ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2007-02-04 Sun 12:48
セントラルMF論
今週発売のWorld Soccer Kingから。ちょっと興味深い特集だったからピックアップ。


■ベンゲルのインタビュー記事から。
○攻撃面ではゲームの組み立てが最も重要な役割
・スルーパスやゴール前への飛び出しは副業
・前線の味方をパスやコーチングでうまく操りながら、相手を揺さぶる

○守備面では幅広いプレーが求められる
・1対1、カバーリング、クロスやセットプレーへの対応など
・さらに状況に応じたプレッシングも仕掛けなければならない

○アーセナルでの役割
・セスクは自ら仕掛けるように指示
・ジウベルトには底の位置からあまり動かず守備に重点を置くように指示
・フラミニにはバランスを重視するよう指示
・ジュリオ・バチスタには攻撃的プレーを求める
・CMFとしてのウォルコットの力量に注目

○リーグや国籍によるスタイルの違い
・イタリアのCMFは守備能力に長け、戦術理解力の高い選手が多い
・スペインではワイドな展開のための中長距離パスの精度と視野の広さが求められる
・イングランドではフィジカルが求められる


■CMFに必要とされる8つの資質
①ゲームを組み立てる能力
・くさびのパスやダイレクトパスで攻撃のリズムをコントロール
・ロングレンジのパスでサイドへ展開し、攻撃のバリエーションを増やす
・ドリブルやオフザボールの走り込みで攻撃のテンポを加速させる

②攻撃の起点となる能力
・守備から攻撃の切り替えの中で後方からのパスをフリーで受ける体勢をつくる
・サイドや前線の選手との連携を軸にパスやドリブルでゴールへの道筋をつくる

③状況を判断する能力
・ボールを受ける前に周囲の状況を察知し、フリーの味方選手を判別できる
・試合の流れを見極め、攻勢守勢のタイミングに応じた正しいプレー選択をする

④相手の攻撃を止める能力
・タイミングよくボール保持者との間合いを詰め、ファールを犯さずにボールを奪う
・プレーの展開を的確に読み、周囲との連携でスペースをつぶす
・中盤エリアだけではなく、時には最終ラインまで戻ってピンチを防ぐ

⑤チームを統率する能力
・ピッチ上の指揮官として攻守の方向性や緩急をメンバーに伝える
・試合の状況に応じたコーチングで、中盤や守備陣の位置取りを確認する

⑥強靭なフィジカル
・90分ピッチを駆け回り、攻守両面のプレーに積極的に関与する
・空中戦や激しいコンタクトに負けない競り合いの強さ

⑦チームへの強い影響力
・代えの利かない絶対的な存在としてチームのパフォーマンスを左右する
・何事にも屈しない精神力と闘志溢れるプレーでメンバーの士気を高める

⑧ゴールを演出する能力
・ミドルシュートやゴール前への飛び出しでゴールを狙う
・前線でフリーになった選手に決定的なラストパスを供給する
・精度の高いクロスやプレイスキックからゴールやアシストを狙う

■システムの中でのCMFの役割
○4-4-2(B)
・2トップ、SMFにパスを散らし、攻撃を組み立てる
・機を見て攻撃に参加し、ゴールに絡む働きをする
・2ボランチで攻守の役割を分担しつつ、互いをフォロー

○4-3-3
・両サイドの攻め上がりを促し、サイドアタックを演出
・3トップにパスを供給し、タイミングを見計らって攻撃参加
・MF間の距離を一定に保ち、ボール支配率を高める

○4-2-3-1
・タイミングのいい攻め上がりで1トップをフォロー
・パートナーとの連携で中央からの進入を着実に防ぐ
・中盤の数的優位を活かし、積極的に相手のボールを奪う

○4-3-1-2
・機を見てサイドに流れ、ワイドな攻撃を促す
・攻守の切り替え役として着実にトップ下につなぐ
・3CMFで連携して、攻撃の起点をおさえる

○4-4-2(D)
・MF間の距離を広く保ち、サイドを起点にして攻撃を展開
・ワイドに開いた配置を生かして、効果的にスペースを埋める
・相手の攻撃を遅らせ、中盤の底での数的不利を回避

○4-1-4-1
・攻撃の舵とり役として1トップ、両サイドにパスを散らす
・タイミングのいい攻め上がりで、前線で数的優位を作る
・CMF陣の連携で手薄な両SMFの後方をカバー


ここまではWorld Soccer Kingの内容。あとはワールドサッカーシステムからセントラルMF論に関係するコメントをピックアップ。

カペッロ
「現代サッカーにおいて最も重要な役割を担うポジション、それは中盤だ。中盤を制すものは全てを制す」

サッキ
「イタリアのサッカーは、ある種我慢比べに似たものがある。勝負どころでもあるペナルティーエリア付近は、相手も最も警戒しているので実に激しい攻防が繰り広げられている。自由にボールを持ってプレーすることは不可能に近い。したがって、起点を創ることなど現代のサッカーでは不可能だ。ならば、プレッシャーの比較的緩いディフェンスラインの前に長短の正確なパスを出せる選手を起用すれば、効果的な攻撃を展開できる可能性が拡がる。仮にピルロからのボールを警戒し、彼に対して厳しいプレッシャーをかけようとすれば、今度は逆にペナルティー付近ではスペースが生まれる可能性も出てくる。もちろん、このポジションをこなせる選手じゃボールキープに相当な技量が求められるけれどもね」

モウリーニョ
「彼(マケレレ)のポジションは守備と中盤のつなぎ役だから、チームの中でもっとも重要だ。ボールを奪い返せる能力と、パスの展開力。マケレレは生まれてこのかたずっと、あのポジションでプレーしている。一夜漬けで学べる類のものではないよ。」
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