ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-08-06 Sun 19:41
イングランド×スウェーデン
<イングランド:4-4-2>
FW:ルーニー-オーウェン
MF:Jコール-ランパード-ハーグリーヴス-ベッカム
DF:Aコール-テリー-ファーディナンド-キャラガー
GK:ロビンソン

試合開始早々にオーウェンが負傷退場。れで温存するつもりだったクラウチが出場する羽目に。この試合の中でのプランもすぐに崩れたし、その後の試合にも影響が出た。オーウェンが負傷したことでこの後の試合のイングランドは1トップを使ってた。やっぱりベンチにウォルコットだけっていう状況は避けたかったんだと思う。

で、この試合はほぼクラウチとルーニーの2トップで。ルーニーはケガ明けで心配されてた試合だったけど、スピードとかボールの扱いとかに問題は感じられなかった。

クラウチとルーニーの2トップはルーニーとオーウェンよりも好きだった(個人的に)。この組み合わせだと前ではってるクラウチと、比較的自由にやるルーニーっていう役割分担ができてくると思ってた。

でも、実際はクラウチが動き回ってボールを引き出すシーンが目立ってた。その逆のパターンも少しは見られたけど、結局はどちらかが引いたらもう一人が前ではるっていう形ができてた。

それからランパードあたりが前に飛び出してくから、FWの1人が下がっても前が薄くなるようなことはなかった。

イングランドの中盤はフラットな形。
前半はかなりワイドに開いて攻撃を組み立ててた。左右に何度もボールを振ることで相手の前線からのプレッシャーを外してた。ワイドに開いてる分近い距離で簡単にはたいてパスを回すってものではないけど、中盤でボールをしっかりつなげてた。他の試合ではロングボールを前線に放り込むっていう攻撃が目立ってたから、この試合の前半はイングランドとしては一番上手くチームが回ってたと思う。

この試合はジェラードを温存してランパードとハーグリーヴスが真ん中に入ってきた。攻撃的なランパードと守備的なハーグリーヴスっていう役割分担ができてた分、この組み合わせの方が中盤がうまく回ってた印象。

ランパードは持ち味の運動量を存分に発揮した。低い位置でボールをさばいてゲームの組み立てをしつつ、ゴール前に積極的に飛び出してく。ジェラードとの組み合わせだと見られない思い切りのよさが見えた。序盤からミドルを狙うシーンが多かった。

それをサポートするハーグリーヴスも良かったと思う。ハーグリーヴスも運動量が多い。こぼれ球のところには常にハーグリーヴスが顔を出してた。

なんといってもこの試合で特筆はJコールだと思う。序盤からドリブルでの積極的な仕掛けが目立った。それを外からのオーバーラップでフォローするAコールとの関係もよく、イングランドの攻撃は左サイドからのものが多くなった。Aコールが上がるとキャラガーがバランスをとるってこともできてた(その逆も)。

Jコールは本当にキレキレって感じで、相手もファールじゃないと止められなかった。得点シーンを含めて、中へ入ってのシュートは左サイドでの起用のおかげ。
それにしたもあのシュートはすごかった。ボールをこすりあげてドライブ回転をかけて逆サイドに落とす。GKとしてはどうしようもない失点だった。

前半はチームとして好調のJコールを使おうっていう意思統一がされていた。後半はチームが上手く回らなかったこともあるけど、あまり目立たなくなってしまった。前半に飛ばしすぎたってのもありそう。

うまく回ってた前半に対して後半の失点後は攻撃の形が作れなくなってしまった。それでいつものようにロングボールを放り込む形が多くなったと思う。こういうこともあってルーニーに変わってジェラードが出場(ルーニーがケガ明けだってこともあっただろうけど)。ジェラードが入って形としては4-1-4-1に。

このときのラインの置き方を見ると4-1-4-1の特性を分かってもらえると思う(もう1ヶ月も前の話だから遅いけど)。とにかくこれで中盤を厚くして攻撃を組み立てたかったんだと思う。

でも結局は同点ゴールもクラウチへのロングボールから。ジェラードが後ろから飛び出したことによってフリーになったって意味では交代がいい影響を出したって言えるかもしれない。

イングランドの守備陣は全体として安定感を見せた。前線でFWが戻ったりして1度プレッシャーをかけ、後ろは本当に堅守って感じだった。流れの中では全くチャンスを作らせていない。

これはやっぱりCBの2人(交代のキャンベルを含めて3人)の強さのおかげだと思う。スウェーデンは序盤ロングボールを単純に入れてくるシーンが多かったけど、そこで競り負けずにことごとく跳ね返した。ラーションに入れるくさびのボールに対してもしっかり対応して次の展開につなげさせなかったと思う。
それにクリアをするところははっきりやってたし、最後のとこでも体をはった。

ただ、流れの中でこれだけしっかり守ってただけにセットプレーの弱さは目に付いた。後半のCKはほとんど決定的チャンスにつなげられて、失点もCKから。相手がCK時に変則的な形を取ってきたからそれに対する対応がうまくいってなかった。2失点目もロングスローからだったから、基本的にサイドからのボールに弱かったってのもあるかもしれない。

それに対してFKの守備は無難にこなした。ラインを高くとってGKの前にスペースを空ける形で、一見すると危なそうだけど、しっかり機能してたと思う。

スウェーデンの攻撃も特別悪かった印象はない。むしろ攻撃にはかなり連動性が感じられた。マイボールのときは周囲がフリーランニングをして選択肢を増やすし、後ろからの飛び出しも目立つ。後ろからの飛び出しが積極的だから厚みのある攻撃につながった。

それでもチャンスができなかったのは、やっぱりイングランドの守備がよかったんだと思う。ラーションがボールを受けようといろんなとこに顔を出したけどうまく行かなかった。イブラヒモビッチ不在の影響もあったかもしれない。

スウェーデンの守備は不安点が目についた。序盤は前線で連動したプレッシャーをかけてたけど、両サイドをワイドに使うイングランドの攻撃でいなされてしまっていた。そんな感じでプレッシャーを受けずに飛び出してくるイングランドの選手に対して、後ろの選手が上手く対応しきれてなかった。

一番の問題はボールの取り所がはっきりしてなかったこと。相手の選手に合わせてDFラインがズルズルと下がってしまった。
それでDFラインと中盤の間にスペースができる。そのせいでJコールのゴールを含めて、イングランド選手にミドルをノープレッシャーで打たせてしまった。

それにDFの前のスペースを使われてクラウチあたりに簡単にくさびを入れられたのも問題だった。クラウチがドリブルで持ち上がるなんてシーンが多かったのも、このスペースのせいだったと思う。

この試合は“流れ”っていうのが手に取るように分かる試合で面白かった。前半は完全にイングランドペース、同点ゴールからスウェーデンのペースになったけど決勝点を決め切きれず流れの悪いイングランドに点を取られてしまう。そのまま終わると思いきやスウェーデンが同点ゴール。いろいろな要素が凝縮されていた。
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