ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2007-01-06 Sat 19:53
高校サッカー準決勝
【作陽×神村学園】
作陽は前回の試合でも見られたようないい連動性での守備が見られた。前線での寄せの速さが目立って高い位置で複数枚で囲む守備が見られた。

そういう前線での積極的に後ろの選手も連動した守備をしてる。例えば相手がサイドに起点を作るために縦パスを入れる。そうすると大抵はSBが出てきて前を向かせないような守備をする。そのSBが出たスペースに抜け出そうとする相手をボランチがついていったり、CBが流れて対応して中をボランチが埋めるみたいな守備が見られた。

そもそも複数枚で守備をするってことは、選手間の距離が近いことを意味する。それが攻撃に移ったときにもいい効果を与えた。選手間の距離が近いことで基本になるトライアングルを作ることができた。

でも、静学戦でも見られたことだけどこういう積極的な守備は得点を奪うまで。そこからあとは徐々に勢いが弱まっていった。守備のブロックの位置をやや下げて低い位置での人数をかけてスペースを消す安定した守備へと転換してった。

確かに前線からの積極的な守備はスタミナ的に辛いものがある。作陽のサッカーはボールを自分達が支配できるようなものでもないだけに、途中での守備のやり方の変更が必要となってくるんだと思う。初戦のときの運動量が落ちなかったっていう感想もそういう守備の転換の中でうまく省エネをしてたってことだったのかもしれない。

何度も書くようだけど、あの時点では相手が勝つと思って見てたから作陽のイメージがイマイチ強くなかった。

神村学園の守備はコンパクトなライン設定を常に意識してた。FWのチェイシングが活発だったけど、そういうときはセオリー通りにDFラインは高い位置に設定されてる。相手に押し込まれて自陣に引くようなときでも3本のラインをコンパクトに設定してスペースを消してた。

個の部分では中盤の部分での球際の競り合いの強さが目立ってた。相手の中盤での積極的な守備にも引けをとってなかった。

作陽は攻撃面でも前回と同じように1トップに狙いを定めたやり方で来た。前半は桜内でスタートして途中で村井に変えるってやり方も同じ。

桜内の1トップは前回よりは機能してた。静学戦よりもタッチ数が明らかに増えてたし、時間をしっかり作って後ろの攻撃を促進してた。でも、やっぱり村井を1トップに置いたほうが可能性を感じる。桜内はDFから急遽コンバートされたってことだから、比べるのは酷かもしれないし。現に怪我の影響か守備であまり動かない村井よりも前線での守備の貢献度は桜内のが高い。

で、村井は静学戦と同じく低い位置でのボールタッチが目立った。ボール保持者に近づくフリーランニングでうまくボールを引き出してたと思う。しっかりとタメを作って後ろの飛び出しを促進するし、引いて受けることで前線に飛び出すスペースを作るってことは前回も書いたとおり。

同じように前線で起点になるタイプの桜内と村井だけど微妙にタイプは違ってる。村井に関しては怪我の中でのプレーでもかなりの質の高さが感じられる。今後の進路は分からないけど、情報が入りやすいのなら注目していきたいところ。

こういうトップで起点になる選手の後ろには積極的に前線に飛び出す選手を配置。スタメンの浜中、今日は途中出場だった小室ともにスペースを見つけて走りこむ能力に長けてる。それに自分でドリブルで抜け出すプレーも積極的だと思う。

神村学園はチーム全体の縦への推進力が感じられた。単純に縦に放り込むってことじゃなくて、ボールを奪ったらぐいぐいと敵陣に進出してくようなイメージ。

特にサイドを起点とした攻撃に可能性を感じた。サイドでは1人、2人っていう少ない人数で相手のブロックをすりぬけて縦に進出した。そういう突破力にクロスの精度も高かった。低くて速いクロスとかDFとGKの間を狙うものとか、意図が明確なものが多かった。

そのクロスにあわせる中の動きの質もよかったと思う。FWの遠藤のエリア内の動きは特によかった。相手の視野に入らない遠いサイドから一気にニアに走りこんでくる動きで決定的なチャンスも作ってた。それに遠藤は自身がサイドに流れてのチャンスメイクも目立ったと思う。

結果1-0で作陽。両チームの攻守の切り替えが速い質の高い試合で途中で雨に邪魔されたのが残念だった。


【八千代×盛岡商】
この2チームはどちらも似たようなサッカーを展開してた。特に守備面は同じような形だった。どちらも高い位置に守備のラインを設定する。前の八千代の試合でも書いたけど、そういう守備のために前線ではボール保持者に対してのプレスが行われる。

八千代の前線の守備は丸岡戦よりも機能してた。丸岡はシンプルに前線に放り込むサッカーをしてたからプレスに行く前に次のプレーが行われた。それに比べて今日の盛岡商はある程度ボールを持ってからの時間があったから、そこに寄せてく時間があったんだと思う。両チームとも悪いピッチでプレーが遅れることが多かったから、そこでもたついてしまって逆に前線で囲む守備が機能してた気がする。

高いライン設定とともに引いたときの守備も似たような形だった。統率されたDFラインの前にボランチがしっかりと位置して守備の組織を形成。こういうブロック形成で真ん中で跳ね返す守備が機能してた。

さらに攻撃から守備への切り替えの所でDFラインと前の選手が分断されてしまうところまで似てたと思う。そこにできたスペースを八千代はドリブルに使ってた。盛岡商側は前に人数をかけてスペースに入ってくることでこぼれ球を拾って厚みのある攻撃を仕掛けてた。盛岡商のここのスペースは時間とともに修正されてったけど、八千代は1ボランチってこともあってうまく修正しきれてなかった。それで後半は盛岡商のペースになってたってこともある。

攻撃面でも前線である程度の流動性を持たせるっていう部分はどちらのチームにも共通して言えたことだった。

八千代の攻撃はボランチの新里を軸として前線はかなり流動的。攻撃面では下での散らし、組み立て、守備面では全体のカバー、DFラインに入ってのプレーと今まで何度も書いてたような1ボランチの仕事をしっかりとこなしてた。さらに機を見て前線の攻撃に参加するようなシーンもあった。

その新里を中心にして前では積極的なポジションチェンジが目立った。特に左サイドでスタートの藤井は右に顔を出すような場面とかゴール前に入ってくるような場面もあって、かなり自由にやってた。

自由度だとトップ下の米倉も高かったと思う。左右上下に活発に動き回る。そうやって動き回った中でボールを引き出してタッチ数を増やした。ボールを受けたときにスペースがあればドリブルで仕掛けてくってことが多かった。ただ、このドリブル中心の攻撃がうまく機能しなかったのが残念。

ボール保持者に対する相手の藤村を中心としたDFの守備のうまさを感じた。DFとドリブルで駆け引きをする選手に対して周囲が走って助けるようならしいプレーも見られたけど、結局最後まで突き抜けられなかった。

それに雨によるピッチ状態の悪化も原因だったと思う。山崎も含めて八千代は自分達の個人技の部分のよさを消されてしまった。さらに雨によってグラウンダーのパスもなかなかうまく通らなかった。だから、丸岡戦で見られたような下田へのくさびのパスもほとんど通ってない。

そうやって八千代は前線で起点が作れないだけに、チーム全体が押し上げるのが難しくなってしまった。そうやって相手のペースを握られてしまったと思う。試合全体を通して、丸岡戦ではあまり見られなかったロングボールが目立った。自分達のスタイルではない部分での戦いでつらい部分があったと思う。

盛岡商の攻撃は昨日の丸岡と同じく八千代の高いラインのウラを狙う攻撃が主だった。そこでキーになったのが1トップに入った成田だった。成田は真ん中を単純に狙わずに両サイドに流れつつウラで引き出すようなプレーを繰り返した。そういう動きの中でトップの位置にスペースをうまく作ってたと思う。

そのスペースを2列目以降の選手が上手く使って中に厚みを持たせた。特にトップ下スタートの林は最前線まで出ているような時間帯も結構長かった。それに中盤では1度収めて時間を作るようなプレーもこなしてた。戦術的にサイドで相手のDFラインの背後を狙う意図がはっきりした攻撃が見られたと思う。

結果は1-0で盛岡商。八千代のGKにとっては不運な失点シーンになってしまった。それでもここまでは高いDFラインのウラをカバーする11人目のフィールドプレイヤーとしての役割をこなした。積極的な飛び出しが目立ったのはよかったと思う。後半の流れは盛岡商に行ってたし、そういうのが得点っていう結果で現れたんだと思う。
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