ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-11-21 Tue 21:58
U-21:日本×韓国
<日本:4-1-4-1>
FW:平山
MF:苔口-梶山-増田-水野、青山敏
DF:家長-千葉-青山直-中村
GK:松井

しつこいほどシステム論から。このチームが発足してFWは全て1トップ。軸としては初戦は苔口だったけど、そのあとは平山とカレン。初戦は苔口が左右に流れて2列目の飛び出しを促進させる形だったけど、反町監督のファーストチョイスは平山だと思う。平山とともに苔口が入る場合は2列目での仕事が多くなる。

最終ラインは3バックと4バックを相手に合わせて使い分ける。中国との2戦目のときに4-1-4-1の形の弱点(1ボランチの負担)を補うために、3-2-4-1の形を使ったかも?って書いたけど、単純に相手が2トップだったからってことっぽい。今日も相手が3トップってことで4バックだった。

今日の試合はサイドから攻撃するっていう明確な意図が見られた。両サイドからのチャンスメイクが目立ってたと思う。

左サイドは家長と苔口の関係性。この2人の組み合わせは面白かったと思う。苔口は本来FWの選手ってこともあって中に切れ込んでのプレーが多くなる。そうするとサイドには必然的にスペースが生まれることになる。そのスペースに家長が出てくシーンが多かった。攻撃面での魅力が大きい家長を左SBに使ったメリットが出た。

家長は積極的に仕掛けて深くえぐっていうことが多かった。家長からは効果的なサイドチェンジが何本も見られた。低めの位置の家長からピッチを斜めに通すサイドチェンジが水野に通ってた。家長→水野のボールは1つのホットラインとして機能してた印象。

その右サイドの水野と中村の関係性もよかったと思う。流れの中での2人の縦のポジションチェンジは相手のマークを外すのにかなり効果的だった。水野がボールを持てば、積極的にチャレンジするし、そこに中村がしっかりとフォローに行く。
水野の積極的なチャレンジは得点っていう結果につながった。2対1の状況だったけど、しっかりと相手を外していいクロスを上げたと思う。

得点をとったのは増田。このシーンではしっかりとゴール前に顔を出してきてたけど、全体を通しては少なかった気がする。
梶山も低めの位置とかサイドとかに顔を出して、囲まれてもボールを失わないよさは見せてくれた。それでも増田と同じようにゴール前への飛び出しが少なかった。
真ん中2列目の増田と梶山がもっと平山を抜いていくプレーをすれば、真ん中からでもいい形を作れたんじゃないかと思う。サイドからはいい形を作ってたけど、中央を突破してチャンスを作る場面が少なかった。2列目からの飛び出しは4-1-4-1システムの要所でもあるので、そういうプレーをもっと見たい。

平山が明らかに良化してたのが見て取れた。平山の本来のよさが見られたんじゃないかと思う。そもそも平山がよさが消え始めたのがアテネの代表に入ったあたりから。途中交代が多くて、パワープレーのターゲットとしての役割を求められた。その中で相手との競り合いでファールを取られることが多くなって、リズムを崩してった。ヘラクレスでも前線でのターゲットとしての役割を求められてたらしい。高さっていう武器だけを特筆されてしまった。

個人的に思う平山のよさはボールを止めて、自分のものにする技術。相手のレベルが違うとはいっても、高校時代のトラップの技術なんかは特筆ものだった。最近はその辺のよさがどんどんと消えてしまってた気がする。

で、今日の試合ではある程度そういう部分を出せたんじゃないかと思う。チームとしても平山の頭を狙うパスよりも、足元にグランダーのパスを出すことの方が多かった。それをしっかりと足元に収めて、相手のプレスに対しても落ち着いてプレーできてたのが印象的。サイドへの散らしもうまくやって、チームのサイドからのチャンスメイクに貢献してたと思う。1トップとしての平山に求められる仕事はしっかりとこなしてたと思う。

前にも書いたけど、このチームで4-1-4-1のシステムをやるには平山の存在が必須。1トップに苔口とかカレンみたいなタイプを持ってきて前で動き回ってスペースを作らせるっていうやり方が無いわけではないけど、上で書いたとおり反町監督が考えてるのは前でしっかりとポストプレーをこなせる選手だと思う。平山だけだと不安なら、下の世代から森島とかハーフナー・マイクを呼んで来る可能性もあるけど。

平山が改善すべき点は前を向いたときの足元のプレー(背負ったときはしっかり収まった)とFWとしての得点っていう仕事。とりあえず、そんなに完璧なものを求めてもしょうがないから1トップの仕事をしっかりとこなした今日は及第点なんじゃないかと思う。

守備面はよかったとは言えない。ただ、日本が悪かったというよりも韓国によさを消されてしまったっていう方が正しいかもしれない。

序盤の日本はいつものようにDFと中盤のラインでブロックをしっかりと形成して前線からプレスに行く姿勢が見て取れた。それに対して韓国が低い位置から前線に一気にロングボールを入れてきた。要は中盤を省略してくる形。これだと日本の前線からの効果的なプレッシャーもうまく機能しない。そういう韓国のロングボールに対して、日本のラインが下がっての対応をしなきゃならなくなった

だから、1度跳ね返してもそのセカンドボールを韓国に拾われてしまうっていうシーンが目立った。クリアがなかなか自分達の攻撃につなげられない形。

それにロングボールで日本のラインを下げさせておいて、今度はドリブルとかで前線に運んでくような攻撃が効果的に決まる。いつもならそういうプレーに対して前の方で止められるのが、ラインが下げられてしまったからうまく行かなかった。

さらに、序盤から前後に動かされたことで後半はいつもよりも運動量の落ちが目立った気がする。韓国は前線からのプレスに対するセオリー通りの戦術を取ってきたわけだけど、うまく研究されたってのが素直な印象。

失点シーンは個の力にやられてしまった。前回の試合は完全に個の力で打開されてしまうシーンが目立ったけど、今日の試合はそれほどでもなかったと思う。と、安心してたら前半終了間際に失点。3人に囲まれながらも抜け出してきた相手の技術をほめるしかないかもしれない。

前回も書いたけど、韓国の守備は相手の前でボールに触る意識が徹底されてる。それに対して日本はボールが入った選手に仕事をさせないっていうやりかた。この辺が松木さんがさんざん言ってたことなんだと思う。

最終ラインは少し落ち着きがないプレーが目立った気がする。相手の最前線の選手の積極的にチェイシングに対して、慌ててプレーするシーンが目立った。日本の最終ラインにあるボールに対する相手の守備はかなり積極的にやってきたから、もっと余裕のある対応をしたほうがよかった気がする。見てる方としてもヒヤヒヤさせられた。

結果は1-1の引き分け。反町監督も言ってたとおり、全体としてはよくできてたと思う。
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