ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2007-01-20 Sat 21:47
W杯フランス代表の守備 ~ポルトガル戦から~
予告通り、フランスの守備について。

<フランス:4‐5‐1>
FW:アンリ
MF:マルダ-ジダン-リベリ、マケレレ-ビエラ
DF:アビダル-テュラム-ギャラス-サニョル
GK:バルテズ

根本的に守備時の選手の配置のバランスのよさ、人と人の距離感の良さが目立つ。守備時はジダンを前に残しての4-4-2みたいな形になる。組織を作ったときはハーフェイライン付近に最前線を置く形。3本のラインの設定がコンパクトで、組織を作ったら自陣で守るような形が目立つのにDFラインが低いってわけでもない。

これはDFラインの細かなラインの上下動によると思う。DFラインがしっかりと統率されてて、前線の守備と分断されないようになってる。特にDFラインと2人のボランチがブロックを作ったときの安定感は抜群だった。

DFラインの統率は押し込まれたときの守備にも効果的だった。かなり引かされてしまっても、相手のボールに対するプレッシャーとそれに連動したラインの上下動が見られた。だから引きすぎて守備ブロックの前にスペースが空いてしまうっていうシーンも少なかったと思う。こういう部分は大会全体を通して見られた部分なんじゃないかと思う。

この試合に限らずっていう意味だと、カウンターを防ぐ前線での守備も多く見られた。ボールを失った選手がファーストディフェンダーっていう原則が守られてたと思う。

そういうときは基本的に真ん中を切ってることが多かったと思う。ポルトガルがサイドからの攻撃を主体にしてるってこともあるけど、真ん中へのコースを切ることでパウレタを起点にさせなかった。そうやって前線で相手の攻撃を遅らせてる間にしっかりと守備の組織を作る。組織を作る速さも目立った。個としても(すぐにボール保持者にプレッシャーみたいな)チームとしても(それぞれが自分の基本の位置に戻るとか)攻→守の切り替えが抜群に速いと思う。

ポルトガルの両サイド(フィーゴとCロナ)に対する対応。両サイドとも基本的な対応の仕方は同じだった。

まずはSB(右:サニョル、左:アビダル)が縦を切りつつ遅らせる。SBに関してはマンマーク気味で結構深い位置までついてってるシーンも多かった。そこに前線から味方が戻ってきて(右:リベリ、左:マルダ)挟み込む形。そうやってサイドの逃げ場をなくしつつ中に追い込んだところにボランチの1枚(基本的にはビエラ)が対応してカットを狙うってのが理想の形。

ただ右サイドは狙い通りに行ってなかった印象。サニョルがCロナウドに対して中途半端な間合いで応対するシーンが目立った。だから十分に遅らせることができなくて中のフォローが間に合わないっていうシーンが目立ったと思う。

それに対してアビダルはいい対応をしてたと思う。フィーゴがスピードでぶっちぎるタイプじゃないってこともあったと思うけど(Cロナは間合いをつめる前にトップスピードにのっちゃう)、間合いをつめることでいい仕事をさせなかった。逆サイドからの大きな展開みたいにある程度マークが甘くなっても仕方ない場面以外はきっちり抑えてたと思う。

デコに対する対応はマケレレの仕事だった。マケレレのマークをデコが嫌がってゴールに近い部分でのプレーが少なかったと思う。こちらもマンマーク気味。デコが下がってプレーするときもある程度まではついてきてた。

それにデコに関してはジダンもしっかりと対応に参加してた。あんまり守備をしないっていう評価のジダンだったけど、デコを前後で囲い込むみたいな守備にはしっかりと参加してたと思う。基本的にボールがあるところの最低限の守備はジダンもやる。前線でのコースを限定するチェイシングとか、守備の勝負どころでの集中への参加とか。

ただ、ジダンがボールのないところでの守備をやらない(免除されているってことだと思う)ことが危ないシーンを作ってたのも事実。

特に前半はフリーのままマニシェに入り込まれるシーンが目立った。一番危ないのがマニシェがデコと入れ替わって出てきたときに、サイド(特にCロナ)からボールが供給されたとき。デコのマークでマケレレが引っ張り出されてる上にビエラもサイドへの対応で引っ張り出されてしまって、マニシェがボールを受けるときに真ん中にスペースができてしまっていた。

後半はマニシェの対応にマルダとかリベリが参加してうまく対応したと思う。マニシェ自体に対応することもあったし、デコのマークをマケレレから受け取るようなこともあった。ジダンの守備の穴を両サイドのリベリとマルダが埋めるっていうことも大会を通じていえたことだと思う。

マルダとリベリに求められる役割は大きい。上に書いたようなデコに対する対応とか戻りながらのサイドに対する対応に加えてSBを見る役割もある。こういう役割のためにかなり低い位置に戻ってきてのプレーがよく見られる。それに低い位置のボール保持者に対するプレッシャーの役割を担う場面もある。

守備だけでもかなりの上下動を求められる。さらに攻撃でもアンリを抜いて出てくようなプレーに代表されるように走るってことが求められる。この2人のスタミナ面での負担は相当なものだったと思う。

ジダンを活かすためのチームのコンセプトの中ではサイドの2人の汗かきプレーがかなり重要。だからこそ消耗が大きい上に走ることが求められるこのポジションの途中交代っていう試合が多かったような気がする。

守備の要の両CBの安定感も光る。頻繁に動きなおしをするパウレタに対してうまくマークを受け渡しながらしっかりと対応してた。ドリブルで入ってくる選手に対しての1対1での強さも目立った。相手が単純に放り込んでくるようになった時間帯でも、簡単に跳ね返してたと思う。

試合を見た直後の感想(↓)と大して変わらんかも
http://himajin0112.blog101.fc2.com/blog-entry-103.html
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