ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2007-01-03 Wed 22:44
高校サッカー3回戦
【静学×青森山田】
静学はスロースタートのチームなのかもしれない。昨日と今日の2試合を見る限り、後半の方がいいサッカーをしてる。時間が経つにつれてどんどんと調子を上げてく印象。

要因の1つは運動量。地方大会の決勝で運動量が落ちたなんて書いたけど、全国に来ての2試合は運動量の部分で相手を圧倒してる。地方大会からの中間に走り込みを徹底してきたらしいけど、それが功をそうしてると思う。

2つめの要因は選手交代。2試合とも後半開始時の選手交代で前線の流動性が増してる。しかも前線の選手が多くのポジションでプレーできるってことで選手交代のバリエーションが増えてると思う。国吉はFWスタートから右サイド、左サイドとポジションを動かした。FWの位置でプレーした前半もサイドとか低い位置でボールを受けてからの仕掛けが見られた。キープレイヤーの杉浦も右サイドからトップ下へ動いてのプレー。

ただ、相手が前回よりも格上になったこともあってなかなか最後のところを崩すことができなかった。青森山田はいい守備をしてた。攻撃から守備に切り替えのところでは高い位置で厳しく当たって遅らせる。その間に後ろで組織を作ってた。

後ろでの組織的な守備は選手間の距離を近づけてスペースを消すやり方。そうやって静学の選手が個人技を発揮するスペースを消した。個々の守備でも静学の個人技に対する対応はいいものだったと思う。

そういう状況にも関わらず、静学はドリブルに固執しすぎてた印象。自分達の長所を出すこともいいけど、柔軟に対応することも必要だと思う。ドリブルをすることでパスを供給するタイミングを逃してしまうシーンが目立った。

静学はいつものように2列目から前線に入り込んでくる選手が多い。そのときの動き方もいいものだと思う。ただ、1人のボールの保持時間が長いせいでボールを供給する頃には前線が動き終わってしまってるってことが多い。そうなると前線が詰まってる状態になって、ボールが供給されても止まって受けるだけに効果的ではない。それに多く前線に入ることが逆に自分達のプレーするスペースを削ってしまう状態を作ってしまっていた。

それにそうやって前線に出すパスが右サイドに偏りすぎだったと思う。特に国吉が右サイドに出た後半はそういう状況が目立った。国吉にボールを持たせようっていう意識があって、それをフォローするためにFWが右に流れてきたりしてたけど、逆サイドにはスペースがあった。得点シーンは左サイドだったからけど、決定的チャンスはほとんど使ってなかった左サイドからのものが多かった。いろいろな部分で戦術的なバランス感覚を磨いてほしい。

守備は相変わらずよかった。守備への切り替えの速さ、後ろの選手の出足の速さが昨日に引き続き目立ってた。特に中盤で相手を囲むやり方がうまく決まってると思う。前線で激しくチェイシングするわけじゃないけど、縦パスが入った瞬間に囲む守備が見られる。守備面でも後半のほうがいいものだった。攻撃陣が押し込んだこととか相手の運動量が落ちたことも要因だろうけど、相手のFWへのパスをカットして起点をつくらせなかった。

ただ、戻って組織を作った部分での守備に不安点があった。それはボールから遠いサイドの選手がフリーになってしまうこと。WBが攻撃的に行くぶん、3バックのサイドにスペースが空いてしまっていた。

青森山田側では守備については上に書いたから攻撃について。攻撃はFWをうまく使うやり方だったと思う。1度FWに当てることで時間を作ることができる。ゴール前ではFWを絡ませたパス交換が多く見られた。そうやってFWが落とすことで下で受けた選手が前を向いた状態で、比較的自由にボールを受けられたと思う。

青森山田のキープレヤーとして紹介されてたフランクについても少し。攻守に渡る貢献度、運動量が目立った。守備ではピッチ全体に出てきての守備。球際での激しい守備も目立った。攻撃ではFWと絡んで最前線まで出てくるシーンもあった。キーって言われるだけあっていい選手だったと思う。

結果は1-0で静学。ロスタイムの得点で辛くも勝った試合だった。こんなにヒヤヒヤした試合展開にならないためにもシュートの精度を上げてもらいたいところ。


【鹿島学園×星陵】
鹿島学園は初戦に書いたような競り合いの部分の強さがこの試合でも目立った。得点シーンも1試合目と似たような形。ゴール前の球際での粘り強さから生まれた得点だった。守備の面でもハイボールに対する競り合いではことごとく勝ってたと思う。星陵はサイドからクロスを上げることが多かったけど、ほとんどを跳ね返してたと思う。

それを考えると、DFの鈴木をFWに上げた選択は面白かった。鈴木はU-17の代表候補ってだけあって、守備面での対応は素晴らしかった。さらに高いボールの競り合いにも自信があったんだと思う。だから、鈴木はFWに上がってすぐのクロスの競り合いで決定的なチャンスが生まれた。同点ゴールは直接関係なかったけど、そのプレーが遠因になってたのは事実だった気がする。

鹿島学園の競り合いって意味では、グラウンダーのボールでも相手よりも先に触ることが多かったと思う。

守備面では一番最後のところの守備の強さも目立った。この試合はここまでの2試合と違って、相手のレベルが高かったからいつものように自分達のペースで進めるってことができなかった。特に後半は鹿島学園が終始守備に終われてた。それと同時に中盤での効果的な守備が効かなくなってしまったと思う。

その中で最終ラインを中心に最後のところをキッチリ守った。4バックが絞って互いの距離を近くしてスペースを消してた。DFがラインから引き出されたときも、ボランチを中心に他の選手がしっかりとスペースを埋めてうまくバランスを取ってた。さらに途中からの3バックへの変更も無難にこなした。失点がただ1つのミスからだったのが残念。

攻撃面では相手に押し込まれる時間が長かったこともあって、いつものような厚みのある攻撃は少なかった。その分前線の選手の個での打開が求められた。それだけに2試合と比べると杉下の調子がよかったのは好材料だったと思う。前線で積極的にボールを引き出して、そこからのドリブルでの仕掛けが目立った。それに戻ってきての守備も献身的にこなしてたと思う。その分前線でのチェイシングが前の試合よりも増えてた。

星陵はリズムを握っていい攻撃を仕掛けてた。相手の鹿島学園がドリブルで守備を崩そうとしてきたのに対して、星陵はパス回しで崩そうとする意志が見られた。中盤では選手の距離感が近くて少ないタッチ数でのパスが多く回った。

ただ、そのときのフリーランニングの質が不満。近づいてきてパスを引き出すフリーランニングは多かったけど、離れて味方にスペース作ったりスペースでもらったりっていう動きが少なかった。加藤さんも言ってたけど、足元へのパスが多すぎたことで相手の速い出足でうまくカットされてしまった。

ただ、こういうパスの引き出しの部分以外はバランスのいいものだった。ショートパスとロングパスのバランスの部分では1つのサイドで短いパスを何本か回したあとでの大きなロングパスなんかが見られた。

中と外の使い方のバランスもよかったと思う。特に相手が中をしっかりと固めたこともあってサイドに1度出してからの攻撃は効果的だった。後半はSBが積極的に攻撃に参加してきてサイドで余っての余裕を持ったプレーができてた。

個と組織での崩しもいい頻度で行われてた。組織での攻撃は上に書いたようなパス回しの部分。個の攻撃ではFWの塩原が低い位置で受けてからドリブルで仕掛けてく場面が多かった。この部分はどちらかっていうと組織的な攻撃の方が目立ったけど。

星陵は高い位置での守備も目立った。鹿島学園のDFラインでのパス回しの位置がかなり低い位置になってしまっていた。鹿島学園の攻撃時のラインが間延びしてしまっていた。守備時の出足の速さも目立ってた。前半は両チームとも中盤でのいい守備が見られて、その部分での攻防が面白い試合になってたと思う。

結果は1-1のPKで星陵。今大会PK戦が目立つのは(無得点でベスト8に上がった高校が2校)得点力不足を象徴してるとかいう記事があった。個人的にはここまでの試合を見る限り守備の戦術がしっかりしてきたからだと思うけど。今までも何度も書いてきたけど、今の潮流は守備重視のサッカー。それが高校サッカーにも現れてるだけな気がする。


【ハイライトから】
八千代が4-1で野洲に快勝。3点目以降は相手の集中力の問題だった気もするけど。1点目はここまでの八千代に多く見られる、1人がドリブルで仕掛けて左右にフォローが走る形。押し上げの速さが目立つ。次の試合はやっと中継してくれるらしいから楽しみ。なんかこの項目は八千代の為に作ってる気がしてきた。
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