ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-10-21 Sat 19:03
レッズ×フロンターレ
<レッズ:3-5-2>
FW:ワシントン-田中
MF:山田-ポンテ、サントス-鈴木-平川
DF:ネネ-トゥーリオ-堀之内
GK:山岸

<フロンターレ:3-5-2>
FW:我那覇-ジュニーニョ
MF:マギヌン、マルコン-谷口-中村-森
DF:伊藤-寺田-佐原
GK:吉原

今さらだけど、レッズは強い。チームとしてかなり高いレベルで洗練されている。

レッズの攻撃面。バランスがいいし、個々の役割がはっきりしててそれをそれぞれが遂行してる。

ワシントンは前線で基点に。ボールがしっかりと収まるっていう安心感がある。そういう安心感が後ろからの攻撃参加の促進につながってる。前に人数がそろってなくてもボールをキープして時間を作ることができる。そのおかげで攻撃に厚みが増すと思う。

こういうポストプレーが1つの役割だけど、一番求められている得点力っていう部分でもしっかりと結果を残している。今日の試合でも得点。本当に個人の技術で取った得点って感じのものだった。体の使い方のうまさとか、ラインとの駆け引きもうまいし、足元の技術もあって、本当に万能型。

田中はシャドーの役割。前線での運動量が豊富。試合中絶えず動き回っている印象がある。その動きの中で、低い位置からボールを引き出す効果があるし、動き回ってスペースを作るっていう効果もある。

それに守備面での貢献度も高いと思う。低い位置まで戻ってボールを奪い、そこから自らドリブルで仕掛けてくようなシーンがいくつかあった。得点っていう結果は残せてなくても、チームに与える影響は大きい。

1枚下にはポンテ。田中との縦のポジションチェンジで最前線に位置することもあるし、前線で3トップ気味の形を形成することもある。テクニックがずば抜けてるからボールをキープしてタメを作って、決定的なパスを出すこともできる。今日の試合に関しては、パスに微妙なズレが目立って乗り切れてない印象だった。
それでも最前線のポジションでの仕事では得点を記録。田中とポジションを入れ替えて出て行く形からだった。

ポンテと並ぶ形で山田を配置。山田は色んなポジションをこなせることを考えても戦術的な柔軟性がかなり高い。ポンテが攻撃的に行く分、守備の部分でも目立つことが多かった。ドリブルでの仕掛けとか遠目からのシュートで攻撃にアクセントをつけてたと思う。

それからチームが押し込んでるときの位置取りにも注目した。そういう場面で山田はゴール前に飛び込んでくっていうよりも、1枚下のところにポジショニングしてることが多い。山田がそこにいることによって、一度跳ね返されたボールを山田が拾って、もう一度攻撃につなげられるってシーンが多かった。

こうやって前線のメンバーとタイプを見てみると、個人的には理想的な布陣だって思う。その上個々の技術のレベルが高いから攻撃の質も上がってくる。ベンチに岡野、永井、小野が並んでるのも心強い。岡野とか永井は疲れた相手に対してスピード、ドリブルでひっかきまわすことができる。小野に関してはスタメンでも十分だと思うけど、スペースが空いてきた時間での投入の方がよさを引き出せるかもしれない。

レッズの攻撃を選手個々の面から見てくとこういう感じだけど、チームとしてのバリエーションも多い。まずは、前にも書いたとおりDF陣の攻撃への貢献。トゥーリオを初めとしてDFラインからの攻撃参加で味方に余った選手を作り出すことができる。今日の試合でも流れの中でのトゥーリオの攻撃参加から決定的チャンスが生まれた。

それから最終ラインからのシンプルなロングボールもチャンスにつながる。実際、1点目はトゥーリオからワシントンへのロングボールからだった。シンプルな攻撃って面ではウラに放り込んで田中を走らせるようなバリエーションもあると思う。

こういう短い時間での攻撃ができなくて、攻撃を遅らされても攻め手がある。ワシントンに縦パスを入れてから展開するだとか、サントスがドリブルで持ち上がるだとか、ポンテからスルーパスが通るだとか。

この中でサントスの攻撃に関しては今日の試合では機能してなかった。サイドでボールを持ったときに中に切れ込んできて、囲まれて奪われるシーンが多かった気がする。監督からの指示だった可能性もあるけど、ライン際を縦に突破するようなシーンがあってもよかったんじゃないかと思う。

攻撃面を長々書いてきたけど、レッズの真骨頂はやっぱりリーグ最小失点の守備。今までも何度か書いてきたけどあらためて。

これはチーム全体としての守備意識の高さの上に成り立ってると思う。上に書いた田中の例のように前線からの守備意識が高い。

特にこういう守備意識が表れるのが、押し込んだとこでボールを奪われたあとの守備。攻⇒守の切り替えが速くて高い位置でしっかりとカウンターの芽を摘む。こういうときにサボる選手がいないのが強み。

普通の流れの中でももちろん、中盤からかなり激しく行ってるシーンが多かった。ボール保持者に対しては常に選手がスーッと寄ってくし、少しでも相手が時間をかければ一気に囲んで奪いにかかる。

で、この中盤での守備でリーダー的役割を担うのが鈴木(しつこいぐらい評価する)。この試合でもボール保持者に対するプレッシャー、高い位置でのボールカットから攻撃につなげるプレーが見られた。それにトゥーリオが上がった後の守備のバランスなんかもいつもどおりしっかりこなしてた。

最終ラインに関しては全体として球際の強さが目立った。相手のパスに対応するときに、ギリギリのところでそれをカットするシーンが多かったと思う。

今日の試合でレッズの守備面に課題があるとすれば、サイドでの対応だと思う。真ん中はしっかり固めてるけど3バックのサイドのスペースを突かれてチャンスを作られる場面が多かった(実際、失点もしてる)。いつもは長谷部と鈴木の2枚が守備的に入ってるところで、今日は鈴木の1ボランチだったからピッチ全体をカバーするのが難しくなってたと思う。

フロンターレについてもコメントしときたい。とりあえず攻撃面から。

2トップは1トップ1シャドーの形。
我那覇は前線でのポストプレーで基点になれる。ワシントンと違うのはサイドに流れて基点になる場面が多いこと。ジュニーニョも色んなとこに動き回って真ん中にスペースを作る。これは後ろからの飛び出しに対する伏線になってると思う。

フロンターレの攻撃では縦のポジションチェンジがポイントになってるし、うまく機能してると思う。得点シーンを見てみても、1点目はマギヌンがFWを抜いて出てったことでPKを奪ったし、2点目も中村が後ろから飛び出したことによってフリーでシュートできたことによって生まれた。結果が出なかったシーンでも谷口が出てくる場面なんかが目立ってたと思う。こういう流動性は相手の守備を混乱させることができて効果的。

今日の試合に関してはサイドをうまく使えてたって印象も持った。横幅を広く使って相手のプレスを少しでも回避しようって言う意図が見られた。それにレッズの守備も真ん中はガチガチに固まってるけど、サイドとなると少しはゆるくなる。サイドに散らして、中には後ろから多くの人数が入ってくるってのが1つの形になってた。

攻撃面ではやっぱり中村の影響力が大きい印象。サイドに散らす視野の広さが見られたし、ボールの運び役としても機能した。

フロンターレの守備について。前にハイライトを見たときよりは改善が見られた。ただ、安定感に欠ける印象も残った(うまい言い回しが見つからないけど)。
前線から守備をする時間帯と引いて(引かされて)守備をする時間帯があったんだけど、それがチームの勢いに影響されすぎてるような気がする。へんな言い方だと気分で決めてるみたいな感じ。試合の流れである程度は影響が出るのは分かるけど、コンスタントにプレッシャーをかけ続けるレッズと比較すると少し目に付いた。

試合結果は2-2で引き分け。スコア的にも内容的にも大満足の試合だった。
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