将志・玉田圭司

久保が外れたってのはある意味サプライズだった。ジーコはずっと久保を軸と考えてきただけに結構悩んだと思う。それでもコンディションの上がらない久保を外して巻を入れた決断は評価できると思う。
W杯を戦う中で巻の高さが必要となる場面は想定できる。巻はこのチャンスを生かしてステップアップして欲しい。

FWが5人選ばれたことで中盤が1人減った(中田浩をボランチとしてもカウントできるから)。その煽りを食らったのが松井。松井は次のW杯で軸になると思うからここで経験が欲しかった。

ジーコは玉田を3トップ時のオプションと考えてるらしい。最近のプレーを見てるとゴール前での働きというより1・5列目での働きが目に付いた。何度もいってきたけどそういうオプションを考えてるならもっと早く試して欲しかった。

今日でW杯のメンバーは決定したわけだけど、選手には本番に向けてコンディションをあげていってもらいたい。
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2006-05-13 Sat 22:02
日本×スコットランド
<4-4-2>
FW:久保-玉田
MF:小野-福西-遠藤-小笠原
DF:サントス-中澤-宮本-加地
GK:川口

基本的には現状のベストメンバー。国内組の最終確認って意味でとっていいと思う。中盤の布陣は一応ってことでかなり流動的だった。
トップ下の小笠原と小野はサバイバル。本番でのスタメンを決める上でこの試合は重要なポイントを占めるってことは間違いないと思う。

相手のスコットランドのシステムは3-6-1(3-3-3-1)の形。少し変則的なシステムで引いてきた。ブルガリアを5-1で破って勢いがある。“キリンカップ”の優勝がかかってるだけにある程度本気で来ると予想された。それに引き分けで優勝できるってことで引き分け狙いの試合。W杯前にはいい相手と言える。

日本は優勝するためには3点が必要ってことでいい意味で“日本らしくない”試合が要求された。そういうわけで序盤から積極的な攻撃を期待したんだけど、低調な滑り出しだった。
前のブルガリア戦での反省を踏まえて確実な入りを心がけたのかもしれない。ブルガリア戦での反省って意味では、一気に相手との距離をつめないってことを注意したらしい。
ただボランチが攻撃的な分DFラインとの間にスペースが出来てたのが気になった(守備の時間が少なくてあんま目立たなかったけど)。
守備面だとサントスのサイドでフリーでクロスを挙げられたのも気になった。やっぱり4バックだと微妙かも。

スコットランドの攻撃の時間は短かったけど面白い攻めだった。攻撃時はサイドが高めの位置をとって3トップになってサイドから攻める。中の枚数もしっかりそろってチャンスが多ければ怖い攻撃が見れたと思う。カウンター時はトップに当てて一気に周囲が押し上げ速い攻めを見せた。
それにスコットランドのFWは相手の前で合わせるという意識がしっかりしてる。基本的なことだけど点を取るには必要だし日本の方はあまり見られなかった。

少ない攻撃と逆に守備はかなり堅かった。前線からのプレッシャーはあまりかけてこないけど、最後のところではきっちり跳ね返してくる。ラインもきっちり整えてるし、日本のサイド攻撃には2人で行くってことも決まりごとになってたっぽくて戦術がきっちり浸透してた。

こういう引いてくる相手に対する日本の戦い方はしっかりしてたと思う。アジア勢との対戦が生きていた。ミドルを積極的に狙ってたし、2列目からの飛び出しも目立った。
それでも点が取れなかったのは相手のレベルも上がったってこと。世界レベルならもっと難しくなるだろう(日本相手に引いてくるチームはあんま無いと思うけど)。

日本の攻撃ではSBの積極的な上がりが見られて4バックのメリットが生かせたと思う。ただ単純なクロスが多すぎた。高い相手に対して普通のクロスで勝負してもチャンスは少ない。前半の終了近くにいくつかのチャンスが続いたけどそれは低いクロスから生まれた。
セットプレーも途中から工夫が見られて良かったと思う。オプションが多いってことは弱点にはならない。

先発のFW。
久保はボールが足につかない。フォローが少なかった(味方との距離があった)ってこともあるけどポストの役割をあまり果たせなかった。まだまだ復調にはほど遠い。個人的にはずっと久保を押してきたけど、ここで思い切ってはずすのもありかもしれない。
玉田は期待していたドリブルが見られなかった。スコットランドのDFはドリブルに対してファールで止めるシーンが多かった。玉田がもっと仕掛ければセットプレーをもっと取れたと思うし、チャンスも増えたと思う。

小野と小笠原はボールの判断はよかった。FWの飛び出しにあわせてロングボールを蹴りこんだりスルーパスをねらったりシュートを狙ったりと状況にあったプレーを選択できてたと思う。小野はゴール前での決定的なプレーなど、コンディションが戻ってきたと考えて良さそう。

川口はらしいプレーが戻ってきた。相手を怖がらずに飛び出すあたりなんかは川口らしい。あたりだすと止まらないだけに本番に向けてコンディションを上げてもらいたい。

選手交代について。

中澤⇒坪井
中澤のケガは心配だ。代表の中で代えが効かないって意味では一番だと思う。個人的には世界で通用するDFは中澤だけだと思ってるだけに無事を祈りたい。

久保⇒巻、遠藤⇒佐藤
“ついに”ジーコが3トップを試した。ずっと主張してただけに本番前に見れたのは収穫だった。ただ機能したとは言えないのも事実。それぞれが中途半端なプレーになってしまった。本番ではこのオプションを使うのか?もうちょっと早く試していれば熟成期間もあったんじゃないかと思う。

今日の試合は当確組が主体だったこともあって無難なプレーが目立った。
それと気になったのが主審試合進行。ミスジャッチどうこうじゃなくて判断基準とかがあいまいだと思った。スコットランドの選手に不満がでたのもしょうがないかも。
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2006-05-09 Tue 21:58
日本×ブルガリア
<日本代表:3-5-2>
FW:巻-玉田
MF:遠藤、村井-福西-阿部-加地
DF:中澤-宮本-田中
GK:川口

疲労を考慮された浦和と鹿島の選手が出ないってことで意味不明なスタメンだった。
久保じゃなくて巻が先発ってのには驚いた。
巻と玉田はジーコの好む組み合わせってこともあるかもしれない。こうなると久保はケガが再発したのか?と心配になってくる。とりあえず、巻にとっては本当にラストチャンス。
問題はトップ下遠藤のところ。中盤が阿部、福西、遠藤しかいなかったからしょうがないけど本大会のためになるとは思えない。
個人的に浦和と鹿島組を除いてスタメンを考えてみた。

<4-4-2>
FW:久保-佐藤
MF:玉田、福西-阿部-遠藤
DF:駒野(村井)-中澤-宮本-加地
GK:川口

玉田は中盤というより1,5列目で2トップ1シャドーの形。
これは勝手に考えたスタメンだし、本物のスタメンと同じぐらい本大会では使えなそう。
奥の手を使うなら、浦和と鹿島の選手は45分限定で使えばよかったんだと思う。何を言っても結果論だけど。

日本側はこのくらいにして、ブルガリアのシステムは4-5-1。システムだけを見れば攻撃的な布陣といえる。仮想クロアチアだったらしいけど、個人的印象としてはちょっと違うかな?と思った。

最初に言っちゃうとブルガリアのサッカーは個人的にかなり好みだった。本当は日本代表を見なきゃいけないんだけどブルガリアのほうが印象深かった。
というわけで、ブルガリアの印象から。ペトロフはリーガでプレーしてるだけあっていい選手だと思った。
ブルガリアがサイド攻撃を基本にしてることもあって存在感は抜群。1点目の起点となったサイドチェンジを見ても視野の広さやキックの正確さが分かる。サイドからの攻撃ってことではSBとSMFの関係性もよかった。

それからブルガリアはラインがコンパクトにまとまってた。序盤はくさびをカットされて日本は攻め手がなかった(途中から前にボールが入るようになったけど)。

2点目はFK。触ってもゴール、触らなくてもゴールっていう形の精度の高いキックだったと思う。

他に印象に残ったことを書くと、切り替えの速さ・狭いとこでのパス回し・後ろからの飛び出しなどの連動性・・・・。日本についても書かなきゃいけないから、ブルガリアについてはこの辺で終わりにしとく。

日本代表について。

クロアチアには研究されてた。3バックの弱点を突かれた。WBの裏を徹底的に狙われたし、対人には強くても場所に弱いってことを露呈してスルーパスを狙われた。
日本の修正としては、右を攻められると加地が対応して、左に来られた時は中澤が開き加地が下がって対応した。1トップに対しては宮本、田中が見る。

攻撃は上に書いたとおり最初は上手くいかなかった。
こっちはポジションを動かして修正した。玉田は下がり目の位置でボールを受けて遠藤とかサイドの選手が前線に飛び出す。巻と玉田の2トップというより、巻の1トップの後ろに玉田と遠藤が絡んでく形だった。

巻は“中山の後継者”的な役割を全うした。前線から積極的にプレッシャーをかけ続けたし、“泥臭いプレー”に終始した。ただ巻のプレッシャーに対する周りのフォローが少なくて、効果的なものにはならなったように思う。得点もシュートのコースをGKの前で変えるってもので、反応の速さとかは良かったと思う。何より結果を残したってのが1番だろう。

中盤は積極性が見られた。
阿部の前線への意識なんかは良かったと思う。スタメンを見た時点で、阿部が守備的で福西が攻撃的にいくと思ったけどそんなことはなかった。それだけアピールしたかったってことだろう。

カウンター時の押し上げの遅さも目立った(つまり切り替えが遅い)。カウンター時は玉田+巻(+遠藤)が孤立して効果的に生かせなかった。

加地は前半は守備に追われることが多くて、攻撃参加があまり出来なかった。それでもブルガリアが引き気味になった後半は持ち味を発揮したと思う。効果的な空走りでスペースを作ったりいい効果を与えたと思う。

ここまではスタメンのプレーについて。
後は日本の選手交代とその後のプレーについて。

村井⇒サントス
これはしょうがなかった。村井は変な倒れ方した(グニャって感じの)。靭帯をやったかもしれないし心配だ。
ただ村井のプレーはあまりよくなかったと思う。前にも書いたとおりバリエーションが少なくて単調。
サントスは早めにクロスを上げたり、中に切れ込んでプレーしたり、シュートを狙ったりとバリエーションが多い。結局日本の同点ゴールはサントスのシュート(?)から生まれた。

田中⇒小笠原、福西⇒小野
この交代で遠藤-阿部のダブルボランチと攻撃的に小笠原と小野になった。ここで阿部が残ったのは、阿部のラストチャンスって意味があったかもしれない。それでも4バックにしてから玉田と阿部が消えたのが気になった。システムの関係か、単なる疲れかは分からない。
交代後の小野の動きは復調を感じさせられて安心した。

巻⇒佐藤
結局、交代直前に同点になったけど負けててもこの交代だっただろう。何度も言ってるけどFW⇒FWじゃないパターン(3トップにするとか)も試して欲しかった。

阿部⇒長谷部
阿部の疲れを考慮、それから小野のプレッシャー軽減って意味もあったかも。この交代前後から日本は間延びしてた。ドリブルで持ち上がられるシーンが目立った。

全体としては色々不満が残った。
守備陣は前半やられすぎ。とりどころが定まらなくて、一気に寄せるとそのスペースにスルーパスを通される形が多かった。
失点の時間帯も悪すぎ。宮本と川口の間の変な連携ミスなんかもあった。

攻撃陣は“決定力不足”を露呈。シュート21本ということで今までに無い積極性が見れたのは良かった。それでも得点が1って・・・。今までは“決定力不足じゃなくて決定しようとする気持ち不足”だと思ってたけど、本当に“決定力不足”が深刻だってことを思い知らされた。

2軍相手に負けたってことでマスコミがうるさいだろうけど、日本も2軍(は言いすぎか?)だからそんなに気にする必要は無いかもしれないけど。
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2006-05-08 Mon 17:26
キリン杯前のW杯メンバー予想
基本的にジーコは1つのポジションにつき2人の選手を選ぶという方針らしい。
たぶん4-4-2を採用するだろうから、それを想定してやってみる。

とりあえずスタメンを考えてみる。

GKは川口でいい。DFラインも、サントス-中澤-宮本-加地で決定。

問題は中盤。
福西と中村が攻守の軸ってことにする。
残りの2つには中田英、小野、小笠原のうち2人が入ってくる。ポジションを別にすると中田がベンチってことは考えられない。ということで中田がボランチに入るかトップ下に入るかで色々変わってきそう。
ひとまず、最近の傾向から中田はボランチってことにしときたい。で、トップ下には小笠原が入りそうな気がする。アメリカ戦の後に小野はボランチのがいいってジーコが言ってたし個人的にもそう思う。

FWの軸は久保。
相方はコンディションとか相手関係によって変わってきそう。一応ここでは一番可能性の高そうな高原ってことにしとく。

スタメンを考えたから今度は控え。

GKは無風状態。控えは楢崎、土肥で決まりだと思う。

CB陣。控えは、茂庭・田中誠・坪井の中から2人。
これは微妙なところ。
茂庭は最近選ばれてるし、スピードと強さの両面に優れてる。問題は経験という面ぐらい。
田中誠は特徴を挙げろって言われると微妙だけど、3バックを採用すると中澤-宮本-田中のラインが成熟度で1番だけにはずしにくい。
坪井はスピードという武器を持ってる。年はあまり安定してなかったけど、今年はJで安定したプレーを見せている。
個人的には、ジーコは経験とか貢献度を重要視するだけに坪井と田中誠になりそうな気がする。

左SB。
控えは中田浩だと思う。村井という選択肢もあるけど、4バックの左に入ってどうか?っていう疑問もあるし、前の試合で特徴を見せられなかった(4バックの適性についてはキリンカップで見られれば見てみたい)。
中田浩ならば守備力はそれなりに期待できるし、ボランチをこなせるっていうユーティリティー性も持っている。

右SBは駒野でよさそう。というか、他に見当たらない。駒野は右サイドでもプレーできるから、その辺も使える。

ここまでは割りとすんなりきたわけだけど、ここから後はかなり難しい。ポジションが色々変化するから中盤全体で4人選んでみる。
小笠原をスタメンにしたから小野は当確。残り3枠を松井、稲本、遠藤、阿部、本山で争う。ジーコが海外組をはずすとは思えないから松井と稲本は入ってくる。それから、貢献度っていうキーワードからいくともう1枠は遠藤かな?って思う。

FWは低いレベルで熾烈な争い(マカーイが外されたオランダを見てほしい)。2枠を柳沢、大黒、巻、佐藤、玉田、(鈴木)で争うことになってる。柳沢はこないだの会見で事実上の当確アナウンスが出た。そうすると、大黒、巻、佐藤、玉田の内から1人を選ぶ必要がある。個人的には玉田を入れてもらいたいけど、結果として大黒が入ってきそうな予感。

一通り決まったとこで整理しとく。

<日本代表:4-4-2>
FW:久保(柳沢)-高原(大黒)
MF:中村(松井)-福西(遠藤)-中田英(稲本)-小笠原(小野)
DF:サントス(駒野)-中澤(坪井)-宮本(田中)-加地(駒野)
GK:川口(楢崎、土肥)
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2006-05-03 Wed 11:38
チェルシー×マンU
最初に結果を言っちゃえば3-0でチェルシーが勝って連覇を決めた。負け惜しみじゃないけど、2点目をとられるまでは互角以上の試合展開だった。3点差がつくような力差も感じない。全ては立場の違いだったと思う。いまさらだけどマンUの最下位のサンダーランドと分けたのが痛かった。

<チェルシー>
GK:チェフ
DF:パウロ・フェレイラ、リカルド・カルバーリョ、テリー、ギャラス
MF:ジョー・コール、ランパード、エッシェン、マケレレ、ジョー・コール
FW:ドログバ

<マンU>
GK:ファン・デル・サール
DF:ガリー・ネビル、ファーディナンド、ビディッチ、シルベストル
MF:Cロナウド、オシェイ、ギグス、パク・チソン
FW:ルーニー、サハ

プレミア的にスペースが少なくてあたりの激しい試合。さらに1位と2位の直接対決、優勝もかかってるってことでさらに激しい当たりが随所に見られる試合になった。見てるほうとしてはそのほうが面白いし好き。
ただこの試合に関してはケガ人続出で微妙。ルーニーは全治6週間でW杯微妙。テリーも序盤にケガをして足を引きずりながらのプレーだった。モウリーニョがテリーを下げなかったのはシンボル的な存在のテリーに優勝の瞬間にピッチの上にいてもらいたかったんだと思う。
ランパードとテリーは特別な存在って言ってた。移籍してくる選手が多い中で生え抜きの2人はサポーターにも支持されてる。

チェルシーの1点目は開始直後に生まれた。時間帯としては最高の時間だったと思う。これでチェルシーは優位に試合を進めることができた。
得点としては、CKをドログバ(?)があわせギャラスがGKの前で方向を代えるってものだった。ギャラスはマンUのDF陣の死角から入り込んで完全なフリーだった。このシーンに限らず、マンUの守備陣はマークを見失うシーンが目立ったように思う。

チェルシーはドログバが前線でポストになって、収まったところで周囲の選手が動いてボールを引き出す。ロッペン・Jコールはドログバと近い位置を保ってボールを受ける。こういうタイプの選手が1トップに置かれたときは周囲の動きがかなり重要になってくる。

マンUのほうはサハがドログバと同じような役割を任されてる。ただ序盤は完全に消えてた。
前線からボールにプレッシャーをかける動きもあまり見られないしかなり不満だった(ルーニーと比べると歴然)。プレミアでは基本的に全員が守備も求められる。中田も最初のころはこういうサッカーに戸惑ったらしい。

これが徹底されてるのがチェルシーのサッカーだと思う。簡単に言うと“全員守備・全員攻撃”のサッカーだ。ロッペンとかJコールはかなり後ろまで戻って守備をするし、去年のチーム得点王はランパード。

エッシェン・マケレレあたりのインターセプトはかなり効果的だった。マンUが前がかりになってることもあって、高めでのカットは即チャンスにつながる。
さらにこういう時のチェルシーの選手の上がりの速さには驚かされる。相手セットプレーの後なんかも一気にラインを上げて攻撃に転じる。今のサッカーだとそういう速攻が一番有効なんだと思う。
ちなみに、エッシェンは昨夏マンUがロイ・キーンの後継者として狙ってた。バラックの去年マンUと交渉成立って報道されてたのに、いつの間にやらチェルシーの手に・・・。

マンUの攻撃パターンは完全にチェルシーにつぶされた。Cロナウドはボールをとめた所をつぶされた。Cロナウド対策にモウリーニョはギャラスを左で使ったんだと思う。
これに対処するためにCロナウドとパクチソンは途中からサイドを逆転してプレーした。右利きのCロナウドが左サイドに移って、いくつかのシュートを打てた。
そのシュートが独特だと感じた。ほとんど回転させないでボールを落とす。少し前まであまり気づかなかったからいつから使い始めたのか分からないけど、有効だと思う。

Cロナウドと同じくルーニーにボールが入ったときのプレッシャーもきつかった。ルーニーは完全にチャンスメーカー的役割になっている。だからボールの出所を押さえられて攻撃がつらくなった。

チェルシーの2点目について。
Jコールがテクニックを見せた。もともとJコールはトップ下でああいうプレーをして期待されてた。でもプレミアの激しい当たりとかでつぶされて、自分の技術を活かしきれなかった。モウリーニョは比較的プレッシャーの少ないサイドにJコールを置いて、簡単にボールをはたくように指示した。これでJコールは生き返って今では代表にも定着してる。
だから、2点目のシーンはJコールの持ち味が生きたプレーだった。ああいうプレーとシンプルなプレーをするときの判断が抜群によくなったと思う。

この2点目でマンUは完全にバランスを崩した。得点を取りに行こうとする前の選手と、後ろの選手が分断されて中盤が無くなった。それで3点目のシーンでは中盤でプレスが全くかけられず、簡単に点を取られた。

選手交代について。

ルーニーとエブラ、ギグスとリチャードソンの交代はケガによるものでしかたない。

Cロナウドとファン・ニステルローイの交代。
上に書いたとおりCロナウドはつぶされて機能しなかった。ファン・ニステルローイを投入してパクチソンが中よりにポジションを移して中の枚数を増やした。パワープレーみたいな形だったかもしれない。

チェルシーの交代はテスト的意味があったような気がする。
ダフは出場機会が少ない。クレスポの投入は2トップをもう一度見たかったんだろう。マニシェはドログバと変わった。クレスポの1トップを見る目的だったと思う。この辺の交代には余裕を感じる。

ラスト5分からのチェルシーのパス回しはすごかった。マンUがあきらめてたってのもあるかもしれないけど、ぽんぽんパスが回る。この試合は3点差があったけど1点差の試合とかでああいうプレーができるとかなり大きい。
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2006-05-02 Tue 15:56
キリン杯招集メンバー
GK:川口能活・土肥洋一・楢崎正剛
DF:田中誠・村井慎二・宮本恒靖・加地亮・三都主アレサンドロ・坪井慶介・中澤佑二・茂庭照幸・駒野友一
MF:遠藤保仁・小笠原満男・福西崇史・小野伸二・長谷部誠・阿部勇樹・本山雅史
FW:久保竜彦・巻誠一郎・佐藤寿人・玉田圭司

エクアドル戦のメンバーとほぼ同じ。変わったのは本山が久しぶりに招集されたこと。前にも書いたとおりスコットランドはドリブルの仕掛けに弱そうな印象がある。同じことがクロアチアにも言えるから、スコットランドのDFをめちゃくちゃにするようなら本大会に召集しても面白いかも。

今野が呼ばれなかったのはかなり残念。ボランチの候補は攻撃に偏ってる印象。守備をやれる選手もいれといたほうがいいと思うんだけど。

今野も含めてここに呼ばれなかったメンバーが本番に呼ばれる可能性はかなり低いだろう(ケガの柳沢を除いて)。それに国内組にとっては最後のアピールチャンスなんだから自分の個性を存分に発揮してもらいたい。そうすればおのずと面白い試合が見れそうな気がする。
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