ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

-------- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
2006-07-18 Tue 21:47
イタリア×アメリカ
<イタリア:4-4-2>
FW:トニ-ジラルディーノ
MF:トッティ、デ・ロッシ-ピルロ-ペロッタ
DF:ザンブロッタ-カンナバーロ-ネスタ-ザッカルド
GK:ブッフォン

内容としてはアメリカに軍配が上がったと思う。戦術的にアメリカの方がイタリアを研究して、それに対する対処がしっかりできてたと思う。

まずは守備面から。
序盤からラインをかなりコンパクトにまとめて中盤でのプレッシャーをしっかりやってきた。高い位置で奪ってからの速攻は魅力的。しかもラインをコンパクトにして選手間の距離を狭めたからこぼれ球を拾えるとか、細かいパスをつなぎやすいってメリットも生まれた。さらにコンパクトに設定したことによって攻守の切り替えも速くなったと思う。

イタリアの攻撃パターンについてもしっかり研究してストップした。ピルロに対してはドノバンがプレッシャー。ピルロに前を向いて自由にボールを扱わせなかった。相手のプレッシャーがきつければロングボールを蹴ってそれを外すってのが1つのセオリーなんだけど、それすらもさせてなかった。
イタリアの2トップも完全に抑えた。くさびが入ると激しくつぶして仕事をさせてなかった。トッティにボールが入ったときも一気に囲んだし、そもそもトッティにボールを入れさせなかった。

イタリアの攻撃パターンをおおまかに挙げれば、①ピルロからの展開②トッティのチャンスメイク③トップに当ててからの展開④SBの攻撃参加ってな感じ。アメリカの守備は①~③までを完全に抑えた。④に関しても、アメリカの得意のサイド攻撃でSBを押しこんで防いだっていえる。

攻撃面の選手の連動性も目立った。スタートは1トップの形だったんだけど、1トップのお手本のような2列以降の動きだったと思う。
ドノバンは守備ではピルロを抑えるって役目を担うとともに、攻撃でもかなり重要な役割を果たした。トップ下の位置だったけどゲームを作るっていうより前線への飛び出しに注目した。トップを追い抜く動きで後ろから飛び出してくるから相手も捕まえにくかった。
さらにその後ろのレイナもボランチの位置から飛び出してきた。レイナもゴール前に飛び出すようなシーンが多くて、ボランチの位置からの飛び出しだけにイタリアとしてはさらに厄介だったと思う。

チャンスメイクはアメリカらしくサイドから徹底的に。サイドいっぱいを使った攻撃が見られた。SBの積極的な攻撃参加も見られて、ボール保持者の背後を追い抜くフリーランニングなんかも多くて、サイドには厚みが感じられた。
さらにアメリカのサイド攻撃が魅力なのは、サイドから攻撃しても中の枚数が減らないこと。上で書いたドノバンとかレイナの飛び出しも含めて、ゴール前には多くの人数が揃ってる。

全体としてアメリカの攻撃はフリーランニングが多く見られる。パスを引き出す動きとかが多くて連動性が感じられるものだった。

イタリアの守備も前線からのプレッシャーをかけてた。FWが戻って挟み込むようなプレーも見られたし、前から囲んだ守備ができてた。アメリカはこれに対してシンプルにはたくようなプレーで対処してきた。

守備面に対して、攻撃面ははうまくいかなかった。アメリカがしっかりとイタリアの攻撃パターンを消してきた。それを避けるためにイタリアはいつもよりシンプルな攻撃を心がけてきた。それで相手のプレッシャーがかかる前に次の展開をしようっていう意図が感じられた。狭い局面では三角形を作って少ないタッチ数で打開を図った。

それからピルロが徹底的にマークされてたからデ・ロッシが低い位置でボールを受けるようなシーンもあった。前で起点になれないト二が下がってくるような場面もあった。それでもいいチャンスが生まれたとは言えない。

そんな中でもしっかりと先制点をとった。先制点はセットプレーから。GKとDFラインの間にピルロから低くて速いボールを蹴りこんだ。アメリカはラインの統率が取れてなった印象。セットプレーのときはかなり高いラインを取ってたけど、そのラインがバラバラだった。同じようなセットプレーは2回目だったけど、1回目はたまたまオフサイドになったような形だった。
アメリカのDFラインは流れの中でもギリギリの場面が目立った。

この後すぐにアメリカが追いついた。このシーンはザッカルドのオウンゴール。確かに前がブラインドになってたけど、ノープレッシャーの状態だったから、完全なミスだって言える。

このすぐ後にデ・ロッシの退場があってこの辺の時間帯は試合が流れたとこだった。さらに後半の立ち上がりまでの間に立て続けに3人が退場。これで試合の雰囲気がぶちこわされた。前半はかなりいい試合だっただけに3枚のレッドカードは残念だった。審判には試合をしっかりコントロールしてもらいたかった。カードが不適切だったとは思えないけど。

序盤から中盤での激しさが見られたから荒れる兆候はあった。そういうとこで注意を与えるとかのコントロールは必要だった。この試合の審判はいきなりカードから入ったのが問題だったと思う。

9人になったアメリカは前線からのプレスがかけられなくなってしまった。それでも最後のとこでしっかり止めてた。
イタリアはこれに対してデル・ピエロとイアキンタを投入して完全に勝ちに来た形。デル・ピエロは左サイドを中心に1・5列目をかなり自由にプレーしてた。
イアキンタはスピードを生かしてウラへ抜け出す動き。イアキンタの抜け出しは斜めに出てくる動きでオフサイドにならないようにっていう意図が感じられる。

アメリカはカウンターで攻撃。ペロッタをSBに下げたサイドにビーズリーを入れた交代は上手かった。後半のアメリカは真ん中を細かいパスで崩すシーンが多かった。

試合は結局1-1のまま試合終了。前半からプレッシャーをかけつづけて、後半は9人になったにも関わらず運動量がおちなかったアメリカを評価したい試合だった。
スポンサーサイト
別窓 | W杯 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| サッカー好きの日記帳(引越し中) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。