ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-12-02 Sat 16:52
レッズ×ガンバ
今年のJも最終節まで優勝争いが続く面白い展開だった。しかも、1位と2位の直接対決が最終節。

<レッズ:3-6-1>
FW:ワシントン
MF:ポンテ-山田、サントス-長谷部-鈴木-平川
DF:ネネ-トゥーリオ-内館
GK:山岸

<ガンバ:3-5-2>
FW:播戸-マグノ・アウベス
MF:二川、家長-橋本-明神-加地
DF:山口-宮本-シジクレイ
GK:松代

試合の内容としてはガンバの方がいい試合をしていたんじゃないかと思う。リズムがいいときのガンバはショートパスとロングパス、左右のサイドと中の使い方のバランスがよかった。

序盤は相手が前線からプレスをかけてきたからそれを否すために、低い位置から早めにロングボールを放り込むシーンが多かった。
そういうボールを引き出したのは播戸の前線での動き出し。ロングボールを入れるにしても、単純に放り込むだけだと強いレッズのDFに跳ね返されてしまう。だから播戸はスペースで受けるっていうプレーが効果的だった。序盤はウラに抜け出したりサイドに流れたりと色んなところに顔を出す運動量が目立った。

そうやって徐々に相手を押し込んで行くなかで、自分達のペースに持ってきた。細かいところでのリズムのいいパス回しなんかも見られて、レッズの守備が止めきれないシーンが目立ち始めた。

そういう中から生まれた先制点。橋本が起点になったところからだった。本来チャンスメイクをすることが多い二川がしっかりと相手にマークされてしまっている中で橋本が後ろから攻撃に参加してくるシーンが目立った。この得点につながった場面はパサーとしてだったけど、ゴール前に飛び出してくるようなシーンも多かった。明神の攻撃参加も見られたし、チームとして攻撃に行く姿勢が見えた部分だったと思う。

で、その橋本からのスルーパスに対して播戸が上手く抜け出した。一瞬のスピードと反転力で完全に相手を振り切った。トリッキーなゴールを決めたマグノ・アウベスの得点力も際立ったシーンだったと思う。

得点に絡んだガンバの2トップ。播戸とマグノ・アウベスは縦の関係性になってることが多い。
播戸は前線に位置して相手のDFラインと常に駆け引きをしてる。ウラに飛び出そうっていう動きを繰り返されるから相手としても嫌な存在。上に書いたとおり、序盤はそういうプレーがかなり目立ってた。
ただ、後半は一気に目立たなくなってしまった印象。相手が守りを固めてたってこともあるけど、故障明けの運動量に不安があった気がする。
マグノ・アウベスはやや引いた位置を基本してる。相手のDFから自由な位置でボールを受けてからプレーを始めることが多い。低い位置でボールを受けて起点になるようなプレーも多かった。
得点シーンも含めて2人の関係性もよかったと思う。

ガンバは守備面でも序盤から積極的だった。最前線の播戸を初めとして前線からのプレスが目立った。後ろでは3バックのラインの前にボランチの2枚、サイドにWBがしっかりとブロックを形成してる。ワシントンに入ったときもDFの選手と中盤の選手が協力して囲んで仕事をさせなかった。

レッズはこういう守備によってうまく攻撃を作れなかった印象。後ろでボールを奪ったときに、相手はすぐにチェックに来るからしっかりと落ち着いて組み立てることができなかった。だからクリアが相手に渡ってボールを支配されてしまった。

前線のワシントンにボールを入れても、ガンバの意図的な守備で仕事をさせてもらえなかった。だから後ろからの押し上げがなかなかできなかった気がする。レッズの1つの形である長谷部の攻撃参加の場面がほとんど見られなかっし、山田も目立たなくなってしまった。後ろからの押し上げができない→ワシントンに対するフォローが薄くなる→ワシントンがうまく仕事をできないっていう悪循環に陥ってしまっていた。

こういう悪い流れを断ち切ったのがポンテの個人技だった。序盤からワシントンを抜いて出て行こうっていう意識が強かった気がする。得点シーンもワシントンが受けたところで前線に飛び出したところだった。
本来はああやって飛び出す選手がもっといてもいいところ。それが上に書いたような状況で前線の選手が足りてなかったところだけど、ポンテが1人で打開してしまった。
2点目も2人に囲まれたところから正確なラストパス。ワシントンの入り方もよかった。

この2得点でリードして前半を終われたことでレッズに落ち着きが出てきた気がする。後半の守備の安定感はさすがだった。前回のFC東京戦の途中からもそうだったけど、守ろうって思ってしっかりとそれを実現できる守備力が今年のレッズの強みだったと思う。

後半はある程度まではガンバにボールを持たせて最後のところをしっかりと守るっていう戦術を取ってきた。3バックと両WBに中盤の選手も加わってしっかりと組織を作って守る。後ろに人数をかけてスペースを消すから、ガンバとしても縦にボールを入れることができなくなってしまった。途中で縦パスが入ってきても、レッズの選手はしっかりと寄せて自由にやらせない。本当に最後の最後のところでは体を投げ出して守備をする。

レッズの守備では二川をしっかり抑えたのも大きかったと思う。結果としては失点シーンは後ろから出てきた橋本を完全にフリーにしてしまったとこからだったわけだけど。
前半から二川にボールが入ったときは鈴木を中心にかなり激しく行ってた。播戸がウラに抜け出そうっていう動きを繰り返されても、決定的なパスを送るほうの二川にうまくプレーさせないことで危険は減る。

ガンバとしてはチャンスメイクが二川に任されすぎてる弱点が出た気もする。サイドの加地にはうまくボールが行かなかったし、家長も1対1で抜け出しても最後のクロスの精度に不満が残る内容だった。

こういう状況の中で遅ればせながら遠藤が戻ってきたのは大きい。途中出場だったけど、うまくボールをさばいてパス回しにリズムを与えた。それにセットプレーでのらしい遠藤らしい精度の高いボールを蹴ってた(FKは別にして)。

2点目につながったCKも遠藤から。ニアで1度すらしたことによって、相手の守備陣がニアに引き付けられて遠いサイドがフリーになった。得点につながらなかったシーンでも同じ形から決定的チャンスを作ってた。

レッズの選手交代は少しチグハグな印象。

まず最初はサントス⇒田中。田中がサントスのポジションにそのまま入ったことで、守備面での仕事が多くなった。本来FWの選手だけに対応がうまくできてたとは思えない。

意図が分かったのは平川⇒坪井の交代のとき。相手が3トップにしたことのあわせて4バックに変えてきた。その前にネネが負傷したことで交代を待ったから、ギャップの時間帯ができたのがチグハグナ印象を受けた原因だった。

本来ブッフバルトがやろうとしてたのは4(坪井・トゥーリオ・内館・ネネ)-3(鈴木・長谷部・山田)-3(岡野・ワシントン・田中)。見た目は本当に7バックみたいな形だったけど。

レッズではサントスがちょっと気になった。相手にもう研究されてる気もするけど、低い位置でのプレーが多くて本来の良さを見せられてない。攻撃参加の中でもパス、ドリブルに精彩を欠いてた気がする。
ただ3点目につながったクロスはさすが。一番遠いサイドのトゥーリオにぴったり。そこでもう一度折り返したことで相手の守備は完全に崩れてしまった。

結果は3-2でレッズの勝ち。上にも書いたとおり3-2っていう結果は立場の違いが生んだものだと思う。
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