ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-12-08 Fri 04:57
バルサ×ブレーメン
<バルサ:4-3-3>
FW:ロナウジーニョ-グジョンセン-ジュリ
MF:デコ-イニエスタ-モッタ
DF:ファン・ブロンクホルスト-プジョール-マルケス-ザンブロッタ
GK:Vバルデス

<ブレーメン:4-4-2>
FW:クローゼ-ウーゴ・アウメイダ
MF:ジエゴ、ボロウスキ-フリンクス-イェンセン
DF:ウォメ-ナウド-メルテザッカー-フリッツ
GK:ビーゼ

バルサはチームとしてのロナウジーニョの使い方に改善が見られたような気がする。ブレーメンのロナウジーニョの守備が特別厳しいってわけでもなくて、序盤から前を向いてプレーできることが多くなった。そういうプレーの中でうまくリズムに乗っていったと思う。

何より前目でのプレーが多くなったことがよくなった要因だと思う。例えばチェルシー戦なんかを見ると、ボールを受けられなくてハーフェイラインの高さぐらいまで下がってきてしまうシーンが目立った。その位置でも相手が厳しくやってくるから低い位置で攻撃をつぶされてしまう。
この試合はロナウジーニョがボールを受ける位置が相対的に高かった。ロングボールを直接前線のロナウジーニョへっていうプレーも多かったと思う。

それから、この試合で目立ったのがロナウジーニョが中に切れ込んでいってプレーするシーン。よくないときのロナウジーニョは左サイドに張り付いてプレーすることが多かったと思う。それを中に切れ込んでプレーすることで、相手の守備もつきづらい。味方との関係性の面からも中の選手との距離が近くて、関係性を作りやすかったんじゃないかと思う。

先制点のFKにつながったプレーもロナウジーニョが中に切れ込んできて、イニエスタとの関係性で崩そうとした中から。2点目につながったジュリへのパスも中に切れ込んでのプレーの中から。他にもデコと近い関係性をとれるようなシーンもあって、ロナウジーニョと他の選手の関係性の中からいい攻撃が生まれる可能性を感じさせた。不調時もロナウジーニョがポジションを捨てて出てくるときはチャンスにつながってた。どれだけ自分のポジションを捨てられるかが調子のよしあしの指標になるかも。

サイドで持ったときもいつものようなファン・ブロンクホルストとの関係性に加えてグジョンセンが近くに来てフォローするようなシーンも見られる。チームとしてロナウジーニョを孤立させない体勢ができあがってた。

バルサの3トップの残り2枚、グジョンセンとジュリは相手最終ラインとの駆け引きが目立った。2点目のシーンは2人のそういう駆け引きの中から生まれた。グジョンセンが最前線で相手のDFラインを釘付けにする。その少し後ろからジュリが飛び出したことでオフサイドにかからずに抜け出した。ロナウジーニョがボールを持った瞬間に一気にスピードを上げたジュリとの意思疎通もうまくいった。

ロナウジーニョから一番遠いサイドへのパスっていう形は結構見られるシーンだけど、右サイドがメッシのときよりもジュリのときの方がうまく決まる気がする。メッシは自分でボールを持ってから仕事をするタイプだけど、ジュリは動き出して勝負できる。その辺りの違いが出てるのかもしれない。

そういうプレーで相手のウォメが上がったスペースをうまく突いてたと思う。ジュリにとっては、ウォメの攻撃参加のスペースを使ったってことは同時にウォメについて戻らなきゃならないってことも意味した。そういう意味だと上下動を繰り返してチームに貢献したと思う。

グジョンセンは常にDFライン所での勝負をしてた。横に動いてから縦に抜けるって言う基本的な動きを何度も繰り返してたと思う。
それに加えて今日の試合は前線で起点となる仕事もうまくこなしてた。バルサは最前線から少し引いた位置のグジョンセンにボールを一度経由させて押し上げを促進させるような攻撃が目立った。前に見たときは最前線でくさびを受けても、孤立してしまってうまくそれを次の展開につなげられてない印象だった。この試合はグジョンセン自身が下がって受けることで周囲との距離感を改善してたと思う。

得点に絡んだプレーからだと、ロナウジーニョとの関係性でFKにつなげたイニエスタもいいプレーをしてた。このシーンにあるようにゴール近くに出てきて決定的な仕事に絡むことも多いけ中盤の底に位置するモッタの近くでボールを受けてゲームを作るような働きも目立った。ドリブルでボールを持ち上げるシーンもあって上下動の運動量の豊富さが目に付いた。

それにゲームメイクの部分だと中から外への展開をうまくやってたと思う。低い位置のモッタは大きな散らし、デコとイニエスタは中盤で一度中継点になってサイドへボールをはたく役割を担ってた。それによって左はロナウジーニョ、右はザンブロッタの攻撃参加とその前のジュリっていう両サイドをバランスよく使った攻撃が見られた。

バルサのセットプレーは工夫した形が多かった。先制点のロナウジーニョのFKでも分かるとおり、とことん相手の高さを嫌った形。CKではショートを使うか、低くて速いボールをニアでっていう形が多かったと思う。

バルサの守備は時間が経つにつれて安全に組織を作って守ろうっていう意志が見て取れた。序盤は得点が絶対に欲しいこともあってグジョンセンを初めとして前線からの積極的なプレスが目についた。複数枚で追い込むような守備も見られたと思う。高い位置で奪ってからすぐに攻撃につなげたいってことがあっただろう。こういう中でデコの献身的な守備による貢献度の高さを再認識。

2点目以降は後ろでの落ち着いたパス回しも目に付き始めて、それまでの時間と比較して本当に得点が欲しかったってことを実感した。その後の守備は後ろで組織を作って固める形。相変わらず相手のボール保持者に対してはチェックをサボらないけど、序盤のような勢いは無かった。

そういう中で後ろではDFと中盤のラインがかなりコンパクトにまとまってスペースを消した。DFラインは高い位置を保ちつつ、中盤のラインは下がったからブレーメンにとっては本当にスペースが無かったと思う。ブレーメンのFWにいい形でボールが入るシーンはほとんどなかった。

ブレーメンのFWにいいボールが入らなかったのは、スペースを消してコースを消したってこともあるけど、ボールの出し所を抑えたことも効果的だった。相手のキーになるジエゴにはモッタが対応。ジエゴにボールが入ったときはモッタを中心に一気に囲んで仕事をさせないような守備をした。ファールも辞さないっていう意識で本当に厳しく行ってたと思う。

ただ、モッタはちょっとファールにすることが多すぎる。イエローカードをもらってからは激しく行けなくなってジエゴが比較的自由にプレーするようになってしまった。少し安定感に欠ける。

ブレーメンは中盤の真ん中のフリンクスとジエゴが軸。前線はジエゴを軸としてあとは流動的な形を取ってきた。前線の選手の動きとSBの攻撃参加(大体はウォメ。右のフリッツはロナウジーニョに押し込まれてしまった。後半は攻撃参加が増えてたけど)でうまくパスコースを作ってた印象。最終ラインからナウドがするする上がってきた場面なんかは面白い形になった。

ただ、そうやってジエゴを軸とした中で攻撃が真ん中からのものに偏ってたのが気になった。バルサが組織を作って真ん中を固めてきただけにちょっと非効率的だった気がする。後半の開始時は一度サイドに出して相手の目をサイドに向けさせてから、中に戻すって言う攻撃でいい形を作ってたけど、時間が経つにつれて結局は最短距離を選ぶ形になってしまっていた。少しもったいなかった気がする。
それからスルーパスが微妙にズレるシーンも多かった。狙ってるところはよくて通ればばチャンスにつながるシーンが多かっただけに、こっちももったいない部分だった。守備面は前線から早めのチェックが目立った。

FWの2枚は下がったりサイドに流れたりと色々なところに動いてパスを引き出す。ブレーメンの試合を見るのは初めてだったから、いつもこうやって流れてのプレーが多いのか、バルサがスペースを消してきたことを嫌がったのかは分からないけど。クローゼの位置を見てると嫌がってっていう要因が大きかったかもしれない。クローゼはもっとエリア内で真価を発揮するタイプだと思う。

そうやってFWが動き回って作ったスペースに2列目のサイドからイェンセンとかボロウスキが斜めに入ってくるシーンが多かった。ボロウスキはこういう前線への飛び出しに加えて低い位置でのボールタッチも多かった。守備でも汗かきやくとして高い位置での効果的なカット、かなり低い位置までもどってのプレーも見られた。とりあえず、FWが流れるプレーが狙ったものかどうかは別にしても、2列目からの飛び出してそういう形をうまく使えたことは確かだと思う。ただSHは前線の真ん中に入ってくることが多かったことが、攻撃が真ん中からのものに偏った要因の1つになったかもしれない。

ジエゴは前から気になってたけど、まともにプレーを見たのは初めてだった。さすがにキープ力はかなりのものがあると思った。上ではモッタがファールをしすぎって書いたけど、逆に言えばファールじゃなきゃ止められなかったってことだと思う。相手がしっかりと固めてきたことで決定的な仕事は見られなかったけど、中盤であれだけ相手を引きつけてタメを作れれば、決定的な仕事をする場面は簡単に想像できる。

攻撃面だと自身でゴールを決めようっていうプレーがもっと見たい。2列目からゴール前に出てったり、ミドルを狙ってりっていう形。これについても1試合じゃ判断できないけど、この試合のプレーだけだとトップ下的過ぎるトップ下(少し前の中村みたいなイメージ)って感じがした。守備面ではチーム全体としての前線からのチェックにしっかりと参加してたし、及第点なんじゃないかと思う。

W杯のときからお気に入りのフリンクスについても少し。相変わらず運動量が豊富で1ボランチのお手本みたいなプレーをする。攻撃面ではDFラインの前でのボールの散らし役。攻撃のスターターとしての役割を担った。機会を見ての上がりも効果的だったと思う。守備面ではピッチ全体をカバーする守備。球際は激しく当たっていく。こぼれ球に対する反応もよかった。

ブレーメンのGKビーゼは判断のよさが目に付いた。勇気を持った飛び出しでファインセーブを連発。こういう選手は安定感があるっていうタイプじゃないと思うけど、チームに勢いを与える意味ではいい選手だと思う。それに自分自身のプレーでどんどんノッてけるタイプのような気がする。

結果は2-0でバルサが勝って、ある意味では順当な結果。でもブレーメンも面白いサッカーをしてたと思う。CLの舞台から消えてしまうと、まともに情報が入ってこなくなるのが残念。
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