ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

-------- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
2007-01-24 Wed 11:54
『敗因と』


とりあえず、この本の感想+軽い振り返りをもってジーコジャパンについて触れるのは最後にしようと思う。


まずは戦術面。

○3バックか4バックか?
今考えてみると、やけに最終ラインの枚数にこだわった論調が多かったなって思う。この2つを併用するからってジーコは戦術がないとか言われてたわけだし。そのくせ、今のオシムがそうやって併用しても文句が出てこないのは面白い。

本を読んだ中で驚いたのは代表の選手の中にも3バック、4バックにこだわっていた選手がいたってこと。アウェーのイラン戦を4-4-2で落とした後、3バックに戻してくれって直訴があったのは有名な話だったけど。プロなんだからどちらにでも対応できなきゃダメだろって思う。

んで、ジーコのとき自分はどうだったかっていうと4バック支持者だった。システムとしての柔軟性を考えたときに4バックの方がより優れてるから。相手が1トップならCB2枚で見ればいいし、相手が2トップならCB+SB1枚(またはボランチ1枚)、3トップなら4バックがそのままってな感じで合わせられる。だから4バックのが相手のを見ながらいろいろと変更を加えられる。結果としてはW杯3試合でも使い分けたように、3バックでも4バックでも守れるようになったのはジーコの功績かなとは思うけど。

今の日本代表は3バックのことが多いけど、複数のポジションをこなせる選手を配置することで試合中に柔軟に対応してる。流れの中で2バック気味になったような試合もあった。それはそれでありだと思う。

とにかく、日本が常に上の立場ってわけじゃない以上相手を見ながらの対応は常に必要になってくるはず。基本的に強豪国にだって1人余らせる原則に則る守備をしてるチームがあるわけだし。


○プレスの位置は?
まずは本の中から2人の言葉をピックアップ。

「どこでプレスをかけるか。ラインの高さをどこに設定するか。そういうチームの勝敗を左右するディティールを決断するのが監督の仕事だと思っている」(セビージャ:ファンデ・ラモス監督)

「監督にはやるべき仕事が2つある。まずひとつ目は、どの位置からプレスをかけるかということ。ハーフラインのちょっと前でも、相手DFラインのところでもいい。プレスをかける位置が決まれば、自動的に自分たちのラインの高さも決まる。ふたつ目は、リスタートのとき選手がどこに戻るかという基本ポジション。ピッチ上にバランスよく選手が散らばっていれば、そう簡単に崩されることがない。混乱しても、まず決められた基本ポジションに戻ればいい。マンチェスターで行われたアイスランド戦とイングランド戦を見る限り、日本にはそのふたつがない。少し監督が指示してあげるだけで、随分良くなると思うのだが」(風間八宏氏)


要はジーコはこういう部分の決まりごとを作らなかったってこと。それが結局はオーストラリア戦の直前になってDFラインを上げるか、下げるかの論争につながった。

でも、オーストラリア戦前じゃいくらなんでも遅すぎってのが素直な印象。前線とDFラインの守備意識の分断によるスペースはこの大会前のずっと前から見て取れた。ここのブログでもDFラインとボランチの間のスペースが気になるみたいなことは何度も書いてた。素人目に見ても明らかなことについてなんで本大会直前まで話し合いが持たれてなかったのか?

ジーコが指示を与えないなら与えないで、考えることはあったはず。というより、それまでの試合はその辺があいまいだったってことがおかしい気がする。結局はなんとなくやってたことを中田が指摘したことで論争になったってとこだろう。

個人的にはラインの位置は意志の統一がされればどちらでもよかったと思う。オーストラリア戦に関しては相手が放り込んでくることが分かってたから高い位置のがうまく行くと思ったけど。暑さとかの問題もあったわけで、ずっとプレッシャーに行くのは難しかったかもしれない。

とにかく重要な戦術がしっかりと決まってなったってのが問題。ちなみにクロアチア戦前はジーコが、一度下がってブロックを形成するように指示したらしい。なんで、それをもっと早くやってくれなかったのかって思う。


本の内容としてはメンタル、チーム状況についての言及が多かったから戦術面はこのぐらいで。チーム状況については本当に最悪だったっぽい。さすがにチームメイトからサントス、宮本、中田、中村不要論が出てたってのにはショックを受けた。同時になんて愚かなのかと。

全体としてサッカー以前の部分に問題があったって思わされる内容が多かった。だから本の内容が結局は『28年目のハーフタイム』とそっくり。




最後にヒディンクのインタビュー記事から注目すべき点をいくつか。

・右のエマートンを中に使った理由
攻撃がパワフルだから相手(日本)のアタッカー1人を守備に回すことができる

・右にウィルクシャーを使った理由
良く走るからサントスに追いかけさせるため

結局は自分のチームの選手を余らせて日本の攻撃の選手を守備に釘付けにしよって狙いだったらしい。さすがに考えてるなって思わされた部分。
スポンサーサイト
別窓 | 日本代表 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<第20回トヨタカップ:マンU×パラメイラス | サッカー好きの日記帳(引越し中) | 06’ベストイレブン>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| サッカー好きの日記帳(引越し中) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。