ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

-------- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
2006-06-23 Fri 20:09
デシャン
日本の敗退が決まってすぐだけど次期監督にデシャンの名前が挙がってきた。もちろん何人かの候補の1人ってことで確定ってわけじゃないけど。デシャンは前々から日本に来てほしいな~と思ってたから、今日はデシャンについて紹介。

まず、デシャンを押してる理由は合理性。ユベントスでリッピから学んだ戦術で結果をかなり求める。論理的に考えることもできる人だから選手交代を含めた采配がズバズバ当たる。モナコ×レアルのCLの試合でモナコが勝った試合もそんな感じだった。

とりあえず、『監督力』って本の中から。

「自分のサッカーはナントで7年間培われたものだ。一番大事なのは全体の動きを把握すること。味方の動きを予測しながら、常に動くことだ。」
NO MOVE,NO FOOTBALL.デシャンのトレーニングは、常に“動き”を伴ったものだ。人もボールも動かしながら、素早くパスを回していく。その間に、相手ディフェンスに出来るギャップをついて誰かが走り、走った先にボールが出ていく。ボールが出てから走るのを良しとしない。


こういう連動的な動きを一緒に練習する期間が短い代表で求めるのは難しいかもしれない。でも、これが完成すればかなりの武器になることは間違いない。
そもそも、この考え方はオシムの“走るサッカー”と基本は同じ。現代のサッカーではかなりの重要な要素となる。

「引いて守るのではなく、できるだけ前に出て守る。陣形はコンパクトに。前進し、ボールを奪い、攻撃し、相手を混乱させる」デシャンの推し進めるスタイルは、現代サッカーの教科書といっていい。


陣形をコンパクトにして、高い位置でとってからの速攻は本当に現代サッカーの1つの形。日本はパス回しにこだわってきたけど、強い相手には通用しない。別のスタイルを目指すのも1つの手だと思う。



監督力―サッカー名将の条件


次に『World Soccer King』の中の『デシャン・ゼミナール』ってとこから注目した記事を挙げたい。

苦しい戦いではパワーのあるFWの存在が不可欠だ。


デシャンはモナコでプルソ、モリエンテスあたりを好んで使った。サビオラには不満を漏らしてるし、高さとかフィジカルの強い選手を好む傾向がある気がする。

やり方はどうあれ、1-0で勝てれば、それは立派な勝ちだ。追加点を決められるチャンスがあれば決めればいいが、特に点稼ぎに執着すべきではない。


この辺にリッピの影響が出てる。「失点しなければ負けない」とも言ってるし、個人的に結果を求めるサッカーが好きなので。それからセリエAの戦術も高く評価している。

・理想は常に一丸となれるチーム。代表選手は若い頃から何時間も一緒に過ごし、お互いを知り尽くし、お互いを尊敬しあうものなのだ。
・選手のメンタリティーや人間性も重視。
・中盤でチームをよくまとめ、頭をよく働かせて、守備に貢献できる選手。そして慎重でありながら創造性に溢れたプレーで攻撃に参加できる選手。


デシャンが挙げた理想の選手像。自身が中盤の選手だったから、中盤の選手について。具体的には、ネドベド・ランパード・ピルロ・マケレレ・ロイキーンあたりの名前が挙がってた。

(若手を見る際)プレーの面で注目するのは、いかにチームのためにプレーできるかという点だ。これは、私がイタリアサッカーの現実主義を愛する人間だからでもある。サーカスでも見てるような華やかなボールテクニックには興味がないし、それほど意味がないとさえ思ってる。若い選手の技術面で注目すべきなのは、実は動きのテクニックなのである。FWについては、特にそうだ。FWのよしあしを分けるのは、いかにうまくボールを扱えるかではなく、いかに上手く動き、マークを外してボールを受けるかなのである。


ここんとこの考え方は個人的にかなり賛成できる。

マルチェロ・リッピからは、多くの戦術と、結果を出したければ何度も練習を繰り返えす以外に方法はない、という点を学ばせてもらった。エメ・ジャケからは勤勉さと周到な準備、そして一貫した指導を行うという義務感を学んだ。

フォーメーションの選択は、手持ちの戦力がどんなメンバーであるかによって変わってくるものだ。監督という存在は、常に現有戦力の特徴を生かせるシステムを採用しなければならず、監督の頭の中に確固たる構想があって、それを忠実に再現しようとする場合は失敗に終わる可能性が高い。
ちなみに、私自身は、最も選手の個性を選ばないシステムは、トップ下を置かない4-4-2だと思っている。すべてのシステムの合体型とも言えるこのフォーメーションは、さほど混乱を招くことなく、様々なシステムに変更することができる。中盤に厚みを出したければ4-2-3-1に、攻撃の枚数を増やしたければ4-3-3に変更することが可能なのだ。最大の魅力は最終ラインに手を加えることなく、守備陣を安定させたままシステムを変更できる点だろうか。4-4-2はタイトルを獲得したユヴェントス時代に使用していたということもあって、私自身はこのシステムを基本に戦うことにしている。



デシャンの紹介はこんな感じ。デシャンの考え方は個人的にはかなり好き。でも結果至上主義だから見てるほうとしては面白くないかも。
そもそもユベントスから声がかかれば言うことは無いって言ってるように、実際代表監督になる可能性は低いかも。
スポンサーサイト
別窓 | 雑談 | コメント:0 | トラックバック:0 |
2006-06-23 Fri 06:45
日本×ブラジル
<日本:4-4-2> 
FW:巻-玉田
MF:小笠原-稲本-中田-中村
DF:サントス-中澤-坪井-加地
GK:川口

<ブラジル:4-4-2>
FW:ロナウド-ロビーニョ
MF:ロナウジーニョ-カカ、ジュニーニョ-シウバ
DF:シシーニョ-フアン-ルッシオ-ジウベウト
GK:ジーダ

前半は日本は健闘したと思う。
巻と玉田っていう組み合わせの2トップが予想以上に機能した印象。役割分担としては巻がポストプレーをして玉田が比較的自由に動き回ってボールを引き出す動き。

ブラジルのSBが高いポジションをとってくるからそこのウラに広大なスペースがある。特に今日のブラジルはボランチとSBがいつもと違うメンバーだったからそこをつけばチャンスになると思ってた。
これが基本的には玉田の役割。巻がこれをやってもいいけど、それだと中に高さって武器がなくなってしまう。

巻へのロングボールも競り勝てる場面が多かった。このロングボールに関しては、今までの日本の試合ではあまり使えないパターンだったから相手も研究できてなかったと思う。GKから巻へのロングボールが1つの形になっていた。
巻には足元にも収まったし、今までにない楔のボールからの展開ができたと思う。ただこのボールに対する周囲のフォローが遅かった(かなり引かされたからしょうがなかったかもしれないけど)。

こんな感じの中で日本に先制点が生まれた。
稲本から大きなサイドチェンジでサントスにボールが収まった。サントスが仕掛けたことで相手DFを引き付けて、ウラにスペースを作った形。そこに玉田が走りこんだ。
玉田の走りこむ動きも、DFの背後から急激に内側へ入ってくるもので相手のマークはつきにくかったと思う。
このシーンの起点となったのは大きなサイドチェンジだった。ほかの場面ではこういうボールはほとんど見られなかった。大きな展開で相手のDFを動かすってのは有効だから、もっと多用してもよかったような気がする。

守備も前半はしっかりできてた。
前線からしっかりプレッシャーをかけて自由にボールを持たせなかった。ある程度までいけば今度はゴール前をキッチリ固める。DFラインと中盤が一体化してしまって引きすぎな感じもあったけど、少なくとも危ないとこでのスペースは消した。
引きすぎのDFに対して相手がミドルを打って来る場面も多かったけど、それは川口の好セーブでなんとかしのいだ。

結果的に0点で前半のほとんどの時間を守ったのにロスタイムで失点したのはいただけない。
ロナウジーニョに選手の目が引き付けられて、サイドから上がってくるシシーニョに対するケアができなかった。さらに今度はボールウォッチャーになって真ん中でロナウドをフリーにしてしまった。
このシーンに限らず、日本がサイドからのボールに対して弱さを見せる場面がいくつか見られた。

最近の日本はこの時間帯での失点が目立っていた。この辺は集中力の改善で少しは防げるものだと思う。

前半はこんな感じでいい試合をして1-1で折り返し。でも後半からブラジルが意地を見せてきた。

まずはブラジルの2点目。
上にも書いたとおりに日本のDFラインはかなり深くまで下げられてた。それでも後ろからの選手に対しては少しは当たりにいってた。
でも、この得点シーンはジュニーニョを完全にフリーにしてしまった。これだけフリーになるとジュニーニョにとってはFKと同じような感覚だったと思う。ボールにまったく回転を加えないキックでボールの軌道をブレさせた。川口は反応したけど、そういうブレがあってとめ切れなかった。

3点目はロナウジーニョのスルーパスから。
この辺の時間帯になると日本の運動量が落ち始めて、けっこうスペースが開き始めてた。そこをロナウジーニョにつかれてパスを通された。中に2枚はってたこともあって、日本の選手はプレッシャーをかけることができなかった。しかもクロスがくると思ったとこにシュートが来たから川口もタイミングをずらされた感じ。

4点目。
ロナウドはかなりコンディションを上げてきた。少なくとも1戦目よりは格段にいい動きをしてたことは間違いない。この得点はロナウドの足元におさめて、簡単なパス交換でもう一度ロナウドへ。そこからの反転の速さが復調を物語ってた。

その他注目した点。

ブラジルのサイド攻撃。基本的に右サイドからせめて来た。サントスの研究をしたものだと思う。特に右SBのシシーニョの縦への突破力は相当。さらにサイドではフォローを入れて数的有利を作ってた。
逆に日本のサイド攻撃は1対1以下。もっとフォローがほしかった。

ロビーニョは低い位置でのプレー。ロナウドと2トップというより、ロナウドの1トップに対してカカかロビーニョが前に入ってくるって感じだった。
とりあえずロビーニョのドリブルはキレてる。前を向かせてスピードに乗らせたら対応できないと思う。本人としてはそろそろゴールって結果もほしいとこだと思う。

カカとかロナウジーニョ、ロビーニョみたいな後ろから飛び出してくる選手に対しては日本はボランチが対応してた。それでズルズルとラインが後退してしまったってこともありそう。

小笠原の運動量は評価したい。相手の後ろからの上がりに対応するためにかなり低い位置まで下がっての守備も強いられた。その上、前への飛び出しも多い。前半からかなり飛ばした印象だから、それを考慮しての中田浩との交代だったかも。
ここで中田浩が入ったことによって、中田英のポジションが上がった。さらに後ろのカバーがしっかりしてるからサントスも積極的に攻撃参加できるようになった(前半はサントスの攻撃参加に対して中田英が下がって対応)。

後半の日本の運動量の落ちは深刻だった。
上にも書いたとおりラインが間延びしちゃったから中盤は完全に支配されてしまった。さらにそのせいでこぼれ球も相手のボールに。攻撃したい日本としてはきつい展開になった。

こんな中での選手交代。
1枚は上に書いたとおり、小笠原⇒中田浩。巻⇒高原は巻の運動量を考慮してだと思う。巻は前半から前線での積極的な守備をやってた。
痛かったのが高原⇒大黒の交代。フレッシュな選手を入れたいのに、交代したばっかの高原をケガでさげなきゃならなくなった。大黒はウラへの抜け出しの動きとか、いい質の動きをしたけど周りの連動性がなくて孤立してしまった。

こんな日本の交代に対してブラジルの3人の交代は完全に次を見据えたもの。かなりの余裕が伺えた。

結果は4-1でブラジルの勝ち。内容としてはクロアチア戦より納得できた。素直に世界との差を認めるべきだと思う。
別窓 | W杯 | コメント:0 | トラックバック:0 |
2006-06-23 Fri 01:14
チェコ×イタリア
<チェコ:4-1-4-1>
FW:バロシュ
MF:プラシル-ネドベド-ロシツキ-ポボルスキ、ポラク
DF:ヤンクロフスキ-コバチ-ロゼーナル-グリゲラ
GK:チェフ

<イタリア:4-4-1-1>
FW:ジラルディーノ
MF:トッティ、ペロッタ-ガットゥーゾ-ピルロ-カモラネージ
DF:グロッソ-カンナバーロ-ネスタ-ザンブロッタ
GK:ブッフォン

イタリアはチェコのシステムに合わせてシステムを変えてきた。中継の中でも言ってたけど、形は3ボランチ気味だった気がする。中盤に4人を横並びにしてワイドにやってくるチェコに対しての対策だと思う。

序盤はどちらも落ち着いた入りだった。どちらにとっても負けたらほぼ終わりだからその辺が影響したと思う。イタリアは最初からDFラインでボールを回すようなシーンがあったし、チェコも前線からの積極的な守備は見られなかった。

どちらも1トップで入ったからそこんとこについて。

チェコはコラーの存在の重要性を改めて感じてると思う。バロシュにはコラーのような高さが無い分、ロングボールからの攻撃があまり機能しない。コラーと違うのはバロシュはサイドに流れて仕事をするって点。こういう状況だと2列目からの飛び出しがより重要になってくる。サイドにトップが流れる分、真ん中のとこのスペースが空くのはまずい。
いつもはチェコはラインがコンパクトに保たれてるから、2列目からの飛び出しが効果的に行われる。でもこの試合ではボールの取り所が低い位置になってしまったから、バロシュが孤立してしまった。

それでもチェコがバロシュにボールを入れようと試みるシーンはあった。でもバロシュはケガ明けってことでボールが足につかなかった印象。
その上、イタリアのカンナバーロがバロシュにほとんど仕事をさせなかった。バロシュに入るボールはカットされたり、例え入ってもその後の仕事はさせなかった。

逆にイタリアは数こそ少なかったもののジラルディーノへのロングボールはチャンスにつながった。先制点のCKも、もともとはジラルディーノへのロングボールから。交代で入ったインザーギもウラを狙いつつサイドに流れることもあったけど、そのときはしっかり2列目からの飛び出しが見られた。

イタリアの攻撃。
ピルロ→トッティってのが1つの形。そこからトッティがシンプルなパスでチャンスメイクをする。
トッティはシンプルなパスを出すだけに、相手はボールの取り所を失ってしまう。
ピルロは落ち着いて前のスペースをドリブルで持ち上がって、押し上げの時間をつくる。その間に自分もパスコースを探して効果的な展開を生み出す。ピルロからは正確ロングボールも出て、攻撃のリズムを変える。

イタリアの前線は中央によって攻撃を組み立てることが多い。だからサイドに空いたスペースはSBがオーバーラップをして埋める。SBが上がったスペースはボランチが埋めてバランスを保つ。

後半途中出場のインザーギのDFラインとの駆け引きは武器になる。オフサイドラインぎりぎりを狙ってくるから、DFが怖がって下がってしまう。チェコは前半に10人になってボランチを削った上に、こういう動きでDFラインを下げられてイタリアの中盤(特にトッティ)に自由に仕事をさせてしまった。

イタリアの守備。
カテナチオの伝統どおりきっちり守ってくる。守りに入ったらDFラインの4人とボランチの3人がコンパクトな位置関係をとって相手に進入するすきを与えない。
カウンターに持ってこられそうになっても、前線で攻撃を遅らせてその間に守備の組織をしっかり作ってくる。

途中でネスタ⇒マテラッツィの交代があったけど混乱した様子はなかった。さらにマテラッツィは先制ゴールのおまけつき。選手が引ききってしまうだけにミドルを打たれるシーンが目立ったけど、最後のところはしっかりブッフォンが守る。反応の速さとか次への動作の俊敏性はさすが。

両チームの局面局面での激しさは見ごたえがあった。
特に(やっぱり)ガットゥーゾはネドベドをつぶす役割。今日の試合でのチェコはネドベド頼みの点が多かったから、この守備はかなり効果を上げた。

そのネドベドも低い位置まで戻って守備をする。ただし今日のチェコの前線での守備は単発になってしまってた。これでは高い位置でのボールカットはできない。ネドベドは守備をしつつも、FWを抜いてゴール前まで出てくシーンもあって運動量はさすがに豊富だと思った。

チェコは1戦目のような攻撃が見られない。ロシツキはたまにドリブルで上がっていくけど、全体的に低いポジションに位置してチャンスには絡めなかった。パス回しのとこでも選手の連動性があまり無かった。1戦目のサッカーを見て注目しただけに残念。

結果は2-0でイタリアの勝ち。2点目はチェコがリスクを犯したから生まれたものだし、10人のチェコはかなり善戦したと思う。試合後にユーベの選手がネドベドのとこに集まってたのは印象的だった。
別窓 | W杯 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| サッカー好きの日記帳(引越し中) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。