ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-11-27 Mon 21:56
ミラン×メッシーナ
<ミラン:4-4-2>
GK:カラッツ
DF:ボネーラ、シミッチ、マルディーニ、ヤンクロフスキ
MF:ブロッキ、ピルロ、グルキュフ、カカ
FW:ジラルディーノ、インザーギ

メッシーナの戦い方は言い方は悪いかもしれないけど格下チームの常套手段だった。前線にリガロ1枚を残して後の選手は完全に引く。DFラインをかなり低い位置に設定して、その前に5人の中盤を並べて、ブロックを形成した。

攻撃もシンプル。リガロに当てて(あまりうまくいかなかったけど)、後ろが上がる。その押し上げにしても人数をかけない形である程度まで運んだらゴール前に放り込む。そのときターゲットが1枚しかいなかろうが、あとはリガロになんとかしてもらおうって形。あくまでも後ろのバランスが重要っていう戦い方だった。

メッシーナがかなり引いてきたから、ミランはピルロが自由にプレーできた。ピルロは自由に持つために低い位置でプレーしてるわけだけど、大抵はそこに対して相手がしっかりケアをしてくる。この試合みたいにドリブルで簡単に持ち上がることができるほど完全にフリーでプレーできるのは珍しいと思う。

ピルロらしい長短の精度の高いパスが前線に供給された。特にサイドへの散らしのパスはよかったと思う。ミランがポゼッションしてたから両SBが上がってボールを引き出してた。メッシーナが真ん中を固めてただけに、そういうボールを受けた選手は時間の余裕ができてた。逆にそういう場面からいい形が生まれなかったのは残念。

ミランの2トップはインザーギとジラルディーノ。色々と試したいっていう様子がうかがえる。中継の中でも指摘されてたけど、ゴール前で2人の狙う位置がかぶってる印象。サイドからのボールに対して、どちらもニアのスペースに入ろうとしてぶつかってしまうっていう場面も見られた。
それからこの2人にボールが収まったときの周囲のフォローが遅い。特にサイドに流れてボールをキープしてるときなんかは完全に孤立してた。

こういう場面も含めて全体としてミランの押し上げがかなり遅かった気がする。カウンターのときなんかの前線の孤立具合は酷かった。後ろからの押し上げが少ないから、一気に攻撃をすることができなくて結局効果的な攻撃が仕掛けられなかった。

下からのビルドアップ時も前線の選手が足りてなかった印象。2トップとカカの3人が前線に分断されてしまった。ピルロが低い位置でボールを持ってるときに、その両隣にグルキュフとブロッキが並んでるっていうシーンが目立ったのが象徴的。そういう位置から前線に出てって動きを作らないと、引いた相手を崩すのは難しいと思う。

だから前線にボールがいい形で入るっていうシーンがほとんどなかった。特に前半のカカはほとんどボールに触れてなかったんじゃないかと思う。

後半のカカはサイドでボールを引き出す動きが多くなった。サイドでボールを受けてから自分で仕掛けてく場面が多くなったと思う。後半も時間が進むと、相手はある程度前に重心が向いてるし、運動量も落ちてきたから、カカが自由に持てるシーンが目立ってきた。

カカが前を向いてドリブルで持ち上がると必ずチャンスにつながる。こういうシーンはチームとして増やしてかなきゃいけないと思う。

後半にセードルフが入ったあたりからはブロッキの飛び出しとか、グルキュフのサイドでのチャンスメイクとか、中盤の動きがかなり活性化した。

ミランの守備。ガットゥーゾとセードルフ(途中から出てきたけど)の重要性を痛感させられた試合だった。

相手のカウンターに対しては前線で追っかけて遅らせようっていう意志が見られたし、そういう中で効果的なインターセプトも目立った。ただ、1度相手にボールをしっかりと持たれるとズルズルと下がってしまう。前線で守備をするような選手はしっかりといるんだけど、その仕事があいまい。いるだけで相手にとっては大してプレッシャーになってないと思う。

中盤でそうやってプレッシャーがかからないから、簡単に前線に放り込まれてしまった。それにDFと中盤の間に入り込まれると、DFがあたりにいけずに危ないシーンを作られる。

こうやって中盤で守備ができずにズルズルと下げられてしまうことが、結局攻撃での押し上げの遅さにもつながってるんじゃないかと思う。かなり低い位置まで下げられると前線にボールが入っても、飛び出していくのに時間がかかってしまうのは当たり前。

守備面だとサイドからのボールに対する対応も不安。これは昨シーズンの最後ぐらいからずっと言ってること。サイドを深くえぐられてクロスを上げられると、中のマークがずれてしまう。こういう形で危ない場面になったシーンもあった。

開幕前から注目してたグルキュフ。グルキュフが出てる試合をしっかり見るのはこの試合が初めてだった。全体として無難なプレーが目立った気がするけど、ボールタッチが多かったのはよかったんじゃないかと思う。
カカがあまりボールを触れない時間はショートパスを供給する役割を果たした。本人がサイドでのプレーがしっくりくるって言ってたとおり、サイドでのキープ力なんかはいいものがあった。
プレッシャーを受けた中での技術も見られた。まだ、周囲との連携とか守備面とか改善点は多いけど注目する価値はある気がする。

結果は1-0でミランの辛勝。得点もセットプレーからでミランはまだまだ本来の形が見せられてない。チャンスもカカの個人技とミドルシュート頼みだった。
ただ、いいシーンもいくつかあった。ピルロのロングボールをジラルディーノを落として、スペースにカカが飛び出してシュート。こういう連携をもっと増やせれば。
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