ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2007-03-03 Sat 23:43
レッズ×横浜FC
<レッズ:3-5-2>
FW:ワシントン-永井
MF:ポンテ、相馬-小野-鈴木-山田
DF:ネネ-阿部-坪井
GK:山岸

前回のゼロックスと比べるとレッズはチーム状態が上向いてきた印象だった。トゥーリオが欠場ってこともあって、阿部が最終ラインに入ってボランチは鈴木と小野。このポジションは攻撃と守備の役割分担がある程度できる組み合わせの方がいいと思ってたから(ゼロックスのときに書いたとおり)、この組み合わせには納得。

やっぱり攻撃を考えたときに前後のつなぎとして小野が入ることで、スムーズに進む部分が大きいと思った。この試合でも攻撃の組み立ての部分で小野が果たす役割は大きかった。横浜FCが自陣に引いて守備をするやり方をとってたこともあって、ボランチの位置の小野はフリーでボールを扱うことができた。そこから長短のパスでチームの攻撃の舵取りをしてたと思う。

特に長いパスでは左右への大きな展開が効果的だった。レッズは1度サイドに起点を作ってから、相手の中の守備にギャップを作ろうとしてたと思う。両WBは極端にワイドなポジショニングを取ってた。さらに小野は前線に積極的に飛び出していくようなプレーも見られた。この辺が前後が分断されてたゼロックスと比べるとかなり改善された部分だったと思う。

ダブルボランチの組み合わせに加えて、前線を2トップにしたやり方も功を奏した。ゼロックスも含めて最近のレッズは1トップでやることが多かった。ワシントンは前線でしっかりと起点になれるけど、制約が大きい。引き出す動きはあまりしないし、足元で受ける意識が強すぎる。入れば強いけど、相手としては守りやすいっていう面もあった。

そこに永井が加わったことで前線に動きが生まれた。永井は左右に流れてのプレーとかワシントンが下がって受けたウラのスペースでのフリーランニングとか、単純に待ってるだけじゃないプレーが多い。ドリブルでの個の仕掛けも魅力。2点目は永井の足元の技術から生まれた。

この試合ではワシントンが相変わらず厳しくマークされてたけど、こういう2トップの関係の中でマークが弱まることも考えられる。それに単純に今まで孤立気味だった前線の人数が増える。2トップがファーストチョイスになる可能性もあると思う。

レッズはこういう選手の配置のしかたを含めて全体を通してゼロックスと比べるとチームに一体感が生まれてた印象。相手が引いたこと+1トップだったこともあってDFラインの選手が高い位置まで出てきて前線を押し出す動きも活発だった。そうやって攻撃時にコンパクトな状態をキープできてたと思う。

ただ、相手のやり方の条件付だったのも事実。つまり相手引いてくれたからこそ、押し上げを図って前線に人数をかけられたってこと。カウンターを仕掛ける場面なんかを見てると、押し上げの部分に不安が残る。それにFWが流れたときの中のフォローも少ない場面が目立つ(こちらはいいときはいい)。そう考えるとゼロックスのときみたいに受身の形になると(立場的にそういうことは少ないだろうけど)、また前後の分断が生まれてきてしまう可能性があるような気がした。

守備面でも不安が残る。ゼロックスのときよりも前線の守備が効いてたのは確かだったと思う。山田を見ても明らかに前回よりも守備面で目立つことが多かった。

ただ、その前線の守備と後ろの守備の連動性が薄い。ファーストディフェンスのところではしっかりとプレスがかかるから、高い位置でボールを奪える状況があるのは事実。でも、そこをかいくぐられると一気にボールを運ばれてしまう。連動性の部分だと、前後で挟み込むような守備が見られないのが象徴的。それに鈴木が引っ張り出されたときに、そのカバーに戻ってくるような選手もいない。そこのギャップを突かれて押し込まれるシーンが目立った。

こういう攻守両面の不安点を見ると、運動量に問題があるような気がする。そういうことはコンディションによるものも大きいだろうから、これから時間とともに解決されてく可能性もある。

レッズの1点目の得点シーンがそういう意味ではいい方向に向かう上でのヒントになるかも。結果としてオウンゴールだったけど、そこに至るまでの過程はいいものだった。前線でワシントンとポンテがワンツーで抜け出したところから。狭いとことだったけどワシントンがしっかりと相手を背負って、いいリターンパスを返したと思う。ポンテ側から見れば、基本的なパス&ゴーとFW抜いてくプレーの組み合わせ。

そうやって敵陣深くまでえぐる形が生まれた。だから、相手のDFが戻りながらの守備を強いられてオウンゴールにつながったんだと思う。序盤から相馬がドリブルで敵陣深くをえぐって同じような状況が生まれるシーンが多く見られた。そういう意味ではオウンゴールの兆候は見られてたのかもしれない。得点シーンではポンテのクロスに対して小野もエリア内で待ってたってのもよかった部分だった。

横浜FCも昨季の王者に対してよく食い下がった試合内容だった。守備は上にも書いたとおり自陣に引いてブロックを形成する形。そうやって相手が縦パスを入れてきたところを、素早くチェックにいってた。

特にワシントンに対する守備は徹底されてたと思う。ワシントンに対する縦パスは前で触る意識が強かったし、足元に入れられれば一気に囲い込んで仕事をさせなかった。2失点目につながったシーンでもワシントンに多くの人数が対応したことで、逆にごちゃついてしまう不運があったともいえる。

後半は運動量が落ちてなかなかボールにプレッシャーにいけない状況になってしまった。それでもゴール前の危ない場所で体をはってしっかりと守れてた。それに守備面では山口の危機察知能力はさすがだと思った。ピッチ全体の危ない場所に常に顔を出してくるし、DFラインのカバーもしっかりこなす。守備面での貢献に加えて、相手が引きすぎてできたギャップに機を見て上がってくるプレーも見られた。

攻撃面は基本的にカウンター狙い。序盤は久保になかなか納まらなかったことでなかなか攻撃の形を作ることができなかった。それが時間が経つにつれて改善されてったと思う。久保は前線で引き出す動きを繰り返して、足元にボールがつくようにもなっていった。

その中で生まれたのが得点シーン。しっかりとしたキープ力で味方の上がりを待ったところから。そうやって味方が久保を追い越して飛び出したことで、相手はパスに対するケアを頭に入れることになった。そうやって寄せが甘くなったところで、あのシュート。ごちゃごちゃ言わなくてもすごいシュートだった。

結果は2-1でレッズ。レッズが底力を見せた試合だった。まだまだ不安な点が多いとは言っても、攻撃面では小野を中心としてバリエーションが増えてた。あとは守備での一体感をどう出すかってのが今後の課題。と言っても昨季はできてた部分だけに、簡単にクリアしてくる可能性もある。

横浜FCも少なくとも守備面ではJ1でやってく自信がついたんじゃないかと思う。攻撃はまだ久保に頼る面が大きい。相手がレッズだったから、簡単に判断できる部分ではないと思うけど。
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