ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-06-14 Wed 05:59
ブラジル×クロアチア
<ブラジル:4-4-2>
FW:ロナウド-アドリアーノ
MF:ロナウジーニョ-カカ、ゼ・ロベルト-エメルソン
DF:ロベカル-フアン-ルッシオ-カフー
GK:ジーダ

<クロアチア:3-5-2>
FW:プルソ-クラスニッチ
MF:クラニチャル、バビッチ-トゥドゥール-Nコバチ-スルナ
DF:Rコバチ-シムニッチ-シミッチ
GK:プレティコサ

クロアチア国内でかなり期待されてるモドリッチはスタメンから外れた。ここでいいサッカーができないと、クラニチャル親子にかなりの批判が浴びせられることが予想された。モドリッチが外れた代わりにDF登録のトゥドゥールが入ってきた。ブラジル相手に本来攻撃的なモドリッチを使うのは、リスクが高すぎるって判断だろう。

ブラジルの攻撃面。
ポジションを流動的にして連動性を大事にして攻めてくる。パスを出した選手は、追い越す動きをかけたりしてボールを持った選手のプレッシャーの軽減したりと選択肢を増やせるようにする。こういう動きが徹底されていろいろな場面で見られた狭いとこも1人の技術で打開したり、数人のショートパスの交換で突破しようと試みた。

問題はロナウドとアドリアーノのコンディションが良くないってこと。ボールが足についてなかった。ロナウドに関しては途中でロビーニョと交代したけど、ロビーニョのドリブルで相手の守備陣を混乱させた。
今後パレイラがどういう選択をするか注目したい。

ブラジルの先制点。
カカのコースを狙ったミドルシュートだった。
シュートの技術もすごいけど、カカの前にあれだけのスペースをつくればやられてしまう。このスペースはロナウドとアドリアーノが作ったものだった。この2人がクロアチアのDFラインにプレッシャーをかけたことで、あいてのDFラインが下げられた。結果として相手のDFラインの前(カカの前)にスペースが生まれた。
全員が危ない選手のブラジルだからこそ、お互いがお互いのプレッシャーを弱める働きが強くなる。

それにしても、カカはかなり調子よさそう。いつも見られるスピードに乗って前のスペースを埋めるドリブルも健在だった。フィジカル面でも強いクロアチアの選手を相手にしてもバランスを崩さない強さを見せた。

クロアチアはかなりいい守備をした。
まず、アドリアーノとロナウドの2人にゴール前でボールが収まるシーンをほとんど作らせなかった。しっかりとパスコースを切ってたと思う。この2人が起点として機能するのは後ろに下がってボールを受けたときぐらい。
ロナウジーニョには必ず複数枚で当たって前を向かせないように最大限の努力をした(それでも仕事をするのがロナウジーニョだから仕方ない)。

最後のところも真ん中から崩そうとするブラジルに対して、3バックがしっかりと絞ってパスとかドリブルを通す隙間を空けなかった。最後まで前線での守備をキッチリやったのも評価できる。

こんな感じで攻め手の無くなったブラジルは遠目からのシュートを狙うしかない状況になった。その1本がカカのシュートだったのはクロアチアにとっては運が無かった。

攻撃面でもいい部分を見せた。
基本的には左サイドを起点にした。プルソが左サイドに流れる場面も多く見られた。カフーが上がったスペースを突こうっていう意図が明確だった。
さらに高い位置をキープするブラジルのDFラインに対して、少ないタッチでウラを狙うプレーも使ってた。

いつも起点になる右サイドのスルナからの攻撃はあまり見られなかった。ロナウジーニョとロベカルがそっちのサイドを押し込んでくるから仕方なかったと思う。

プルソが流れた後に2列目からの飛び出しも積極的でチャンスの数はブラジルより多かったんじゃないかと思う。プルソは1人で打開する力も十分ある。ポストプレーもこなせるだけに厄介な存在。

こういったクロアチアの攻撃に対してブラジル側で重要になってくるのがボランチの存在。前の4人がかなり自由にやる上に両SBも高いポジションをキープするから2人のボランチに求めるものは大きい。
まず。SBが上がったスペースを埋めてバランスを取る。プルソなんかがサイドのスペースを使ってきたら、ボランチ+カフーで挟み込む守備をした。
それから前線でしっかり守備をして攻撃の芽を摘むってのも重要。

クロアチアはかなりいい試合をした。集中力を最後まで切らさずに善戦した。それでも、結果として1-0でブラジルの勝ち。イングランド、ポルトガルにつづいて、本当に強いチームは1点差をキープする力を持ってるってことだと思う。
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2006-06-14 Wed 03:01
フランス×スイス
この2チームは欧州予選も同じグループで2戦2分。かなり力が拮抗してるって言えそう。

<フランス:4-5-1>
FW:アンリ
MF:ビルトール-ジダン-リベリ、マケレレ-ビエラ
DF:アビダル-テュラム-ギャラス-サニョル
GK:バルデス

ジダンはこの大会で引退。フランスのサッカーはあんま好きじゃないけど、そんなこと関係なくしっかり見たいと思う。

対するスイスダイヤモンドの4-4-2。若い選手たちがプレッシャーの中でどこまでやれるかが注目。

フランスは1トップでやってきたけどジダン、アンリ、リベリーがみんな左サイドでのプレーがしっくりくる。その上ビルトールは中よりのポジションをとりたがるから、攻撃が左サイドに偏りすぎるんじゃないかと思った。
その辺はアンリがいつもと違って右に流れたり、リベリーが右に行ったりして対処してた。
というか、フランスの前の4人のポジションの自由度はかなり高い。ビルトールとアンリがポジションを入れ替えるようなシーンもあったし、1トップってことでリベリー、ジダン、ビルトールは前を抜いて前に飛び出してった。
それから左SBのサニョルはオーバーラップで攻撃に絡んだ。

こういう自由なポジショニングはマケレレとビエラっていう2人のボランチのおかげでできるもの。特にSBが攻撃参加したときはしっかりと守備に入ってバランスをとる。守備時は出足がはやくてきっちりインターセプトをする。それからチャンスを見て前に上がってく。
前半終了近くには、ジダンのパスに反応してアンリとビエラがクロスの動きでゴール前に飛び込んでった。
こんな感じでフランスの中盤の自由度はかなり高かった。

でもそれが裏目に出てた気がする。全員が自由に動きすぎて、前線に明確な起点がつくれない。パスは回るけどシュートにもってけないって状況になってしまう。
だから、後半のサハの投入はかなり納得。
後半になるとポジションチェンジを繰り返したこともあって、中盤の運動量が落ちた。それで前半のようなパス回しも見られなくなった。
そういうときに前線にサハって起点を作ることによって、別の攻撃パターンを作ることができると期待した。でもサハは真ん中に張ってなかったし、期待とは違った役割だった。

中から攻める形に偏ったのも気になった。
真ん中でのパス回しはフランスらしいとも言えるけど、ちょっと固執しすぎ。あれだけキープしてたんだからサイドに飛び出す選手がいても良かったと思う。
たしかに、いくつかそういうシーンもあったけど、中の枚数がしっかりした状態で見てみたかった。

フランスの守備。
真ん中ではかなりの強さを見せる。しっかり絞ってスペースを消す。結構チャンスを作られたけど最後の仕事はさせない。課題を挙げるとすればFKの守備だと思う。本当に一歩間違えば失点ってシーンが2回もあった。修正点だと思う。

ジダンのプレー。
やっぱり違う。確かに好調時のプレーには程遠いけど、1つのトラップで簡単に前を向いてくるし、タッチの柔らかいパスなんかはさすが。
チームに対してはジダンが相手を引き付けることによって周りの選手がフリーにするっていう役割を果たしてる。
前線からの守備も惜しみなくやってたし、運動量はしっかり持続したと思う。

やっぱりアンリは代表に入ると微妙。これは個人的な考えだけど、紙一重で飛び出す選手だから成熟した連携がないといいタイミングでパスが出てこないんじゃないかと思う。

スイスの攻撃は基本的に右サイドを起点としてた。
これがアビダルの攻撃参加を防いだ。攻撃の形としては、早い段階でゴール前に放り込んだ形とか、チャンスエリアで1タッチ2タッチでシンプルにパスを回す形が目立った。キープ力もそれなりにあるから、しっかりと攻撃を組み立てることもできる。いいチームだと思う。

守備面も評価できる。
前半からパスを回されて結構走らされたけど、最後まで運動量が落ちなかった。むしろ、フランスのが先に落ちたぐらいだった。CBもキッチリ止めてアンリにはほとんど仕事をさせなかった(特に後半)。

結果は0-0ってことで両チームとも最低限の課題はクリアできた。正直このグループはこの2チームが抜けてるので、どちらのチームにとっても問題ない結果。
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2006-06-14 Wed 00:14
韓国×トーゴ
韓国のシステムは3-4-3。前回のW杯時の監督ヒディンクから一貫してオランダ人を使ってきた。この姿勢がどうでるか?同じようなサッカーを目指してるだけあって完成度は高いと思う。

対するトーゴは4-4-2。2トップは縦の関係でアデバヨールは1枚下がった位置からスタート。
結構前だけど、アデバヨールの起用をめぐって一悶着あったらしいし。アフリカ選手権でも3戦全敗。さらにこの試合の直前に報酬問題で監督が辞任するっていう異常事態。しかも、その監督は戻ってきたらしい。
もうぐちゃぐちゃ。どう考えても試合に集中できる状態とは言えない。

韓国はかなり実利主義的なサッカーをした。見てるほうとしては面白くないけど、こういうサッカーもありだと思う。
この時間にキックオフする試合は選手の運動量が後半にガクッと落ちる。それを考慮して“省エネサッカー”をしてた。結局、運動量を上げたのは後半開始から逆転ゴールをとるまで。それ以外はボールをまわしながら相手を走らせつつ、自分たちは休んでた。

前半はセーブしてた(?)こともあって韓国は攻撃の術が無かった。持ち味のサイド攻撃は機能しなかった。ドリブルで仕掛けても1対1では分が悪い。さらに後ろからのフォローも少なかったから、自分たちの形に持ってけなかった。

それから頭のチョジェジンにもボールが入らない。DFラインではある程度はまわしてたけど、ボールが縦に入らないから展開が生まれなかった。
ロングボールの精度にも問題があったように思う。チョジェジンを狙ったボールは、相手DFのところに行くことが多かった。それにチョジェジンもあまりボールが足についてなかったと思う。

後半韓国はアンジョンファンを入れて4-3-3に変え、勝負に出た。
これが効果覿面だった。後半の早い時間帯に相手が退場者を出したこともあるけど、周りの選手の連動性もあってかなりパスがまわった。
イヨンピョがオーバーラップを仕掛けてきたし、チョジェジンの近くにアンジョンファンがいることでポストプレーがうまく機能した。
アンジョンファンの2列目からの飛び出しってのも相手には嫌がられたと思う。
この短い時間での攻撃に出る集中力はかなりすごい。それに前半1点負けていながら、焦らずに自分たちの形を貫いた。

前半はパクチソンもおさえられた。
基本的にはマンマークでつかれて、ボールを持てるシーンが少なかったと思う。ボールを持ってもファールでつぶされて仕事をさせてもらえなかった。ボールを触ろうと下がったり、真ん中に入ったりしてプレーしたけどやっぱりパクチソンはチャンスにつながる場所での仕事が必要。

というか、パクチソンを抑えたことを含めて、前半のトーゴの守備をほめるべきだと思う。
自分たちが攻めてるときにボールを取られると、すぐに守備に切り替えて前線からプレッシャーをかける。この位置ではファールで止めることも辞さないかんじで、徹底させてた。
自分たちの形で守備をするときはしっかり引いて、ある程度韓国にボールを回させつつ最後のところでキッチリ止める。決定的チャンスはほとんど作らせなかった。
後半は退場者を1人出した上に、CBが負傷交代。ある意味ついてなかった。

パクチソンも後半はいいプレーをしてた。同点のFKもパクチソンが2列目から飛び出して、つっかけたことによって生まれたもの。いろいろなところに顔を出してきたから相手も捕まえにくかったと思う。

逆転ゴールはアンジョンファンをほめたい。相手がしっかり寄せてくる中でも冷静にコースを狙ったシュートを打った。相手に当たってコースが変わるラッキーもあったけど、その辺は大舞台の強さが出た気もする。

トーゴ側。

アデバヨールは1枚引いた位置で多くボールを触ろうとした。長いリーチでキープができるので相手は飛び込めない。決定的な仕事はできなかったけど、重要な役割を担ってる。

トーゴの先制点。
数的には2対1で守備側が有利だった。でも韓国の選手はしっかりつききれずに、さらにボールサイドの選手は目測を誤った。このシーンだけじゃなくて韓国の守備陣は後ろ向きに守備をするときにマークがずれる傾向にあったと思う。
得点をとった選手の1タッチ目もすばらしかった。ボールの置き所がかなり良かった上に、一発のトラップで相手と入れ替わった。シュートもサイドネットに突き刺したし、なかなか技術をもった選手だったと思う。

最初にも書いたけど、この試合は韓国のしたたかさがかなり目立った。時間が少なくなればチャンスのシーンでもボールをキープするってことを徹底する。ここまで徹底的に勝利にこだわったことが結果に表れたと思う。
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