ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-12-14 Thu 22:48
バルサ×クラブアメリカ
<クラブアメリカ:4-3-3>
GK:オチョア
DF:カストロ、O・ロハス、ダビノ、R・ロハス
MF:ペレイラ、ビジャ、アルゲージョ
FW:ロペス、カバニャス、クエバス

<バルサ:4-3-3>
GK:バルデス
DF:マルケス、プジョル、ザンブロッタ、ファン・ブロンクホルスト
MF:モッタ、デコ、イニエスタ
FW:グジョンセン、ジュリ、ロナウジーニョ

バルサとクラブアメリカの間には明らかな力差があったと思う。時差の関係とかでバルサの不安点が指摘されてたけど、完全に払拭してくれた。

攻守に渡って選手の距離感がかなりいい。攻撃ではこの距離感に加えて3人目の動きも豊富。だからこそ少ないタッチ数でのパス回しがうまくいくってことを再認識。言い方は悪いけど、悪いサッカーと比較するとよく分かる。クラブアメリカは前回書いたとおり最後のとこの動きの無さが不満だったから。ただ、相手との比較じゃなくてバルサ単体で見るとベストコンディションではないかなっていう気もする。

特にグジョンセンがイマイチだった。雨でピッチ状態が悪かったこともあるだろうけど、足元に全くボールが収まらなかった。そのせいで味方との距離感も遠くなってしまっていた気がする。くさびのボールの受け方に加えて、サイドに流れて中にスペースを作るプレーとかウラに抜け出すプレーとか(ウラがなかったけど)の部分でもいつものプレーが見られなかった。1週間前のブレーメン戦ではそういう部分でいいプレーを見せてたし、チーム内の連携の問題だったとは思えない。たぶんグジョンセン自身の状態があまりよくなかったってことだろうからちょっと心配。時差とか疲れの問題なら次の決勝までにはコンディションを上げてきてもらいたい。

それからモッタも。モッタに関してはコンディションの問題というより、個人的な評価がもともと高くない。1ボランチとしては安定感に欠けて守備面に不安が残る気がする。ボール保持者に対して当たりきれないし、思い切って飛び込むとファールをしてしまう。個人的にはこのポジションにはエジミウソンを使うべきだと思ってる。この試合は体調不良だったらしいけど。

だったら、テュラムを最終ラインに入れてマルケスを1枚上がるみたいな対応も選択肢の1つにはあると思う。マルケスは守備面での安定感はもちろん、前線へのフィード力も計算できるだけに攻撃面でもしっかりと仕事をこなせるはず。昨シーズンはマルケスが1ボランチのポジションに入ることが多かったけど、最近はあまりない気がする。エジミウソンの故障もあったし昨シーズンの形が異例で、ライカールトとしてはマルケスは最終ラインでプレーさせたいってことか。

中盤前目のデコとイニエスタはいつも通りのプレーを見せてくれたと思う。この2人(+シャビ)は好不調の波が大きくないのがいい。シンプルなプレーの積み重ねでゲームメイク、チャンスメイクをするタイプだからこそかもしれない。

2人の関係性はやや低めでボールの散らし役になるイニエスタと、前目でボールを受けるデコっていう基本形。

デコに関しては相手のケアが甘かった部分があった気がする。あまりプレッシャーを受けずにスルスルとドリブルで持ち上がってくシーンが目に付いた。グジョンセンにうまくボールが収まらなかった中で、中盤前目でのしっかりとしたキープで一度ボールを落ち着かせる役割も担った。それにシンプルなパスでリズムを作るようなプレーもいつも通りにこなした。
1点目、3点目のシーンでも単純なプレーだけどしっかりと絡んでる。2点目のCKにつながるプレーもデコから。完全にチームの中心。

イニエスタは下でゲームを組み立てつつタイミングを見計らって長い距離を走って前線に出てくるプレーが効果的だった。1点目のシーンはそれがうまく決まったシーン。デコとロナウジーニョのパス交換の間に一気に前線まで飛び出してアシストを記録。

この2人に関しては守備もサボらない。こういうことはいつも書いてるから省略するけど。

この2人だけじゃなくてバルサ全体としての攻⇒守の切り替えが速い。これもいつも書いてることだけど。ボールを奪われた瞬間にはも数枚がプレッシャーに行ってる。それでカウンターをつぶすっていう効果が大きい。

特に目立ったのがザンブロッタ。バルサは両SBの攻撃参加がいつものようにかなり活発だった。ザンブロッタはドリブルでの持ち上がりで自分の前のスペースをうまく使った。

で、ポジションを高めに保ってるときに奪われた場合の守備。自分のポジションに戻るんじゃなくて高い位置で守備をすることが多かった。しかも、ボール保持者に激しく当たって仕事をさせないような守備をしたと思う。その中でファールになるシーンもあったけど、まだ敵陣にいる状態だからそれほど怖くなかった。

そのザンブロッタと同じサイドのジュリ。ジュリに関してもベストコンディションではなかったかなっていう気がする。3点目につながったウラへの抜け出しみたいなプレーをもっと見たかった。いつもよりもそういうシーンが少なかったから、よく見られるロナウジーニョからのサイドチェンジも引き出せなかったんじゃないかと思う。それでもスピードで相手を置き去りにするようなシーンも見られたし、特別悪いって言うわけではないけど。

ロナウジーニョは時間が経つにつれて完全に乗ってきてしまった。その辺はクラブアメリカの対応に問題があった気がする。試合開始直後はサイドでボールを受けたロナウジーニョに対して、しっかりと体をぶつけて前を向かせないような守備をしてた。

ただ、ロナウジーニョが自由にポジションを動かし始めてからその辺の対応があいまいになってしまったと思う。中に入ったときに誰がつくかっていうことがハッキリしてなかった。それでもサイドに出たときは序盤と同じように体をぶつける守備をしてたけど、それも時間とともにゆるくなっていってしまった。ロナウジーニョを止めるにはそういうあいまいなやり方じゃダメな気がする。

今日は中目のプレーが多かったのも相手としては想定外だったかも。だから、ファン・ブロンクホルストとの関係もいつもほどではなかった。先週はロナウジーニョがいかにポジションを変えるかが調子のバロメーターになるって書いた。

ただ、今日は中目のプレーが多かったわけだけど、ロナウジーニョ自身は他の選手と同じくベストコンディションだったとは言えないと思う。本当に調子がいいときに見られるドリブルでの仕掛けが見られなかった。それでも十分なプレーは見せてくれたわけだけど。

クラブアメリカで唯一可能性を感じさせた攻撃がCロペスのウラへの抜け出し。前回の試合のときにも書いたとおり、DFラインとの駆け引きが抜群にうまい。サイドから中に向かって斜めに抜け出してくるから相手もつかまえずらいと思う。

そういう中から序盤に決定的なチャンスが生まれた。抜け出したCロペスがGKと完全に1対1になったシーン。結果としてここで決め切れなかったのが痛かった。

ただ、バルサもこのシーンを見てややラインが引き気味になってしまった気がする。ウラに抜け出されるのを怖がって最終ラインが引いてしまって、それに伴って前線も低い位置まで下がってしまっていた。

前半はCロペスがオフサイドになるシーンもそれほど目立たなかった。さらにDFラインにつれて前線のラインも低くなってしまった。こうやって低い位置まで引いてしまったことで前半のバルサは攻撃に長い押し上げが必要になってあまりいい形を作れなくなったと思う。

そういう流れの中で後半はいつものような高めのラインを設定するように修正してきた。その中でCロペスのオフサイドが目立つ展開になったと思う。それにうまく抜け出されそうになったシーンでもその前でプジョール、マルケスがしっかりとパスを跳ね返した。この辺は真ん中の守備の強さを感じさせられた。

こういう積極的な守備からチーム全体が高い位置をとれるようになったと思う。さらに相手が前がかってきたこともあって、後半のバルサはチャンスを多く作ることができた。

それでもクラブアメリカの攻撃の形としてはCロペスのチェレンジの繰り返しの中から決定的なチャンスを待つしかなかった気がする。それだけにCロペスの途中交代は疑問。もっと言えば後半開始時にカバーニャスを下げたのもちょっと分からなかった。前回の試合のときも書いたとおりFWの位置から中盤に下がってのカバーニャスのプレーは質が高い。今日の試合も中盤に下がったところからいいパスを供給してたと思う。カバーニャス→Cロペスのホットラインでもっとチャレンジしてもよかった気がする。

交代出場のブランコも相手を引きつけてタメを作るとこなんかでいいプレーを見せてたことを考えると、素直に初戦の3人を使って方がよかったのかもしれない。

クラブアメリカの2試合を見て個人的にペレイラの評価が高い。前の試合では攻撃面でボールのタッチ数を増やしてうまく起点になってた。今日の試合で目立ったのが守備面での貢献。バルサのボール保持者に対応してるのがペレイラっていう場面が多かった。ちょっとファールが多かったような気もするけど、空けてしまうことが多かったデコに対しての対応とかを見ると、そこにいることが重要だったと思う。

バルサの選手交代が面白い形だったから、それについてもコメントしとく。

モッタ⇒シャビ
この交代でイニエスタが1枚下がった。完全に試合を支配して守備面での役割が求められなかったから、攻撃の起点に重点が置かれた。さすがに攻撃的センスが優れてる選手だけあっていいバランスの組み立てをしてたと思う。前にCLでこのポジションをやったときも攻守両面で機能してたし、今日みたいに試合を支配してるときは特にオプションの1つとして面白そう。入ってきたシャビも下での組み立てからゴール前への飛び出しまで、らしいプレーを見せてくれた。

グジョンセン⇒エスケーロ
グジョンセンは上に書いたとおりあんまりよくなかった。そういう意味での交代だったと思う(戦術面とグジョンセンの体調)。時間が進んで相手の守備が甘くなってたこともあるけど、今日の試合に関してはエスケーロの方がいいプレーをしてた。

ザンブロッタ⇒ベレッチ
この交代が今日の一番の注目。たぶん、4-3-3の形をこだわりの捨てたんじゃないかと思う。

<4-4-2>    
FW:ロナウジーニョ-エスケーロ
MF:デコ-ファン・ブロンクホルスト-シャビ-イニエスタ
DF:ザンブロッタ-プジョール-マルケス-ベレッチ
GK:バルデス

本当はこうやってシステムに当てはめられないような変則的な形だった。だから無理やりだけど。

最終ラインはあんまりコメントすることはない。ザンブロッタが左に入るのはバルサだと珍しいけど、本人は両方できるわけだから問題ないと思う。
ファン・ブロンクホルストは中~左の低めの位置でのプレーが多かった。シャビは引いた位置からの攻撃の組み立て。デコとイニエスタは中盤前目で自由に動き回る。
2トップ気味のロナウジーニョとエスケーロも基本的には自由。交代直後は中にエスケーロ、左ロナウジーニョだったけど、最後の方は中にロナウジーニョで左にエスケーロって形が目立った。2人が横並びになることも多かったし、単純に2トップって見方でよさそう。
2トップの一角としてのロナウジーニョは面白かったと思う。真ん中で相手に囲まれてもしっかりとボールをキープできるのが大きい。4点目のアシストもそういうシーンからだった。

結果は0-4でバルサの圧勝。決勝はやっぱり南米×欧州になった。個人的にはかなり面白い試合になると予想してるから楽しみ。
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