ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

-------- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
2006-08-16 Wed 21:47
日本×イエメン
<日本:4-4-2>
FW:巻-田中達
MF:サントス-遠藤、阿部-鈴木
DF:駒野-トゥーリオ-坪井-加地
GK:川口

トリニダード・トバゴ戦と変わったのは田中隼、我那覇、長谷部、山瀬。だいたいこないだ予想したのと合ってたから個人的には満足。外された選手が見事に一致したから、素人目に見てもいいプレーしてなかった選手を変えたっこと。
ただ、攻撃的に行くと思ってたから阿部と鈴木を併用してきたのは意外だった。 

引いてきた相手に対する攻め手がないっていう日本の課題がもろに見られた。しかもジーコのときよりも個々の能力が見劣る分、さらに深刻な問題だったように思う。

その原因として前からさんざん言ってる“軸”の不在が挙げられる。流動的にやってくのはいいけど、そういうのはもっと連携面での成熟が図られてからやってくべき。相手を混乱させるために流動的にやるのに、味方も混乱してる印象。距離感がめちゃくちゃだから、こないだみたいな少ないタッチ数でのパスも回らなかった。

で、軸の話。攻撃面での軸がはっきりしないせいで、いろいろな弊害が生まれてる。
オシムの方針は、“走る”ってことで一貫してる。でも、単に走るって言っても無意味な走りが多い。チームの中で意志の統一がなされてないから1人1人がバラバラの目的で走ってる。

こういうときに軸の選手がいれば、こいつが持ったら一斉に動き出すっていうような1つの決まりごとみたいのができる。分かりやすい例なら、リケルメとかジダンが持った瞬間に周囲の選手が反応するみたいな感じ。

全てのプレーを決まったとおりにやるべきだとは思わないけど、1つの基本を作ってから応用的なものを作ってったほうがやりやすいと思う。流動的なポジショニングも、1つの基本形から動かす形でやってくべきだし、動かすにも1つの軸ははっきりさせなきゃだめなような気がする。完全に流動的、自由にやるサッカーは今の日本には荷が重過ぎる。

軸の不在は召集メンバーを見た時点でわかってたこと。で、ないものねだりをしてもしょうがないから対応策。

考えられるのは、いわゆる司令塔の選手じゃなくてFWが軸の役割をすること。今日の試合なら、巻に入れた時点で2列目から一気に選手が飛び出すってプレーが欲しかった。でも、残念ながらそういうプレーはほとんど見られなかった(巻はクロスに対する反応のとこ意外は消えてた)。
相手が真ん中をガチガチに固めてきたからしょうがない面もあるけど、前線で起点ができないのに後ろから飛び出せってのは難しい。

巻にボールが入らないとこをい含めて真ん中からの攻撃が作れなかったのは、サイドから攻めようっていう意識が強すぎたからだと思う。サイドに出すロングボールが目立って、サイドの選手を使うシーンが多かった。
遠藤とかサントスはポジションを入れ替えながらやってたけど、サイドでプレーするときはタッチラインギリギリに位置してワイドに攻めようっていう意図が見えた。加地がボールを触る場面が多かったことからもサイド攻撃が多かったことが分かる。

ただ、単純にアーリーを上げる場面が多すぎた。相手としては前からくるボールは単純に跳ね返すことができる。松木さんも言ってたけど、もっとえぐってからのクロスとか、切れ込んでのシュートみたいなオプションも欲しかった。

ボランチが散らす⇒サイドの選手が持ち上がる⇒何本かパスを回す⇒アーリークロス⇒跳ね返される・・・・って感じでかなり単調な攻撃になってしまった。横パスとか戻すパスが多くて縦パス(縦へのくさび)を入れられなかったのが問題。横パスから縦パスに変えたとこで基本的にはスピードアップが図れる。

それに単調なパス回しばっかで、リズムを変えるドリブルでの仕掛けも見られなかった。ドリブルの仕掛けがないのは前の試合もそうだった。相手が球際でかなり激しくやってきたから、あまり持ち過ぎたくないってのもあったんだろうけど、引いてくる相手に対しては1人で数人を相手に打開できるシーンがないと辛い。

ドリブル関連でもう1つ。自分の前にスペースがあるときは、そのスペースを埋めるようにドリブルで持ち上がってもいいと思う。動いてる中でパスの出しどころを探せばいいわけで、自分の前にスペースがあるのにわざわざパスをつなぐ必要性はあんまり感じない。
イエメンはある程度のとこまではかなり自由にやらせてくれたから、ドリブルで持ち上がらないシーンが気になった。

全体としてまったりとした試合になってしまったのは、走れてなかったから。前半は特に走るってことができてなかった。前で待ってる選手が多くて自分達で自分達が走りこむスペースを消してしまっていた。

リズムが変わりだしたのは前半の最後あたりで、田中達がサイドに流れたり引いたりしてボールを引き出す動きを始めたあたりから。これである程度は縦パスを入れてからの展開ができるようになった。

後半の初めに羽生を投入して、前の動きは明らかに活発になった。羽生が積極的に動き回ることによって、スペースができたから他の選手も動けるようになった。前で待ってるんじゃなくて、羽生のように後ろから長い距離を走って出てくるプレーは相手のマークもつききれない。

それに先制点のCKを生んだ羽生のドリブルもよかった。あのプレーの後から、田中達も自分で仕掛けるシーンが多くなってセットプレーを獲得できた。上にも書いたとおり、1人で仕掛けるプレーがあると全体として単調だったリズムも変わってきた。

この試合で個人的にいいプレーをしたと思うのは、鈴木と加地と上に書いた羽生。
鈴木は前の試合の後に書いたとおり。攻撃の最初と守備の最初のとこを担ったし、サイドでのオーバーラップも見られた。運動量もかなり多かったと思う。
加地も上下の運動と空走りを繰り返した。クロスの精度も比較的良かったと思う。

守備の時間はかなり短かったけど、集中していい守備ができてたと思う。前線で効果的なプレッシャーをかけて高い位置で取ろうって意思統一ができてた。後ろの選手も相手より先に触ろうっていう意志が見られて、球際も激しくいけてた。トゥーリオが上がったとこの阿部とか鈴木とかのバランスのとりかたも良かったと思う。

ただ、守備陣の押し上げの遅さが気になった。全体として試合の序盤からラインが間延びした印象を受けた。

結果はセットプレーからの得点で2-0。相手を完全に崩したシーンはなかったのが残念。
スポンサーサイト
別窓 | 日本代表 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| サッカー好きの日記帳(引越し中) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。