ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-12-12 Tue 21:47
ダンファームリン×セルティック
<セルティック:4-4-2>
FW:ミラー-ジュラフスキ
MF:マクギーディー-レノン-ヤロシク-中村
DF:ネイラー-オデイ-バルド-ウィルソン
GK:ボルツ

ダンファームリンはさすがに超格上との対戦ってことで守備を基盤に試合に入った。ただ、その守備がしばしば格下のチームがやるように完全に引いた形ではなくて、前線からかなり積極的にプレッシャーをかけに行くもの。ボール保持者に対してはそれが敵陣であってもファール覚悟でかなり厳しく行く。序盤は後ろのラインも高く保って攻撃的な守備をしてたと思う。

そういうダンファームリンの守備に対してセルティックは攻め手を失ってしまっていた。前線からかなり厳しくプレッシャーをかけられるだけにしっかりとした組み立てをすることができない。ショートパスを足元につなぐような形だとすぐに寄せられてしまうから、結局は前線に適当に放り込むだけの攻撃になってしまったと思う。しかも、風が強くてそのロングボールの精度は期待できなかったし、しっかりFW当たったとしてもそこに対しても相手がしっかりと対応してきたから攻撃の形を作ることができなかった。前線での守備をいなして高い位置までボールを運んでも、守備の意識の高いダンファームリンはすぐに守備に戻ってエリア内に人数をかけてブロックを作ってしまった。

こういう攻め手がない前半の状況の中で唯一形になってたのがマクギーディーの個人での仕掛け。ダンファームリンは足元でボールを受けて止まってボールを持ってる選手に対しては厳しく当たることができたけど、ドリブルで積極的に仕掛けてくるマクギーディーに関しては後手後手の対応が目立った。マクギーディーが前を向いてドリブルを始めると、そこに当たりにいけずにズルズルと下がってしまうことが多かった。そういう中でマクギーディーがかなり長い距離をドリブルで運んでうまく攻撃の形を作ってたと思う。

後半の得点シーンに関しても前半のドリブルが生かされた。マクギーディーがボールを持ったとき、相手の頭の中にはドリブルっていうのが強く意識されてたと思う。それで強く当たりに行くことができなかった。その流れの中でマクギーディーがうまくかわしてシュートを打ったシーンだった。チャンスメイクに関しても単純なクロスじゃなくて、グラウンダーのボールを速く通すみたいなイメージが強くてよかったと思う。前に見た試合の中だと、最後の部分に不満が残ってたからこの工夫はいいほうにとりたい。まだ、20歳らしいから今後に注目しときたい。

この得点からあとはさすがにダンファームリンのプレスも弱まり始めた。失点をしたことによってやや前がかったこととか集中力が切れたこと、単に前半から飛ばしすぎたことによるスタミナ切れもあったと思う。

セルティックとしては先制点の後はかなり攻撃をしやすくなった印象。相手のプレッシャーの弱まりと同時に、セルティック側も相手のプレッシャーに慣れが生じてた。前を向いてのプレーが多くなったし、相手が当たってきてもうまくすり抜けて出てくことができるようになってた。

中盤が前を向いていい体勢でボールを扱えるようになったと同時に、FWに対する守備も甘くなりだしてた。その中で前半にはほとんど収まらなかったFWがしっかりと起点になることができた。

特にミラー。左右に動いてうまくボールを引き出したと思う。ゴール近くでのプレーよりもサイドでボールを受けてからのチャンスメイクの部分で目立ってた気がする。ミラーに関しても囲まれてもしっかりとキープできるだけの余裕が後半は出てきてたと思う。

もう1人のFWジュラフスキは下がってきてボールを受けるシーンが多かったけど、全体として消えてしまってた気がする。ただ、得点シーンは狭いスペースでしっかりとボールをコントロールしたプレーで素晴らしかった。

この試合で個人的に一番いいプレーをしたと思うのがレノン。攻守に渡ってかなり目立ってた。

攻撃面では味方に対するフォローが早かったと思う。何度も書いてるように前半は相手の前線でのプレッシャーがかなり激しかった。そういうプレッシャーに晒されるボール保持者に対して、すぐに近くに行ってボールを引き出してやるようなシーンが目立った。そこでボールをもらってからは逆サイドに展開したり、後ろに戻したり、前線に放り込んだりと、シンプルにバランスよくプレーしてた気がする。自身がゴール近くまで出てってミドルを狙うようなシーンも多かった。

守備面ではさらに貢献度が高かった。特に目立ったのがインターセプトの部分。ポジショニングだけで相手のパスをカットしてたようなイメージがある(味方の追い込みもあるだろうけど)。相手のパスコースに先回りしてのインターセプトで高い位置で攻撃を開始することができた。
似たようなことがこぼれ球にもいえる。2点目につながったシーンみたいに相手が跳ね返した球とかこぼれ球レノンのもとにいく場面が目立つ。正確にはボールが行くんじゃなくて、レノンが行くんだろうけど。その辺の運動量は豊富だと思う。

こういう部分は相手にボールが渡る前の対応だけど、ボールが相手に渡った後の対応も献身的。相手のボール保持者に対して、ピッチ全体でプレッシャーをかける。その中でのボールの奪い方も簡単にやってるように見えるぐらいうまい。こういうレノンみたいな汗かき役のプレイヤーがキャプテンをやってると、チームの士気も上がるんじゃないかと思う。今年で引退らしいけど、この姿勢は色んな選手が学ばなきゃいけない部分のような気がする。特に個人的にお気に入りのスノーは色々吸収してもらいたい。

セルティックのチーム全体としては集中力の欠如が所々に見え隠れした。失点シーンもロスタイム。しかも2点リードのロスタイムで、カウンターを食らったわけでもないのに、エリア内は3対4の数的不利。次に尾を引きそうな失点だった気がする。
序盤から不用意な横パスをカットされてピンチを迎えるようなシーンが目立った。次はレンジャーズとの試合らしいけど、このままの意識だと危ない気がする。

最後に中村についてコメント。

素直な感想としては思ったよりタッチ数は多いなって思った。
序盤はボールをもらっても相手のプレッシャーに悩まされたし、そもそもボールが中村を飛び越して前線に放り込まれるシーンが多かった。そういう状況の中で無難なプレーに終始してた印象。
後半は相手のプレッシャーが弱まって前を向いてプレーすることができた。FWにくさびを入れたり、自分で持ち上がったりっていうプレーが増えた。

ただ、物足りなさを感じるのは決定的なシーンに絡んでこないから。この試合に関してはチームとしても決定的なチャンスが多かったわけじゃないけど、それを作るのが中村の仕事なんじゃないかと思う。今シーズンのはじめぐらいに多かったゴール前への飛び出しもほとんどみられない(これもFWになかなか収まらなかったから、しかたないかもしれないけど)。
マンUとの試合以降、どうも無難なプレーに終始してるような印象が強い。だから、タッチ数が多くてもダイジェストで取り上げられるようなシーンが出て来ないんじゃないかと思う。

結果は1-2でセルティック。今シーズン、セルティックをまともに見たのは初めてだった気がする。CLはマンU中心に見てたから。そういう意味だと有意義だった。とりあえずロングボールとフィジカルコンタクトの激しさはイギリスらしいかなと。
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