ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-12-31 Sun 16:01
高校サッカー1回戦
【暁星×滝川第二】
暁星は序盤は激しい球際の守備で自分達のリズムになるような形がつくれた。相手のボール保持者に対して数枚が一気に囲むような出足の速さが目立ったし、球際も厳しく行くから相手をある程度圧倒できた。

そんな中から攻撃は前線へ放り込む形。相手のプレッシャーが来る前に前に蹴ってた。それにドリブルで仕掛ける積極性が目立った。もっとそのドリブルをシュートにつなげられればチャンスが増えたと思う。

ただ時間が経つにつれて攻守に渡って力差がでてきてしまった印象。守備面では次から次へと出てくる相手選手に対して、押し込まれてしまった。だんだんと受身になってしまったと思う。それでも統率されたDFラインを中心に瀬戸際で体をはってしっかり止めてた。

1つ疑問だったのは終了間際の滝二のCKに対する守備。相手は時間を考えて2枚しかゴール前に入れてなかったのに、暁星の守備陣はかなりの人数が残ってた。時間と相手を考えてもう少し前に置いてもよかった気がする。

高円宮杯の滝二の感想は①プレッシング(コンパクトな守備)②速攻③ミドルシュートって書いてあった。この試合の内容もイメージとしてはそんなに変わったものではなかった。

①のプレッシングについては前線の選手もしっかりと守備に参加することで効果的に機能してた。前後で挟み込むような形も見られたし、途中からは球際で勝ち始めて高い位置でのカットが目立ってきた。そもそも個々の守備の意識、能力の高さが高いと思う。中でもボランチの2人(特に大塚)のカバーリングとかボールを奪う能力は高い。

こういうチーム全体の積極的な守備を攻撃につなげる。力差があったから②に書いたような明らかな速攻っていう形ではなかったけど、前へ前へっていう意識が見られる攻撃のやり方。ボールを奪ったらまず前線を狙う意識が見られる。そのときのFWの前田が左右に流れてうまくボールを引き出してたと思う。

さらに前田が流れることによって生まれるスペースに2列目から多田が出てくる。多田は左サイドでスタートしたけど3トップの一角って言ってもいいようなプレーエリアだった。2得点が積極的に出てくることを物語ってる。どちらもボールを合わせる前の動きがよかった。それにドリブルでの仕掛けでもいいところを見せてくれた。

こういう多田の積極的な飛び出しに代表されるように、滝二の攻撃は後ろの選手がどんどん前に出てくるようなシーンが多かった。この辺は相手との力差があったかもしれないけど、攻撃に厚みを加えさせたと思う。

そんな中で両SBの攻撃参加も目立った。ただ、タッチライン際を駆け上がるようなプレーは少なかったと思う。攻撃のスタートの部分を担ったり、上がってくるにしても中に入ってくるプレーが目立った。

SBの駆け上がりがなかったといっても、滝二の攻撃が真ん中に偏るってことはなかった。むしろ、うまくサイドに目を向けさせるような攻撃ができてたと思う。2点目のシーンも左サイドから右サイドにサイドを変えることで相手のマークをズラすことができた。このシーンに関してはアシストのボールの質もよかったと思う。DFとGKの間に速いボールを通すことでファーまで抜けてったシーンだった。この試合の滝二の攻撃は全体として中と左右の使い方のバランスがよかった。

滝二についてあと数点。

CKでかなり深い位置に多くの選手を配置する面白い形をとってきたから、次の試合以降では注目したい。

GK清水のフィード力も注目。ボールを取ってからが速いし、低くて速くてコントロールされたボールを前線に供給できる。この試合の2点目の起点にもなってるし、1つの武器。

結果は2-0で滝二。滝二は前評判どおりの質の高いサッカーを見せてくれた。それに暁星のしっかりと守備が相まって締まったいい試合になったと思う。


【桐光×大阪朝鮮】
大阪朝鮮は中盤での球際での激しさが目に付いた。その辺は韓国のサッカーに似てる部分なのかも。

攻撃面ではサイドに起点を作ることが多かった。そこから早めのタイミングでクロスを上げるっていう攻撃のしかた。

桐光の試合は地方大会の準決、決勝を見てるだけに親しみがあった。そのときの感想としては①引いて最後を守る守備②そういう守備からのロングボール③北井、永村の個人技

今日の試合も同じようなサッカー。いつもと同じように序盤はリスクを犯さずにしっかりと最後を固めるやり方。だからそういう時間帯は守備の場所が高い大阪朝鮮のペースみたいに見える。

でも、それが桐光のやり方。最後のところを固めてフィニッシュまでいかせない。前に見た2試合は時間とともに守備の位置が高くなってったけど、この試合は最後までゴール近くを固めるやり方だった。

バイタルエリアに入ってきた相手に対しては一気に寄せて仕事をさせなかった。結果としてこういう最後のところを守るやり方が功を奏した。大阪朝鮮はほとんどフィニッシュまで行ってないはず。押し込まれたときにタッチラインに逃げることが多くて、徹底してセーフティーファーストを心がけてたと思う。

こういう守備は個々の守備能力の高さがもとになってる。1対1の守備でも強さ感じさせる。さらに自陣での守備では出足の速さとか局面の強さが見られる。こういう自陣での守備は大阪朝鮮にも言えること。だから、どちらも攻撃の形を作れない展開になってた。

桐光の攻撃は“百姓一揆サッカー”。かなり引いて守った上で前線にとにかくロングボールを放り込む形。プレミアのサッカーに似てるようなイメージだけど、高校サッカーではこういう戦術をとるチームが多い。

大阪朝鮮はこういう桐光のやり方を研究してたんじゃないかと思う。前線にボールが放り込まれてもFWをウラに抜け出させないような守備のやり方をしてた。

桐光は地方大会ではこういうロングボール主体の攻撃の中に、永村と北井あたりのドリブルの仕掛けがいいアクセントになってた。ただこの試合は大阪朝鮮のドリブルの対応がうまかった。それでも決勝点のFKにつながったのは北井のドリブルでの仕掛けだった。

結果は1-0で桐光。桐光は自分達のサッカーを最後までやり通した。いつものスタイルを全国の舞台でできたことが勝ちにつながった気がする。


【久留米×作陽】
久留米のサッカーは質が高かった。攻撃面では個々の技術の高さと走りの質でいい形の攻撃を仕掛けてた。左サイドに起点を作っての攻撃が多かったけど、狭いスペースでも打開できる場面が多かった。止めて蹴るっていう基本的な技術と、ボール保持者をフォローする質の高いフリーランニング。それに個々の積極的な仕掛けもよかった。得点もサイドでの仕掛けから。

久留米の守備は前線での部分はいいものだったと思う。ラインを高めの位置に設定して積極的にプレスをかけた。

ただ低い位置での守備に問題があった気がする。セルジオさんが言ってたとおり危ない位置でのファールが多い。しかも、そのセットプレーに対しての守備にもイマイチ安定感が感じられなかった。

結局、1点目もCKからだった。それに1点目のシーンでは相手の1つ後ろの選手が空いてたってのも問題だった気がする。

2点目もラインが引かされすぎて人が足りてるのに寄せ切れなかったシーン。CKも含めて深くえぐられたときの守備に問題があった気がする。

作陽の攻撃は相手の高い位置からのプレッシャーのウラを狙う形。特に久留米の左サイド(作陽の右サイド)のスペースを狙うことが多かった。相手のプレスを否す意味だと途中からは、左右への展開を取り入れて空いてる選手を使っていくいいやり方になってた。

守備はボール保持者に対して厳しく場面が目立った。ただ、そうやってスペースをつぶしても狭いところをうまく打開されてしまった。それは久留米の攻撃のうまさで作陽の守備が悪かったってわけではないけど。

作陽のよさは何といっても運動量だったと思う。終了間際でも引いて守るわけではなくて、高い位置でプレッシャーをかけつづけた。そうやってセカンドボールを拾うことで相手にパワープレーの機会すら与えてない。

結果は1-2で作陽。上の感想を見ても分かるとおり、試合中は久留米が勝つと思って試合を見てた。だから残念ながら作陽についての印象が薄い。


【鹿島学園×高知】
鹿島学園は競り合いの部分で強さを見せたと思う。競り合いってのは単純にハイボールに対するものもそうだけど、ボールにどちらが先に触るかっていう部分も含めて。1・2点目はゴール前で粘って相手より先に触ることで生まれた。

守備面でもボールに先に触る意識が徹底されてたと思う。やり方としては自陣にブロックを形成する方法。自陣にボールが入ったときは出足の速さでインターセプトしたり、ボールが入ってもすぐに囲むやり方だった。

高知の守備も序盤は鹿島と似たようなもの。むしろブロックを高めの位置に形成してた分、鹿島よりもいい形だったって言えるかも。ただ、序盤から積極的に守ったツケがだんだんと現れてきた。特に後半は中盤にスペースが大きく開いてしまっていた。

鹿島学園の攻撃は2列目の選手が積極的に前に出ることでゴール前に厚みが感じられる。3点目のFKにつながったプレーも最前線に多くの人数がいた。サイドからのボールに対しても中で反応する選手が多かったと思う。

結果は3-0で鹿島。あまりにもカットされる時間帯が多かったから、コメントも少なめで。


【ハイライトから】
国見をPK戦で破った八千代のサッカーが面白そう。ドリブルの積極的な仕掛けで国見の守備を後手後手に回してた。そのドリブルをする選手に対しても周囲の選手がフリーランニングをすることでフォローをしてる。全体としてスピード感のある攻撃が目立った。このチームのサッカーは一度丸々見てみたい。
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