ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-11-30 Thu 02:04
アジア大会:日本×パキスタン
U-21で臨むアジア大会。このチームにとっては初の公式戦ってことになるのかな?とりあえず、いつものようにこのチームのサッカーには注目。

<日本:3-5-2>
FW:平山-カレン
MF:増田、本田-青山敏-谷口-辻尾
DF:水本-一柳-青山直
GK:松井

試合のテーマは引いたパキスタンをどうやって崩すかってことだった。はっきり言ってパキスタンはかなりの格下。攻守の局面を見ても日本が劣ってる部分は無かった気がする。

で、パキスタンのサッカーは完全に格下のもの。守備にかなりの人数をかけてかなり引いて守ってくる。この世代に限らず、アジアと戦う上で引いてくる相手をどう崩すかってのはかなり重要。W杯予選のときも格下に苦戦して、格上とは互角の戦いってことが多々あった。そのときに何度も書いたのは、日本には引いてくる相手を崩す力がない、カウンター気味に前がかりの相手を崩す戦術があってるってことだった。このチームは引いてくる相手に対してはどうか?ってのがポイントだった。

結論を言っちゃえば、崩せてない。今日のメンバーだと1人で複数を相手にして抜けられるような個人技を持った選手もいなかったから、結構辛かったと思う。水野みたなタイプの選手の必要性を感じたかもしれない。

得点も3点ともセットプレーからだった。得点は本田の得意の無回転FK、谷口の得点力ってことで内容はよかったけど。

ただ、引いた相手に対するとヨーロッパとか南米の強豪国だって苦戦するから多くのことを求めるのは酷だと思うけど。やりずらい試合の中でセットプレーで確実に得点を取れたってのは評価できる部分かも。

引いた相手を崩すための工夫とだと、前半途中からのDFラインからの攻撃参加。前線の辻尾が中に入ってきて、そのあけたサイドのスペースに一柳が入ってくるっていう形だった。チームの狙いとしてサイドからのボールに対して中に多くの人数が入るっていうことがあったらしい。

ただ、辻尾が中に入ってきたときは中に選手が多かった気もする。逆サイドの本田も入ってくる上に、後ろからもどんどん飛び出してくる。意識はいいけど自分達でスペースを消して窮屈にしてしまった。中から崩すときに選手同士がぶつかりそうになるようなシーンが多かった。

中に選手が多かったのに比べてサイドでは選手が孤立してしまっていた。サイドの辻尾と本田はWBとして攻守に上下動をよく繰り返したと思う。攻撃面ではサイドでボールを持った選手に対するフォローが少なくて、数的優位をなかなかつくれなかった。だからボール保持者に対する相手のプレッシャーがきつくなって、いいクロスが供給されなかったと思う。中の選手の誰かがサイドでのフォローの動きに加わったほうが全体としてうまく回ったような気がする。

ヒントはこのチームの初得点。ボランチの枝村がサイドに出てクロスを上げたシーンで、中にも人が揃ってた。システム的にも今日と似た感じだったと思う。

引いた相手をずらす意味でのDFラインでのパス回しも不満。オシム風に言うなら“各駅停車”ってやつ。パスが遅いから相手をずらす効果があまり期待できない。しかも、そうやってパスを回している間に相手がプレスをかけてきて焦ってプレーしなきゃならない状況に追い込まれた。もっと速くパスを回すべきだし、ショートパスだけじゃなくてロングパスも織り交ぜたいところ。

それに相手のプレスがかかってない状態でのDFラインでのパス回しに、ボランチが2枚絡む必要は無い気がする。1枚はDFラインの前でパス回しに加わって、もう1枚が前線に飛び出してけばそれだけ前にパスコースが生まれるし選手が余れると思う。

ボランチは青山敏と谷口。
青山はボールの散らし役として働いた。攻撃の最初は青山から。青山が低い位置でボールをさばくことで攻撃のリズムを作る。ボールの散らし役としての青山が次戦出場停止ってのは痛い。
谷口はドリブルでの持ち上がりが目立った。低い位置でボールを持ったときに前にスペースがあれば、ドリブルで運ぶことでスペースを埋める役割を果たしたと思う。
相手が攻撃する時間帯があまりなかったってこともあるけど、2人の攻撃面での貢献が目立ったと思う。後は上に書いたとおりサイドでのフォローなんかも欲しい。

今日はこのチームではおそらく初めて完全な2トップの形だった。組み合わせは平山とカレン。平山が軸でカレンが自由に動くって形だった。

この試合の前も相変わらず平山不要論がかなり出てた。確かに最近のプレーの質は期待に答えられるだけのものだとは思わないけど、じゃあ他に誰を使うの?ってことを言いたい。今のU-21のFWは、1トップにしろ2トップにしろ軸になるタイプの選手は平山しかいないと思う。これは個人的な印象だけど、他の選手はシャドーっぽい。

全体として最近は変に世界のレベルを知りすぎてる気がする。だから、日本のレベルをしっかりと把握せずに世界レベルで批判ばかりを繰り返す人が多い。「いらない」とは言えても、代わりに誰を使うかってことを言えない。これはW杯前のサントス批判のときも感じたこと。はっきり言って村井がケガをしたあの時点で、サントスに代わる選手はいなかったわけで。もう少し現実を見る必要がある。

その平山。今日の試合はイマイチ。最前線の相手が多いところでうまく起点になれなかった。
引いてきて受けるときはしっかりと収まるし、平山があけたスペースに増田が飛び出すみたいな2列目以降との連携もよかった。ただ、相手のゴールに近いところでしっかりと起点になれなかったことで前でのパス回しが滞ってしまった。前線でのリズムのいいパス回しはほとんど見られなかったと思う。サイドへ流れてのプレーも微妙だった。

もう1人のカレン。ボールタッチがあまり多くなくて目立たなかった感じだったけど、影での貢献度は高い。90分間ずっと色んなところに動き回ってボールを引き出す動きを繰り返した。ただ、カレンはスペースでもらいたいたかったけど相手が固めてスペースが無かったってのがボールタッチの少なさの原因だったと思う。要所要所ではサイドのスペースでボールをもらったりっていう場面が多かった。2点目のアシストもウラへの絶妙な動きからだった。
それからカレンは守備面での貢献も大きい。

相手のカウンターを遅らせるファーストディフェンダーがカレンってことが多い。危ないスペースを埋めるようなシーンもあるし、FW選手としては危機察知能力に優れてる。こうやって攻守に動き回る運動量も評価したい。だから交代もカレンじゃなくて平山だったんだと思う。

ちなみに交代出場の前田も守備面での貢献度が高かった(試合の流れもあったけど)。こういう守備面での貢献は平山には無い部分だし、逆に平山もやらなきゃいけない部分。

守備はいつものように高い位置から。相手との力差があっただけに、序盤は1対1でも十分対応できた。基本的にはボール保持者に近い選手がまず激しくプレスに行く。相手のプレーが遅れたところで一気に囲んで奪うって形だった。

ただ、後半は運動量が落ちてしまってこういう守備が見られなくなってしまった。移動でのコンディション不良ってこともあったかもしれないけど、このチームは1試合の中にチームの勢いが落ちる場面が必ずある気がする。いかに落ちないようにするか、落ちた時間をどうやって切り抜けるかが課題。

青山直の負傷交代で試合の途中からは4バックの形。SBに本田が入るって事で注目したけど、やっぱりバランスが崩れてしまったと思う。2点目は完全に日本の左サイドが開いてしまっていた。その前のシーンでもサイドのスペースを使われボランチの(たぶん青山)が対応に行く場面があった。相手が格下ってことで使った戦術だったと思うけど、ちょっとオプションとしては計算できない気がする。

GK松井についても一言。相手のロングボールに対して中途半端に出ようとするプレーが多い。数歩前に出てきてから戻ってポジションを取り直すシーンが目立った。そういうプレーがDFとの連携にも問題を生んで、おみあいの形になりそうなシーンが多かった。ちょっと安定感に欠ける。

結果は3-2。結果は反町監督が言ってたように満足できない。ついでに審判もかなり不満。はっきり言って青山の負傷退場は、前半からの審判のあいまいな判定が原因だったと思ってる。国際大会なんだからもっとレベルの高い審判を使ってもらいたい。
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