ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

-------- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
2007-02-24 Sat 22:08
ゼロックス:レッズ×ガンバ
<レッズ:3-6-1>
FW:ワシントン
MF:ポンテ-山田、小野-阿部-鈴木-平川
DF:ネネ-内館-坪井
GK:山岸

<ガンバ:4-4-2>
FW:マグノ・アウベス-播戸
MF:二川-橋本-明神-遠藤
DF:安田-山口-シジクレイ-加地
GK:松代

今日のレッズはベストメンバーじゃないってことで、勝手にベストメンバーを考えた。
<3-6-1>
FW:ワシントン
MF:ポンテ-小野、相馬-長谷部-鈴木-山田(平川)
DF:ネネ(堀之内)-トゥーリオ-坪井
GK:山岸

今日の試合ではサントスが抜けたところに小野が入った。最初は小野が左サイドからゲームメイクをしようとする意識が見られた。前線でボールを待ってるわけじゃなくて、ある程度低い位置まで下がってボールタッチを増やす。そこからうまく前線にボールを供給してた。ただ、えぐるようなプレーをするタイプではないし、本来の真ん中の方がしっくりくるはず。今までも書いてきたとおり相馬の守備面は信用してないけど、それでも本職の相馬のがいい。

ボランチの位置は長谷部と鈴木。今日の試合では長谷部がケガ(?)ってことでで阿部と鈴木のダブルボランチ。局所的に見ると、このダブルボランチはかなり機能する可能性が見られた。

阿部がバランスをとる役割を担うことで鈴木が今まで以上に積極的にボールに対してアプローチができるだろうし、最終ラインの攻撃参加のあとのカバーっていう意味でも最終ラインもこなせる阿部がボランチにいることでバランスがとりやすい。

今日の試合ではネネが積極的に上がってくシーンが目立ったけど、トゥーリオが戻ってきたときも同じように使える。阿部のキックの精度があれば、左右への散らしからのゲームメイクとか単純な前線へのフィードも計算できる。

ただ、チーム全体のバランスを見たときはこの2人のダブルボランチが必ずしもいいとは言えない。攻撃に参加するプレーが全くないわけではないけど、どちらも守備のメンタリティーが強い選手。そういう意味で前後のつなぎの面で不安が残る。詳しくは下で書くけど、今日の試合を見てもレッズは前後が分断されてしまうシーンが攻守でかなり多かった。

そういう意味ではどちらかを残して長谷部を入れたほうがバランスとしてはよくなると思う。その方が守備の鈴木と攻撃の長谷部っていうおおまかな役割分担ができてわかりやすい。

阿部に関しては今日みたいにトゥーリオがいないとき、鈴木がいないときのバックアッパー要因として考えたほうがいい気がする。最終ラインでのトゥーリオとの併用もどちらもリベロタイプだけに可能性は低そう。

というわけで、本来の試合内容について。まずは上に書いたようなレッズの前後の分断について詳しく。組織として見たときの分断は、その言葉のまま単純なもの。前後の選手が攻撃と守備に分かれてしまってチームとしての連動性が感じられなかった。

攻撃は基本的に前の3人に任せられる。ワシントンを抜いてポンテとか山田がでてくシーンがいくつかあったけど、動きはそこだけ。最終ラインからの攻撃参加にしてもビルドアップ時のミスが目立ったこともあって最前線まで攻め込むシーンはなかった。そういう意味ではダイナミックさが感じられなかった。

選手間の距離も遠くて、1人1人が孤立する場面が目立ったと思う。特に小野がサイドでボールを保持したときの周囲のフォローの少なさが気になった。

結果として、攻撃は単調。多くは前に人数が揃ってないうちから単純に前線に放り込む形。あとはワシントンの個人能力に任せるって形で可能性が感じられなかった。ガンバもしっかりとワシントンをケアしてたから、さらに攻撃に手詰まり感が生まれてた。

それに中盤からしっかりと組み立てようっていうときもパスが足元足元でつながってく。さらに、大きな展開もなくて近い選手の足元に無難なパスをつないでくっていう相手としてはかなり守りやすい形ばかりだった。

んで、この攻撃の選手と後ろの選手の間にかなりの距離が生まれてる。だから守備の移ったときに、その間の中盤に位置にかなり広いスペースが生まれてる。その上、距離が遠いことで前後の連動した守備もできなくなってしまった。

中盤の底では鈴木、阿部が常にインターセプトを狙ってたけど、前線で規制がかかならにだけに取り所を限定するのが難しくなってしまっていた。確かに散発的には2人の効果的なカットも見られたけど、守備能力を考えたらもっとあってもいいはず。そうやってボールの取り所が定まらないうちに結局はDFラインに吸収されてしまっていた。

そもそも今日のレッズは守備のチームだなんてお世辞にも言えない守備内容だった。まず、1人1人の守備意識の低さが目立った。守備をサボってるシーンが多いというか、中途半端な寄せで守備をしてるフリをしてる場面が多かったと思う。

2点目の二川のミドルまでの流れなんかはそれを如実に表してる。二川がドリブルを開始したのはハーフェイラインより低い位置。スピードアップしてレッズのダブルボランチの間を抜け出たところ以外は余裕を持ってドリブルをしてた。それだけの長い距離の中でレッズの選手が守備をサボってたのが分かる。

さらにシュートのシーンに対する寄せも甘かった。得点シーン以外にも自由にミドルシュートを打たせる場面が目立ったと思う。

それにガンバのパス回しもやけにスムーズに回ってた気がする。レッズの守備のやり方はいつものように自陣にブロックを形成してスペースをなくす形。それぞれがしっかりと守備をすれば簡単には崩されない形だし、去年までのレッズはそうだった。

それでも簡単にパスを回されるってことは、それぞれの寄せの甘さがあったからこそだと思う。去年のレッズは個々の守備意識の高さで成り立ってたはずだから、今日の守備意識の低さはかなり不満だった。

さらにチームとしてのバランスの悪さ、守備意識の低さも目立った。まずは守備への切り替えの部分から。ボールを失ってもすぐにプレッシャーが効かないから簡単に前線へ運ばれるシーンが多かった。

それに攻撃だけじゃなくて守備についても距離感が遠かったのが気になる。複数枚での効果的なプレスが効かない状況だった。それでもそうやって前線での守備が効かない中でも最後の所でしっかりとブロックを形成するってのが去年の終わりごろからのレッズの形。その最後のとこの守備にも安定感を感じなかった。

特に最終ラインの混乱が目立ってた。攻撃に参加しようとしたところでボールを奪われて、しっかりと自分の位置に戻りきれないってことが多く見られたような気がする。それにトゥーリオの不在も大きかったかも。

チームとしても相手FWが外に流れてDFが引っ張り出された後の対応とか、相手の2列目からの飛び出しを誰が見るのかって部分があやふやだった。相手のFWの動きでDFが引っ張り出される→ボランチがDFラインに入ってケア→2列目からの飛び出しは誰が見るの??ってこと。こういうシーンが多かった。

ここまでのレッズの悪い部分が凝縮されたのが1点目のシーン。そもそも最初カウンターを仕掛けたのはレッズ。でも、後ろからの選手の上がりがないから簡単に止められる。そして奪われた後のプレッシャーが甘いから簡単に前につなげられる。

そのボールを前で受けたのが遠藤。遠藤はレッズの前後が分かれた中盤のスペースで完全にフリーな状態でボールを扱える。そこから前線へのフィード。ボールを受けたのは2列目から飛び出した二川。ポイントは3バックの大外で受けたってこと。3バックの弱点である一番外側で待つことで相手の視野に入らないでボールを受けられるようなシーンは多かった。

こういうことも含めて全体としてガンバはゴール前に飛び出しの入り方がよかった。斜めにDFとDFの間を狙って入ってくることで、うまくマークを外してたと思う。とにかく、その二川のシュートのリアクションをマグノ・アウベスが決めた。マグノ・アウベスは1つ下で待ってたことでレッズは誰もつききれなかった。

ここまでレッズに対しての不満ばかり書いてきたけど、ガンバが3点目を奪ってスローダウンした辺りの時間帯が今日の中では一番いい時間だった。守備面ではポンテが戻ってきて後ろの選手と挟み込むような場面が見られて、寄せも速く厳しくなってた。そうやって高い位置で奪うことで攻撃にもいい影響をもたらしてたと思う。

阿部がゴール前に上がったり、小野が左サイドを捨てて中に入ったりして動きも生まれたし、その動きに促進されてゴール前に入ってくる人数も増えた。3失点で逆にモチベーションが上がった(意地が出てきた?)ってことなのかもしれないけど、ああいうプレーこそレッズのそれ。上に書いたようなことは疲れのせいだって割り切って、この時間帯のプレーを念頭においてJの本番は見たほうがいいのかもしれない。

さて、ここからはガンバについて。

守備のやり方は全体をコンパクトにするもの。最初の時間帯はそれを自陣でやってたけど、時間が経つにつれて押し込むことが多くなってからはだんだんと高い位置に移行してった。ただ、あれだけ押し込んだのは想定外で基本はレッズと同じ自陣でのブロックかもしれない。

といっても、今日の試合に関してはレッズと比べると格段にいい守備をしてた。まず、切り替えの部分。根本にあるのはボールを失った選手がファーストDFになるっていう基本的なこと。そうやって相手の攻撃をしっかりと遅らせているうちにしっかりと組織を作る。ボールにアプローチする選手にしても、自分のポジションに戻る選手にしても切り替えの早さが目立った。

それに寄せの速さも目立ってた。足元につないでくることが多い相手に対して、ボールが入ったところでしっかりと体をつけて仕事をさせない。簡単には前を向かせない守備ができてたと思う。個人としてはワシントンにボールを触らせなかった守備も光る。最終ラインの選手がそこをしっかりと抑えてたってのもあるけど、その1つ前で橋本を中心にフィルターをかけてた印象。

攻撃面はとにかく厚みがあった。3点目につながったのはボランチの橋本のゴール前への飛び出し。それに明神とか左SBの安田なんかも積極的に攻撃に参加してきてた。この厚みは前の3人(二川、遠藤、マグノ)のキープ力のおかげだと思う。3人とも足元でしっかりとボールを保持できる選手だから、後ろの選手が安心して攻撃に参加することができる。

さらに3人ともタメて相手を引きつけての決定的なパスも持ってる。こういう選手が揃ってるからこそ、ゴール前の狭いところでも落ち着いてパスを回せてたと思う。特に遠藤は完全に復調したっぽい。攻撃面ではもちろん、守備面での貢献度も高くて運動量も多かった。

さらに相手が高い位置からプレッシャーをかけてこなかったことで、遠藤とかDFラインからの効果的なフィードも多かった。長短のパスのバランスもよかったと思う。

ガンバは2トップの関係性も相変わらずいい。前は縦の関係性が目立ったけど、今日の試合で基本ポジションが決まらない本当の意味で自由な関係だった。その中でどちらも1.5列目を主として中途半端な位置を動き回るから、相手としてはかなり捕まえにくい。それに左右に流れてのプレーで相手のDFを分散させるとともに、味方の飛び出しも促進してた。

とりあえず今日は上にも書いたマグノ・アウベスの1つ下で待つプレーをピックアップ。1、4点目ともマグノ・アウベスはゴール前まで飛び込まずに1つ下で待ってた。相手守備陣としては最前線の選手に合わせてポジショニングするからどうしても1つ下が空く。そこでこぼれ球を余裕を持ってゴールに流し込むことができてた。もちろん、こぼれ球だけじゃない。今日の試合では序盤に2回、サイドからのボールに対して1つ下で待ってる場面があった。

19歳安田についても少し。攻撃面では積極的なオーバーラップが目立ったと思う。さらに守備面。平川に対して体を密着させることで前を向いてドリブルをするスペースを与えなかった。同じポジションに家長がいるのがどうかってことだけど、今日の試合を見る限り安田も十分にJで通用する選手だと思った。

結果は0-4でガンバ。最近は内容ではガンバのが上ってことが多かったってことを考えると、やっと勝ったかって感じ。
スポンサーサイト
別窓 | 国内リーグ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<セルティック×ミラン | サッカー好きの日記帳(引越し中) | U-22:日本×アメリカ>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| サッカー好きの日記帳(引越し中) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。