ただのサッカー好きが、思ったことをただ書くだけ。 (06年終了)

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2006-06-24 Sat 12:02
スペイン×サウジ
<スペイン:4-3-3>
FW:レジェス-ラウール-ホアキン
MF:セスク-イニエスタ、アルベルタ
DF:ロペス-マルチェナ-ファニート-サルガド
GK:カニサレス

スペインは先発全員入れ替え。もともと先発だった選手も結構いるから、ここでのできで決勝Tのメンバーが変わってくる可能性もある。

スペインはメンバーが変わってもサッカーの形がほとんど変わってこない。基本的には中盤でパスを回して、中→外の展開で相手のディフェンスにギャップを作ろうとする。その中でレジェスとかホアキンのドリブルが攻撃のいいアクセントになっていた。
パス回しの中では選手が場所を動いてパスコースを作る。その距離感も良かったと思う。

このパス回しの中心にいるのがセスクとイニエスタ。視野の広さで左右への展開とかでリズムを変えつつ、簡単にはたくパスで攻撃のリズムの中心にもなっていた。セスクからはスルーパスが出てチャンスにつながった。この2人はゴール前への飛び出しも多く見られる。ラウールがスペースを空けるような動きをしてくれるから、2列目からの飛び出しは比較的フリーでボールを受けられる。

ただ、パスばかりが回ってそこから先の展開が停滞してしまう場面もあった。ラウールは引いてきてのポストプレーはしっかりこなすけど、ゴール前でボールが収まるような選手じゃない。
それで縦パスが入らなくて横パスの繰り返しになってしまった。そういった中でミドルを狙うしかないようなシーンが目立っていた。
途中からは右サイドにボールを集めて、ホアキンの個人技と突破力で局面を打開するような形を作ることができた。

暑さもあったのか後半になるとスペインの運動量がかなり落ちてしまった印象。前半にはいいリズムで回ってたパスも、選手間の距離が伸びてしまって回らなくなった。さらにセカンドボールもサウジが拾う場面が目立ってきた。後半でビジャ、シャビ、Fトーレスを投入したけどチームの状態が良くなかったから、あまり機能してなかった。

前半はボールが回るが決定的チャンスがあまりなく、後半はボールすらも回らないっていう苦しい状況の中でも1-0で勝利するあたりはさすが。
この1点はFKからだった。ラウールがニアに飛び込んでマークを分散させ、後ろのファニートがあわせた。ラウールがニアに飛び込むって形はここだけじゃなくて流れの中でのサイドからのクロスの場面でも目立った。

サウジのDFはいたけど、いるだけって感じで相手のシュートを阻止しようとするような守備ではなかった。サウジは今大会でセットプレーからの失点が多かった。
このシーンとは関係ないけど、サウジはDFラインでのミスも目立った。そこで奪われてスペインのチャンスに直結という場面がいくつか見られた。

両チームとも前線から積極的にプレスをかけてくるようなことはなかった。だからある程度までならボールを持つことができてた。スペインは上に書いた通りパスを回して徐々に押し上げた。

サウジは前半はロングボールを前に蹴るシーンが目立った。そのロングボールをスペインの浅いDFラインのウラに蹴りこんでいくつかがチャンスにつながりそうな場面もあった(オフサイドになってしまった)。
後半はスペインの運動量が落ちてきたこともあって、しっかりつなぐサッカーに切り替えてきた。カウンター時もロングボールを蹴りこむ形は少なくなって、確率の高いパス攻撃を選択。最後のほうはサウジペースっていっても良かった気がする。

スペインは3戦全勝で決勝T進出。ウクライナが2位通過ってことで、ここのグループは予想通りだった(と言っても、他の上がりはあまり考えられなかった)。
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