ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-08-02 Wed 19:15
スペイン×チュニジア
<スペイン:4-4-2>
FW:Fトーレス-ビジャ
MF:ルイス・ガルシア、シャビ-シャビ・アロンソ-セナ
DF:ペルニア-プジョール-パブロ-セルヒオ・ラモス
GK:カシージャス

スペインのFW。ビジャとFトーレスの2人にセカンドストライカー気味にルイス・ガルシアが絡んで2トップ1シャドーの形。3トップって言っちゃってもいい感じだった。

ビジャとFトーレスの2人が役割を流動的に変えて、どちらかが軸として動けばどちらかがサポートをする形だった。どちらもサイドに流れてボールを引き出すシーンが多いけど、その場合はもう一方が真ん中に残ってる。さらにサイドに流れて空いたスペースに後ろからルイス・ガルシアが飛び出すってのが理想形だったと思う。

ルイス・ガルシアはサイドに流れて仕事をするようなシーンも目立った。ただこの試合のルイス・ガルシアはボールが足につかないって場面が多かった。それを考慮しての途中交代だったかもしれない。

Fトーレスは前々から注目してた選手。いわゆる万能型FWでなんでもこなせる。この試合でもポストプレーをしたり、低い位置からのドリブルの仕掛け、ウラへの飛び出し、サイドに流れてのチャンスメイクなどなど色々な仕事をこなしていた。

中盤はやや流動的になりつつ、いい距離感で短い距離のパスをつないでく。
ダイヤモンドの底に入ったのがシャビアロンソ。低い位置ではシャビアロンソを経由してパスが回ってく。長短のパスを使い分けてうまくボールを散らしてたと思う。簡単に言えばイタリアのピルロ的な役割。前が流動的な分、中盤の底で上手くバランスを取ってたと思う。

中盤の両翼はシャビが攻撃的、セナが守備的っていう役割分担ができあがってた。
シャビは乗り切れてなかった。試合の序盤はかなりボールタッチが少なかったし、決定的な仕事もできなかった。途中から改善が見られたもののセスクの投入でまた消えてしまう。確かW杯にはケガ明けで臨んだはずだから、試合勘に問題があったと思う。

セナは守備面での貢献が大きい。この試合のスペインは前線から積極的にプレスをかけて高い位置でボールを奪おうっていう意図があった。複数枚での連動的な守備で効果的だったと思う。
その中でセナは相手のボール保持者に対して常にプレスをかけに行った。それでパスコースが少なくなるから、味方の選手としては守りやすかったと思う。

スペインは両SBの攻撃参加も盛んだった。前半は右のセルヒオ・ラモスの攻撃参加が目立った。トップに当てて、サイドのスペースにセルヒオ・ラモスが走りこむっていう単純なものだったけど、相手は手を焼いてた。
セルヒオ・ラモスはSBだけでなくCBもできる選手。この試合でも高いボールに対する競り合いは勝ってたし、1対1(守備時の)でも強さを見せた。4年前にスペインのSBはプジョールだったから似たような成長を期待したい。

前半は左サイドのペルニアからのロングボールが目立った。チュニジアが完全に引いて守らずに高い位置からある程度のプレッシャーをかけてきてたからそれを避ける狙いがあったと思う。セットプレーの精度もいいらしいからDFラインからのロングボールも十分計算できるオプションだった。そのキックの精度(球種)を生かして後半はミドルを多く狙ってきたのも評価できる。

その後半は左サイドからの攻撃が多くなった。前半と違ってロングボールを蹴りこむのではなく、相手陣内深くまでえぐる形だった。それで相手の右サイドの選手(名前は忘れた)の突破っていう攻撃のオプションを消した。

スペインの得点シーン。

1点目。それまでおさえられてたホアキンがサイドで起点になった。ゴール前には後ろからセスクが飛び出してきて(その前のFトーレスのスルーもよかった)ミドルシュート。一度は相手に防がれつつもそこにしっかりラウールがつめていた。ラウールの嗅覚みたいなものが生きたシーンだった。

2点目。後半途中からチュニジアの選手の運動量がガクッと落ちた。それまではしっかりと中盤の選手にもプレッシャーをかけてたけど、このシーンはアシストをしたセスクの周りに広大なスペースができてた。それにゴールを決めたFトーレスにもつききれてなかった。
このシーンの前から相手のDFがFトーレスにつききれてないシーンが多かった。1トップ気味になって後ろからセスクとかラウールとかが飛び出してきたことで混乱を生じてたんだと思う。
Fトーレスは長い距離を走ってゴール前に。シュートも相手のGKのタイミングをずらすいいシュートだった。

3点目。ラウールがサイドに流れてチャンスメイク。そこから生まれたPKだった。最近のラウールらしいプレーだった。

で、この得点に絡んできたのは交代選手。

ルイス・ガルシア⇒ラウール3トップっていう形を明確にした。ルイス・ガルシアよりも得点能力のあるラウールを入れて点を取ろうっていう意図を明確に。といっても、低い位置でチャンスをつくるようなシーンも多く見られた。それに献身的な守備も光った。

セナ⇒セスク
これも攻撃的交代。セスクはFWの位置まで積極的に飛び出してきた。それに積極的にミドルシュートを狙ってのもよかった。

ビジャ⇒ホアキン
パス回しで相手のDFにギャップを作ろうとしたけど、それができなかった。だから1人で数人を相手にできる(突破力のある)ホアキンを投入したんだと思う。交代してすぐは相手の対応がしっかりしててなかなか自分のプレーができなかった。途中から相手の選手に疲れが見えてスペースが空き始めてからは、存分に力を出したと思う。最初にしっかり守られたときに、もっとセルヒオ・ラモスとの関係性で打開してけばチャンスにつながったと思う。この交代でFトーレスとラウールが縦の関係で2トップを組むようになった。

チュニジアは守ってカウンターっていうコンセプトで試合に臨んだけど、完全に引いて守ってるだけっていうわけでもなかった。高い位置からしっかりプレッシャーをかけてボールを奪おうというした。

そんな中から先制点が生まれた。中盤でのプレッシャーで相手のミスを誘った。1トップに対する後ろからの飛び出しが多くてゴール前にしっかり選手が入ってきてた。最後は一番後ろから飛び出した選手にスペインのDFがつききれずにシュートを打たれてしまった。一度はGKにはじかれたけど、しっかりそこにつめてたことで得点が生まれた。

このシーンもそうだけどチュニジアは攻撃に出たときの後ろからの飛び出しが多い。1トップに当てたとこから攻撃を展開するんだけど、そのときに意志の統一がしっかりしてた後ろから一気に押し上げてくる。さらに1トップの選手の視野の広さもあって効果的なカウンターが仕掛けられた。

それからウラを狙うっていう意図もはっきりしてた。スペインは前からプレッシャーをかけつつ、DFはかなり高い位置を取ってた。だから、ウラに広大なスペースがあってそこにスピードで抜け出そうっていう攻撃が見られた。

チュニジアは最終ラインの対応に問題があった。
まず、はっきりしないプレーが多かった。パスなのかクリアなのかが分からなくて相手に危ない場面でカットされるシーンが多かった。
それから1対1の対応にも問題あり。不用意に飛び込んで抜かれ、結局ファールで止めるシーンが多かった。相手のFKの最後のとこの精度がなかったおかげで助かってた感じ。

チュニジアとしてはそれでも最後のとこはしっかり守ってた。後半途中で運動量が一気に落ちてからやられてしまった。

全体として攻守の切り替えが速いいい試合だった。最後はスペインが選手層の厚さを見せたって気がする。
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