ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2008-08-08 Fri 12:56
北京五輪:日本×アメリカ
<日本:4-2-3-1>
FW:森本
MF:香川-谷口-本田圭、本田拓-梶山
DF:長友-水本-森重-内田
GK:西川

<アメリカ:4-4-2>
FW:アドゥー-マクブライト
MF:ロジャース-ブラッドリー-クルジャスタン-ホールデン
DF:オロズコ-パークハースト-エドゥー-ウィン
GK:グザン

サイド攻撃ブームの日本。直前の2試合ではサイドを重視した攻撃が見られた日本。アメリカはサイド攻撃に弱いっていう噂があったので、当然のように今回もサイド重視。前線の流動性を増し、アルゼンチン戦よりもサイドで関係性を作るシーンが多くした。ボールに対する複数の関係性という意味では圧倒的にアメリカを上回った日本。相手の弱点であるサイドでもそれを発揮してやろうっていう。

SMFが下がって低い位置の組み立てに参加し、入れ替わりにSBが飛び出す。この前後の入れ替えでSBがフリーで飛び出し、一気に縦を侵攻する。日本のサイド攻撃はこのパターン。ここ2戦は下がってくることが多い本田圭とあまり下がってこない香川とか李っていう左右の組み合わせ。よって、サイドの関係性も右サイドの方が活発。内田が目立ちまくり。

今回の試合の立ち上がりは香川も積極的に降りてきた。長友が目立ちまくり。左右のバランスがよくなった。というか、長友のが目立ってる時間帯もあった。これは相手が内田にしっかり対応してきたから。相手SMFの対応が明らかに内田に対しての方がきっちり行われてた。立ち上がりは左サイドの関係性で崩すシーンが目立ってた。

でも、日本は気づく。アメリカが全くやる気を見せてこない。ボールを持たれたらさっさと自陣に引きこもるアメリカ。FWは全く守備をする気がない。これっぽっちもない。中盤も自分の前に対しては頑張らない。後ろに対する意識が高い。深い位置の4‐4で跳ね返すことに全精力をかけてるイメージ。日本の攻撃のスタート、もっと言えば中盤の経由点ぐらいまでは超超ルーズこんな状況で本田圭と香川をわざわざ低い位置に戻す意味はあるのか?やる気のないアメリカ相手に低い位置に人数をかける理由はない。2人とも前線に舞い戻っていった。

ここで6+4式の攻撃に戻る気配が見られた日本。出し手の6枚と受け手の4枚の役割分担。ここ2試合は出し手になることが多くなってた本田圭が前目でのボールタッチを増やしていった。間に入り込むうまさも見られたと思う。同時に縦の動きを気にしなくてよくなった本田圭は横の動きを活性化。同じく自由度を増した香川との関係性を築くようなシーンが目立ったと思う。SBの動きも前線にボールが入ったところで飛び出していくような質に変化した。1つ前のSMFが動いて出て行ったスペースを埋めるような。

この流れに乗り切れなかったのが2人。1人は梶山。出し手になろうか受け手になろうか迷ってしまった。6+4の原則で言えば梶山は出し手。でも、あまりにもアメリカにやる気がないので、梶山が出し手となる必要なはない。本田拓1人で十分。じゃあ、出てけばいいのかって話なんだけど、どこに行けばいいのか分からない。中途半端な場所にいて、役割を見出せない。たまに本田圭が下がってきたときに入れ替わりに出て行くような動きでなんとか居場所を見つけようとした。

もう1人は森本。森本自身は頑張って動きまわってた。その森本がいなくなって空いたトップの場所に谷口が出て行くっていう関係性も見られた。今回の谷口はいたってFW風。なぜ谷口をトップ下に置くなっていったら、ロングボールの競り合いのためっていう理由も見え隠れ。とにかく、前の場所だけを見ていると問題は見られたなかった。ただ、全体として見たときに森本の役割が不明。カメルーン戦ほど中盤には降りて行かないし、だからといってFWはどちらかというと谷口にとられる。動きは多いのにチームに還元されないかわいそうな森本だった。

守備の原則はいつもと同じ。中へのコースを切ることを最優先にするやつ。外外へと相手を追い詰めるパターン。それでも中に入ってくれば、前でしっかりと制限しているだけに、入りどころに厳しく当たることができる。この守備が完璧にはまった。アメリカは何もできなくなった。そもそもアメリカはトップにボールが入らないと何もできなかった。トップに入ったところで後ろが一気に飛び出して攻撃に厚みをもたらす、強制的に関係性を作り出す。そのスイッチが入らなければ、個人でなんとかしてくださいっていうサッカー。

日本は守りやすいったらありゃしない。そもそもトップへのコースはしっかりと切ってる日本。それでもスイッチが入らなければどうしようもないので、無理やりトップに入れようとするアメリカ。その入りどころを0距離守備でつぶす日本のCB、そこに協力して挟み込みを作る中盤の選手。そうやってトップへのボールを無効化してしまえばアメリカの攻撃は個の分断。ボールに対する動きが恐ろしく少ない。だから、1人が当たって周囲が囲い込むみたいな日本の守備が多く見られた。中盤でうまくカットするシーンが多発。でも、カウンターは下手。

そういうわけで組織では完全に上を行った日本。失点の要素は皆無、のはずだった。それがなんとまさかの失点。トップに入らなかったら個人で何とかしてを存分に発揮したウィンの突破にやられてしまうという皮肉。今回の試合のアメリカは弱かった。本来的な力関係は分からないけど、今回の試合では明らかに弱かった。ここを落としたのは痛い。ヘディングは叩きつけましょう。
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