ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-12-13 Wed 22:17
アルアハリ×インテルナシオナル
インテルナシオナルのおさらい。
http://himajin0112.blog101.fc2.com/blog-entry-136.html

■守備面
・中盤で激しい。
・相手より先にボールに触る意識。
・得点差、体力を考慮して引いて真ん中を固める戦術も。

■攻撃
・カウンター主体。
・ラファエル・ソビスの役割(移籍して、もういない)。
・後ろからの押し上げと攻撃の厚み。

■全体として。
・守備のチーム。
・豊富な運動量。


<アルアハリ:5-3-2>
GK:ハダリ
DF:シャテル、タレク、ナハス、ゴマ、シャディ
MF:アシュール、モスタファ、シャウキ
FW:アブータリカ、フラビオ

<インテルナシオナル:4-4-2>
GK:クレメール
DF:セアラ、インジオ、エレル、イダルゴ
MF:ウェリントン、アレックス、エジーニョ
FW:フェルナンドン、イアルレイ、アレッシャンドレ

リベルタドーレス杯の印象通りインテルナシオナルの守備の戦術はいいものだった。チーム全体としての守備の意識の高さがうかがえる。
フェルナンドン、アレックスが低い位置まで戻って守備をするシーンが目立ったし、FWのアレッシャンドレにしても交代直前のプレーみたいな献身的な守備が見られた。
中盤にCBもこなせるらしいエジーニョを置くのがポイントだと思う。ウェリントンが攻撃的に出てく分、後ろでしっかりバランスを取ってた。攻撃から守備への切り替えも速かった。

基本的な守備のやりかたのイメージはチェルシーみたいな感じ。前線からのチェイシングでコースを限定して高い位置でのインターセプトを狙うような守備のしかただった。まず、最前線でFWの2人が激しくチェイシングに行ってコースを限定する。それに中盤以降の選手が連動してくる。前線でコースを限定して相手を追い込んでくから、後ろの選手はパスコースを読んでカットすることができる。

リベルタドーレス杯の決勝では、相手より先にボールを触る意識とか出足の早さが印象に残
った。それも前線でのチェイシングによってコースを限定するってことに裏打ちされたモノだった。相手より先にボールを触ることができなくて、相手にボールを収められてしまっても慌てずに対応した。しっかりと相手に体をつけて仕事をさせないような守備のしかたをしてたと思う。

リベルタドーレス杯のときと比べると中盤でガツガツ削りに行くような激しい守備は見られなかったけど、戦術としては十分だった。1人1人の運動量が多くて最後まで中盤でのチェックが効き続けた。リベルタドーレス杯では相手にボールを支配されてしまうこともあって、試合の途中から息切れが目立ったけど、この試合では攻撃時のゆっくりとしたパス回しの中でスタミナをうまく配分できた印象。失点シーンはGKを含めて一瞬集中力が切れてしまった印象だけど、それ以外はキッチリと守ってた。

攻撃面は速攻が基本だって改めて認識。下でのゆっくりとしたパス回しから始まる遅攻だとうまく最後まで形を作りきれない。前線で選手が詰ってしまって自分達が動くスペースを消してる。両SBの上がりとかボランチの攻撃参加とかも見られるけど、イマイチ崩しきれてない。そういう崩しきれない展開の中で結局はミドルシュートで攻撃が終わってしまうシーンが目立った。

それに比べて速攻の形はしっかりと確立されてる。先制点のシーンも前線はFW2人しかいない早い段階でのパスから。最終的にはアレックスが絡んできたけど、少ない人数でも速くってのがポイントになりそう。

速攻の起点になってくるのがフェルナンドン。試合全体を通してボールタッチの回数が多かったと思う。速攻時の中盤で1度時間を作る役割を担う。しっかりとキープしてタメを作ってたと思う。ボールタッチの柔らかさ、パスを狙う位置なんかを見てもさすがブラジル人っていう印象。普段はFWとしてプレーすることもあるらしいけど、守備面も含めて十分中盤の仕事をこなしてると思う。高さがあって足元もしっかりしてるだけにFWで使ったら、それはそれで面白いと思うけど。

このフェルナンドンよりもさらにキーになるのがイアルレイだったと思う。17歳のアレッシャンドレばっかに注目が集まってたけど本来的なFWの軸はイアルレイなんじゃないかと思う。とにかく前線でボールを引き出すための動きが活発。左右に流れてのプレーウラを狙うプレーで相手にとって嫌な選手だったと思う。サイドに流れることでゴール前にうまくスペースを作ってた。

カウンター時もボールを引き出すのはイアルレイ。基本的にはサイドで引き出すことが多かったと思う。そこから自ら抜け出したり、しっかりとキープして押し上げの時間を作ったり。どちらにしても足元の技術、体の使い方のうまさが出たプレーだった。

こういうサイドに起点を作るカウンターはリベルタドーレス杯でも多く見られた形。そのときにイアルレイが起点になってたかどうかは覚えてないけど(たぶん、ソビスだった)、チームとしてカウンターの形の1つとして確立されてる。

アレッシャンドレについても少し触れとかなきゃいけない。正直な感想としては、もう1試合見てみたいなって感じ。得点シーンの落ち着きとかトリッキーなプレーを見せる余裕、ボールを止める技術の部分には片鱗を見せた。ただ、らしいプレーは見せてないんじゃないかと思う。そのらしいプレーがどういうものかを見極めたい。実力がないとは言わないけど。

アルアハリも1戦目と比べるといいサッカーをしてた。中盤での組み立てからゴール前に出てくるようなプレーまでこなす、アブータリカを中心に連動した動きが増えてたと思う。前を1トップ気味にしたこともあるけど、後ろからの飛び出しが活性化されてた。

特に前回から大きく改善したのがサイドの使いかた。正確にはサイドを使う意識っていったほうがいいかもしれない。やろうとしてたことはよかったけど、精度の問題でうまく行かなかった。とにかく前回の試合で攻撃が真ん中に偏りすぎって感想を一番に上げたチームからは完全に変わってた。

そもそも相手のSBの攻撃参加でサイドにうまくスペースが空いてたってことが大きい。特に右サイドで選手がフリーになることが多かった。

ただ、そこへのボールの質。さすがにアブータリカからはしっかりとしたボールが供給されたけど、他の選手からのボールは微妙にズレてて相手が戻る時間を与えてしまった。

さらにサイドからのボールの質も不満。前回はサイドからのクロスのシーンは皆無に等しかったから、そういう意味ではよかたけど、全くといってもいいほど効果的なボールが上がらなかった。こういうのを見ると、結局は中で起点を作っての攻撃が1番合ってるのかもしれないと思ってしまう。

こういうサイドの攻撃参加が多かったことからも分かるとおり、守備は5バックって言うほどガチガチに固めるものではなかった。相手が下で回してるときも前線の選手はボールを追いかけずに自陣に引いてるから、積極的な守備ってわけでもないけど。インテルナシオナル側にオフサイドが目立ったことを考えると、かなりコンパクトにまとめた形をとってたと思う。

結果は2-1でインテルナシオナル。さすがに1人1人の技術はアルアハリを上回ってた。決勝でのバルサ(が勝ちあがるはず)との対戦が楽しみ。相当質の高い試合が見られるんじゃないかと思う。試合がお休みの土曜にでも決勝の展望を書こうと思ってるから、そのときに詳しく。
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