ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2008-02-07 Thu 01:08
日本×タイ
<日本代表:4-4-2>
FW:高原-大久保
MF:遠藤-山瀬-中村、鈴木
DF:駒野-阿部-中澤-内田
GK:川口

よく言えば、個々の日本の選手が実力をしっかりと発揮して、それが内容と結果の両面にしっかりと反映した試合。悪く言えば、個々の実力差に頼る部分が多くて組織としてプラスアルファを加えられたとは言えなかった試合。

W杯予選っていう背景を考えると優先すべきは前者なんだと思う。組織としての試行錯誤は後回しにして、とにかく(現状では)格下相手からはその実力差に応じた結果をしっかりともぎ取る。その積み重ねが勝ち上がっていくための絶対条件になるんだと思う。

ただ、そうは言っても今回の試合は残念だった。前の2試合で岡田色の片鱗が見られたはずなのに、その色が消える方向に向かってしまっていた気がする。だからと言って、オシム色に回帰したわけでもない。海のものとも山のものともつかないような内容のサッカーが展開されたイメージ。

前の2戦で見られた岡田監督の色として見えてきたのは、「接近→展開→連続」っていうキーワードと「縦への意識」。軽くおさらいしてみる。

1戦目はとにかくトップに当てることを徹底(縦への意識)して、そうやってトップに当てた真ん中で「接近」を作り出した。その流れの中でトップへのくさび→サイドへっていう「展開」も織り交ぜられてたと思う。ただ、このやり方では中盤でのボールの滞在時間が短すぎて、攻撃に時間をかけられず、守備のバランスを保つことができなくなってしまった。

対して、2戦目は中盤の滞在時間を伸ばした。トップに当てる意図を弱めてオシム的なSBを組み立てに絡ませるやり方を融合。そういうSB(特に左の駒野)のところに全体を集めて(接近)、近い関係でのパス回しが多くなった。そして、そこから逆サイドへの大きなサイドチェンジ(展開)も目立ったと思う。

こういう2戦目のやり方は上にも書いたようにオシム的な色を融合したもの。ただ、オシムのときよりもウラ、くさびを狙う意図が強かった(縦への意識)のが特徴的。それにサイドチェンジも組み立て直しの意図よりも最後の仕掛けのために行われる意図が強かったと思う。

基本的にこういう2点の岡田色に関しては、今回の試合で使ったとしてもなんら問題はない。というか、後で詳しく書くように、むしろこういう形を使った方がもっとスムーズな展開が可能だった気さえする。でも、実際には上にも書いたように消える方向にあった。それはなぜかってことも後々考えて行きたい。

とりあえず、日本のやり方を考える上で前提となるタイのやり方について。タイのシステムは4-4-2。基本は中盤がダイヤの形になってたと思うけど、守備の流れの中でフラットな4-4のブロックを作るように見えることも多々あった(前半はフラット、後半はダイヤだったかもしれない)。

このタイは前線から守備をする意図が強かったと思う。引いて受けるような消極的な守備ではなくて、敵(日本)陣から積極的に守備を開始する姿勢が見られた。後ろのブロックもラインを高めに保って、コンパクトな組織を作ることを心がけてたように感じる。

その上で守備のスタートはトップの追いかけ。そのトップの守備をスイッチとして、もう1人のFWとか2列目以降が次を狙えるような体勢を作り上げてたと思う。その連鎖の中で、徐々に相手の攻撃を追い込んで行こうっていう意図が感じられた。要するに切って、切って、追い込むパターンの守備の狙いがあったと思う。

さらに全体のブロックが一体となって動く意図が強いのも特徴的だったと思う。ボールが真ん中にあるときは全体を真ん中に凝縮させ、サイドにあるときにはそのサイドに全体を動かしてボールサイドに人数をかけた守備が見られた。

このときに空いてしまうスペースを埋めるためにトップが助けに来ることが多かったように思う。場合によっては全員が中盤以降に入ってしまうような場面も見られた。そういう流れの中で、途中から2トップの1枚をほぼ中盤的な役割として使うように変更した気がする。セット時にはあくまでも2トップに見えたけど、役割的には4-3-2-1のトップ下の2の一角みたいな形に見えた。

厳密な形はいいとして、ボールサイドにブロックを移すこと、コンパクトなブロックで前線からの守備の連動性を図ることがタイの守備の特徴だった気がする。そう考えると上に書いた岡田色の2点は有効なはずってのが分かると思う。コンパクトなブロックに対しては縦への意識を持ってウラを狙ってけばいいし、ボールサイドに寄るブロックに対しては接近→展開で広いサイドを使ってやればいい。

立ち上がりの時間にはそういう意図が見られたのは事実だったと思う。この時間はボスニア戦と同じように左サイドに接近を作っての組み立てが多くなった。その中でウラを狙う大久保とか2列目から飛び出す山瀬を狙った縦の意図が見られた。左→右への展開っていうボスニア戦のときに多く見られたやり方もいくつか見られた。

でも、こういう形は徐々に減っていく。そして、段々と海のものとも山のものとも・・・な内容につながって行ったと思う。その要因は良くも悪くも相手との実力差にあったように感じた。最初にも書いたように、個々の実力差だけでなんとかなるから、組織としてのアプローチが徐々に減っていったってことだと思う。

例えば上に書いたような前線からのタイの守備。やろうとする形、狙いは悪くなかった。でも、その中で日本の選手はほとんどプレッシャーを感じずにプレーしてたと思う。チリ戦と比べれば明白。意に介さずにパスを回してた。だから、せっかくいい意図を持ってたタイの守備も結局は最後のところにブロックを作って跳ね返す形が多くなった。

要するにタイの守備の内容がよかったとしても、それを上回る個々の技術力が日本にはあったってこと。これが海のもの・・・な内容につながる要因。下手に遠回りをしなくても、実力差だけで自分たちのサッカーができる状況の中で、だんだんと意図的なアプローチが減って行ったように感じた。

相手がコンパクトなブロックを形成した中でも、それなりの攻撃はできる。だから、ロングボールでそのブロックを崩す必要はない。むしろ、ロングボールでボールを失う可能性の方が高いかもしれない。サイドチェンジも同じ。狭い局面で崩せるから、わざわざ大きく展開して広い場所を使う必要もなかったんだと思う。

実際に岡田監督がよく言うような残り1/3の前までは簡単にボールを運べた。真ん中(CBかボランチ)の位置でボールを持って(そこから降りてきた高原に当てるなりして)相手を真ん中に凝縮させ、サイドに展開するだけで簡単に深みを与えられた。相手がボールサイドに寄ってきても、得意の接近によるトライアングル形成で深い位置まで入り込むことは可能だった。

ちなみにこのぐらいの時間帯になると左右のサイドをバランスよく使うようになっていた。ただ、1つのサイドに入り込んだら、そのままそのサイドを進行して行く形が多かったのも事実。その中で左サイドでは前回のように人数をかけて有機的に攻撃できたけど、右サイドは相対的に人数をかけられずに有機的な攻撃につながることが少なかった。どちらかというと、内田の個の力+1ぐらいに任せて一気に縦へ行ってしまおうって意図が強かった。

とにかく、難しいことをしなくてもある程度ボールを保持できる状況が生まれたと思う。その中でゴール前に多くの人数が入る現象が生まれた。ボールに対する接近、基本的なトライアングルの形成に数人をかけ、残りはゴール前に入るといっても過言ではない状況が生まれたと思う。

そうなれば当然のように前線が詰まる状況が生まれる。と思ったけど、案外そういう状況にはならなかった。前線に人数が入ってしまった状況でも、誰かしらがスイッチとなる動きを開始し、それをスタートとして相手の最後のブロックに対する仕掛けができてたと思う。これはちょっと驚きでもあり、今回の試合の収穫でもあった。

とはいえ、前線に人数が入りすぎてしまう弊害も生まれたのも事実。

1つは単純に前線のスペースがなくなってしまうこと。敵も多い、味方も多い中で使えるスペースが明らかに減ってしまった。前半の途中から、山瀬とか大久保辺りが目立たなくなったのは、動けるスペースがなくなったからだったように思う。高原もそれまでの時間よりもさらに低い位置まで降りてくることが多くなった。

2つめはボールの後ろに選手がいないってこと。これが案外痛かった。まず、これによって作り直しっていう選択肢が減ってしまった。これは、深い位置まで行って詰まったら1つ下に下げて作り直すっていうガンバなんかでよく見られる形。

これによって相手はラインを押し上げる必要があるわけで、縦への揺さぶりの1つとなり得ると言える。引ききった相手のブロックをゴール前からはがす意味では効果的だと思う。加えて、1つ下げてからサイドを変えるっていう場合もあるわけで。そういう選択肢も削ってしまったことになる。

さらに逆説的ではあるけど、前への動きが停滞してしまったのも痛かった。ボールの後ろに選手がいなかったことで、ボールを抜いて飛び出すような動きが減ってしまった。結果、前への勢いがなくなってしまったと思う。そして、キーワードの1つである接近を考える上ではこの後ろからの追い抜きが1つのキーになってるような気がする。

ボールに対して後ろから追い抜きながら近さを作るパターンでは前への意識が強くなる。しかも、接近の中に動きが生まれる。そして、1つの追い抜きが2つめ3つめと連鎖的につながることで、動きの中で前への意識を高めた状態でのつなぎが可能になると思う。実際に立ち上がりの時間は、そういう形の接近が見られたのも事実だった。

ただ、前線に人数が入ってからの接近は停滞感丸出し。動きがあったとしても前線から降りてきて受けるような形になってしまうわけで、結果として足元足元へのつなぎが多くなったように思う。パスは回っても、何かを生み出す可能性はあまり高くなかったように感じる。

こういう流れの中で前半はこぢんまりとした内容になっていった気がする。接近には動きが生まれず、展開は少ない。狭い場所で動きの少ないパス回しが行われてるばかりだった。そして、これはゴールへの最後のアプローチでもほとんど変わらなかったと思う。足元足元へのつなぎが多くなった。

そういうわけで、日本は接近→接近→接近の展開をしていた前半だったと思う。しかも、何度も書くようにこの接近には動きがない。日本が接近→接近→接近をすれば、当然のようにタイの守備陣も接近→接近→接近。ゴール前にはかなり人数が多い状況ができあがった。

こういう接近の連鎖の中でスペースがどんどんとなくなっていく。自ら近づいていくから、自らスペースをつぶしていった。接近だけの流れでも、ある程度の場所までは個の能力差で持ち込めた日本だったけど、さすがにそういう最後の局面を崩すのは無理だった。敵味方入り乱れてスペースをつぶしあってる中で、活路を見出すのは難しかったと思う。可能性が全くなかったわけではなかったけど、やっぱり薄かったのが本当のところだと思う。

これに対して後半の日本はいい意味で接近が解消していた。選手間の距離が遠くなったってことじゃなくて、選手の配置のバランスがよくなったってこと。前半は過剰に接近が起きている場所がある一方、ボールを持ってもフォローが少ない選手がいたのも事実。これは要するに全体のバランスの悪さに起因してた。これが解消されてたと思う。

ボール保持者に対して、必要なフォローがバランスよくなされるようになった気がする。遠藤、中村あたりのギャップに入り込むうまさが前半よりも目立った。闇雲に近くに行くんじゃなくて、逃げ場となれる場所、経由点となれる場所に適切に選手が入り込めてたように感じる。

結果としてみんながボールの前に入ってしまうって状況も改善した。後ろから抜いていく動きも多くなったし、作り直しも見られるようになった。何よりもゴール前の場所に動きを作り出せるだけのスペースが生まれたことが大きかったような気がする。

さらに後半は思い出したかのように展開も多くなった。前回の試合と同様に中村が中心となった大きなサイドチェンジの数が明らかに増えたと思う。そうやってワイドな攻撃が増えれば、相手のブロックに隙間が空いてくる。一体感のある相手のブロックを分散させる意味は大きかった。

結果として相手が1人退場したことで強制的にスペースが生まれることとなったわけだけど、あのまま相手が11人で戦ってても使えるスペースは多くなっていったと思う。後半は明らかに幅のある攻撃が生まれて、能力差だけをベースとしないサッカーに転換していったように思う。

さて、ここまでは多くを攻撃面に絞って書いてきたわけだけど、今回の試合で実際に見るべき部分だったのは実は守備面にあったと思う。守備の時間が短かったのも事実だけど、失点シーンと得点シーンの両面にこれまでとは違った守備のやり方をした効果が見られた気がする。

その変化を単純にいいあらわせば、リミッターが外れたって感じ。これまでの2戦の感想で、守備についてはもっと前線からガツガツやるかと思ったって書いた。逆に言えば、そういう守備ではなかったことを意味する。具体的には、まずは組織を作って受ける形。トップは相手がある程度の場所までボールを持ち上がってきたら守備を開始し、それをスイッチの後ろが連動するイメージ。結果としてロングボールを放り込まれまくったのは、前の2戦で書いたとおり。

対して、今回の試合ではまさに前線からの守備が見られた。特に攻撃後の切り替えの速さは抜群。守備ブロックを作ることよりもまずは相手のボールにプレッシャーに行くことを優先してた。全体としてもすぐにブロックを下げるんじゃなくて、攻撃の流れのままに守備をするっていうようなアーセナル的なやり方が見られたと思う。

今回の試合では攻撃に人数をかけられたこともあって、切り替え後の守備もかなり効果的に決まってた。実際に2点目は奪われた後にすぐに2人で対応しに行った場面から。この場面に限らず、切り替え後の守備をしっかりと行うことで高い位置で効果的にボールを奪うことが多くなったし、少なくとも相手はボールを蹴り出してしまうことが多くなったと思う。

ただ、この点については確かに攻め込んだ流れだったからこそっていう見方もできなくはない。コンスタントに深い位置まで攻め込んでおいて、それでも奪われたらブロックを作ることを優先するのでは効率が悪いわけだから。でも、同じように攻め込む流れになっていたボスニア戦よりも切り替え後の高い位置での守備に奪う意図が強かったのは事実だった気がする。

それに数少ないブロックを作った流れの中でも守備の開始地点の制限がなくなっていたように感じた。トップはかなり深い位置まで追いかけていってたし、前の2戦では基本は自陣に位置してた中村とか遠藤が敵陣までプレッシャーをかけに行く姿勢も見られた。いかんせん、数が少なかったから正確性には書くけど、守備の意識をより高い位置に持っていってたのは確かだった気がする。

そして、前半はこのやり方にギャップが見られた。高い位置に守備の意識をシフトしたのはいいけど、全体としての意思統一が図れてなかった気がする。積極的なプレスが1つ1つ分断されて、単発になっていた。当然、ギャップができるし、そういうギャップができたときにはダイヤモンド型の問題から中盤がスカスカの状況になった。

前半はそういう中盤がスカスカの状況がかなり多く見られた気がする。タイの1つめのチャンスは左右の展開を織り交ぜたいいものだったけど、内容を見てみると日本のチェックを1つ1つ否されてギャップに入り込まれた形だった。前半10分ぐらい(?)にハーフェイラインで鈴木がファールをしたシーンも、あのファールで止めていなければ後ろには広大なスペースが空いていた。

失点シーンに関してはそこに至るまでの流れがイマイチ分からないけど、1つ1つのチェックに連動性がない中で、最終的に弱点となり得る1ボランチの隙間に入り込まれたんじゃないかって気がする。高度なバランス感覚が求められるダイヤモンド型、前線からの守備の意識っていう2つの危ない橋を渡る中で、微妙なズレが致命的なギャップにつながる可能性があったのは事実だったと思う。

ただし、後半はそれなりにそういうバランスが改善されてきた気がする。前半よりもさらに見ることは少なかったけど、ブロックを作ってから1つのサイドに追い込んで数的優位を作って囲い込むってシーンが見られた。そういうやり方ができるのならば、前線からの守備はかなりの武器になる(実際、切り替えからの流れで武器になってる)。

加えて、そういう積極的な守備を維持するだけの休憩も取れてた。実際には試合を閉める意図が強かったとは思うけど。低い位置でボールを回しながら、しっかりとボールを保持する時間が後半の後半はかなり長くなったと思う。

問題は本格的にこういう守備にシフトしたのか、格下のタイだからだったのかってこと。岡田監督の言葉を聞く限りでは、今回の試合みたいな積極的な守備を突き詰めた形を目指してると思う。ただ、今回の積極的な守備は相手がタイだからできた面が多かったのも事実だった。

本格的にシフトを始めたなら、この後の東アジア選手権で1つのテーマとして取り組んでみても面白いんじゃないかと思う。対戦順から見ても、北朝鮮と中国を相手に成熟をはかり、勧告相手に試してみるってこともできる。ある程度の真剣勝負の場、でも実際に結果はそれほど重視されないっていう環境もいい。やるとしたらここだと思う。見る方としても、そういう点に注目したいと思う。

最後に攻撃陣の組み合わせに関して。

大久保は1つ下で使った方がしっくり来る。今回、ウラへの飛び出しが前回と比べて少なかったのは山瀬がトップ下に入ったからだと思う。山瀬のプレーが悪いってことじゃなくて、やっぱり山瀬は中盤の選手。大久保よりもゴールに抜け出す動きが少ない分、組み立てに参加する意図は強かった。

そうなると中盤的な選手が多くなりすぎる。両翼の遠藤、中村に加えて高原もかなり中盤に降りてきて縦パスを受ける。そういう高原と入れ替わりに2列目が飛び出す前後の入れ替えが見られたのは確かだけど、そこに大久保がいることでそういう上下の入れ替わりが有機的になるように感じた。

そういうわけで、大久保トップ下論はあくまでも高原を軸と置いた場合ってことになるわけだけど。でも、くさびの意図が強いサッカーをしてることを考えると必然的に高原が軸になると思う。そして、その相方は巻か。これは高原が降りてくるときに1人前線で張ってる選手が欲しいってことから。今回の試合の立ち上がりは高原が降り、大久保が流れて、前線が薄くなることがちょっと気になった(その内に前線には多くの人数が入ったけど)。それに、上に書いた前線からの守備を考えても巻がいいかなって思う。

トップ下に大久保を置いたとして、両翼の2枚をどうするか。まだ先の話になるけど、欧州組(特に俊輔)が合流したとき。これまでの流れなら憲剛が抜けて、俊輔が入るのが妥当。でも、このチームでは完全に憲剛が中心になっている。

じゃあ遠藤かってなると、それはそれで難しい。意外な部分ではあるんだけど、遠藤の2列目からの飛び出しは結構面白い効果をもたらしてる。それからシンプルな展開力も魅力的。どちらかって言うとタメタイプのW中村の併用だとリズムの変化が生まれないような気がする。

という感じで後半部分は妄想的な内容になってしまったけど、今回の試合についてはこんな感じ。正直なところもっとシンプルな展開を目指してもよかったんじゃないかってのが本音。それが岡田監督の色だったはずだし。展開については後半に改善されたけど、結局、単純なウラへのボールはほとんどなかった(後半はウラがなくなったのも事実だけど)。

前回の試合で岡田監督が言ってた“きれいに崩す意図”ってのが強く出てしまったかもしれない。特に前半は。要するにきれいに崩せるだけボールが持てたってことだったわけで、結局は最初に書いたように能力差がそのまま出たってことにつながっていく。



■タイ戦 リンク集
【日本×タイ】 あぶなげないスタート(サッカーコラムJ3)
サイドの組み立てを再度考えよう(l.a.t. Project)
勝てたので良いのである。きっと。【2010ワールドカップ3次予選vsタイ】(迷い人)
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この記事のコメント
はじめまして。
私的にも今回のメンバーのバランスだと大久保のトップ下がしっくりくると思います。昔のガツガツさが取れ、意外に視野が広いし器用ですしね。
しかし日本の中盤はタレント豊富で誰を入れ誰を外すか悩みます。 山瀬、中村俊しかり。
2008-02-07 Thu 12:47 | URL | ソラリス #-[ 内容変更]
コメントありがとうございます。

大久保は昨シーズンの神戸での中盤のプレーが生きてますね。むしろ、昨日のように単純なトップに入るよりもトップ下の方が生き生きしてる気がします。

中盤の人材が多いのはいまや日本らしさと言ってもいいのかもしれませんね。下の世代にも豊富にタレントが揃ってますし。そういうことを考慮して4-3-3(4-1-4-1、4-2-3-1)の挑戦をしてるのかもしれません。
2008-02-07 Thu 13:29 | URL | ひまじん #-[ 内容変更]
[]
パス回しは、場合のよっては動きを止めたパス回しも必要なときもあるんでしょうけど、今回の日本代表は「攻めあぐね」で、動き回っている感じでした。その割に裏を狙わないように見えてしまいます。
タイ戦は前半を見た感じだと、(大久保選手のポジション)と(ボールの集まる場所)が動き回ってパスを回しているのにゴールに結びつかない事の深い関わりがあるように感じました。

代表でボールが集まるのは左サイドでそこから同サイドで裏を狙うのが大久保選手です。
大久保選手は裏を狙う動きがゴールに向かう事ができればいいのですが、左サイドの角の方に一人か二人の相手ディフェンダーを引き連れて、追いやられる形になります。そこで効果的に局面を打開できなくてボールを後ろへ戻し、最後まで崩しきれなくなるといった具合でした。

また逆サイドでは、内田選手がウィングバックのような役割で相手陣内の浅い場所で待っていて誰も裏を狙っていませんでした。
2008-02-08 Fri 21:00 | URL | ロッド #aAuxo48E[ 内容変更]
[]
記事にも書いたように前線の動きが停滞してしまいましたね。動きがないためにパス回しも停滞気味になってしまいました。

大久保についてもその停滞の波に飲み込まれてしまった気がしますね。今回はトップの一角に入ったために、そもそもの動くスペースが少なかったのに、さらに全体として動くスペースがなくなってしまいました。前回のように1つ下からっていう形だったら、もっと勢いをつけられたかもしれませんが。山瀬はそういうタイプではないので、前回の試合で機能した同サイドのウラが機能しなくなりましたね。

ウラを狙う動きについては全体として少なかったのも確かだったと思います。相手がすぐに低い位置にブロックを作ってしまう傾向があったのは確かでしたが、セットした時点では高めのラインを設定しましたので、思い切って狙ってみても面白かったかもしれませんね。トップ(前線)が前への動きを意識することで、全体がいい意味で間延びして渋滞もなくなったかもしれません。
2008-02-08 Fri 22:32 | URL | ひまじん #-[ 内容変更]
[]
後ろから左右へ大きく揺さぶる部分も足りなかったかもしれません。
大久保・山瀬は、ボスニア戦では良かったのでまだ試してほしいです。
守備は、一点取った直後に相手にうまくワンボランチのギャップをつかれてしまったと思いました。
2008-02-09 Sat 00:09 | URL | ロッド #aAuxo48E[ 内容変更]
[]
低い位置での保持時間が短かったのは確かかもしれません。ボールも人も前線に入りすぎてしまって、自分たちでプレーエリアを狭めてしまいました。相手もラストを固めとけばよかったですしね。低い位置で持ってれば相手をおびき寄せることも可能だったでしょうし、ロッドさんの言うような視野の広い展開にもつながったかもしれませんね。

失点シーンはともかく、1ボランチはだんだんとよくなってると思います。やばいときにはどちらかというと3ボランチみたいな形にすることもできてますからね。逆に1ボランチにしたことで前線からの守備の機能性が高まったことを感じさせるようになってきました。成熟をはかればなんとかやっていけそうです。
2008-02-09 Sat 18:28 | URL | ひまじん #-[ 内容変更]
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