ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-10-11 Wed 23:47
インド×日本
アジア杯予選のインド戦。ジーコジャパン時代のホームでのインド戦の感想を見ようと、昔のブログを見てみたら、「内容の薄いインド戦は書くことが無い」って書いてあった。そんな内容だったのに、今思い出せるわけもなく。ということで今日の試合に集中。

<日本:3-5-2>
FW:巻-播戸
MF:中村-山岸、サントス-鈴木-駒野
DF:水本-阿部-今野
GK:川口

ガーナ戦と大きな変更はなし。体調を崩したらしい遠藤のところに中村が入った。体調不良がなくても中村が先発した気もするけど。それから佐藤のところに播戸が入った。こっちも動きが出てきそうで好感。

まずはインドに色々言いたい。全てが中途半端だった。攻撃にはほとんど人数をかけないくせに、守備をしっかり固めようっていう意志も見えない。

守備面ではDFラインがかなり高い位置を保ってた。そのくせ前線でプレスをかけてこないから、日本はウラのスペースを使い放題。
守備的に行くならしっかりと戦術を固めるべき。DFラインを上げてコンパクトにして前線から積極的にプレスをかけるのか?完全に引いてゴール前をしっかり固めるのか?などなどっていう形をしっかり作るべきだった。

敵についてあれこれ言ってもしかたないので、日本について。

この試合はロングボールのが効果的に使えたってことが収穫。特にサイドのスペースへのロングボールが効果的に使えた。事前の練習からサイドを使った攻撃パターンを練習してたらしいから、その辺がうまく生きてたと思う。

今まではロングボールっていうと、やることがなくて意図のないボールを前線にって形が多かった気がする。今日の試合のロングボールに関してはしっかりとした意図を持って効果的なものだった。サイドのスペースに対する相手のケアが全く行き届いてなかったから、サイドでボールを受けた選手はフリーでボールを扱えた。

サイドって意味じゃサイドチェンジも効果的だったと思う。DFライン近くでは左右に回すことで相手にギャップを作る。中盤でもサイドを大きく使って、サイドチェンジを繰り返すことで相手のボールの取り所をなくした。しかもプレスが分散されるから自由にボールを扱うことができた。

ゴール近くでも左右に大きく使うことでマークを外しまくり。相手がラインディフェンスを使ってきたから、そのラインごと左右にずらしてくる戦術だったでさらに効果的だった。

こういうサイドを大きく使うプレーは相手がどんなチームでも効果的に使えると思う。どんなに守備の堅いチームでもサイドからのボールに対しては少なからずズレが生じる。今までの日本はサイドを左右に大きく振るっていうプレーはほとんど見られなかっただけに、これを機会に自分達のものにしていってもらいたい。

良かった面をもう少し。

今日の試合は鈴木の攻撃面のよさも見られた。いつものようにボール保持者に対してのプレッシャーとか流れの中で最終ラインに入るだとかっていう守備面での貢献は大きかった。それプラス攻撃面でも貢献度が高かった。

まずは、左右へのちらし。上で書いたようなサイドのスペースへのロングボールの多くを鈴木が上げてた。だから、鈴木が1枚下がった後半は前半のようないいプレーがほとんど見られなくなってしまった。

こういうボールの散らしはいつもの鈴木も結構やってる。それ以外に鈴木自身の攻撃参加が多く見られた。相手の守備が後ろからの攻撃に対する対応が遅かったこともあって、鈴木が後ろから出てくるとフリーでボールを扱えた。後ろから出てくることでどこかで味方選手が作れるっていう効果もあった。そういう意味でも鈴木がDFラインに入った後半はチーム内に動きがなくなってしまったんだと思う。

前半は鈴木がこんな感じで自由にやってたから、戸惑った(?)中村があまり目立たない状況になってしまった。それでも後半はいいプレーを見せてくれたと思う。特にスペースを見つける能力は卓越してると思った。そのスペースに出すパスの質も含めて、俊輔の方の中村に似てるのかもしれない。

持ち味のミドルシュートでしっかり得点っていう結果も残した。確かに相手のプレッシャーがほとんどない場面だったけど、素晴らしいシュートだった。ガーナ戦と今日のプレーを見る限り代表に定着する気がする。

後半投入の長谷部もよさを見せてくれたと思う。駒野をフォローするオーバーラップとかドリブルでの持ち上がり。それから守備面での貢献も大きかった。鈴木が1枚下がった分長谷部が中盤でのファーストディフェンダーの役割を果たした。局面で激しく行って高い位置で奪う場面が多かったのは評価できる。

今までイマイチどういう選手か判断しかねてた山岸についても少し。
縦の運動量が結構ある。FWを抜いて積極的にゴール前に出てくし、守備にもしっかり戻ってくる。特に戻りながらの守備がうまいって気がした。それから中盤で相手を背負いながらボールをキープするようなプレーも見られた。今日のところはこんな感じ。今後見ていく中で色々発見してきたい。

2得点の播戸。
1点目は中盤で全くのフリーになったサントスからのボール。前で巻が空振りしたけど、よくあわせたと思う。嗅覚っていうか、ポジショニングがよかったんだと思う。2点目もサイドでフリーになったサントスから。相手の前に出て合わせた。

1点目のポジショニングとか2点目の相手を怖がらずに飛びこむプレー、それからGKにぶつかってくようなプレーを見てると中山的なイメージが沸く。典型的な日本人的FWって言えるかもしれない。戻ってきて守備をするような場面も見られた。後はもう少しポストプレーの質を上げてもらいたい。

守備面についても少し。中盤のサイドに相手を追い込んで孤立させ、一気に囲んで奪うようなプレーはよかったと思う。
いつものように最終ラインは流動的。流れの中でサントス、駒野、鈴木がDFラインに入ってた。今日の試合に関して言えば、サントスのポジションが低めだった気がする。サントスをソリンに置き換えてアルゼンチン的な変則4バックとも取れる形。駒野の攻撃参加と比べてサントスはどうもしり込みしてた印象があった。

後半の最終ラインは阿部-鈴木-今野ってことで、本来ボランチの3人が並んだ。ちょっとドタバタするような場面もあったけど、カバーリングとかを見てるとおおむね形になってたと思う。ただし格上に対してはやっぱり本職を使ったほうがいい。

ここまではいい部分を中心に書いてきたのでこっからは改善点を書いてきたい。

まずは集中力。これが一番表れたのは前半の最後の場面。相手のCKで完全にフリーな選手を作ってしまった。これ以外にも簡単なミスが目立った。全体として雑なプレーが多かったのも集中力の問題かもしれない。

例えば、ポストプレーのとこ。相手のマークが弱くて十分な余裕があるのにしっかり収まらないってシーンが多かった。トラップミスが目立ったせいでチャンスをつぶすシーンが多かった。風間さんもさんざん言ってたけど、その辺の技術がキッチリしてないといいサッカーはできない。確かにピッチコンディションとか照明の問題とか、集中力を削ぐ要素は多かったけど、それを言い訳にしちゃいけないと思う。

まったりとした雰囲気も問題。スピードがずっと単調だった。今日の試合は相手関係からそういうプレーでも十分に崩せたけど、もっと強いチームには緩急をつける必要がある。ずっと同じリズムでやることで相手が慣れてきたことが、後半攻めあぐねた原因の1つだったと思う。

これとつながるのがさんざん言ってる“軸”の問題。攻撃をスピードアップするにも、どこでスピードアップさせるか?っていうチーム内での意志の統一が必要。そういう意味では、この選手にボールが入ったときって決めるのが一番手っ取り早い。そういう選手の存在がない。

これはリズムの問題と同時に落ち着きっていう面にも問題を起こした。後半の悪い時間帯はボールが全く落ち着かなかった。そういうときにしっかりとボールをキープして落ち着きをもたらす選手が欲しい。これらが“軸”っていう意味。

最近の試合だとこの役割を巻が担ってた。特にこないだのガーナ戦はうまく機能してたと思う。ただ今日の試合は仕事があいまいになってた気がする。FWの軸は播戸で巻は縦の関係性で少し低めの位置でプレーしてた。それでチーム内での役割もあいまいになってボールタッチの回数も減ってしまった。
とりあえず巻が軸のポジションをこなすにしろ他の選手に任せるにしろ、そういう役割の選手が必要なのは間違いないと思う。

結果は0-3で日本の勝ち。また決定力不足って騒がれそうな気がする。個人的には今日の試合でもガーナ戦でも(もっと前の試合を見ても)決定力不足っていう印象はそんなにない。それは“決定力不足”っていう言葉の意味の取り方なんだけど、それについてはまた後日。
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