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2006-08-15 Tue 11:15
コミュニティシールド:チェルシー×リバプール
前年のプレミア王者とFAカップの覇者が戦うコミュニティシールド。大型補強のチェルシーの完成度が気になるところ。モウリーニョとベニテスという2人の監督の采配にも期待したい。

<チェルシー:4-4-2>
FW:ドログバ-シェフチェンコ
MF:ロッベン-バラック-ランパード、エッシェン
DF:フェレイラ-テリー-カルバーリョ-ジェレミ
GK:チェフ

<リバプール:4-4-2>
FW:クラウチ、LガルシアMF:ゴンザレス-ゼンデン-シソコ-ペナント
DF:リーセ-キャラガー-アッゲル-フィナン
GK:レイナ

はじめに結果を書いちゃうと、2-1でリバプールの勝ち。内容はコンディション面でも連携面でもスコア以上にリバプールがチェルシーを圧倒してた印象。

この試合を見たチェルシーの感想を一言であらわすと、“前がゴチャゴチャ、中盤スカスカ”って感じ。攻撃でいい形をほとんど作れずに、仕方なく打つミドルばかりが目立ってた。そもそも上に書いたシステムは名目上で、4-3-3気味にかなり流動的にやってた。

ドログバ、シェフチェンコ、ロッベンの併用は、今日の時点では失敗だったと思う。無理やり形に当てはめるなら、ドログバの1トップに2シャドーって形。お互いがお互いのスペースを消しちゃうから、ロッベンは本来のサイドでのプレーが多かったし、シェフチェンコは中盤に下がったりサイドに流れてのプレーが目立った。

ロッベンはいいとして、シェフチェンコはやっぱりゴールの近くでプレーしてこそだと思う。この試合でのポジショニングはアンリ的なもの。左サイドでボールを受けて、無理やり切れ込んでのシュートが目立った。そういう形もいいけど、ワンパターンすぎて相手としては守りやすかった。

ドログバも本来はトップでポストプレーをすることが多いけど、今日の試合ではまわりとの距離感がうまくつかめなかったらしく、そういうプレーはほとんど見られなかった。だから、チェルシーとしては前線に起点を作ることができない。流動的にやりすぎるってことの弊害が生まれた。

これを改善するヒントは得点シーンの前後にあると思う。ドログバを軸にしてシェフチェンコがその近くを動く。この2人の連携がかなり重要になると思う。
得点シーンも2人が近い距離をキープしてたとこから(ポジションがかぶったから、いい連携だったとは言えないけど)。シェフチェンコは得点シーンのようなラインとの駆け引きから抜け出す動きってのが“らしさ”だと思う。
欲を言えば、ドログバがラインと駆け引きをしてシェフチェンコが少し引いた位置から飛び出すようなプレーがあれば、効果的だと思う。

中盤での攻撃の組み立てもできなかった。だからチェルシーらしくないロングボールで無理やり攻めるって形が目立ってた。
ランパードとバラックの併用時は、底のエッシェンを軸にしてどちらかが下がってボールをさばきどちらかが前に出るって形になってた。ただどちらもコンディションがいいとは言えず、攻撃にいい効果をもたらしたとは思えない。

ついでにやりたいプレーが似てるからお互いが長所を消しあうって懸念もある。その辺はチームとしての確認が必要だと思う。

バラックはいいところを見せられないままに負傷退場。ケガの具合も心配だし、このままシーズンに突入するって不安もある。

前線でも連携面の不安は守備にもあらわれた。前線で連動した守備ができずに、後ろの負担が増える。確かに、中盤である程度のプレッシャーはかけてたけど、連動性があまりなくて効果が薄くなった。何よりマケレレの不在が響いた。

そんなこんなで相手に自由にやられてしまった。中盤でプレッシャーがかからずに、中央をドリブルで突破されるシーンが多かったと思う。

それが表れたのはリバプールの先制シーン。リバプール側のゴールからチェルシーのゴールまでドリブルで持ってかれた。一連のプレーの中では前のスペースは全く切らずに、最後のシュートに対する寄せも甘すぎた。確かに、このシーンはセットプレーからのカウンター一発っていう特殊な状況だったけど、去年のチェルシーはこういうカウンターをつぶすためにファール覚悟で激しく当たりに行ってた。前線での守備意識に問題があると思う。

真ん中から形を作られるって意味ではクラウチに簡単に仕事をさせすぎてたのも気になるところ。これも相手の中盤を自由にさせすぎて、いいボールを出す余裕を与えてしまっているからだと思う。

真ん中からの形はこんな感じだけど、この試合で目立ったのがサイドを崩される形。中盤をワイドに開かないから、サイドの選手配置が薄くなるのはしょうがない。そこの守備に対するフォローが甘かったと思う。純粋なWGを置けば、その選手が戻ってきての守備ってのもありえたけど、前に明確な形が定まってなかったから、その辺があいまいになってしまっていた。

のきなみ自分のプレーを見せられなかったチェルシーの選手の中で、エッシェンだけはしっかりした自分のプレーを見せてたと思う。

まずはキープ力。ボールが落ち着く場面がないなかで、エッシェンのキープ力が目立ってた。バラックが下がった後は、DFラインの前でボールを散らす役割も果たした。

攻撃面では機を見た上がりも魅力的。基本的には守備的な仕事をしつつも、ゴール前に飛び出すプレーや、ドリブルで強引に仕掛けるプレーが見られた。

守備面での貢献も大きい。
いろんなとこに顔を出して、こぼれ球に対して対応したり相手をつぶしたりと、運動量の多さが
目立った。

こんな感じのチェルシーに対してリバプールには完成度の高さを感じた。

攻撃はクラウチを使うのが1つの形としてできあがった。クラウチにくさびを入れたときの周囲の距離感、位置関係がいい。クラウチにボールが収まると、2列以降の選手が一気に抜いて出てく。
特に2トップを組んだLガルシアとの関係性は良かったと思う。クラウチにロングボールが入るとそのウラに走るってのが形になってたし、一個引いたとこから飛び出して相手に捕まらずに出てくるプレーも見られた。

こんな感じの連動した攻撃が見られたから、全体として厚みが増してた。ゼンデンの攻撃参加の多さを見れば分かるとおり、後ろの選手が積極的に飛び出してくる。それにSBのオーバーラップも多く見られた。

こういういいとこが見られたけど、この試合で特筆すべきはサイドからの攻撃。去年までのリバプールはどうしてもロングボールに頼るような場面が多かった。でもこの試合では特に左サイドからチャンスを作るような場面が多くて、しっかり崩していこうっていう意図が見えた。サイドからの攻撃って意図のためかは分からないけど、途中交代のジェラードも右サイドの高めの位置に入って効果的なクロスを供給した。

結局2点目もサイド攻撃から。中でクラウチを離してしまったチェルシーの守備にも問題があったけど。このシーンはべラミーがサイドに流れてきて仕事をしてたけど、左サイドをまかされてたファビオ・アウレリオの攻撃力も魅力的だと思った。

守備面での連動性も感じた。チェルシーとは違って前線から意図の感じられる複数枚でのプレスが見られた。相手の中盤の選手を自由にさせないことで、チェルシーは効果的なパスが前線に供給されなかったしランパードも消えてしまってた。
最終ラインもしっかりとラインが統率されて得点シーン以外はチャンスを作らせなかった。シェフチェンコとかロッベンみたいな個人での打開力に優れる選手には複数枚での対応をしてた。

プレミア開幕1週間前で完成度の違いが見られた両チーム。チェルシーはどこまで完成させて開幕を迎えられるか、注目。
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