ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2007-02-05 Mon 21:45
インヴァーネス×セルティック
<セルティック:4-4-2>
FW:ヘッセリンク-ビーティー
MF:ライオダン-レノン-グラベセン-中村
DF:ネイラー-マクマナス-プレスリー-テルファー
GK:ボルツ

積極性という面においてはインヴァーネスの方がセルティックを上回ってた。特に守備面での積極性は明らかにインヴァーネス側に見られた。インヴァーネスは前線からボール保持者に対しての寄せの速さが目立った。ボール保持者との距離を一気につめてボールのコントロールの瞬間を狙うような守備が見られた。

そういう中でセルティックの側にミスが目立ったと思う。さらにセルティックをリズムに乗らせないっていう意味でも効果的だった。激しいプレッシャーでセルティックの選手を思い通りにプレーさせなかったことで、リズムはインヴァーネスの側が握ってた印象。

ただ、この積極的な守備も組織という面から見るとまだまだ不完全だった。前線からのチェイシングとかボール保持者に対してのアプローチが個々の選手の力量に任せられてた気がする。組織の連携した守備っていう視点から見ると、いまいちな部分が多かった。

それが一番表れてたのが先制点のシーンに代表されるプレー。ボールサイドに多くの人数が集まってしまって逆サイドが完全にフリー。結果としてクリアミスが失点につながったわけだけど、得点者のライオダンに対してインヴァーネスの選手は全くアプローチをすることができないポジションにいた。

このシーンだけじゃなくてボールに選手が集まって周囲にフリーな選手ができてしまうシーンは多かった。後半にあった、中村が真ん中で溜めてサイドのヘッセリンクに散らした決定的なシーンも同じ。セルティックとしてはもっとそういう部分を突きたかったところ。

本当はダイレクトパスの組み合わせとかで簡単に崩せたはず。相手が寄せたところを否してく感じで。ただ、この試合のセルティックは攻撃時の人と人の距離が遠すぎてそういう攻撃を仕掛けるのは無理だった。とりあえず、こういう欠点があったにせよインヴァーネスの守備の意識の高さは評価したい。

それに比べてセルティックの守備は酷かった。試合全体を通してボール保持者に対してのプレッシャーが全く効いてなかった。特に中盤では相手を全くの自由にしてたっていう状態。いつもはレノンがボール保持者に対して積極的にアプローチに行くはずなんだけど、この試合では全然目立ってなかった。

そうやってチーム全体がボールウォッチャーになってしまっていた。DFもボールを見てしまうからマークを外すことが多くて危ないシーンを多くつくられてしまった。失点シーンもサイドからのボールに対して、相手の得点者を完全にフリーにしてしまっていた。相手にウラを狙われて危ない場面を作られるシーンも目立ってたと思う。DFとDFの間に入り込まれたときとか、1枚後ろから走りこまれたときはマークを完全に外されてしまった。

それに中盤で相手にプレッシャーが効いてないってことは、相手はパスを出し放題だった状況。もうちょっと質の高いパスを出す選手が相手にいれば、大量失点もありえた内容だった。個人技に対する対応も後手後手で簡単に入り込まれてしまったし、本当に1失点はラッキーだった。

それにこういう守備は攻撃にも悪影響を及ぼしたと思う。全体としてボール保持者に対する守備が甘かったことで、ボールの取り所がはっきりしなくなってしまっていた。そういう中で中盤の選手がDFラインに吸収されるほど低い位置まで下げられるようなシーンも多かった。

そうやって中盤が押し込まれてしまうから前線でセルティックのFWが孤立状態。ヘッセリンクに収まるようなボールは結構多かったけど、ヘッセリンクと他の選手との距離が遠かったことで、守備を攻撃につなげることができなかった。

それにヘッセリンクがくさびのパスを受ける位置がハーフェイライン近くだったってのもチームがうまく回ってないことを表してるような気がする。トップの位置から下がってきてボールを受け、そのスペースに2列目が出てくみたいな意図だったらヘッセリンクがその位置でボールを受けても問題はない。ただ、この試合に関しては定位置がハーフェイライン近くだったわけで、攻撃時はFWがハーフェイライン辺りにいる状況からスタートしなきゃならなかった。どれだけ押し込まれてたかが分かると思う。

トップがその位置に決まれば必然的に中盤は自陣でプレーすることになる。サイドに起点を作ろうとしても、中村とはライオダンはかなり低い位置でボールを処理してた。そういう低い位置での組み立ての中でのミスも多くて、相手の攻撃のチャンスを与えてしまっていた。

それにクリアが不完全だった場面も多い。そういう中で味方の押し上げが促進できないっていう悪循環が生まれてた。

その中でいくつか攻撃の形ができたっていう場面をピックアップ。この試合を見てセルティックの攻撃の組み立てを担ってるのはグラベセンだと思った。ダイジェストで中村の映像ばっか見せられてると気づかない部分だけど、組み立てっていう部分においては中村よりもグラベセンの方が働いてる。真ん中の位置から左右にうまく散らすことも多いし、くさびのパスもグラベセンから供給されることが多い。

上にも書いたとおり、今日の相手はボールの逆サイドが空く傾向にあった。グラベセンはそういう部分もうまく見つけてた印象。昨日書いたばっかの言葉を使うなら、CMFのゲームを組み立てる能力が多くの場面で見られた。それに加えて、ボールの運び役としても役割とかゴール前への飛び出しの部分も多く見られる。

でもだからといって中村が悪いってわけでもない。中村はチームにリズム変化をもたらす役割。グラベセンはある意味では単調なリズムでボールをはたく。
そのボールが中村に入ったところで、ダイレクトではたいてスピードを上げるなり、キープして時間を作るなりしてる。そういう意味では最初の頃のギクシャクした関係と比べると、うまく住み分けができてきた。

中村に関しては後半の途中から自由に動き回ってのプレーが目立ち始めた。そのときに特徴的なのが右サイドでボールを受けて、それを出した後の動き。すぐに次のボールをもらえる位置に移動するんだけど、斜めに入り込むことで相手のマークを外してる。そうやってうまくボールをもらえる体勢を作ってると思う。そこでボールをもらえれないにしても、相手が中村を気にすることでバランスを崩すことができる。

ロスタイムの得点シーンも中村がポジションを変えたところから。ヘッセリンクが競ったボールを拾った形だけど、本来のポジションじゃなかったから相手のマークの対応が遅れてた。ポジションチェンジが功を奏した形。

中村の逆サイドに位置するライオダンはイマイチだった気がする。ボールを持って相手が多い中に切れ込むシーンが多かった。そうやってネイラーの攻撃参加のスペースを作ったっていう部分もあったから、そのこと自体が特別悪いわけではない。ただその中で不用意に奪われるシーンが目立った。それも上に書いた通り低い位置でやってしまうからピンチに直結した。このサイドについては相手の右サイドの選手のドリブルに対する対応も不満だった点。

結果は1-2でセルティック。チームが悪い状態でも勝ちきるのが強さか。ってか、この試合先週のものだったらしい。
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