ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2008-03-12 Wed 17:16
チェルシー×リバプール
<チェルシー:4-3-3>
FW:Jコール-アネルカ-SWフィリップス
MF:ランパード-バラック、マケレレ
DF:Aコール-カルバーリョ-アレックス-ベレッチ
GK:チェフ

<リバプール:4-2-3-1>
FW:クラウチ
MF:バベル-ジェラード-カイト、マスケラーノ-ルーカス
DF:リーセ-キャラガー-スクルテル-フィナン
GK:レイナ

ここのところずっと様子がおかしかったリバプール。攻守に渡って違和感ありあり。とりあえず守備は本来のリバプール的ではないっていう程度のもの。前線からの守備が効かず、結果として中盤が守備の勝負どころになれない。これに伴って3ラインの関係性の密接度が薄まるって感じ。対して、攻撃は致命的。制限をかけられてるのかってぐらいに真ん中に引き寄せられる。組み立てがエリアの幅だけを使って行われ、真ん中に縦パスを入れなきゃいられない症候群。相手が守りやすいのも当たり前だった。

この様子のおかしさがそのまま結果にも現れた。ずっと勝ちきれなかったのは、明らかにこの様子のおかしさに原因があると考えてよかったと思う。今回のチェルシー戦の1つ前のサンダーランド戦で久々の勝利。この試合も前半は様子のおかしさそのままのサッカーで0-0で折り返し。後半にサイドの存在を思い出して3得点っていう展開だった。

この様子のおかしさに対して、とりあえず4-4-1-1を採用してみれば?ってのがここ数戦の間折に触れて書いてきたこと。守備のスタートとして機能しないFWを捨てて中盤を厚くする考え方。これでとりあえず、それぞれのラインがはがれるようなバランスの悪さは改善できる。攻撃でもいきなりトップに当てずにトップ下の場所に経由点ができる。4-2-3-1の方が両サイドのサイド的な役割が増えることで、チームとしてサイドを思い出せるかもしれない。ってなイメージでの提案。

この願いを受け入れてくれたのか(そんなはずはない)、今回の試合でついに4-2-3-1(守備時は4-4-1-1)を採用。もともとはマスケラーノ&ジェラード&Xアロンソ併用ってことで考えてたから厳密に言うと違うけど。Xアロンソの左右への展開が期待できない代わりに、機を見て前線に厚みを加えるルーカスの動きのよさが見られたからよし。

とりあえず、システム変更のリバプールは様子のおかしさどこへやらって感じ。実際のところ、本当にシステム変更の効果がダイレクトに出たのかは微妙なところ。密かにチームに停滞感を生んでた気がするトーレスが外れたからって気もするし、マンU戦でも見られたような強いチームに対する本気っぷりのおかげって気もする。数戦の様子見が必要か。嬉しいことに、その後4-2-3-1を基本で戦っているようなので。まあ、結果が出てるってことはそれなりにシステム変更の効果は大きいってことなのかもしれない。

とにかく、今回の試合のリバプールはいろんなところで改善が見られた。まずは攻撃面。真ん中のトップにこだわる姿勢は明らかに減退したと思う。ある意味ではクラウチにこだわる印象もあったけど、それはまた別の話。結果として攻撃が真ん中に引き寄せられてしまうっていうような状況にも陥らなかった。ここ数戦の中では明らかにクロスの数が群を抜いてたと思う。ゴール前に真ん中→真ん中だけではない、いろんな方向からボールが入ってきてた印象。

ここで重要な役割を担ったのがトップ下に入ったジェラード。バベル、カイトとのポジションチェンジも目立ったけど、基本的にはトップ下の位置にはジェラードが入った。このジェラードがトップの前に入ることで経由点として、かなり効果的に機能してた印象。まさに、上に書いた狙い通りいきなりトップに行ってしまうのを防ぐ存在だった。

そうやってトップ下の位置で経由点となったジェラードは高めの位置でボールの方向をいろいろに変えていった。低い位置から入ってきたボールを左右に振る、サイドから中に入って来たボールを逆サイドに振る。こういうジェラードの経由点としての役割が、攻撃に幅をもたらすことにつながった印象。後で書くように、左右の幅を効果的に利用したことによってチェルシーの守備陣に狙いを定めさせない効果も見られた。

もちろん、なんでもかんでもトップ下のジェラードを経由させるわけではない。それだったらなんでもかんでもトップに入れようとしてたときと対して変わらないわけで。ジェラードのところでいろいろな方向にボールが動いたってのも重要だったけど、その前段階でのバリエーションもいくつかあった。

それは例えばトップ下を経由させずにいきなりサイドに起点を作るようなボール。ただ、一番多く見られたのはクラウチの頭を狙いましょうねっていうボール。低い位置から一発でロングボールを放り込むシーンが目立った。特に立ち上がりの時間帯は。素晴らしくリバプールらしいアプローチ。基本的にクラウチの頭を狙うときには、カイトが流れてきてるシーンが多かったと思う。トップ下の入れ替えの中で、組み立てのときにはジェラードを使い、大雑把にやるときにはカイトが入るっていうようなイメージだった。

じゃあ、なんで立ち上がりはロングボールが多かったかって話。上にも書いたようにリバプールらしいアプローチなわけだけど。それはチェルシーの守備ブロックがまだバランスをしっかりと整えてた時間帯だったから。とりあえず、そのバランスを崩しておいてからゆっくりと攻めましょうねってのがリバプールの考え方。ここではロングボールが有機的に機能すること、つまりトップの場所にクラウチがいることがかなり大きな意味を持つことになったと思う。

チェルシーの守備はブロックをセットしたところから始まる。そうやって受ける体制をしっかりと作る。そうやってブロックを作ってしまったら、自分たちから積極的にっていう守備のやり方は採らない。リバプールのCBには自由にボールを持たせておいて、そこから1つ縦(SBを含めて)に入ったところで守備を開始するっていう考え方が見られた。

そのときに今回の試合ではシステム合致を利用できた。リバプールが4-4-2ではなく4-2-3-1を採ってきた副産物としてこれが生まれたわけ。リバプールの4-2-3-1とチェルシーの4-1-2-3は完全合致状態になったわけで。チェルシーの選手は自分と対応する選手にボールが入ったから、しっかりとチェックするっていうことがはっきりしてたし、それを忠実にやろうっていう意識も見られた。

システム合致を利用しながら自分と対応する選手に当たってやるぜってやる気満々のチェルシーの選手達。でも、ここでリバプールのロングボールアプローチがはじまる。やる気満々なのに、ボールは自分の上を飛び越えていく。やる気満々なのに、それを削がれたチェルシーの選手たちだった。

結果として守備の根拠がなくなってしまったと思う。一気に距離を稼がれた状況の中でシステム合致は効果的に利用でない。システム合致利用で効果的にチェックをするならば、その対応する選手が自分の前にいることが好ましいわけだし、相手がつないできたところに局面局面での忠実なチェックで制限を加えて行くのが理想的。一気に距離を稼ぐリバプールのロングボールに対しては、そのどちらも通用しなかった。

ちなみにシステム合致利用の守備は1つ1つが単発に終わりやすいのにも注意が必要。単発と言ってもそこに意図を持って追い込めればいいけど、意図のないやり方だとどこにも勝負どころが定まらなくなってしまう。それぞれがそれぞれの対応選手を見るわけだから、人のところを助けるなんて余裕はあまりないわけで。つまり、守備の連動性が築きにくいっていえる。

そして、今シーズン唯一見たアストン・ビラ戦でのチェルシー。まさに単発守備のループに陥ってた。1つ1つのチェックはしてるんだけど、どこで勝負をすべきかが定まらない。アストン・ビラが効果的にスピーディーな展開をしてきたこともあるけど、次々に局面を変えられて結局は最後のシーンに行かれる場面が多かった。そういうわけで、チェルシーの守備の連動性は微妙って印象を受けた。

加えて今回の試合ではリバプールが効果的に攻めてくる。それが立ち上がりのロングボール攻勢と途中からの左右の幅を使った攻撃。縦横へのアプローチの中で、ますますチェルシーの守備の根拠をなくしていったと思う。

まず立ち上がりにロングボールを増やす中で、チェルシーに対して縦の揺さぶりをかけてきた。クラウチの高さによってロングボールに怖さが生まれたチェルシーの後ろの選手は押し下げられる。それにあわせて前線も押し下げられる。ここで前後が分断せずに、全体を押し下げて守備をしようとするのはチェルシーの守備意識の高さか。まあ、前線から追いかけまくってロングボールを蹴らせないっていう積極的な可能性もなくはなかったけど。

とにかく全体が押し下げられたチェルシー。リバプールにとっては陣地が増えたことになる。ここに来て、全てクラウチの頭を狙う方式はやめる。とはいっても、やることがなくなればクラウチの頭なんだけど。それでも陣地が増えたことで低い位置の選手が浮いてきたから、しっかりとつなぐ意識が高まった印象。結果として上に書いたようなジェラード経由の左右の幅を使った攻撃が見られ始める。

この左右の幅を使ったリバプールの攻撃に対してチェルシーはますます狙いどころが定まらない。いまや全体が押し下げられてシステム合致の根拠は薄くなってしまったチェルシー。その上左右に揺さぶられて横に対する間延びの状況。一応、ボールに対するチェックには行こうとするものの、完全に単発に終わってしまうことが多かったと思う。

前後左右に揺さぶられまくった状態でブロックのバランスが完全に崩れてるシーンもかなり目立った。カウンターの流れでもないのに、サイドを変えたときにリバプールの選手が完全にフリーとか、前後の間に致命的なスペースができて中盤にマケレレ1人しかいないとか。チェルシーが守備の形を見失ってしまっていた証拠。

それでも助けられたのはリバプールがさっさと攻撃を終わらせてしまおうとしたから。サイドにボールを出したとしても、じっくりと攻撃をせずにアーリーでゴール前に上げるシーンが目立った。チェルシーの守備ブロックにギャップを見つければしっかりとサイドをえぐるシーンが多かったのも事実だけど。とにかく、そういう早めの攻撃をチェルシー自慢のラストの跳ね返し力でなんとか抑えるっていう展開が続いた。

ただ、そうやって守備を何とかしてるときにも攻撃に期待できたわけではない。むしろ、攻撃には期待ができなかったと考えてもいいと思う。チェルシーのブロックに対して揺さぶりをかけながら攻めて来たリバプールに対して、チェルシーは何の工夫もなく攻めているようなイメージだった。

守備が単発っぽかったってのは上にも書いたとおりのチェルシー。攻撃もそれに負けず劣らず単発のものだったと思う。要するに連動性があまり感じられなかったってこと。前線が完全に剥がれてしまっていたイメージだったし、そもそも個々の分断も目立った気がする。

チェルシーの攻撃の中で重要な役割を担ってるのがトップに入ったアネルカ。チェルシーの中でアネルカは自他共に認める起点となる選手だと思う。自他共にってのは、まずチームとしてアネルカに当てる意識が強いってのが1つ。それをアネルカも分かってるから、受けられる場所に動いてボールを引き出す。とりあえず、前半はそのボールを引き出すってこと自体はできた。

ただ、アネルカが起点になってもその後をどうしようかって問題。前線が剥がれてるからアネルカの選択肢は恐ろしく少ない。Jコールはアネルカが出てきた真ん中のスペースに入っていく。SWフィリップスはスピードを見せて前へ前へとランニングをしていく。後ろは追いついてない。ボールを持ったアネルカはシンプルに出せる場所がどこにもないって状況。頼みの綱の3トップの残りの2人に出すには、振り向かなきゃならなかった。相手がしっかりと密着してるのに。

そういう意味で3トップがバラバラに動いてたイメージ。3トップ自体がそもそも剥がれてるのに。前線に3トップがいるというより、前線に3人いるって感じ。とにかく、結果としてボールが入ったアネルカの保持時間が延びる。リバプールがそれを黙って見てるはずもなく。すぐに囲い込んで仕事をさせなかった。そうやってリバプールにボールが奪われるかどうかっていうタイミングでやっとこさランパード&バラックがボールを受けられる位置に入ってくるってな感じ。もう手遅れですってことがかなり多くなったと思う。

そういう意味でバラックとランパードは効果的に攻撃に絡めてなかった。本当のことを言えば守備にも絡めてない。上に書いたように、チェルシーの守備が単発気味になったのは2人があまり助けに行かなかったから。自分の相手にはとりあえず守備をしてたけど、周囲と協力してっていう形には参加してなかった。実質的な中盤が3人しかいないのに、そのうち2人が助けにこない。それじゃ、守備も単発になるわって話。マケレレ1人じゃいくらなんでも無理なわけだから。

そういうわけでチェルシーは前後に分断が生まれてた気がする。守備では後ろの5人が頑張り、攻撃では前の3人が頑張る。その間に位置してたバラックとランパードは守備にも攻撃にも中途半端に参加しない。少なくとも前半はどちらも消えてしまった存在だったと思う。重要なポジションの2人が消えたら、そりゃ相手に主導権を握られても仕方がないねって話。

とりあえず守備以上に連動性を感じさせなかったチェルシー。その唯一の希望が左サイドのコール&コールの関係性だった。2人が近い関係性を築くってのはもちろんだけど、Jが流れていってその空いたスペースにAが上がってくるっていう形の関係性も見られた。ここの場所だけが関係ってものを感じさせたところ。ただ、それだけでリバプールの守備を崩せるはずもなく。むしろ、弱点として晒すこととなった。

そもそも今回の試合のリバプールは守備の内容も改善した。トップが守備の中で消えてしまうこと、それによって各ラインの関係が希薄になることっていう最近見られた問題点があっさりと解消されてた。これについてもシステム変更がいい方に出た部分だった気がする。

そのリバプールの守備の根本的なやり方はチェルシーのそれと大きく変わらない。1度セットしたところから守備をスタートさせるし、チェルシーのCBは基本的に自由にボールを持て、そこから攻撃が開始されたところでリバプールの守備がスタートされる。ゾーンの意識が強いリバプールだから、チェルシーみたいにシステム合致をそのまま利用するっていう意図はあまり感じられなかったけど。

それでも大きな相違点があったのも事実。1つはリバプールの守備にはチェルシーにはない連動性がしっかりと見られるってこと。もう1つはチェルシーの攻撃のやり方の中にロングボールっていう選択肢がなかったこと。この相違点が前半の流れを決定づけたと言っても過言ではない。

リバプールの守備は前にも書いたとおり、次を狙うのがうまい。前が制限した次でインターセプトとか1つめのチェックに対する、2つめ3つめの囲い込みとか。それが最近の様子のおかしさで見られなくなってしまっていた。中盤が本来以上の役割を任せられたことでケアするべきエリアが広がったのがその要因。引っ張り出されることが多くなって、それぞれの距離感が広がってしまっていた。結果として連動性を築くのが難しくなり、次から次へと逃げられてしまう状況に陥っていた。

それに対する今回のシステム変更。中盤が5枚になり、それぞれがそれぞれの持ち場でプレーできる状況が生まれたと思う。マスケラーノが広いエリアをカバーするのは相変わらずだけど、様子がおかしいときに見られたような本来的にはFWの場所である高さまで出て行くっていうようなイレギュラーな状況は皆無。これはシステム変更の効果だったと思う。

とにかく上に書いたようなイレギュラーな状況が生まれなかったことで、後ろの4-4の関係性が保たれた。加えて、守備時にはジェラードとかクラウチっていう最前線の選手も助けに来たことで中盤の密度が上がった。左右に選手間の距離が近いっていう状況が生み出されたと思う。

結果として縦パスに対して、素早くチェックができる下地ができた。選手間の距離が近いだけに、それぞれが担当するエリアが狭まってチェックに行くための距離が縮まったから。そして、そういう最初のチェックに対して素早く複数枚が連動する状況も多く見られたと思う。前後の関係で挟み込んで奪うってシーンがどれだけ多かったかっていう話。そうやって最後の場所に行かれる前に奪うことができた。明らかにリバプールらしい守備が戻った印象。

そして、上にも書いたようにチェルシーがロングボールを蹴らなかったことで、こういういい質の守備がさらに効果的に機能することになった。トップのクラウチは前に向かって追い掛け回すような守備をしなかったから、上にも書いたように相手のCBは浮いてた。そこから蹴りまくることも可能だったと思う。でも、チェルシーはそれをしなかった。あくまでもショートパスをつなごうとしてきた。この辺がぽゼッション型に移行してるってのを表してるのかもしれない。

とにかく、そういうわけでリバプールの方からしてみれば組織を作って待ってれば相手が勝手に網に引っかかってきてくれるような状況。ロングボールはもちろん左右の展開っていうようなアプローチもなかったから、ブロックのバランスはそもそも崩されない。そして、そうやって待ちに待ってるブロックに単純な縦パスが入ってくる。上に書いたように前後が分断したチェルシーの攻撃では狙いどころがはっきりしてる。結果としてリバプールはいい内容の守備を発揮し放題。途中で引っ掛ける、入ってきたところで一気に挟み込み、囲い込んで孤立させて奪うシーンが多発。ゴール前にさえ近づかせない展開が続いたと思う。

そして奪ったボールは一気に縦へ。一番多かったのがジェラード経由カイト行きの展開。上にも書いたように、チェルシーの攻撃で唯一の巧妙はコール&コールの左サイド。必然的にそのサイドに起点を作ることが多くなった。当然期待されてるAコールは攻撃に出てくる。ウラにはスペースが空き放題。カウンターでリバプールはそのAコールウラを有効活用。チェルシーは左サイドから、リバプールは右サイドから、つまり同サイドでの攻防が続いた前半だった。

こういう流れの中で前半は明らかにリバプールペース。本来の輝きを取り戻したリバプールの攻守の内容に、その両面でチェルシーは圧倒されてしまった。このままの流れでは後半もリバプールのペースになるのは明白だし、得点が入るのも時間の問題とさえ思われた。でも、その期待は裏切られることとなる。

その要因はチェルシーの後半に向けての修正。その修正は守備の方で行われてたと思う。簡単に言ってしまえば、リバプール化。それまで単発に終わることが多かった、1つ1つの守備に連動性を持たせるっていう意識を高めてきた印象。局面で1×1ではなくて、1×複数を作るような守備のやり方が多くなっていった。

だから、後半はバラック&ランパードが急に目立ち始める流れ。前半に完全に消えてしまったのが嘘のようにいろいろなところの守備の助けに奔走した。2人が普通に守備をしてくれるようになった時点で、普通に守備の厚みが増したわけ。加えて、チーム全体として局面の守備で数的優位を作る意識が高まってるわけだから、前半とは比べ物にならないほどに守備の質が高まった。

よって後半のリバプールは前半のように思い通りにはできなくなってしまったと思う。パスを自由に回して、いろんな方向に展開するっていう形は皆無に。そのパス回しの途中で引っ掛けられてぶつ切りにされてしまう流れが圧倒的に多くなった。守備の方は相変わらず効いてたから、体力的にどうこうってことはなかったと思う。それだけチェルシーの守備が改善したって単純に考えていいと思う。

ただ、このリバプールの守備は悪くなってないってのが見てる方としては厄介だった。チェルシーは攻撃の方にも改善の意図が見られたのは事実。前線でバラバラに動くんじゃなくて、ある程度一体感を持たせようと試みた。バラックとかランパードも前半よりは攻撃に目立つシーンが見られたと思う。でも、アネルカは消えた。一体感を持たせるために全体が真ん中に偏ったからプレーエリアがなくなったからかもしれない。そういうわけで劇的に攻撃がよくなるってこはなかった。

そして、リバプールの守備は効いてる。劇的変化のないチェルシーの攻撃ではリバプールのいい内容の守備を崩すのは難しい。結果として最後のシーンに行く前に流れを止められてしまう前半と同じ流れ。そして、上にも書いたとおり後半は逆の関係でも同じ状況。リバプールは最後のシーンに行く前にチェルシーに流れを止められてしまった。

そういうわけで後半は圧倒的にゴール前でのシーンがなくなった。両チームが中盤でいい内容の守備をしたことで、ピッチの真ん中でボールが行ったりきたり。どちらも攻めきれず、どちらも攻めきらせない。ある意味では守りあいの展開って言えるけど、どっちも危ないシーンにまで行ってないから守り愛とも言えない気がする。4強のうちで守備の方によさのあるリバプールとチェルシーの対戦。後半はその象徴のような試合展開になった気がする。お互いの攻撃がお互いの守備を上回れなかった。

とりあえず、今回の試合で復活の兆しが見られ始めたリバプール。その後の試合でも4-2-3-1システムを利用しながら好調を維持してるようで。そもそもなんで様子がおかしくなったのか?ってな部分についても、できる限り考えてみたいと思う。
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2008-04-10 Thu 19:16 情報の森
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