ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2008-02-26 Tue 15:35
トッテナム×マンU
<トッテナム:4-4-2>
FW:ロビー・キーン-ベルバトフ
MF:マルブランク-ハドルストーン-ジーナス-レノン
DF:シンボンダ-ドーソン-ウッドゲイト-ハットン
GK:チェルニー

<マンU:4-4-2>
FW:テベス-ルーニー
MF:ギグス-ハーグリーブス-スコールズ-Cロナウド
DF:エブラ-ビディッチ-ファーディナンド-ブラウン
GK:ファン・デル・サール

立ち上がりからトッテナムの攻撃にはその狙いがはっきりと見られたと思う。リズムとしては、中→外→逆サイド→(→中→)フィニッシュへっていう感じ。このやり方によってマンUの守備の狙いどころを定めさせず、深い位置まで押し込むことが可能になった。

ただし、このトッテナムの攻撃のやり方を許したのにはマンUの守備の問題点があったのも事実。トッテナムの攻撃のよさが見られたのは事実だったけど、加えてマンUの守備の問題点をうまく突いたっていう部分も大きかったように感じる。

まずトッテナムの攻撃のスタートが切られる“中”のところ。これはマンUの前線の守備の形が定まってないってことから生み出された。雰囲気としては前に大きな問題が現れたウェストハム戦に似てたけど、その試合では前線がテベス&サハの組み合わせだったことによると思ってた。実際にその後の試合でルーニー&テベスの組み合わせに戻ってからは、それなりに安定感を取り戻したわけだし。

で、今回の試合ではどうだったか。前線の組み合わせはルーニー&テベス。にも関わらず、前線の守備が効果的に機能しなかった。特にあいまいなのが2人の仕事の分担。そして、2人の役割分担がはっきりしなかったことで、自分たちの守備のスタートが切れなくなったのはもちろん、相手の攻撃のスタートを意図も簡単に許してしまった印象。

そもそもマンUがいい形で守備ができてる試合では、2トップを縦関係に並べたような役割分担がうまく行ってる。多くの場合で、前のルーニーと後ろのテベスの組み合わせ。その上でルーニーは前に向かって守備のスイッチとなる追いかけを献身的に行う。テベスはトップ下のスペースを埋めつつ、その下のCMFとの関係性で守備をする。

今回の試合ではこの縦関係の役割分担が完全にあいまいになってたと思う。2人は完全に横並びになる時間が長くなった。厄介なのは何でそうなったかがイマイチ掴めないっていうこと。もしかしたら何らかの理由があったのかもしれないけど、少なくとも横並びにしたメリットは見られなかった気がする。気分的な問題か?

とにかく、2人が横並びになるとトップ下のスペースを埋めるべき選手がいなくなる。CMFが出てきて対応するっていう選択肢もなくはないけど、そこは守備時の中盤の形が変則的なマンU。やっぱりトップ下のスペースは2トップの1枚に埋めてもらうのが一番適切ってことになるはず。トップの選手がトップ下の場所を埋めなかった今回の試合では、そのスペースをスペースのままさらし続けることになったと思う。

この場所に入り込んだのがトッテナムのCMF。特にハドルストーンは攻撃のスタートとして大きな役割を担った。ほぼ完全なフリー状態の中で左右の散らしとくさびのパスを効果的に供給してたと思う。マンUとしては相手の攻撃のスタートを完全に浮かせてしまうっていうウェストハム戦と同じ過ちを繰り返したこととなる。

ハドルストーンは中長距離のパスの精度の高さも目立って(あれだけフリーなら当たり前かって話だけど)、色々な場所にボールを出すことで相手の狙いを分散させた印象。そうやってスタートを担ってから、自身が上がってくるプレーもよかったと思う。

で、このハドルストーンを中心とした攻撃のスタートなるボールはサイドに供給されることが多くなった。これが上に書いたような中→外の展開に当たる。ここに関してはトッテナムが意図的にサイドを利用しようっていう姿勢が見て取れたと思う。

まず攻撃の組み立てがスタートした時点で両SBが高い位置に入ってくる。この攻撃に対する積極性も攻撃のスタートのところでフリーでボールを持つことができることに関係してたかもしれない。危険な場所で奪われる心配がそれほどないから、両SBが思い切って前線に位置することができたと思う。

さらにその1つ前にはSMFだけじゃなくてトップの選手も絡んできた。ベルバトフにしろ、ロビー・キーンにしろ真ん中にこだわらずにサイドに流れてきてボールを引き出すような動きがかなり目立ってたと思う。この辺にもサイドを重視する意図が見え隠れしてた印象。

こういうサイド利用の意識だけど、ここに関してもトッテナム自身のやり方に加えてマンUとの関係を考えたような工夫が見て取れたと思う。それは単純にCロナウドのウラを狙うっていう判断。ある意味では単純すぎるこの考え方が大きな意味を持つことになった。

(マンUの変則的守備組織)

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いつも書くようだけど、マンUの守備は変則的。守備時には↑の図のような変則4-3-3みたいな形になってる。右SMFのCロナウドは守備にはあまり重点を置かずに前線に残り、左のギグスは普通のSMF程度の高さにまでは戻ってくるイメージ。結果として中盤に左右非対称な状況が生まれ、↑みたいな形になるってわけ。

普段、この変則的な形が大きな問題にならないのにはいくつかの理由がある。ただ、その理由が今回の試合ではことごとく覆されたのも事実だった。結果として、守備の中でのギャップとして目立つような状況になってしまったと思う。

問題にならない理由の1つ目は相手がCロナウドのプレッシャーに負けるってこと。Cロナウドが前線に残ってることで、相手のSBを低い場所に釘付けにする効果がある程度期待できる。ただ、今回の試合においてはトッテナムのSBが積極的に高い位置に入ってきたってのは上にも書いたとおりだった。よって、この考え方は破綻。

2つめはハーグリーブスのがんばり。ハーグリーブスが中盤の3のところでCロナウドの分も働くことで中盤に4がいるかのように振舞うことができる。ただ、これに関しても今回の試合では破綻してた。まず、ハーグリーブスのがんばりが引き出されるほどに前線の守備が効いてなかったこと。上にも書いたように前線の守備な状況ではいくらハーグリーブスでも狙いが定められない。特にケアするべき場所が広いことを考えると。

さらに、今回の試合ではなぜかハーグリーブスが左のCMFのポジションに入った。よってCロナウドのウラのケアには行きにくい状況。スコールズが2人分の守備をするってのもあまり現実的ではないわけで、Cロナウドのウラをケアする人がいなくなってしまったことになったと思う。

それから最近の試合で見られたのがパク・チソンの存在。パク・チソンがCロナウドと両サイドを組む試合では、守備時にはパク・チソンが完全に守備に入るような形になる。ギグスが逆サイドだと中盤のバランスが崩れるような形だけど、パク・チソンの場合には本来のCMFを含めた3CMFみたいな形を作ることが目立った。そういう形でバランスを整えるってやり方もあったと思う。ただし、今回の試合では左に入ったのはギグスだったので仕方がない。

こういう要因から今回の試合ではCロナウドのウラのスペースが上の図のようなままで、そのまま残ることとなった。ちなみに、SBのブラウンは相手のSMFと流れてくるFWへの対応で一杯一杯だったからそのスペースを埋めるってのは難しかったと思う。そういうわけで、このスペースはスペースのまま残されることとなったと思う。

そして、そのスペースにうまくトッテナムの左サイドの選手が入ってきた。SBが上がるのが1つ、ブラウンを流れたFWが引きずってSMFが受けるのがもう1つ。どちらにしても、相手の守備の完全なギャップの場所に当たるわけだからフリーでボールを受けられることに変わりはなかった。とにかく、左サイドの大外でボールを受ける選手が浮いてるシーンが目立ったと思う。

さらにここで思い出さなければならないのは、トッテナムは出し手の方も浮いてたってこと。ボールの散らし役のハドルストーンは完全にフリー。受ける方のシンボンダとかマルブランクも完全にフリー。相手のブロックに対する最初の仕掛けが恐ろしい程に簡単にできる状況がトッテナムには生まれてたと思う。

当たり前のことだけどマンUとしては相手の左サイドで受けた選手をそのままフリーの状態で放っておくわけには行かない。完全に対応が遅れてでも、行かなければならないってことになった。そして、そのときには中盤の3枚を単純に右サイドにスライドして守ろうっていう意図が多く見られた。

それに対してトッテナムはどうするか。ここで3つめのステップ、つまり“逆サイド”っていうやり方を取ることとなった。明らかにマンUの対応は遅れてるわけだから、トッテナムの選手が主導権を握ってるような状況。ある程度相手の3をスライドさせておいて、簡単に真ん中に戻すシーンが目立ったと思う。

この時点でも、まだトッテナムのハドルストーンは浮いていた。しかも、サイドで1つ起点を作ったことで相手のブロックが下がってるから、相対的にハドルストーンは高い位置でフリーでボールを受けることが多くなったと思う。その1つ前の場所で逆サイドへの展開の経由点として効果的に機能してた印象。

トッテナムにとっては左→中を経由→右へのサイドチェンジがかなり目立った。そして、そのサイドチェンジの先の右サイドではまたしても選手が浮いている状況を作り出せてたと思う。理由は簡単な話。マンUは相手の左サイドのボールに向かって、中盤をスライドした後だったから。相手の逆サイドへの展開に対して慌てて戻っても間に合うわけもないって話だった。

トッテナムは右サイドを中心にどうやってフィニッシュまで行くかを考えればよかった。レノンを中心とした右サイドをそのまま侵攻してってもいいし(SBハットンに流れたFWも絡めて数的優位を作りながら)、真ん中を使う選択肢もある。後手後手の相手を完全に振り回した後だから、マンUの中盤は完全にフィルターとしての機能性を失ってたわけで、真ん中から行くのもそれほど難しくなかった印象。

こういう左右のサイドを効果的に利用した攻撃によってトッテナムが完全に主導権を握ったと思う。出し手も受け手も捕まえることができないマンUは守備の狙いどころを定められない状況。その上、左右をワイドに使われたことで選手が分散してる。その内にトッテナムはサイドに意識を向けておいての真ん中への単純なボールみたいな形でも簡単に深い位置にボールを入れられる状況が生まれた。未だマンUが捕まえきれない出し手のハドルストーンは好きなように組み立てを行ってた。

確かにトッテナムが前線に簡単に起点を作れたのは、トップの場所にこだわらないトップの引き出しの動きのよさがあったのも事実。でも、それ以上に狙いどころが全く定められず次々にボールを回されてしまうマンUの守備が完全に混乱を如実に表していたように感じる。

ただ、マンUとしても何の対抗策も見せなかったわけではなかった。例えばCロナウド⇔ルーニーのポジションチェンジによって何とか抵抗を試みたと思う。やっぱり明らかにCロナウドのウラのスペースを狙われてるってのが分かってたんだと思う。ルーニーを右サイドに置いてからは、とりあえずそれまでのように中→サイド→逆サイド→フィニッシュっていうトッテナムのやり方が面白いように決まるってことはなくなったと思う。

ただ、だからと言ってトッテナムの勢いが衰えるってことはなかった。確かにここまで書いてきたようなトッテナムの攻撃のよさが目立ったのも事実だけど、今回の試合でトッテナムのよさの本来的なベースにあったのは守備のよさだった気がする。マンUはそれが攻略できないために、守備のバランスを何とかしたとしてもペースを取り戻すところまではつながらなかった気がする。

そのトッテナムの守備について。立ち上がりは自陣に全員を引かせて相手の攻撃を受ける形のように見えた。ただ、実際のところはもっと積極的な意図を持った守備だったと思う。確かに1度組織をセットしてから守備をスタートするやり方だったけど、相手の縦パスが入ってきたら守備を始めるっていうような受身的なもどではなかった。時間とともにその狙いがはっきりしてきたと思う。

トッテナムの守備の意図を簡単に言い表すならば、相手に攻撃のスタートをさせない守備のやり方って言える。守備のスタートは上にも書いたように1度セットした後の自陣近く。トップの最初のチェックをスタートとして、全ての場所で相手に攻撃のスタートを切らせないような、具体的には縦パスを切るような質のチェックが繰り返された印象。相手にプレッシャーに行くときに、意図的に当たる方向を定めたチェックが見られた。

そういうわけでマンUは横パスとかバックパスがかなり多くなった。低い位置の選手はボール自体は持たせてもらえてた。これはスコールズのタッチ数がそれなりに多かったことからも分かると思う。ただ、そこから前線に効果的なボールを入れさせてもらえなかったと思う。つまり縦パスが入らないわけで、低い位置でのパス回しが繰り返されることとなったと思う。

この状況は、トッテナムの方としては相手に仕掛けのパスは入れさせないけど、自分たちもボールを奪えないって形なのも確かだった。これに対してトッテナムは、守備のスイッチが入った時点で一気に相手の選択肢を絞って積極的な守備へと転換するやり方が見られたと思う。本来はそれぞれの場所で縦パスを切ることを目標としながら、奪いに行くときには横パスとかも狙いながらチームとして詰んでいく形の守備へと転換した印象。

そのスイッチになることが多かったのがロビー・キーンだった。ロビー・キーンに関しては前線で相手のボールに対して積極的にアプローチをする意図が見られたから、その中で相手に焦りを生み出したと思う。その中で相手が少しでももたついたときに、一気にチームとしての連動性を高めて行った印象。

そういう詰んでいくイメージの守備で分かりやすい例を1つ。マンUのCBの1枚がボール保持者になったときにトッテナムのトップの1枚が、同サイドのSBへのコースを切りながらプレッシャーをかける。そのときにもう1枚のFWがマンUの残りのCBへのコースを切りに入ってくる。この時点でマンUのボール保持者はGKへのバックパスっていう選択肢しかなくなった。これはトップの2枚だけで追い込む一番基本的な考え方。

マンU方向から見てみる。低い位置でボールを持つこと自体はできた。でも、そのボールを効果的に前線に遅れない。そうやって出しどころがなく横パスをつなげているうちに相手の守備のスイッチが入る。選択肢が一気に絞られてやることがない。仕方がないので意図の薄いロングボールを蹴りだすこととなる。2トップの体格、しかも意図の薄いロングボールじゃつながるわけもなく。結果として相手のボールになるってことが続いた。完全にウェストハム戦と同じ状況。

こういう形でトッテナムが質の高い守備を見せ、マンUはなす術がなかったって言える。でも、トッテナムはこの守備のやり方を途中で微妙に変更したと思う。必ずしも改悪ってわけではなかったけど、必ずしもよかったとも言えない。とりあえず、その変更は得点後の時間帯に見られた。実際に変更する意図があったのかどうかは微妙なところだけど。

なぜなら、それまでの守備のやり方に勢いが増したっていうような形だったから。それまでの時間はあくまでも1度セットしてからの守備だったし、それも自陣に近いところをスタートとする守備だった。それが得点後の時間はもっと高い位置から守備をするようになったと思う。トップの追いかけの意識が明らかに増してた。加えて、後ろもそれについてきてたからチームとして前への守備意識が高まったって言えると思う。

これが明らかだったのはマンUの低い位置でのボール保持。上にも書いたように、それまでの時間は低い位置のボール保持自体は制限がかけられてなかった。横パスならいいよってイメージだった。それが途中からの変更によって、そういう低い位置でのボール保持にも積極的にプレッシャーがかかったように思う。目立ってたスコールズのタッチ数も明らかに減少した。

トッテナムにとってのメリットは当たり前のように高い位置でボールを奪えるようになったこと。それまでのいい質の守備の強度を上げ、前線に押し出したようなイメージだったから。得点後の勢いに、自分たちがやれるっていう自信も加わったと思う。前線での効果的な守備から高い位置でボールを奪うシーンが増えた。そして、そこからのショートカウンターで効果的にチャンスを演出してた印象。

逆にデメリットは逆説的にマンUにも攻撃の機会を与えてしまったってこと。得点前のように低い位置で1度セットしてからだったら、相手が入り込むスペースをあまり与えない。でも、高い位置から積極的に出て行くとなると高い位置で取れる可能性がある反面、後ろにギャップを残してきてしまう問題がある。積極的になったことでマンUが突くべき場所を与えてしまったようなイメージ。結果として切り替えのスピードが一気に高まった。

これが本当にデメリットかどうかは分からない。それまでの時間よりもマンUの攻撃が深い位置まで行けるようになったとは言っても、決定的なチャンスは作らせてないわけで。だったら、高い位置での守備で効果的に奪うっていうメリットの方だけを見ればいいっていう気がしないでもない。

ただ、今回の試合に限っては得点後に守備の勢いを増す理由がなかったのも確かだった気がする。それまでの時間のやり方ですでにマンUはなす術がなかった。それに奪う位置が低くなったとしても、最初の方で書いたようにトッテナムにはいい形の攻撃のやり方もあった。何よりリードしていることを考慮すれば、高い位置から奪いに行ってショートカウンターを狙う必要はなかった気がする。結果だけを見れば、どちらでも一緒だった気もするけど、明らかに試合のペースを自分たちが上げてしまった気がする。もっとゆったりと構えて、マンUを焦らしたほうが効果的だったような。

ちなみに後半も立ち上がりは高い位置からの積極的な守備を継続した。ただし、相手の攻撃への意識への高まりによって、徐々にそういう前への意識が弱まっていった気がする。もちろん自分たちの疲れ、それからリードしてる状況で守りに行く気持ちが働いたのも事実だったとは思うけど。

マンUの方としてはアンデルソンとキャリックの存在が流れを変える可能性をもたらした。この2人の存在が大きかったのは、ボールをさばく位置にある。上に書いたように前半のスコールズは低い位置のパス回しに参加してボールを受けることが多かった。つまり、それは相手のFWのプレッシャーに晒されてる場所。対して、後半に入った2人は相手のFWのウラでボールを受けようとする意識が高かったと思う。

つまり、相手にとってはトップ下の場所。マンUの守備の弱点と同じようにトップが横並びになっているトッテナムにも同じ問題があった。ただし、前半のトッテナムはしっかりとそこを抑えてたけど。その場所に入られた場合にはCMFがしっかりと対応してた。対して、後半はCMFが対応にこれなくなってた。上に書いたように前への守備意識の減退がその理由の1つだったと思う。それに、アンデルソンとキャリックが入ったことでスコールズ1枚を見てればよかった前半とは状況が変わったってのもあったと思う。

そういうわけで、トップのウラに入り込んだマンUのCMFは浮いていることが多くなった。そして、ある程度自由な状況の中で左右とか縦にボールをうまく供給したと思う。相手のハドルストーンと同じような役割。1枚がそういう役割を担って、もう1枚は前線の厚みを加えるのに参加するっていう役割分担もできてた。これがさらに相手を低い位置に押し込むことに貢献したと思う。

ただし、これはあくまでもトップのウラに入り込めたらっていう場合。確かに入り込めれば、いい形につながったけど、実際にはあまり入り込むことができなかった。その理由はトッテナムのトップの守備意識が未だ健在だったってこと。そもそも、前半もトップの2人が真ん中をしっかりと切ることでトップ下の場所を使わせてなかった。その2トップの献身的なプレッシャーが後半にも継続的に効いてたと思う。

そういうわけでマンUがトッテナムのトップ下の場所を効果的に使うことよりも、マンUがそこに通そうとするボールをトッテナムが効果的に奪うシーンの方が多くなった。そして、その場所からの一気のカウンターっていう形がかなり目立った印象。それを呼び込んだのは、何度も書いてるようにトップの守備意識の高さだった。基本的に今回の試合の両チームの違いはここに帰結されたような気がする。

そういうわけで攻守の内容に渡ってトッテナムが完全にマンUの上に行った試合でもあった。実際に終了間際まで1-0そスコア。内容も結果もトッテナムが得るっていう試合になるはずだった。にも関わらず、ラストプレーでマンUがCKから同点ゴール。内容を考えればマンUにとっては最高の勝ち点1になった気がする。このあたりに勝負強さを感じた。
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