ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-06-13 Tue 03:03
アメリカ×チェコ
アメリカのシステムは4-5-1。中盤のサイドの選手はワイドに開いてる。徹底的にサイドから攻めてくる、個人的に好きなチーム。
チェコは4-5-1。バランスのよさとか安定感は世界随一。バロシュの欠場でコラーの1トップの後ろにネドベドが入る形。

チェコはやはり組織力が飛びぬけてる。
システムは何度か紹介してる4-1-4-1の形。守備のラインを明確に2本使ってる。
まず、守備面で重要なのはこの2本の守備ラインをコンパクトに保つってこと。で、1本目の守備ラインでまず相手にプレッシャーをかける。そこでこぼれてきたボールは1枚残ったガラセクが対応する。1本目の守備ラインでプレッシャーをかけるときは、しっかりと連動的に行くようにして単発で効果の薄いものは少ない。

この形のシステムだと攻撃でもかなりのメリットがある。4人が横に並ぶから左右にワイドな攻撃ができる。守備面でもワイドに開くアメリカの攻撃を防ぐのがうまくいった。特にアメリカの右サイドのビーズリーは2枚で当たって、スピードにのるスペースを作らせなかった。

それから、選手間の間隔が狭くなってパス回しもうまくいく。チェコはこの狭い間隔を上手く使ってトライアングルをいくつも作る(NHKのアナウンサーも言ってた)。基本的なことの繰り返しだけど、徹底することでかなりいい攻撃が生まれる。
このシステムはかなり好きなんだけど、実際にやるのは難しい。
まず、プレッシャーをかけなければならないから中盤の選手に守備力と運動量が要求される。
特に重要なのが1ボランチのガラセクの位置。ここのポジションは横幅を1人でケアするから、さらに高レベルの守備力と運動量が要求される。
さらに左右にちらす技術もほしい。

それから、2列目から前線への飛び出しも重要になってくる。このシステムに限らず1トップを使うときは2列目の選手がかなり重要。
それとしっかりした連携。連動した攻守が無ければ崩壊してしまう。
こういうことが満たされれば、個人的にはこのシステムが1番だと思う。バルサとかチェルシーも基本はこの形だから、今後流行していくと思う。

1点目はサイドから攻める形だった。
相手がGKからのフィードで押し上げる途中ってこともあって、右サイドの飛び出しでフリーになれた。さらに、中はコラー1枚だったけど相手がしっかり体を寄せきれずに簡単にあわせることができた。

2点目のミドル。
サイドをえぐったことと、コラーが深い位置まで入り込んだことでアメリカのDFラインはかなり深い位置まで下げられた。結果として、こぼれ球を拾ったロシツキの前にかなりのスペースが生まれた。

3点目は2列目からの飛び出しの典型。
FWを追い越してくからオフサイドもかからない。最後後ろからのプレッシャーを受けながらもきっちり決めるあたりはさすが。

チェコは高齢化が心配だった。でも結局最後まで運動量は落ちなかった。オーバーラップとかパス&ゴーの形のなかでかなりの無駄走りをしても運動量が落ちないってのはすごい。
特にネドベドは攻守のさまざまな場面に顔を出しながら最後まで運動量を落とさなかった。それにネドベドのタメで味方が上がる時間を作った場面もかなり見られた。

とりあえず、1試合目はしっかり最後まで切れなかったけど今後どうか注目。コラーがケガしたように、やっぱり高齢化(ケガと関係あるかわからんけど)の問題は後々問題となってきそうな気がする。

アメリカ側も序盤はポジションにとらわれない連動したプレーとサイド攻撃を見せてくれた。ドノバンの前への飛び出しなんかは良かったし、サイドの選手を追い越す動きもアメリカらしかった。
でも、チェコの守備が一枚上だってことを認めざるを得ない。


試合前はアメリカのサッカーに期待してたけど、チェコの基本的なプレーを組み合わせたシンプルなサッカーに感動(?)した。自分が監督をするならこういうサッカーを目指したいという理想形だった。
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2006-06-13 Tue 00:21
日本×オーストラリア
日本は戦前から言われてたように3-5-2。右サイドは加地じゃなくて駒野になったけど、柳沢とか高原とかケガが心配された選手はキッチリ戻ってきた。

オーストラリアはキューウェルのケガの影響もあっていつもと違う4-4-2って情報が事前に流れてた。でも、始まってみればキューウェルはスタメンで出てるし形は3-4-3。日本代表がオーストラリアの4-4-2を想定しての3バックだとすると、ヒディンクにまんまとやられた形。
オーストラリアは次がブラジルってこともあって、ここで勝ち点を落とすわけにはいかない。

オーストラリアの攻撃はビドゥカのボールを預ける所から攻撃が始まる。昨日も書いたけど、このくさびをどう防ぐかがポイントになる。この試合に関してはビドゥカはしっかり抑えてたと思う。DFラインがいつもより怖がらずに高い位置をとってボランチとのスペースを消した。それでスペースが無くなったオーストラリアはビドゥカに当てづらくなった。

その対策として高めのDFラインのウラにロングボールを放り込んで、DFラインを下げさせようと試みた。DFラインが下げさせられてボールをまわされるシーンもあった。その対策としては後半はオフサイドトラップを使った。
それにDFラインが下がっても今度はボールを取る位置を変えて、最後の所で止めようという臨機応変な対応ができてたと思う。そう考えると“回させてた”って言えるのかもしれない。
いくつかビドゥカに入ったボールも入った瞬間に囲んでしっかりした仕事をさせないようにしていた。こんな感じで結構しっかりした対応しててもビドゥカがしっかりした仕事をすればチャンスを作られてた。

後半に相手がケネディを投入してからは辛くなった。前の起点が2枚になったし前線でのプレッシャーがかからなくて、いい形でボールを入れられた。

相手へのプレッシャーという意味では序盤はかなりよかった。前線で囲んで高い位置でボールをとることができたと思う。前半も時間がたってからは引かされてあまりプレッシャーがかからなくなったけど、これはリードしてることもあって“省エネ”ってことにとってた。

後半になると一気に運動量が落ちたと思う。前線にボールを送っても押し上げが遅いし、全体的に間延びしてスペースがかなりできてしまった。
そういう意味では柳沢⇒小野の交代はよかったと思う。中盤でプレッシャーがかからなくなったから、中盤の枚数を増やすという選択は間違って無かった。こういう状況でも、ある時間帯まではしっかり最後の部分ではしっかり止めてたのは評価したいと思う。
とにかく、最後に運動量が急激に落ちたってことは、結果としてペース配分を間違ったっていえそう。次も同じ時間帯の試合になるから、その辺は考えて欲しい。

同点ゴールは川口の判断ミスと言えるかもしれない。あそこまで出てきたら少なくともボールは触らなきゃダメ。前半のCKのとき、もっと言えばマルタ戦から川口が飛び出して守備をする場面が多く見られたから、そういう約束事ができてたんだと思う。
でも、川口は他の場面ではかなり当たってただけにあまり攻めることはできない。
この得点もロングスローからだった。エクアドルの試合の後も書いたけど、今大会の流行の1つになるかもしれない。

2失点目はポストになった選手はビドゥカじゃなかったけど、一番気をつけるべき形だった。それまではトップに当てられてもセカンドボールに対するアプローチがしっかりしてたけど、このシーンは自由にやらせてしまった。
ミドルに対するよせも甘かったと思う。

3失点目はしょうがないと思う。DFを2枚にして前がかりになって攻めてたんだから、ああいうリスクがあるのは当然。誰も攻められないと思う。
ただ、ロスタイムでの大黒の投入には疑問を持った。あの時間で入ってきて試合の流れに乗れるとは思えない。かなり前から暑さで運動量が落ちてきてたんだから、あの交代はもっと早くするべきだったと思う。

そう考えると坪井のケガで1枚の交代を使ったのは痛かった。それにしても坪井のケガは厳しい。宮本も途中でイエローもらってるし交代の茂庭もイエローもらった。状態が悪くないことを祈りたいと思う。

ここからはよかった点。

柳沢と高原の関係。この2トップの関係はかなり機能してる。1人が引いてボールを受ければ、もう1人は前に飛び出す。どちらかがサイドに流れた時も同じような感じ。互いが互いのスペースを空ける動きもよかったと思う。
この2人の関係性が見えたのが得点シーン。ゴールとは直接関係ないけど、2人がクロスする動きで走りこんだことによってDFが混乱したのは明らか。それにボールにしっかり競るってことをしたからこそあの得点が生まれた。
2人も無駄走りを嫌がらずにやるからチームにとってもプラスに働いた。
それに今日はこの2人に比較的くさびが入りやすかったから、そこからの攻撃もできた。

中村と中田の関係。こっちも機能してたと思う。基本は縦の関係だけど、前後を入れ替えたり横の関係になったりと相手の守備を混乱させるようなプレーができてたと思う。中田が前に飛び出してけば、中村が下がり目の位置にいてバランスを取る場面もあった。

中田の運動量はすごい。さすが試合前に“走り負けないことが重要”って言ってただけある。最後までスタミナが切れなかった。

中田と中村が比較的自由にやれるのは福西という存在があるからこそ。この試合でも攻撃を遅らせて相手の攻撃の芽を摘んでたし、チャンスシーンになれば積極的にシュートを打ちに飛び出した。

駒野の守備面での貢献もあった。結構危ない場面をつぶしてのが目立ったと思う。後半は相手が前がかりになって、前にスペースがあったから攻撃にも出ることができた。課題は最後のところの精度。それでも上下に動く運動量は評価したいと思う。

中澤とサントスの関係性も見られた。こないだのマルタ戦のときに結構見れて、マルタ相手にしか使えないって言ったけど1つのオプションとして確立できてる。しっかりと後ろのカバーができるなら使ってもよさそう。

オーストラリア。

キューウェルはセカンドストライカー気味にかなり自由にやってた。サントスが上がったスペースを突こうとしたシーンもあったしその辺は研究されてた。それでもこの試合に関してはコンディションが万全でなかったと思う。途中からは完全に消えてしまった。

守備では中村と中田は徹底的につぶしてきた。少しでもボールを持つ時間が長くなると一気に囲んできた。

ケネディの交代はDFとだった。ヒディンクらしい。こういうとこはユーティリティプレーヤーが揃ってるオーストラリアの強みといえるかもしれない。
上にも書いたけどこの交代で当て所が2枚になった。さらにその後アロイージも投入して、当てたこぼれ球を拾う役割を作った。よく考えられた交代だと思う。

結果は1-3で負け。結構厳しくなった。とりあえず次は確実に勝たなきゃいけない。今日からの修正に期待したい。
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