ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

-------- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
2006-07-09 Sun 06:21
ドイツW杯3位決定戦:ドイツ×ポルトガル
<ドイツ:4-4-2>
FW:クローゼ-ポドルスキー
MF:シュバインシュタイガー-ケール-フリンクス-シュナイダー
DF:ヤンセン-メツェルダー-ノボトニー-ラーム
GK:カーン

バラックとメルテザッカーが出場せずにGKもカーンでさらにクローゼもケガの不安があるってことで、全体的に不安なメンバーだった。バラックの欠場もあって中盤の形も変えてきた。

<ポルトガル:4-5-1>
FW:パウレタ
MF:シモン-デコ-Cロナウド、マニシェ-コスチーニャ
DF:Nバレンチ-Fメイラ-Rコスタ-フェレイラ
GK:リカルド

3位決定戦でこれまでの負けたら終わりという勝負ではないこともあって、前半から両者がトップギアで入ってきた。両者とも中盤での効果的なパスカットがいくつも見られた。ポルトガルはいつものようにボールの保持者に対するプレッシャーをしっかりかけていったと思う。

特にドイツに関してははホームということもあってモチベーションの高さが伺えた。序盤から積極的なプレッシャーをかけてきたと思う。そのプレッシャーも複数枚が連動して守備を行っていたから効果的だった。DFラインとその前の2本のラインがかなりコンパクトだったし本当に大会中の守備面での成熟は目を見張るものがあった。

CBが急造だったこともあってパウレタにウラをとられるような場面がいくつかあったけど、最後のとこはカーンがしっかり止めた。結果としてこの3位決定戦でのカーンの起用は大当たり。カーン自身にもチームにもモチベーションを高める働きをした。

ドイツはバラックの欠場を感じさせない動きだったと思う。バラックがいない分ボランチのケールが積極的に前線に飛び出していった。フリンクスが戻ってきたのも大きい。中盤での激しい守備で相手の攻撃をつぶしたし、運動量も最後まで落ちない。こぼれ球がフリンクスのことに行くって場面が目立ったことからも運動量の多さが見て取れる。

攻撃面ではシュバインシュタイガーが復活。運動量が多くて、後ろから守備に行くような場面が目立った。攻撃面ではさらにいい効果が生まれた。ドリブルで仕掛ける場面が目立ったし、ポジションチェンジも多く見られた。それに積極的なシュートから2点を奪った。
シュバインシュタイガーはまだ21歳、左サイド(今日は右サイドだったけど)でいい連携を見せてたラームも22歳ってことで、ドイツにとってはかなりの収穫だった。

クローゼもケガの影響を感じさせないプレーを見せた。得点王がかかってるってことで強引に打つような場面もあったけど、サイドに流れてドリブルで仕掛けたり、下がってボールを受けたりと、前ではってるだけの選手ではなくなった。
一番強調すべきなのはボディーバランス。ファールをされても倒れない強さを見せた。

攻撃陣が調子のよさを見せた中でポドルスキだけが消えてしまった。ベストヤングプレーヤー賞に選ばれたらしいし、それに相当するプレーも見せてた。あとはいいパフォーマンスをコンスタントに見せるってことが課題。

ドイツは前半は何度もセットプレーのチャンスがありながらそれを生かすことができなかった。
それでも2点目はFKから。意表をつくシュート気味のボールだった。速いボールがDFとGKの間に入ってきたことによってDFが戻りながら守備をしなければならなくなった。それがオウンゴールのつながった。

ポルトガルの攻撃は前回のフランス戦と比べてかなりの改善が見られた。前回は個人の力だけに頼るだけの淡白な攻撃が目立ったけど、今日の試合はボールを持った選手以外の選手もしっかり動いて連動した攻撃が見られたと思う。両SBの上がりがかなり積極的になってたし、Cロナウドも前回よりも頻繁にポジションチェンジを繰り返していた。

Cロナウドは右サイドを基本の位置としながらも、逆サイドでプレーしたり、トップ下気味の位置にいったり、パウレタと2トップ気味になったりとかなり自由にやってたから相手も捕まえにくかったと思う。周りの動きが活発だったこともあってシンプルにはたく場面も増えててよかったと思う。

デコもコンディションも完全に上げてきた。運動量に改善が見られて、色々な場所に顔を出してボールのタッチ数が多くなった。デコを経由することによってリズムにのったパス回しが見られるようになった。それにロングボールの精度もいいから、サイドチェンジなんかで相手の厳しいプレッシャーを回避するような状態をつくれた。
ただ、やっぱりデコはもっと高い位置でプレーしてほしかったってのが本音(ドイツのプレッシャーがきつかったからしょうがないけど)。

今日の試合ではマニシェも似たようなプレーができた。デコにマークが集まったり、1個下のポジションでプレーしてるってこともあって比較的フリーでボールを処理できる。デコよりも長短のパスバランスよく散らすような場面が多くて、実質的なゲームメイカーはマニシェだったっていえる。いつものようにDF面での貢献やゴール前への飛び出しも見られた。

今大会の自分的MVPはマニシェ。いい感じの攻撃を組み立ててたんだけど、失点後はこういういい部分が消え始めてしまったのが残念だった。運動量が落ちてしまったってこともあるけど、前回の試合を見ても失点後の焦りがでやすいチームだったっていえるかもしれない。
運動量の面だと途中から攻守の切り替えが遅くなってしまったのも気になった。ただ、これが7試合目で前回の試合と中2日ってことで仕方ない部分もあった。

フィーゴはおそらくW杯最後の試合。この試合でアシストを見られたのは幸せだった。DFとGKの間に速い球を通して、ファーのヌノゴメスに合わせた。狭いとこを通す技術はさすがだった。一応、ニアにCロナウドが走りこんでヌノゴメスをフリーにさせようっていう動きをしたけど、この得点はほとんどフィーゴのものってことで。

ポルトガルの守備面ではDFラインの前のスペースが気になった。DFリーダーのカルバーリョが出場停止だったってこともあるかもしれないけど、ボールの取り所がはっきりしなくてズルズルとDFラインが下がってしまう場面が目立った。そこのスペースをドイツにドリブルとかミドルシュートの形で使われてしまった。
これが1・3失点目につながってしまったのは残念。前半でも目立ってたし、少なくとも1失点目で修正してもらいたかった。

この2チームは若い選手も多くて将来有望。この大会がかなりいい経験になったんじゃないかと思う。一方でフィーゴとかカーン、レーマンといったベテラン勢もいいプレーを見せたくれた2チームだった。バラックとかデコあたりの世代と組み合わせて、世代の融合がうまくいった2チームだったって言える。
スポンサーサイト
別窓 | W杯 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<ドイツW杯決勝:イタリア×フランス | サッカー好きの日記帳(引越し中) | 決勝戦展望>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| サッカー好きの日記帳(引越し中) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。