ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2008-08-01 Fri 18:53
U-23:日本×アルゼンチン
<日本代表:4‐4‐1‐1>
FW:豊田
MF:谷口、香川-本田拓-梶山-本田圭
DF:安田-水本-森重-内田
GK:西川

<アルゼンチン:4-4-2>
FW:アグエロ-ラベッシ
MF:ディマリア-リケルメ、マスケラーノ-ガゴ
DF:モンソン-パレハ-ガライ-サパレタ
GK:ウスタリ

日本の守備。考え方はいつもどおり。引いて4‐5‐1をセット。相手の出し手へのプレッシャーは厳しく行かない。ゴールへの最短を切る。つまり、相手のボールが真ん中(ボランチとかCB)にあれば2列目の3枚を絞って縦パスを防ぎ、サイドに展開したところで中から外へのプレッシャーで外外へと逃がす。そういう前線の最短切り守備の次を後ろの選手が狙う。結果として、相手が無理に入れてくれば引っ掛けられるシーンが増えるし、相手がバックパスに逃げれば前へ前へと追っていく。

前回のオーストラリア戦では成功。今回のアルゼンチン戦では失敗。その理由の1つは相手の出し手を直接的に押さえなかったこと。特にボランチ。日本の守り方は、相手ボランチを浮かせてしまっても、その選手のボールの出し所をなくせばいいってもの。オーストラリアには成功。でも、アルゼンチンのボランチは誰か。マスケラーノとガゴだ。そういうこと。浮まくりの2人がボールの経由点になりまくり。真ん中でボールを受け、左右の展開を自由にやりまくり。確かに日本が押さえてる縦パスはなかなか入れられなかった。でも、十分に仕事をした。

ボランチを中心に左右に展開を繰り返すアルゼンチンの攻撃。日本の中盤は相手のボールの動きに合わせて動く必要がある。最初は中を押さえ、相手がサイドに展開したところでスライドして行く。横パス横パスを素早く回していくアルゼンチン。これに対して日本の中盤のスライドが追い付けなくなって行った。最短切りの原則に穴が開く場所が増えて行った。そんな場所を利用して侵攻を始めて行ったアルゼンチン。低い位置の左右利用、そのときのパススピードの速さは見習いましょう。

ついでに言えば、しっかりと対応できてたところでもオーストラリア戦のように完璧に固めることができなかった。原則のなる最短切り。そのベースは1×1。積極的に奪いに行くわけではなく、あくまでも最短切りだから、1×1で十分。のはずだった。でも、アルゼンチンの技術力はあっさりと上を行った。最短距離を切ってくる日本の選手をあっさりと交わして前線にパスを送る選手が多々。

パススピードの速さに追いつけなかったこと、1×1の力量の違い。この2点によって日本の守備の原則は崩壊。守備のスタートが効かないから、オーストラリア戦のような整理された守備は不可能になった。当然のように狙いどころも定めにくくなる。ズルズルと下がっていく。ほぼ同じメンバーだったのに、前回は4‐2‐3‐1で今回は4‐4‐1‐1みたいな。ただし、下げられたときの落ち着きを見ているとある程度は覚悟できてたのかなっていう気もした。

そして、実際に4‐4‐1‐1での守りはしっかりできてた。人数と根性をベースにした堅い守備でアジアを勝ち上がった力は伊達じゃない。相手にボールは支配されても、ベタベタ4‐4ブロックで最後のところには入り込ませなかった。失点シーンはカウンターからの流れだったし、アルゼンチンにとってはボールを持ってもラスト1/3を崩せないっていうフラストレーションのたまる展開になったんじゃないかっていう気がする。

もちろんアルゼンチンに助けられた部分も大きい。アルゼンチンはアルゼンチン。狭かろうがなんだろうが最後の最後までパスで崩そうとしてきた。狭い場所をショートパスで崩すには針の穴を通す精度が要求される。パススピードが要求される。そのためには絶対的に近さが必要。みんなが真ん中に入り込んで近さを生み出そうとする。でも、ボールはなかなか出てこない。狭いんだから仕方ない。どんどんと待つ人が多くなったと思う。だから、日本は4‐4で真ん中を締めておけばよかった。後半はアグエロが自由に動くようになってたけど、本質は変わらなかったかなって印象。

そんな守備偏重の日本。攻撃は困ったことになってた。まず、何よりもカウンターがへたくそ。前回のオーストラリア戦でも見られたけど、守備から攻撃への切り替えが遅すぎる。全然、人が飛び出してこない。そして、守備から攻撃への切り替えの最初のパスの精度が低すぎる。前線にうまく当たらない。ベタベタで前線が遠かったのは確か。でも、豊田に全く収まらない。豊田自身の問題もあったかも。もちろん仕事人マスケラーノを忘れてはいけない。どちらにしても守備の時間が長くなるであろう本大会を考えると、あのカウンターの下手さはちょっといただけない。いまさらどうしようもないけど。

皮肉にもアルゼンチンにカウンターはこうやってやるんだよって見せつけられてしまったわけだし。アルゼンチンのカウンターは2つか3つしかなかったと思うけど、ことごとくシュートシーンまでつなげてた。日本なんてカウンターの最初の一手から失敗しまくってるのに。ちなみに、アルゼンチンの得点シーンの最初はGKのキックから。このシーンに限らず、アルゼンチンのGKのキックの精度が尋常じゃなかった。文字どおりに収めるようなボールばっか。アボンダンシエリの後継か。FK蹴れる西川も頑張ればなんとかなるはずなんだけどな。

日本の遅攻。梶山を使ってきたけど、カメルーン戦の内容には戻らず。ほとんど遅攻のシーンはなかったけど、知らない間に元の形に戻ってるんじゃないかっていう懸念が。本田圭が低い位置に助けに来て、そこでボールを落ち着かせて、チームを押し上げて、前線に送り込むっていうパターン。ただし、SBに内田がいるだけマシ。3バックのときには低い位置でボールを触れるWBの選択肢はロングボールしかなかったから。今は本田圭が降りてきても、入れ替わりで内田が出てくから、地上からも行ける。今回は入れ替わりで梶山が出てくシーンも多かった。梶山は出し手でいてもらいたいところなんだけど。

とにかく、本田圭が中心。必然的に右サイドからの攻撃が増える。内田が目立ちまくる。安田が全然目立たない。構造的には左サイドの方が攻めやすかったはずなんだけど。なぜなら、後で書くようにアルゼンチンは左右でバランスを崩してきた。内田のオーバーラップに対してはディマリアがついてきたけど、安田のオーバーラップは放っておかれることが多かった。ついて行かずに前に残ってる(たぶnラベッシ)から安田が出て行きにくくなってたのは事実。でも、後半は積極的に飛び出していた安田。フリーで駆け上がるシーンも見られたのに、右中心に組み立てる味方は完全シカと状態。かわいそうに。

そのアルゼンチンの左右のバランス崩し。4‐4‐2の左のリケルメが真ん中に入っているというか、4‐2‐1‐3の3トップが2トップ+左WGになっているというか。どちらにしても左はディマリア&モンソンの縦の関係ができてたし、そこにアグエロとかリケルメが絡むことで数的優位を作ってた。だから、ボールが保持されるのは左サイド。そうやって左でボールを持ってる間に右SBのサパレタが自分の前の広大なスペースを上がってくる。サイドチェンジでそこを使うとフリーになってることが多かった。そうやって左にボールが出たところで、ラベッシが助けに行くっていう形が目立ったと思う。途中から真中真ん中になったアルゼンチンだけど、こうやって崩しの場所で左右のサイドを有効活用してたら日本の4‐4ブロックの分散もできたんじゃないかなっていう気がする。

アルゼンチンの守備は受身形。受けるっていう意味でもあるし、文字どおり受身っていう意味でもある。日本がアルゼンチンブロックに入り込んだりしたら、無駄な抵抗はせずにズルズルと引いてブロックを作る形になってたし、逆に日本がバックパスをすれば前へ前へと追いかけていった。ボールの場所によってブロックの位置、守備の積極性を修正していくイメージ。穴は上にも書いたとおり、左サイドの局面か。リケルメが守備で目立ってたのが意外だったけど、予想通りというかなんというか立ち上がりの時間だけだった。

とりあえず、日本の収穫は強い相手に守ることをはっきりさせたこと。気持ち気持ちと言ってる反町監督だから、強い相手にも向かって行けなんていうかと思ったけど、そこら辺は現実的らしく。上にも書いたように、たぶん引いて守ることは織り込み済みだったんじゃないかって気がする。で、カウンターのために収まる豊田を入れたけど、それが機能しなかったってとこか。

【お知らせ】
時間がないのであまり試合が見られません。記事も今回のようにショートショートに変更します。そのうち「サッカー好きのメモ帳」にタイトルが変更されるんじゃないかっていう勢いです。ご了承ください。
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