ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-08-08 Tue 00:43
U-21:中国×日本
反町ジャパンの初戦。W杯の中継で反町監督の解説を聞いてから、戦術的に面白そうな人だと思ってた。選手はあんまり知らないけど(去年のワールドユースで見たぐらい)、監督の采配って意味でかなり期待。ある意味ではフル代表よりも注目してる。

<日本:3-6-1>
FW:苔口
MF:梶山-増田、本田-青山敏-枝村-中村
DF:増嶋-伊野波-青山直
GK:西川

日本は守備面のよさが目立った。前線から連動して効果的な守備ができていた。これがあまり時間をかけていないチームとは思えないほど質の高いものだった。
相手のボール保持者に対しては、すぐに数人の選手が囲みに行く。前の選手が戻ってきて挟み込むような守備も見られた。特にこの前の選手が守備も厭わないってのが大きい。中盤で囲んで相手が離したこぼれ球に対しても、後ろの選手がしっかりとフォローしている。前線からの守備に関してはこの形を成熟させていけば、かなりの武器になると思った。

問題はそういう守備を90分するだけの運動量が必要ってことぐらい。その辺はオシムジャパンと同じで“走れる選手”を選んでるから、大丈夫だと信じたい。
あとは“ボールを持った休憩”を効果的に活用したい。そのためには自分たちがしっかりと中盤を支配できるような技術を身に付けなければならない。少なくとも今日の状態だと難しいと思うから、その辺の成熟も期待。
とりあえず時間はまだまだあるからじっくりやってけばいいと思う。

前線からの守備だけじゃなくて後ろもそれなりにしっかりできてた。相手がトップにくさびを入れたとこから、攻撃をスピードアップをしようっていう意図が見られた。そこに対するケアがしっかりしてた。
くさびのボールに対しての積極的な守備が目立っててよかったと思う。つまり、相手よりも前でボールを触ろうっていう意識。トップに当てられても、その後を激しくやって仕事をさせなかった。とにかく1対1で負けないっていう意識が見られたのはよかった。

中国としてはこれで攻撃の起点をサイドにせざるをえなくなった。結果としてはこのサイドからの攻撃で中国はチャンスを作ることになったけど。相手がニアに数人走りこんで日本のDFがそれにつられて、一番遠くが空くってシーンが気になった。
それから3バックの1枚がサイドに引き出されたときの対応にも改善の余地があったと思う。
でも、こういうことも含めて急造の3バックってことを考慮すれば仕方のない部分もあったかもれない。

形としては相手が1トップ気味になることもあって、4バック気味になることもあった。相手に押し込まれるとボランチもDFラインに吸収されてしまっていたのが気になる。中国も結構厚みのある攻撃を仕掛けてきたから、DFで跳ね返したボールのこぼれ球を中国に拾われてミドルを打たれるってシーンが目立った。それでも最後のとこでしっかり体をはる姿勢は好印象。

守備の一番後ろに西川が控えてるってのは選手にとっては大きな安心感につながってると思った。決定的な場面をいくつも防いでたし、飛び出しの判断もよかった。Jでレギュラーをとってることが自信につながってると思う。

FKの守備でひとつ危ないシーンがあった。日本は相手のFKのときにかなり高いラインを引いてGKの前にスペースを空ける。1度だけ(大部分は安定してた)出るのかどうか迷ったシーンがあった。でも、あら捜しをばかりしてもしょうがないから、今日は十分な働きをしてたっていう評価でいいと思う。

攻撃はまだまだ荒削りな部分が多い。特に前半は全く形を作れてなかった。中国が前線でかなり激しくやってきてたのもあったけど、中盤で攻撃を組み立てることができなかった。
相手のプレッシャーに対してはロングボールをDFラインから蹴りこんで、相手のラインを下げようって意図が見られた。基本的にはウラに抜けるようなボールを徹底してたけど、その辺の精度に問題があった。DFラインからの場合は相手のプレッシャーがほとんどないんだから、もっといいボールが出てきてもいい。

こういうロングボールに加えて、サイドチェンジを繰り返して相手のプレッシャーを回避するようなことがあってもよかったと思う。それにはワイドに選手が配置する必要があるけど、あまりに選手間の距離が近すぎたような気がする。その辺は3バックでサイドの選手が守備もしなきゃならない弊害。

1トップに対する後ろのフォローも前半は少なかった。苔口がサイドに流れたる、引いたりして真ん中にスペースを空けても(基本的には前の3人はかなり流動的にやってきた)そこに出てく選手が少ない。飛び出してくプレーも形式的(うまく言葉にあらわせないけど)なものだった気がする。
そもそもトップに入った苔口がポストプレーをするタイプじゃないから、後ろからの押し上げは難しかったかもしれない。それだけに梶山に入ったときの後ろからの押し上げがもっと欲しかった。梶山のキープ力はかなり高くて、中盤で激しくやってくる相手に対してもしっかりボールを自分のものにできてた。後ろの選手はそれを信頼してもっと後ろから飛び出してくべきだった。

あんまり攻撃面のよさが見えなかった前半に対して後半は連動性が見られてきたと思う(相手の疲れっていう要素もある)。特にボランチの攻撃参加が前半に比べて格段に増えた。

1点目はそんな形から。梶山がボールを持ったとこで、ボランチの枝村がサイドのスペースに飛び出した。上に書いた梶山が持ったときの飛び出しの要素とボランチの選手が敵陣深くまで上がってきたって要素が入ってるプレー。相手は梶山に気を取られてたから枝村はフリーでクロスを上げることができた。エリア内の人数もしっかり揃ってて、いい攻撃だったと思う。

2点目は前半から散々失敗してきたウラへの1発のパス。一番前に苔口がいて、その後ろから増田が出てきたことで相手は捕まえ切れなかった(ラインがめちゃくちゃだった)。増田の思い切ったシュートもよかった。
今日の試合では、全体として思い切りのいいシュートが目立ってた。これはいい傾向。

日本のコーナーキックでは面白い形をとってきた。ゴールの近くには1人だけ置いて、あとはペナルティースポットのあたりから一斉に飛び出してくる。相手のマンツーマンのマークをかく乱する効果があると思う。

“走る”ことをコンセプトに置いてるだけあって、全体的に運動量が多かった。初戦としてはかなりいい内容だったと思う。今後の成長が楽しみなチーム。
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